JPH05101750A - 電極材料の製造方法 - Google Patents
電極材料の製造方法Info
- Publication number
- JPH05101750A JPH05101750A JP3257681A JP25768191A JPH05101750A JP H05101750 A JPH05101750 A JP H05101750A JP 3257681 A JP3257681 A JP 3257681A JP 25768191 A JP25768191 A JP 25768191A JP H05101750 A JPH05101750 A JP H05101750A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chromium
- copper
- container
- alloy
- powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000007772 electrode material Substances 0.000 title claims abstract description 12
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 7
- VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N Chromium Chemical compound [Cr] VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 43
- 239000011651 chromium Substances 0.000 claims abstract description 36
- 229910052804 chromium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 33
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 32
- 239000010949 copper Substances 0.000 claims abstract description 30
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 claims abstract description 29
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 26
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims abstract description 24
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 claims abstract description 6
- 239000000956 alloy Substances 0.000 claims abstract description 6
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 6
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 11
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 11
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 claims 1
- 229910000599 Cr alloy Inorganic materials 0.000 abstract description 25
- 239000000788 chromium alloy Substances 0.000 abstract description 23
- GXDVEXJTVGRLNW-UHFFFAOYSA-N [Cr].[Cu] Chemical compound [Cr].[Cu] GXDVEXJTVGRLNW-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 21
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 abstract description 12
- 239000002245 particle Substances 0.000 abstract description 12
- 239000002775 capsule Substances 0.000 abstract description 6
- 229910001209 Low-carbon steel Inorganic materials 0.000 abstract description 5
- 238000011049 filling Methods 0.000 abstract description 2
- 229910000881 Cu alloy Inorganic materials 0.000 abstract 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 5
- 238000010298 pulverizing process Methods 0.000 description 5
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 4
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 4
- PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N Nickel Chemical compound [Ni] PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 3
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 3
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 3
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 3
- XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N Argon Chemical compound [Ar] XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 2
- 239000010419 fine particle Substances 0.000 description 2
- 238000001192 hot extrusion Methods 0.000 description 2
- 230000008595 infiltration Effects 0.000 description 2
- 238000001764 infiltration Methods 0.000 description 2
- 230000001590 oxidative effect Effects 0.000 description 2
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 2
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 2
- 238000007711 solidification Methods 0.000 description 2
- 230000008023 solidification Effects 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052786 argon Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000000889 atomisation Methods 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000009770 conventional sintering Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 1
- 238000009689 gas atomisation Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000010299 mechanically pulverizing process Methods 0.000 description 1
- 238000005272 metallurgy Methods 0.000 description 1
- 239000011812 mixed powder Substances 0.000 description 1
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000004663 powder metallurgy Methods 0.000 description 1
- 238000005204 segregation Methods 0.000 description 1
- 238000007873 sieving Methods 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 1
- 238000010301 surface-oxidation reaction Methods 0.000 description 1
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H1/00—Contacts
- H01H1/02—Contacts characterised by the material thereof
- H01H1/0203—Contacts characterised by the material thereof specially adapted for vacuum switches
Landscapes
- Manufacture Of Switches (AREA)
- High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)
- Contacts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 微細なクロムが銅マトリックス中に均一に分
散した高品質な銅−クロム合金の電極材料を製造し得る
方法を提供する。 【構成】 アトマイズ法により得られる銅とクロムとの
合金微粉末を1000℃以下で溶融しない軟質の金属製
の容器に充填し、この容器毎950±50℃の加熱温度
にて熱間押出加工を行った後、前記容器の部分を除去す
るようにしたことを特徴とするものである。
散した高品質な銅−クロム合金の電極材料を製造し得る
方法を提供する。 【構成】 アトマイズ法により得られる銅とクロムとの
合金微粉末を1000℃以下で溶融しない軟質の金属製
の容器に充填し、この容器毎950±50℃の加熱温度
にて熱間押出加工を行った後、前記容器の部分を除去す
るようにしたことを特徴とするものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アトマイズ法による銅
−クロム合金の微粉末を原料とする電極材料の製造方法
に関し、特に真空インタラプタの電極に用いて好適であ
る。
−クロム合金の微粉末を原料とする電極材料の製造方法
に関し、特に真空インタラプタの電極に用いて好適であ
る。
【0002】
【従来の技術】真空インタラプタの電極材料として要求
される重要な性能の一つに電流遮断性能の高いことが挙
げられる。
される重要な性能の一つに電流遮断性能の高いことが挙
げられる。
【0003】銅(Cu)−クロム(Cr)合金は、この電流遮断
性能が非常に優れている電極材料として知られており、
従来では電解法等により製造された銅の粉体と、粉砕法
等により製造されたクロムの粉体とを混合したものを圧
縮加圧成形し、これを高温で焼結する粉末冶金法による
製造方法が一般的である。
性能が非常に優れている電極材料として知られており、
従来では電解法等により製造された銅の粉体と、粉砕法
等により製造されたクロムの粉体とを混合したものを圧
縮加圧成形し、これを高温で焼結する粉末冶金法による
製造方法が一般的である。
【0004】この他、圧縮加圧成形した銅の粉体の空隙
部分にクロムを溶浸させる溶浸法や、或いは銅とクロム
との混合粉体を圧縮加圧成形し、これを低温で焼結した
後、その空隙部分に銅を溶浸させるようにした方法、或
いは鋳造による方法等も試みられている。
部分にクロムを溶浸させる溶浸法や、或いは銅とクロム
との混合粉体を圧縮加圧成形し、これを低温で焼結した
後、その空隙部分に銅を溶浸させるようにした方法、或
いは鋳造による方法等も試みられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この銅−クロム合金
は、銅のマトリックス中にクロムが分散したものである
が、電極材料としての電気的特性に着目した場合、微細
なクロムが銅マトリックス中に均一に分散している方が
好ましい。
は、銅のマトリックス中にクロムが分散したものである
が、電極材料としての電気的特性に着目した場合、微細
なクロムが銅マトリックス中に均一に分散している方が
好ましい。
【0006】ところが、粉末冶金法により製造される従
来の銅−クロム合金の場合、粉砕法により機械的に粉砕
して得られるクロム粉末の粒度分布の幅が非常に大き
く、しかもその平均粒径が40μm程度にも達するた
め、銅の粉体とクロムの粉体とを混合する際にこれらの
比重差や粉体の粒度、或いは粒度分布の相違により、均
一に混合され難い欠点を有する。この結果、焼結後にお
ける銅マトリックス中のクロムが微細且つ均一に分散せ
ず、その電気的特性が期待できるほど良好ではなかっ
た。
来の銅−クロム合金の場合、粉砕法により機械的に粉砕
して得られるクロム粉末の粒度分布の幅が非常に大き
く、しかもその平均粒径が40μm程度にも達するた
め、銅の粉体とクロムの粉体とを混合する際にこれらの
比重差や粉体の粒度、或いは粒度分布の相違により、均
一に混合され難い欠点を有する。この結果、焼結後にお
ける銅マトリックス中のクロムが微細且つ均一に分散せ
ず、その電気的特性が期待できるほど良好ではなかっ
た。
【0007】そこで、クロム粉末を更に機械的に粉砕し
てその粒径を小さくすることが考えられるが、この場合
には粉砕の過程及び保管時にクロム粉体の表面が酸化が
進行し、酸素含有量の増加に伴って焼結性が低下してし
まう問題も生ずる。又、粉砕法により得られるクロム粉
末をふるいで分級し、微細径のクロム粉末のみを使用す
ることも考えられるが、この方法では歩留りが極めて悪
くなってしまい、製造コストが嵩む原因となる。
てその粒径を小さくすることが考えられるが、この場合
には粉砕の過程及び保管時にクロム粉体の表面が酸化が
進行し、酸素含有量の増加に伴って焼結性が低下してし
まう問題も生ずる。又、粉砕法により得られるクロム粉
末をふるいで分級し、微細径のクロム粉末のみを使用す
ることも考えられるが、この方法では歩留りが極めて悪
くなってしまい、製造コストが嵩む原因となる。
【0008】一方、溶浸法により製造される従来の銅−
クロム合金の場合、クロム粉体は酸化し易いため、その
品質管理を徹底する必要がある上、表面が酸化したクロ
ムの粉末は銅との濡れ性が悪く、溶浸ができなくなる欠
点を有する。
クロム合金の場合、クロム粉体は酸化し易いため、その
品質管理を徹底する必要がある上、表面が酸化したクロ
ムの粉末は銅との濡れ性が悪く、溶浸ができなくなる欠
点を有する。
【0009】又、鋳造法により製造される従来の銅−ク
ロム合金の場合、凝固時の冷却速度が遅いため、銅のマ
トリックス中のクロム粒子が成長してしまい、均一で微
細なクロムの分散が困難となる上、凝固偏析が生じ易い
ことから得られる銅−クロム合金の品質にばらつきが生
じ易い欠点を有する。
ロム合金の場合、凝固時の冷却速度が遅いため、銅のマ
トリックス中のクロム粒子が成長してしまい、均一で微
細なクロムの分散が困難となる上、凝固偏析が生じ易い
ことから得られる銅−クロム合金の品質にばらつきが生
じ易い欠点を有する。
【0010】
【発明の目的】本発明は、微細なクロムが銅マトリック
ス中に均一に分散した高品質な銅−クロム合金の電極材
料を製造し得る方法を提供することを目的とする。
ス中に均一に分散した高品質な銅−クロム合金の電極材
料を製造し得る方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、微細化が
困難で表面酸化の問題を抱えたクロムの機械的粉砕法を
採用せず、アトマイズ法により銅−クロム合金の微粉末
を製造し、これを焼結して電極材料の製造が可能である
か否かを調べた。
困難で表面酸化の問題を抱えたクロムの機械的粉砕法を
採用せず、アトマイズ法により銅−クロム合金の微粉末
を製造し、これを焼結して電極材料の製造が可能である
か否かを調べた。
【0012】そこで、銅とクロムとの混合物を真空等の
非酸化性雰囲気にて溶融し、その溶湯を5〜8MPa(メ
ガパスカル)の圧力のアルゴン(Ar)ガスを用いたガスア
トマイズ法により急冷凝固させて微粉末化し、銅マトリ
ックス中にクロムが分散した銅−クロム合金の微粉末を
得るようにした。
非酸化性雰囲気にて溶融し、その溶湯を5〜8MPa(メ
ガパスカル)の圧力のアルゴン(Ar)ガスを用いたガスア
トマイズ法により急冷凝固させて微粉末化し、銅マトリ
ックス中にクロムが分散した銅−クロム合金の微粉末を
得るようにした。
【0013】上記方法を実施するに際し、溶融前の銅と
クロムとの混合物における銅とクロムとの重量割合を
4:1に設定した。なお、クロムの重量割合がこれより
も多くなると、クロムのマトリックス中に銅が分散した
ものが生成してしまい、目標とする銅−クロム合金粉末
が得られない。
クロムとの混合物における銅とクロムとの重量割合を
4:1に設定した。なお、クロムの重量割合がこれより
も多くなると、クロムのマトリックス中に銅が分散した
ものが生成してしまい、目標とする銅−クロム合金粉末
が得られない。
【0014】又、銅とクロムとの混合物を溶融する際に
は、溶湯の酸素含有量を低減するために酸素含有量の低
い銅及びクロムを選定する一方、上述した非酸化性雰囲
気にて溶融するか、或いは脱酸して酸素含有量を100
0ppm以下に抑えた。この場合、原料等に混入している
不可避の不純物、例えば鉄(Fe)やニッケル(Ni)等の存在
は許容した。
は、溶湯の酸素含有量を低減するために酸素含有量の低
い銅及びクロムを選定する一方、上述した非酸化性雰囲
気にて溶融するか、或いは脱酸して酸素含有量を100
0ppm以下に抑えた。この場合、原料等に混入している
不可避の不純物、例えば鉄(Fe)やニッケル(Ni)等の存在
は許容した。
【0015】これにより得られた銅−クロム合金微粉末
の粒径は150μm以下であり、その成分割合も元の銅
とクロムとの混合物の割合と同等であった。又、この銅
−クロム合金微粉末を電子顕微鏡にて観察した結果、5
μm以下のクロム粒子が銅マトリックス中に均一に分散
していることを確認できた。
の粒径は150μm以下であり、その成分割合も元の銅
とクロムとの混合物の割合と同等であった。又、この銅
−クロム合金微粉末を電子顕微鏡にて観察した結果、5
μm以下のクロム粒子が銅マトリックス中に均一に分散
していることを確認できた。
【0016】本発明による電極材料の製造方法は、かか
る知見に鑑みてなされたものであり、上述したアトマイ
ズ法により得られる銅とクロムとの合金微粉末を100
0℃以下で溶融しない軟質の金属製の容器に充填し、こ
の容器毎950±50℃の加熱温度にて熱間押出加工を
行った後、前記容器の部分を除去するようにしたことを
特徴とするものである。
る知見に鑑みてなされたものであり、上述したアトマイ
ズ法により得られる銅とクロムとの合金微粉末を100
0℃以下で溶融しない軟質の金属製の容器に充填し、こ
の容器毎950±50℃の加熱温度にて熱間押出加工を
行った後、前記容器の部分を除去するようにしたことを
特徴とするものである。
【0017】ここで、1000℃以下で溶融しない軟質
の金属としては、軟鋼やステンレス鋼或いは銅等を使用
することができる。
の金属としては、軟鋼やステンレス鋼或いは銅等を使用
することができる。
【0018】
【作用】アトマイズ法によって得られる銅−クロム合金
微粉末は、銅マトリックス中に微小な粒径のクロムが均
一に分散している。これを1000℃以下で溶融しない
軟質の金属製の容器に充填し、この容器毎950±50
℃の加熱温度にて熱間押出加工を行うことにより、合金
粉末が焼結して高密度に一体化される。しかる後、容器
の部分を除去して焼結した銅−クロム合金を取り出す。
微粉末は、銅マトリックス中に微小な粒径のクロムが均
一に分散している。これを1000℃以下で溶融しない
軟質の金属製の容器に充填し、この容器毎950±50
℃の加熱温度にて熱間押出加工を行うことにより、合金
粉末が焼結して高密度に一体化される。しかる後、容器
の部分を除去して焼結した銅−クロム合金を取り出す。
【0019】
【実施例】真空インタラプタは、その概略構造の一例を
表す図1に示すようなものであり、相互に一直線状をな
す一対のリード棒11,12の対向端面には、それぞれ
電極13,14が図示しないろう材を介して一体的に設
けてある。これら電極13,14を囲む筒状のシールド
15の外周中央部は、このシールド15を囲む一対の絶
縁筒16,17の間に挟まれた状態で保持されている。
一方の前記リード棒11は、一方の絶縁筒16の一端に
接合された金属端板18を気密に貫通した状態で、この
金属端板18に一体的に固定されている。図示しない駆
動装置に連結される他方のリード棒12は、他方の絶縁
筒17の他端に気密に接合された他方の金属端板19に
ベローズ20を介して連結され、駆動装置の作動に伴っ
て電極13,14の対向方向に往復動可能に可動側の電
極14が固定側の電極13に対して開閉動作するように
なっている。
表す図1に示すようなものであり、相互に一直線状をな
す一対のリード棒11,12の対向端面には、それぞれ
電極13,14が図示しないろう材を介して一体的に設
けてある。これら電極13,14を囲む筒状のシールド
15の外周中央部は、このシールド15を囲む一対の絶
縁筒16,17の間に挟まれた状態で保持されている。
一方の前記リード棒11は、一方の絶縁筒16の一端に
接合された金属端板18を気密に貫通した状態で、この
金属端板18に一体的に固定されている。図示しない駆
動装置に連結される他方のリード棒12は、他方の絶縁
筒17の他端に気密に接合された他方の金属端板19に
ベローズ20を介して連結され、駆動装置の作動に伴っ
て電極13,14の対向方向に往復動可能に可動側の電
極14が固定側の電極13に対して開閉動作するように
なっている。
【0020】本実施例における前記電極13,14は、
アトマイズ法による原料を軟質の金属容器に充填し、こ
の容器毎950±50℃の加熱温度にて熱間押出加工
し、これによって得られる銅−クロム合金の焼結体で主
要部が構成される。
アトマイズ法による原料を軟質の金属容器に充填し、こ
の容器毎950±50℃の加熱温度にて熱間押出加工
し、これによって得られる銅−クロム合金の焼結体で主
要部が構成される。
【0021】本発明によるこの電極13,14の製造方
法の一例を以下に記すと、銅に対して20重量%の割合
のクロムを有するアトマイズ粉末(粒径が150μm以
下でクロムの平均粒径が3.5μm)を長さが170mm
で外径が70mm、肉厚が3mmの軟鋼製カプセルに充填し
た後、この軟鋼製カプセルを950℃にて熱間押出加工
し、直径を45mmに絞って内部のアトマイズ粉末を焼結
一体化した。次いで、カプセル部分を除去すべくこれを
長さが160mmで直径が36mmのビレットに加工した
後、図1に示す如き所定の電極形状に機械加工した。
法の一例を以下に記すと、銅に対して20重量%の割合
のクロムを有するアトマイズ粉末(粒径が150μm以
下でクロムの平均粒径が3.5μm)を長さが170mm
で外径が70mm、肉厚が3mmの軟鋼製カプセルに充填し
た後、この軟鋼製カプセルを950℃にて熱間押出加工
し、直径を45mmに絞って内部のアトマイズ粉末を焼結
一体化した。次いで、カプセル部分を除去すべくこれを
長さが160mmで直径が36mmのビレットに加工した
後、図1に示す如き所定の電極形状に機械加工した。
【0022】このようにして得られたクロムが20重量
%含まれる銅−クロム合金中に占めるクロムの平均粒径
は10μmでその粒径の分布幅も狭く、均一に分散して
いることを確認した。又、その導電率(IACS)は6
0%であり、密度充填率は99%であった。なお、この
密度充填率は単位体積当たりの銅−クロム合金の実際の
質量を、気泡等を含まない理想的な銅−クロム合金にお
ける単位体積当たりの理論的な質量で除算し、これに1
00を乗算した値である。
%含まれる銅−クロム合金中に占めるクロムの平均粒径
は10μmでその粒径の分布幅も狭く、均一に分散して
いることを確認した。又、その導電率(IACS)は6
0%であり、密度充填率は99%であった。なお、この
密度充填率は単位体積当たりの銅−クロム合金の実際の
質量を、気泡等を含まない理想的な銅−クロム合金にお
ける単位体積当たりの理論的な質量で除算し、これに1
00を乗算した値である。
【0023】この銅−クロム合金を所定の電極形状に機
械加工し、図1に示す真空インタラプタに組み込んで従
来のものと比較した結果、クロムが均一に分散されてい
ることにより、発生したアークの拡散がスムーズに行わ
れ、しゃ断性能が向上したことが判った。又、クロムの
微細化に伴って接触抵抗が低下し、これに伴って耐溶着
力も低下させることができた。
械加工し、図1に示す真空インタラプタに組み込んで従
来のものと比較した結果、クロムが均一に分散されてい
ることにより、発生したアークの拡散がスムーズに行わ
れ、しゃ断性能が向上したことが判った。又、クロムの
微細化に伴って接触抵抗が低下し、これに伴って耐溶着
力も低下させることができた。
【0024】
【発明の効果】本発明の電極材料の製造方法によると、
アトマイズ法により得られる銅−クロム合金の微粉末を
1000℃以下で溶融しない軟質の金属製の容器に充填
し、この容器毎950±50℃の加熱温度にて熱間押出
加工を行った後、前記容器の部分を除去するようにした
ので、銅マトリックス中に微細な粒径のクロムが均一に
分散した高品質の銅−クロム合金を得ることができ、従
来の焼結冶金法等による銅−クロム合金と比べて、しゃ
断電流値や接触抵抗値、或いは耐溶着性等の優れた電極
材料を提供することができる。
アトマイズ法により得られる銅−クロム合金の微粉末を
1000℃以下で溶融しない軟質の金属製の容器に充填
し、この容器毎950±50℃の加熱温度にて熱間押出
加工を行った後、前記容器の部分を除去するようにした
ので、銅マトリックス中に微細な粒径のクロムが均一に
分散した高品質の銅−クロム合金を得ることができ、従
来の焼結冶金法等による銅−クロム合金と比べて、しゃ
断電流値や接触抵抗値、或いは耐溶着性等の優れた電極
材料を提供することができる。
【図1】真空インタラプタの一例を表す断面図である。
11,12はリード棒、13,14は電極である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深井 利真 東京都品川区大崎二丁目1番17号 株式会 社明電舍内
Claims (1)
- 【請求項1】 アトマイズ法により得られた銅とクロム
との合金微粉末を1000℃以下で溶融しない軟質の金
属製の容器に充填し、この容器毎950±50℃の加熱
温度にて熱間押出加工を行った後、前記容器の部分を除
去するようにしたことを特徴とする電極材料の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3257681A JP3067318B2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 電極材料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3257681A JP3067318B2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 電極材料の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05101750A true JPH05101750A (ja) | 1993-04-23 |
| JP3067318B2 JP3067318B2 (ja) | 2000-07-17 |
Family
ID=17309630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3257681A Expired - Lifetime JP3067318B2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 電極材料の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3067318B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002070762A1 (fr) * | 2001-03-06 | 2002-09-12 | Kiyohito Ishida | Element comportant une structure de separation et procede de fabrication |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWD129770S1 (zh) | 2008-04-08 | 2009-07-11 | 多美股份有限公司 | 陀螺玩具 |
| USD615602S1 (en) | 2008-04-08 | 2010-05-11 | Tomy Company, Ltd. | Toy top |
| TWD129591S1 (zh) | 2008-06-09 | 2009-07-01 | 多美股份有限公司 | 陀螺發射裝置用握柄 |
| CA131031S (en) | 2008-12-18 | 2010-07-30 | Tomy Co Ltd | Toy top |
| CA131050S (en) | 2009-01-09 | 2010-06-30 | Tomy Co Ltd | Toy top |
| CA132315S (en) | 2009-04-20 | 2010-05-03 | Tomy Co Ltd | Toy top |
| USD629469S1 (en) | 2009-09-28 | 2010-12-21 | Tomy Company, Ltd. | Toy top |
| CA134564S (en) | 2009-09-29 | 2010-10-22 | Tomy Co Ltd | Toy top |
| CA134562S (en) | 2009-11-26 | 2010-10-22 | Tomy Co Ltd | Toy top |
| CA135269S (en) | 2009-12-26 | 2011-05-12 | Tomy Co Ltd | Toy top |
| TWD141542S1 (zh) | 2010-04-15 | 2011-07-11 | 多美股份有限公司 | 陀螺玩具發射用捲繩 |
| USD646729S1 (en) | 2010-07-14 | 2011-10-11 | Tomy Company, Ltd. | Toy top |
| USD660918S1 (en) | 2010-07-14 | 2012-05-29 | Tomy Company, Ltd. | Toy top |
| JP3164823U (ja) | 2010-10-06 | 2010-12-16 | 株式会社タカラトミー | コマ玩具発射装置 |
| JP5793631B1 (ja) | 2015-03-27 | 2015-10-14 | 株式会社タカラトミー | コマ玩具 |
-
1991
- 1991-10-04 JP JP3257681A patent/JP3067318B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002070762A1 (fr) * | 2001-03-06 | 2002-09-12 | Kiyohito Ishida | Element comportant une structure de separation et procede de fabrication |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3067318B2 (ja) | 2000-07-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3067318B2 (ja) | 電極材料の製造方法 | |
| JP2705998B2 (ja) | 電気接点材料の製造方法 | |
| JP2530484B2 (ja) | 真空遮断器用接点及びその製造方法 | |
| JPH056780B2 (ja) | ||
| JP3825275B2 (ja) | 電気接点部材とその製法 | |
| US4766274A (en) | Vacuum circuit interrupter contacts containing chromium dispersions | |
| JP3168630B2 (ja) | 電極材料の製造方法 | |
| US5352404A (en) | Process for forming contact material including the step of preparing chromium with an oxygen content substantially reduced to less than 0.1 wt. % | |
| JPS59163726A (ja) | 真空しや断器 | |
| JPH05217473A (ja) | 電極材料の製造方法 | |
| JP3106605B2 (ja) | 電極材料の製造方法 | |
| JP3067317B2 (ja) | 電極材料の製造方法 | |
| JP3168635B2 (ja) | 電極材料の製造方法 | |
| JP3106598B2 (ja) | 電極材料の製造方法 | |
| JP3106609B2 (ja) | 電極材料の製造方法 | |
| JPH09167534A (ja) | 真空遮断器用接点部材およびその製造方法 | |
| JP2853308B2 (ja) | 電極材料の製造方法 | |
| JP3106610B2 (ja) | 電極材料の製造方法 | |
| JPH07216477A (ja) | 銅タングステン合金の製造方法 | |
| JPH05198230A (ja) | 電極材料の製造方法 | |
| JP3298129B2 (ja) | 電極材料の製造方法 | |
| JPH04141924A (ja) | 電極材料の製造方法 | |
| JPH0657355A (ja) | 酸化物分散強化型合金の製造法及び装置 | |
| JPS62116736A (ja) | 真空遮断器用電極の製造法 | |
| JPH0472896B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000418 |