JPH0473394B2 - - Google Patents

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JPH0473394B2
JPH0473394B2 JP2462086A JP2462086A JPH0473394B2 JP H0473394 B2 JPH0473394 B2 JP H0473394B2 JP 2462086 A JP2462086 A JP 2462086A JP 2462086 A JP2462086 A JP 2462086A JP H0473394 B2 JPH0473394 B2 JP H0473394B2
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plate
temperature
rolled
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Satoru Shoji
Chozo Fujikura
Kazunari Takizawa
Hirokazu Sakaki
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Furukawa Aluminum Co Ltd
Fujifilm Holdings Corp
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Furukawa Aluminum Co Ltd
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication of JPH0473394B2 publication Critical patent/JPH0473394B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41NPRINTING PLATES OR FOILS; MATERIALS FOR SURFACES USED IN PRINTING MACHINES FOR PRINTING, INKING, DAMPING, OR THE LIKE; PREPARING SUCH SURFACES FOR USE AND CONSERVING THEM
    • B41N1/00Printing plates or foils; Materials therefor
    • B41N1/04Printing plates or foils; Materials therefor metallic
    • B41N1/08Printing plates or foils; Materials therefor metallic for lithographic printing
    • B41N1/083Printing plates or foils; Materials therefor metallic for lithographic printing made of aluminium or aluminium alloys or having such surface layers

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  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は粗面化処理と陽極酸化処理を施し、さ
らに感光性物質を塗布して形成される平版印刷版
にかかわるものであつて、より詳しく言えば、引
張強度、疲労強度に優れるとともに電気化学的粗
面化処理により均一な粗面が得られ、しかもスト
リークの発生がみられず美麗な外観を有する平版
印刷版用アルミニウム合金支持体の製造方法に関
するものである。 (従来の技術) 従来、平版印刷用支持体としてアルミニウム板
もしくはアルミニウム合金板(以下、両者をまと
めてアルミニウム板という)が広く用いられてお
り、その印刷版の代表的なものとして、粗面化処
理、陽極酸化皮膜処理などの表面処理を施したア
ルミニウム板上に感光性物質を塗布し、乾燥させ
たいわゆるPS板がある。 このような平版印刷用アルミニウム板として
は、JIS 1050(純度99.5重量%以上の純Al)、JIS
1100(Al−0.05〜0.20重量%Cu合金)、JIS 3003
[Al−0.05〜0.20重量%Cu−1.5重量%Mn合金
(以下組成を表わす場合の重量%を単に%と略記
する)]等の厚さ0.1〜0.8mmのアルミニウム板が
市販されている。また特開昭58−42745号、同59
−133355号、同60−5861号、同60−63346号など
に開示のアルミニウム板がある。 この中でアルミニウム合金板は一般に、軽量で
表面処理性、加工性、耐食性に優れ、かつ、親水
性表面を有するため、平版印刷用支持体として、
特に好適な材料である。 このアルミニウム合金板は表面を機械的方法、
化学的方法、電気化学的方法のいずれかの一、あ
るいは二以上組み合わされた工程による粗面化法
による粗面化し、その後好ましくは陽極酸化処理
を施したのち表面に感光剤を塗布して仕上げられ
る。そしてこの感光剤を塗布したアルミニウム合
金板に対し、露光、現像等の製版処理を行つて画
線部を形成した版板とし、これを印刷機の円筒形
版胴に巻き付け、非画像部に付着した湿し水の存
在のもとにインキを画線部上に付着させてゴムブ
ランケツトに転写し、紙面に印刷させる機構によ
つていることは周知のとおりである。 従つて、印刷版用アルミニウム合金板には次の
ような基本的な特性が要求されている。 (1) 感光剤の被着を均一にし、密着性を高めるた
め、とくに電気化学的粗面化処理により均一な
粗面が容易に得られること。 (2) 電気化学的粗面化処理によりストリーク組織
(筋状ムラ)が発生せず、美麗な外観を呈する
こと。 (3) 版板は両端を折り曲げて円筒形版胴の溝に差
し込むように巻き付けて装着し、印刷は高速回
転する版板にインキが塗布された後ゴムブラン
ケツトに押し付けてインキの転写を行うため、
折り曲げ部は常に繰返し応力を受けることにな
り、これに耐える優れた耐疲労強度、引張強度
を有すること。 (4) 表面の保水性が充分高く非画像部の汚れが発
生しないこと。 (発明が解決しようとする問題点) しかし、近年、上記特性の点でより高水準のア
ルミニウム合金印刷版が要求されるようになつて
いる。すなわち、特開昭60−5861号公報に記載さ
れているように、近年の平版印刷は高速、ロング
ラン印刷などにより印刷版に加わる応力が増大
し、容易に疲労する傾向がある。印刷版の強度が
不足する場合には版胴への固定部分が変形または
破損して印刷ずれ等の障害が発生したり、くりか
えし応力により版が切れたりすることがあり、引
張強度および疲労強度の点で一層の向上が期待さ
れている。また大部数の印刷を行なうため、非画
像部の汚れの点で要求が厳しくなつており、汚れ
を発生しにくくするためにアルミニウム板の耐食
性を向上させることが必要となつている(例えば
特開昭60−215727号参照)。 また上述の電気化学的粗面化処理(例えば特開
昭54−63902号参照)を施した場合、ストリーク
と呼ばれる筋状のムラが発生し美観を損ね、印刷
版としての商品価値を下げることが多い。これは
熱間圧延のパス間で100μm以上の粗大な再結晶
粒が生成し、これが最終冷間圧延後にもその輪郭
が残存し、圧延方向に伸びた繊維状の組織として
電気化学的粗面化処理により現出するものであ
る。 しかし、上述の従来のアルミニウム板は下記の
表に示すように一長一短があり、上記の要求を満
足するものではなかつた。
【表】 (問題点を解決するための手段) 本発明者らはこのような従来のアルミニウム合
金平版印刷版用支持体の欠点を克服するため鋭意
研究を重ねた結果、Mg、Fe、Si、Cuをそれぞれ
所定量含有するアルミニウム合金鋳塊に所定の均
熱処理、熱間圧延、焼鈍を施した後冷間圧延し、
これを連続焼鈍炉により焼鈍・急速冷却してから
最終冷間圧延するかまたは最終冷間圧延後にさら
に調質焼鈍することにより、上記の要求特性を一
挙に満足するアルミニウム合金板が得られること
を見出した。本発明はこの知見に基づき、なされ
るに至つたものである。 すなわち本発明は、Mg0.35〜0.9%、Fe0.05〜
0.5%、Si0.2%以下、Cu0.05%以下、残部Alと不
可避の不純物からなるアルミニウム合金を均熱処
理した後、熱間圧延し、該熱間圧延板を300〜520
℃の温度で30分以上焼鈍後冷間圧延し、次に連続
焼鈍炉により460℃以上の温度で10分間以内加熱
した後100℃以下まで1分以内に冷却し、さらに
減面率50%以上の最終冷間圧延を施すことを特徴
とする平版印刷版用アルミニウム合金支持体の製
造方法及びMg0.35〜0.9%、Fe0.05〜0.5%、Si0.2
%以下、Cu0.05%以下、残部Alと不可避の不純
物からなるアルミニウム合金を均熱処理した後、
熱間圧延し、該熱間圧延板を300〜520℃の温度で
30分以上焼鈍後冷間圧延し、次に連続焼鈍炉によ
り460℃以上の温度で10分間以内加熱した後100℃
以下まで1分以内に冷却し、減面率50%以上の最
終冷間圧延を施した後、さらにバツチ炉において
120〜250℃の温度で30分以上、あるいは連続焼鈍
炉において150〜420℃の温度で120秒以下の調質
焼鈍を施すことを特徴とする平版印刷版用アルミ
ニウム合金支持体の製造方法 を提供するものである。 まず、本発明において用いられるアルミニウム
合金中の各成分について説明する。 Mgは0.35〜0.9%の範囲とする。Mgは大部分
Alに固溶し、電気化学的粗面化処理による粗面
の均一性を害することなく引張強度と疲労強度を
向上させる。0.35%未満では引張強度が低く、
0.9%を越えると粗面の均一性が害される。 Feは0.05〜0.5%の範囲とする。Feは電解粗面
化面の均一化の作用を有する。Feはアルミニウ
ム合金中で他の元素と結びつき、Al−Fe系また
はAl−Fe−Si系の共晶化合物を形成する元素で
あり、これらの共晶化合物は再結晶粒の微細化に
効果があると共に、均一微細な電解粗面を形成す
る効果がある。Feの含有量が0.05%未満では再結
晶粒の微細化、電解粗面化面の均一微細効果が少
なく、また、0.5%を越える含有量では粗大化合
物の形成により逆に電解粗面化面が不均一とな
る。 Siは0.2%以下とする。Siは通常の不純物とし
て含まれ、0.2%を越えると粗面の均一性が害さ
れ、非画像部の汚れも発生しやすい。 Cuは0.05%以下とする。Cuは通常の不純物と
して含まれ、0.05%を越えると粗面の均一性が害
され、非画像部の汚れも発生しやすい。 本発明で用いられる合金において不可避の不純
物とはMn、Cr、Znなどでありその含有量が0.05
%以下なら問題ない。 さらに本発明においてTi、Bを鋳塊組織の微
細化のため添加するのが好ましい。その添加量は
Ti0.05%以下、B0.01%以下が適当である。 次に上記アルミニウム合金の加工処理方法を説
明する。 まず、上記組成の溶湯を通常の方法で鋳造、均
熱処理(望ましくは450〜600℃、3時間以上)
し、熱間圧延を行なう。熱間圧延は500〜200℃で
行なうことが望ましい。この熱間圧延板を300〜
520℃の温度で30分以上焼鈍し、完全に再結晶さ
せる。このとき温度が300℃未満または時間が30
分未満では再結晶が不十分であり、520℃を越え
ると結晶粒が粗大化してしまい不適当である。次
に冷間圧延(好ましくは20%以上)を施したの
ち、連続焼鈍炉により460℃以上の温度に加熱し、
10分以内の保持の後、100℃以下の温度まで1分
以内に急速冷却する。この加熱により、Mg、Si、
Cuなどの合金元素が再固溶し、電気化学的粗面
化処理における粗面の均一性、ならびに強度を向
上させることができる。同時にこの加熱により微
細(粒径30μm以下)な再結晶が生成する。熱延
直後に施した再結晶焼鈍処理と、冷間圧延後に連
続炉により施す本再結晶処理と、2回の再結晶処
理を施すのは熱延パス間で発生した粗大結晶粒の
輪郭を完全に消滅させる、すなわち完全にランダ
ムな方位を持つ微細再結晶粒を得ることにより、
冷間圧延板のストリーク組織を皆無とするためで
ある。連続炉による加熱条件を前述のように規定
したのは次の理由による。すなわち460℃未満の
温度では合金元素の再固溶効果が充分でなく、1
分を越える保持では再結晶粒が粗大に成長してし
まい粗面の均一性を害する。また100℃以下の温
度まで1分以内に冷却するのは、単体Siをはじめ
とする非画像部の耐汚れ性を害する析出物の発生
を極力押えるためである。 このようにして得られた板は減面率が50%以上
になるように冷間圧延される。この最終冷間圧延
においてAl−Fe系とAl−Fe−Si系の共晶化合物
が分散し、結晶組織も均一となる。この減面率が
50%未満では化合物の分散が不充分で結晶組織が
不均一となり、粗面化処理において均一な粗面が
得られない。このようにして得られた冷間圧延板
はこのままでも充分本発明の目的を達することの
できるものであるが、疲労強度をさらに向上させ
ようとする場合は以下のような調質焼鈍を施すの
が有効である。すなわち、バツチ炉において120
〜250℃の温度で、30分以上、好ましくは60〜300
分間、あるいは連続焼鈍炉において150〜420℃の
温度で、120秒以下、好ましくは5〜60秒間急速
調質焼鈍する。 上記調質焼鈍条件の温度がバツチ炉を用いる場
合120℃未満、もしくは処理時間が30分未満では
充分な疲労強度の改善効果が得られず、250℃を
越えた場合は再結晶現象を引きおこし、引張強
度、疲労強度が低下する。連続焼鈍炉において調
質焼鈍を行う場合は、150℃未満では充分な疲労
強度の改善効果が得られず、420℃を越えるか、
処理時間が120秒を越えると引張強度、疲労強度
が低下する。 以上のようにして製造した本発明の平版印刷版
用アルミニウム合金板は粗面化処理によりJIS
1050アルミニウム合金と同等の均一なピツト形状
と適切な表面粗さが得られ、非画像部の保水性と
耐汚れ性にも優れ、しかもJIS 3003アルミニウム
合金と同等以上の引張強度と疲労強度を有する
上、ストリークの発生も全くみられず美麗な外観
を呈する。 次に本発明による平版印刷版用支持体の表面処
理方法について詳細に説明する。 本発明における砂目立て方法は塩酸又は硝酸電
解液中で電解化学的に砂目立てする電気化学的砂
目立て法、及びアルミニウム表面を金属ワイヤー
でひつかくワイヤーブラシグレイン法、研磨球と
研磨剤でアルミニウム表面を砂目立てするボール
グレイン法、ナイロンブラシと研磨剤で表面を砂
目立てするブラシグレイン法のような機械的砂目
立て法を用いることができ、上記のいずれの砂目
立て方法を単独あるいは組合せて用いることもで
きる。 このように砂目立て処理したアルミニウムは、
酸又はアルカリにより化学的にエツチングされ
る。酸をエツチング剤として用いる場合は、微細
構造を破壊するのに時間がかかり、工業的に本発
明を適用するに際しては不利であるが、アルカリ
をエツチング剤として用いることにより改善でき
る。 本発明において好適に用いられるアルカリ剤
は、苛性ソーダ、炭酸ソーダ、アルミン酸ソー
ダ、メタケイ酸ソーダ、リン酸ソーダ、水酸化カ
リウム、水酸化リチウム等を用い、濃度と温度の
好ましい範囲はそれぞれ1〜50%、20〜100℃で
あり、Alの溶解量が5〜20g/m2となるような
条件が好ましい。 エツチングのあと表面に残留する汚れ(スマツ
ト)を除去するために酸洗いが行なわれる。用い
られる酸は硝酸、硫酸、リン酸、クロム酸、フツ
酸、ホウフツ化水素酸等が用いられる。特に電気
化学的粗面化処理後のスマツト除去処理には好ま
しくは特開昭33−12739号公報に記載されている
ような50〜90℃の温度の15〜65重量%の硫酸と接
触させる方法及び特公昭48−28123号公報に記載
されているアルカリエツチングする方法である。 以上のようにして処理されたアルミニウム板は
平版印刷版用支持体として使用することができる
が、さらに必要に応じて陽極酸化皮膜処理、化成
処理などの処理を施すことが好ましい。 陽極酸化処理はこの分野で従来より行われてい
る方法で行うことができる。具体的には硫酸、リ
ン酸、クロム酸、シユウ酸、スルフアミン酸、ベ
ンゼンスルホン酸等あるいはこれらの二種類以上
を組み合わせた水溶液又は非水溶液中でアルミニ
ウムに直流又は交流の電流を流すとアルミニウム
支持体表面に陽極酸化皮膜を形成することができ
る。 陽極酸化の処理条件は使用される電解液によつ
て種々変化するので一概には決定され得ないが、
一般的には電解液の濃度が1〜80%、液温5〜70
℃、電流密度0.5〜60アンペア/dm2、電圧1〜
100V、電解時間10〜100秒の範囲が適当である。 これらの陽極酸化皮膜処理の内でも特に英国特
許第1412768号明細書に記載されている発明で使
用されている、硫酸中で高電流密度で陽極酸化す
る方法及び米国特許第3511661号明細書に記載さ
れているリン酸を電解浴として陽極酸化する方法
が好ましい。 陽極酸化されるアルミニウム板はさらに米国特
許第2714066号及び同第3181461号の各明細書に記
されているようにアルカリ金属シリケート、例え
ばケイ酸ナトリウムの水溶液で浸漬などの方法に
より処理したり、米国特許第3860426号明細書に
記載されているように、水溶性金属塩(例えば酢
酸亜鉛など)を含む親水性セルロース(例えば、
カルボキシメチルセルロースなど)の下塗り層を
設けることもできる。 本発明による平版印刷版用支持体の上には、
PS版の感光層として従来より知られている感光
層を設けて感光性平版印刷版を得ることができ、
これを製版処理して得た平版印刷版はすぐれた性
能を有している。 上記感光層に用いる組成物としては次のような
ものが含まれる。 ジアゾ樹脂とバインダーとからなる感光層 米国特許第2063631号及び同第1667415号の各
明細書に開示されているジアゾニウム塩とアル
ドールやアセタールのような反応性カルボニル
基を含有する有機縮合剤との反応生成物である
ジフエニルアミン−p−ジアゾニウム塩とホル
ムアルデヒドとの縮合生成物(いわゆる感光性
ジアゾ樹脂)が好適に用いられる。この外の有
用な縮合ジアゾ化合物は特公昭49−48001号、
同49−45322号、同49−45323号の各公報等に開
示されている。 これらの型の感光性ジアゾ化合物は通常水溶
性無機塩の形で得られ、従つて水溶液から塗布
することができる。又はこれらの水溶性ジアゾ
化合物を特公昭47−1167号公報に開示された方
法により1個又はそれ以上のフエノール性水酸
基、スルホン酸基又はその両者を有する芳香族
又は樹脂族化合物と反応させ、その反応生成物
である実質的に水不溶性の感光性ジアゾ樹脂を
使用することもできる。また、特開昭56−
121031号公報に記載されているようにヘキサフ
ルオロリン酸塩またはテトラルオロホウ酸塩と
の反応生成物として使用することもできる。そ
のほか英国特許第1312925号明細書に記載され
ているジアゾ樹脂も好ましい。 o−キノンジアジド化合物からなる感光層 特に好ましいo−キノンジアジド化合物はo
−ナフトキノンジアジド化合物であり例えば米
国特許第2766118号、同第2767092号、同第
2772972号、同第2859112号、同第2907665号、
同第3046110号、同第3046111号、同第3046115
号、同第3046118号、同第3046119号、同第
3046120号、同第3046121号、同第3046122号、
同第3046123号、同第3061430号、同第3102809
号、同第3106465号、同第3635709号、同第
3647443号の各明細書をはじめ多数の刊行物に
記されており、これらは好適に使用することが
できる。 アジド化合物とバインダー(高分子化合物か
らなる感光層) 例えば英国特許第1235281号、同第1495861号
の各明細書及び特開昭51−32331号公報、同51
−36128号公報に記載されているアジド化合物
と水溶性またはアルカリ可溶性高分子化合物か
らなる組成物の他、特開昭50−5102号、同50−
84302号、同50−84303号、同53−12984号の各
公報に記されているアジド基を含むポリマーと
バインダーとしての高分子化合物からなる組成
物が含まれる。 その他の感光性樹脂層 例えば特開昭52−96696号公報に開示されて
いるポリエステル化合物、英国特許第112277
号、同第1313309号公報、同第1341004号公報、
同第1377747号等の各明細書に記載のポリビニ
ルシンナメート系樹脂、米国特許第4072528号
及び同第4072527号の各明細書などのに記され
ている光重合型フオトポリマー組成物が含まれ
る。支持体上に設けられる感光層の量は、約
0.1〜約7g/m2、好ましくは0.5〜4g/m2
範囲である。 PS版は画像露出されたのち、常法により現
像を含む処理によつて樹脂画像が形成される。
例えばジアゾ樹脂とバインダーとからなる前記
感光層を有するPS版の場合には画像露出後、
未露光部分の感光層が現像により除去されて平
版印刷版が得られる。また感光層を有する
PS版の場合には画像露光後、アルカリ水溶液
で現像することにより露光部分が除去されて平
版印刷版が得られる。 (実施例) 以下、実施例に基いて本発明をさらに詳細に説
明する。 実施例 1 第1表に示す組成のアルミニウム合金No.1〜No.
12を溶解鋳造し、両面を面削して厚さ350mm、長
さ2000mmの鋳塊とし、これを550℃の温度で10時
間均熱処理した。これを450〜250℃の温度で熱間
圧延し板厚4.5mmとした後、バツチ炉において420
℃の温度で4時間焼鈍し、完全に再結晶させた
(昇温速度50℃/時、冷却速度20℃/時)。これを
板厚1.8mmまで冷間圧延(減面率60%)した後、
連続焼鈍炉において500℃、10秒間焼鈍し、完全
に再結晶させた後、100℃まで12秒間で急速空冷
した。これをさらに板厚0.3mmまで最終冷間圧延
(減面率83.3%)し、平版印刷用アルミニウム合
金板を得た。 次にNo.1〜No.12のアルミニウム合金圧延板及び
No.13(板厚0.30mmJIS 1050−H18アルミニウム合
金板)、No.14(板厚0.30mmJIS 1100−H16アルミニ
ウム合金板)、No.15(板厚0.30mmJIS 3003−H14ア
ルミニウム合金板)をパミストンと水の懸濁液中
で回転ナイロンブラシで砂目立て処理したのち、
苛性ソーダ20%水溶液を用いてアルミニウムの溶
解量が5g/m2となるようにエツチングした。流
水で充分に洗つたのち25%硝酸水溶液で酸洗し、
水洗して基板を用意した。このように用意した基
板を特開昭54−146234号公報に記載されているよ
うに、硝酸0.5〜2.5%を含む電解浴中で電流密度
20A/dm2以上で交流電解した。ひきつづき15%
硫酸の50℃水溶液に3分間浸漬して表面を清浄化
したのち20%の硫酸を主成分とする電解液中で浴
温30℃で3g/m2の酸化皮膜を設けた。 このようにして作成したサンプルに下記の感光
層を乾燥時の塗布量が2.5g/m2となるように設
けた。 ナフトキノン−1,2−ジアジド−5−スルホニ
ルクロリドとピロガロール、アセトン樹脂とのエ
ステル化合物(米国特許3635709号明細書実施例
に記載されているもの) ……0.75g クレゾールノボラツク樹脂 ……2.00g オイルブルー#603(オリエント化学製)
……0.04g エチレンジクロリド ……16g 2−メトキシエチルアセテート ……12g かくして得られた感光性平版印刷版を透明陽画
に密着させて1mの距離からPSライト(東芝メ
タルハライドランプMU2000−2−OL型3KVの
光源を有し、富士写真フイルム(株)より販売されて
いるもの)で30秒間露光を行つた後ケイ酸ナトリ
ウム5重量%水溶液に約1分間浸漬して現像し、
水洗、乾燥し試料No.1〜No.15を作成した。 このようにして作成した試料No.1〜No.15の電解
エツチング粗面の均一性、非画像部の汚れ、疲労
強度、静的強度について試験を実施した。試験方
法は下記の通りである。その結果を第1表に示
す。 (試験方法) (1) 電解エツチング粗面の均一性 表面状態を走査型電子顕微鏡にて観察し、ピ
ツトの均一性を評価し優れたもの○印、良好な
もの△印、劣るもの×印で表わした。 (2) 非画像部の汚れ オフセツト印刷機KORにて10万部の印刷を
行なつた後、非画像部の汚れを評価し優れたも
の○印、良好なもの△印、劣るもの×印で表わ
した。 (3) 疲労強度 それぞれの試料から巾20mm、長さ100mmの試
験片を切り出し、一端を治具に固定し、他端を
上方に30゜の角度に曲げ、これを元の位置に戻
し、これを1回として破断までの回数を測定し
た。 (4) 静的強度 試料よりJIS5号試験片を作製し、引張試験に
より引張強度、0.2%耐力、伸び率を測定した。 (5) ストリークの発生情況 電解エツチング後の表面を目視観察し、スト
リークの全く発生していないものを○印、部分
的に発生しているものを△印、全面に発生して
いるものを×印で表わした。
【表】
【表】 第1表から明らかなように本発明方法により得
られた印刷版用アルミニウム合金板No.1〜No.7は
電解エツチング粗面の均一性、ストリーク性、印
刷中の非画像部の汚れ性、疲労強度、引張強度の
点においていずれの特性も満足し、従来のJIS
1050、1100及び3003よりも優れていることがわか
る。 これに対し本発明方法におけるアルミニウム合
金板の組成範囲より外れる比較合金成分のアルミ
ニウム合金板No.8〜12では粗面の均一性、印刷中
の非画像部の汚れ、疲労強度、引張強度のいずれ
かの特性が劣ることがわかる。すなわちMg含有
量の少ないNo.8では粗面の均一性、印刷中の非画
像部の汚れは良好なるも、引張強度が劣り、
Mg、Si、Feの含有量の多いNo.9〜No.11では疲労
強度、引張強度は良好なるも粗面の均一性、印刷
中の非画像部の汚れが劣つている。またCuの多
いNo.12は粗面の均一性及び印刷中の非画像部の汚
れ性が劣つている。 実施例 2 実施例1における第1表のNo.2の合金鋳塊を用
いて560℃の温度で8時間の均熱処理を行ない、
これを480〜300℃で板厚5.0mmまで熱間圧延した。
さらに第2表に示す種々の条件で焼鈍、冷間圧
延、連続炉による焼鈍・冷却、最終冷間圧延、調
質焼鈍を施した。 このようにして製造した印刷版用アルミニウム
合金板について、実施例1と同様に表面処理し、
同条件で製版を行ない、試料No.16〜28を作成し
た。 これら試料について実施例1と同様の試験を行
い、その結果を第2表に示した。
【表】
【表】 第2表から明らかなように、本発明方法による
印刷版用アルミニウム合金板No.16〜No.21は、電解
エツチング粗面の均一性、ストリーク性、非画像
部の汚れ性とも良好であり、疲労強度、引張強度
とも優れる。 これに対し、熱間圧延後の焼鈍を施さないNo.22
と、焼鈍条件のはずれるNo.23はスリークが発生す
る。また、連続炉による加熱、冷却条件のはずれ
るNo.24、No.25、No.26は粗面の均一性、非画像部の
汚れのいずれかが劣る。また、調質焼鈍条件のは
ずれるNo.27は疲労・引張強度が劣り、減面率の低
いNo.28は強度と粗面の均一性が劣る。 (発明の効果) このように本発明方法により得られる平版印刷
版用支持体はすぐれた粗面の均一性をもち、非画
像部の汚れも生じにくく、ストリークの発生も防
止することができ、さらに疲労強度、引張強度と
も優れるのでいずれの特性もかねそなえた平版印
刷版を与えることができるという顕著な効果を奏
するものである。 また本発明において最終冷間圧延を施した後、
さらに所定の調質の焼鈍を施す方法によれば疲労
強度の特に高い平版印刷版用支持体を得ることが
できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 Mg0.35〜0.9%、Fe0.05〜0.5%、Si0.2%以
    下、Cu0.05%以下、(以上の%は重量%を示す)、
    残部Alと不可避の不純物からなるアルミニウム
    合金を均熱処理した後、熱間圧延し、該熱間圧延
    板を300〜520℃の温度で30分以上焼鈍後冷間圧延
    し、次に連続焼鈍炉により460℃以上の温度で10
    分間以内加熱した後100℃以下まで1分以内に冷
    却し、さらに減面率50%以上の最終冷間圧延を施
    すことを特徴とする平板印刷版用アルミニウム合
    金支持体の製造方法。 2 Mg0.35〜0.9%、Fe0.05〜0.5%、Si0.2%以
    下、Cu0.05%以下(以上の%は重量%を示す)、
    残部Alと不可避の不純物からなるアルミニウム
    合金を均熱処理した後、熱間圧延し、該熱間圧延
    板を300〜520℃の温度で30分以上焼鈍後冷間圧延
    し、次に連続焼鈍炉により460℃以上の温度で10
    分間以内加熱した後100℃以下まで1分以内に冷
    却し、減面率50%以上の最終冷間圧延を施した
    後、さらにバツチ炉において120〜250℃の温度で
    30分以上、あるいは連続焼鈍炉において150〜420
    ℃の温度で120秒以下の調質焼鈍を施すことを特
    徴とする平版印刷版用アルミニウム合金支持体の
    製造方法。
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