JP2527895Y2 - 農用トラクタ - Google Patents
農用トラクタInfo
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- JP2527895Y2 JP2527895Y2 JP1989109152U JP10915289U JP2527895Y2 JP 2527895 Y2 JP2527895 Y2 JP 2527895Y2 JP 1989109152 U JP1989109152 U JP 1989109152U JP 10915289 U JP10915289 U JP 10915289U JP 2527895 Y2 JP2527895 Y2 JP 2527895Y2
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- JP
- Japan
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- clutch
- flywheel
- disk
- engine
- center case
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は農用トラクタに関し、さらに詳しくは主クラ
ツチを内装するクラツチハウジングの長さが短くなるよ
うにした農用トラクタに関する。
ツチを内装するクラツチハウジングの長さが短くなるよ
うにした農用トラクタに関する。
農用トラクタは、エンジンの後端にクラツチハウジン
グ、センタケースおよびミツシヨンケースがその順に接
続固定され、これらでエンジンからミツシヨンケースに
至る前後方向の長いモノコツク機体が構成され、クラツ
チハウジングとミツシヨンケースとの間に位置するセン
タケース上面に、広幅平坦面に形成されたデツキ板(フ
ラツトデツキ板ともいう)が配設される構造となつてい
るのが一般的であつた。
グ、センタケースおよびミツシヨンケースがその順に接
続固定され、これらでエンジンからミツシヨンケースに
至る前後方向の長いモノコツク機体が構成され、クラツ
チハウジングとミツシヨンケースとの間に位置するセン
タケース上面に、広幅平坦面に形成されたデツキ板(フ
ラツトデツキ板ともいう)が配設される構造となつてい
るのが一般的であつた。
ところで、従来における農用トラクタの主クラツチ構
造は、エンジン側のフライホイールの後端面に、後方に
向つて長く突出する乾式の単板クラツチを取付ける構造
であるので、フライホイールの後端面から乾式単板クラ
ツチの後端までの距離が長くなり、これらを覆うクラツ
チハウジングの後方側突出長さが長くなる結果、センタ
ーケース上面に位置する部位のデツキ板の長さが短くな
り、運転席に座乗したオペレータは、足を前方に伸ばす
ことができず、居住性が依然として悪いという問題があ
つた。
造は、エンジン側のフライホイールの後端面に、後方に
向つて長く突出する乾式の単板クラツチを取付ける構造
であるので、フライホイールの後端面から乾式単板クラ
ツチの後端までの距離が長くなり、これらを覆うクラツ
チハウジングの後方側突出長さが長くなる結果、センタ
ーケース上面に位置する部位のデツキ板の長さが短くな
り、運転席に座乗したオペレータは、足を前方に伸ばす
ことができず、居住性が依然として悪いという問題があ
つた。
また、デツキ板を、後方に突出するクラツチハウジン
グ上方を基準にしてセンタケース上面に設けると、デツ
キ板の地上高さが高くなり、オペレータの乗降が困難に
なるという問題があつた。
グ上方を基準にしてセンタケース上面に設けると、デツ
キ板の地上高さが高くなり、オペレータの乗降が困難に
なるという問題があつた。
そこで、本考案は上述した従来の実情に鑑み、その問
題を解消すべく創案されたもので、主クラツチを内装す
るクラツチハウジングの長さを短くすることにより、セ
ンタケース上面に位置する部位のデツキ板を長くできる
農用トラクタを提供することを目的として実施するもの
である。
題を解消すべく創案されたもので、主クラツチを内装す
るクラツチハウジングの長さを短くすることにより、セ
ンタケース上面に位置する部位のデツキ板を長くできる
農用トラクタを提供することを目的として実施するもの
である。
上記目的を達成する本考案は、エンジンの後端にクラ
ツチハウジング、センタケースおよびミツシヨンケース
をその順に接続固定し、上記センタケース上面に広幅平
坦面のデツキ板を設けた農用トラクタにおいて、前記ク
ラツチハウジング内に前記エンジンからの動力を断続す
る湿式のクラツチを設け、この湿式のクラツチがエンジ
ンのクランク軸によって駆動される肉厚外周部と側壁部
で片面に凹部を形成したフライホイールと、この凹部内
に挿入されたクラツチデイスク機構とからなり、前記ク
ラツチデイスク機構の主軸が前記フライホイールの側壁
部と前記クラツチハウジングの後部との間で軸支される
とともに、前記クラツチデイスク機構の従動側が前記主
軸に固定されたデイスク案内筒内側に、駆動側がフライ
ホイールの肉厚外周部に固定されたデイスクボスにそれ
ぞれ配設されることで、前記ハウジングの前記フライホ
イール後端から後方に至る突出長さを短く構成しもので
ある。
ツチハウジング、センタケースおよびミツシヨンケース
をその順に接続固定し、上記センタケース上面に広幅平
坦面のデツキ板を設けた農用トラクタにおいて、前記ク
ラツチハウジング内に前記エンジンからの動力を断続す
る湿式のクラツチを設け、この湿式のクラツチがエンジ
ンのクランク軸によって駆動される肉厚外周部と側壁部
で片面に凹部を形成したフライホイールと、この凹部内
に挿入されたクラツチデイスク機構とからなり、前記ク
ラツチデイスク機構の主軸が前記フライホイールの側壁
部と前記クラツチハウジングの後部との間で軸支される
とともに、前記クラツチデイスク機構の従動側が前記主
軸に固定されたデイスク案内筒内側に、駆動側がフライ
ホイールの肉厚外周部に固定されたデイスクボスにそれ
ぞれ配設されることで、前記ハウジングの前記フライホ
イール後端から後方に至る突出長さを短く構成しもので
ある。
したがつて、エンジン1後端にクラツチハウジング
2、センタケース3およびミツシヨンケース4をその順
に接続固定した農用トラクタTにあつても、エンジン1
からの動力を断続する湿式のクラツチデイスク機構20
を、フライホイール13の後側中心部に設けた凹部13b内
に配設することにより、クラツチハウジング2のフライ
ホイール13後端から後方に至る突出長さを短く構成でき
るので、クラツチハウジング2のフライホイール13後端
からセンタケース3の直線部に至る長さLが短くなつて
センタケース3の前端がエンジン1側に接近する結果、
センタケース3上面に位置する部位のデツキ板8は前方
側が長くなり、運転席11に座乗したオペレータの足まわ
りの居住性が良好となる。
2、センタケース3およびミツシヨンケース4をその順
に接続固定した農用トラクタTにあつても、エンジン1
からの動力を断続する湿式のクラツチデイスク機構20
を、フライホイール13の後側中心部に設けた凹部13b内
に配設することにより、クラツチハウジング2のフライ
ホイール13後端から後方に至る突出長さを短く構成でき
るので、クラツチハウジング2のフライホイール13後端
からセンタケース3の直線部に至る長さLが短くなつて
センタケース3の前端がエンジン1側に接近する結果、
センタケース3上面に位置する部位のデツキ板8は前方
側が長くなり、運転席11に座乗したオペレータの足まわ
りの居住性が良好となる。
また、湿式のクラツチデイスク機構20を収納する凹部
13bはフライホイール13の中心部に設けられ、フライホ
イール13の質量を低下させることなくクラツチデイスク
機構20が装備されるので、フライホイール13の慣性力を
保持しながらデツキ板8の長さが長くできる。
13bはフライホイール13の中心部に設けられ、フライホ
イール13の質量を低下させることなくクラツチデイスク
機構20が装備されるので、フライホイール13の慣性力を
保持しながらデツキ板8の長さが長くできる。
また、クラツチデイスク機構を構成している駆動側部
材と従動側部材と摩擦板等がデイスク案内筒に収納され
ているので、このデイスク案内筒をデイスクボスととも
にフライホイールの凹部から、この一つの集合体として
引き抜いてクラツチ調整を簡便に行うことができる。
材と従動側部材と摩擦板等がデイスク案内筒に収納され
ているので、このデイスク案内筒をデイスクボスととも
にフライホイールの凹部から、この一つの集合体として
引き抜いてクラツチ調整を簡便に行うことができる。
以下、本考案を一実施例として示す図面について説明
する。
する。
第2図において、農用トラクタTは、前方に配設され
たエンジン1の後端に、クラツチハウジング2、センタ
ケース3およびミツシヨンケース4がその順に接続固定
され、これらで前方のエンジン1から後のミツシヨンケ
ース4に至る長いモノコツク機体5に構成されている。
たエンジン1の後端に、クラツチハウジング2、センタ
ケース3およびミツシヨンケース4がその順に接続固定
され、これらで前方のエンジン1から後のミツシヨンケ
ース4に至る長いモノコツク機体5に構成されている。
また、エンジン1はボンネツト6に覆われているが、
このエンジン1の側方にはパワーステアリング機構84に
連結された左右一対の前輪7が配設され、さらにミツシ
ヨンケース4の側方には左右一対の後輪9が配設され、
これら前輪7および後輪9は四輪駆動構造となつている
が、上記ボンネツト6の後方には、上記パワーステアリ
ング機構84を駆動するステアリングホイル10が配設さ
れ、このステアリングホイル10の後方にはミツシヨンケ
ース4の前側上方に配設された運転席11が設けられてい
る。
このエンジン1の側方にはパワーステアリング機構84に
連結された左右一対の前輪7が配設され、さらにミツシ
ヨンケース4の側方には左右一対の後輪9が配設され、
これら前輪7および後輪9は四輪駆動構造となつている
が、上記ボンネツト6の後方には、上記パワーステアリ
ング機構84を駆動するステアリングホイル10が配設さ
れ、このステアリングホイル10の後方にはミツシヨンケ
ース4の前側上方に配設された運転席11が設けられてい
る。
第1図に示すようにエンジン1のクランク軸12後端に
はフライホイール13が複数本の取付ボルト13aで取付け
られ、このフライホイール13に嵌入した軸受14には主軸
15の前端が支架されている。またフライホイール13の後
面には複数個の強いスプリング16と弱いスプリング16a
とを有するデイスクボス17が配設されるが、このデイス
クボス17は軸受(ニードルベアリング)19を介して上記
主軸15に遊転自在に支架されている。上記フライホイー
ル13の後面に取付ボルト18aによつて直接固定されたサ
イドプレート18には、後方に向けて突出する複数のスト
ツパーピン28が固定されている。
はフライホイール13が複数本の取付ボルト13aで取付け
られ、このフライホイール13に嵌入した軸受14には主軸
15の前端が支架されている。またフライホイール13の後
面には複数個の強いスプリング16と弱いスプリング16a
とを有するデイスクボス17が配設されるが、このデイス
クボス17は軸受(ニードルベアリング)19を介して上記
主軸15に遊転自在に支架されている。上記フライホイー
ル13の後面に取付ボルト18aによつて直接固定されたサ
イドプレート18には、後方に向けて突出する複数のスト
ツパーピン28が固定されている。
フライホイール13の後側中心部に形成された凹部13b
内には、上記デイスクボス17に対向する湿式のクラツチ
デイスク機構20が配設され、この湿式のクラツチデイス
ク機構20は、第3図に詳細を示す如く、主軸15の前方側
に溶接固定されたシリンダ壁21と、該シリンダ壁21の外
周に溶接固定されたデイスク案内筒22とから構成され、
このシリンダ壁21の内側には、外径にリングシール23を
有するピストン24が配設される。
内には、上記デイスクボス17に対向する湿式のクラツチ
デイスク機構20が配設され、この湿式のクラツチデイス
ク機構20は、第3図に詳細を示す如く、主軸15の前方側
に溶接固定されたシリンダ壁21と、該シリンダ壁21の外
周に溶接固定されたデイスク案内筒22とから構成され、
このシリンダ壁21の内側には、外径にリングシール23を
有するピストン24が配設される。
このように、湿式のクラツチデイスク機構20をフライ
ホイール13の後側中心部に形成した凹部13b内に配設す
ることによつて、クラツチハウジング2のフライホイー
ル13後面から後端に至る突出長さが短く構成され、クラ
ツチハウジング2のフライホイール13後面からセンタケ
ース3の直線部に至る長さLが短くなるので、センタケ
ース3の前端をエンジン1側に接近させることができ
る。
ホイール13の後側中心部に形成した凹部13b内に配設す
ることによつて、クラツチハウジング2のフライホイー
ル13後面から後端に至る突出長さが短く構成され、クラ
ツチハウジング2のフライホイール13後面からセンタケ
ース3の直線部に至る長さLが短くなるので、センタケ
ース3の前端をエンジン1側に接近させることができ
る。
第2図に示すように、このセンタケース3の上面に
は、後輪9を覆う左右フエンダ9aの幅員と略同一幅員と
なるよう広幅の平坦面に形成されたデツキ板8が配設さ
れるが、このデツキ板8の裏面とセンタケース3の上面
との間には左右および前後に位置する複数個の防振ゴム
38が夫々介在され、この防振ゴム38によりモノコツク機
体5に対するデツキ板8の防振機構が構成されている。
このデツキ板8は、その広幅平坦面の左右両側がセンタ
ケース3の前端を超えて長く前方に向けて突出されてい
るが、センタケース3の上面に位置する前方部位がセン
タケース3前側上面に形成された上向き傾斜面に沿う傾
斜面8aに形成され、この傾斜面8aの上端がセンタケース
3の前端上方でリヤボデイカバー6aの下端に隙間をあけ
て対設されている。この傾斜面8aはクラツチハウジング
3の後方突出長さが短くなつた距離だけエンジン1側に
接近し、センターケース3上面に位置する部位のデツキ
板8は、その前方側が長くなるので、運転席11に座乗し
た運転者が足を伸ばして農用トラクタTを運転できると
いう居住性が良好となる。
は、後輪9を覆う左右フエンダ9aの幅員と略同一幅員と
なるよう広幅の平坦面に形成されたデツキ板8が配設さ
れるが、このデツキ板8の裏面とセンタケース3の上面
との間には左右および前後に位置する複数個の防振ゴム
38が夫々介在され、この防振ゴム38によりモノコツク機
体5に対するデツキ板8の防振機構が構成されている。
このデツキ板8は、その広幅平坦面の左右両側がセンタ
ケース3の前端を超えて長く前方に向けて突出されてい
るが、センタケース3の上面に位置する前方部位がセン
タケース3前側上面に形成された上向き傾斜面に沿う傾
斜面8aに形成され、この傾斜面8aの上端がセンタケース
3の前端上方でリヤボデイカバー6aの下端に隙間をあけ
て対設されている。この傾斜面8aはクラツチハウジング
3の後方突出長さが短くなつた距離だけエンジン1側に
接近し、センターケース3上面に位置する部位のデツキ
板8は、その前方側が長くなるので、運転席11に座乗し
た運転者が足を伸ばして農用トラクタTを運転できると
いう居住性が良好となる。
さらに、第3図に示すように、ピストン24と、止め輪
25で主軸15上に位置決めされた受金26との間にはスプリ
ング27が配設され、ピストン24はスプリング27により常
時シリンダ壁21に向けて付勢されており、このピストン
24のボス24aが嵌合する主軸15外径にはリングシール29
が設けられ、このリングシール29と上記リングシール23
とによりシリンダ室30に供給された圧油の漏洩を防止し
ている。上記デスクボス17には、シリンダ室30側に向け
て延びるスプラインボス31が溶接固定されており、この
スプラインボス31は、その内径が上記スプリング27の外
径よりも大径に構成されると共に、複数個の油孔32が前
後方向にわたつて開口されている。
25で主軸15上に位置決めされた受金26との間にはスプリ
ング27が配設され、ピストン24はスプリング27により常
時シリンダ壁21に向けて付勢されており、このピストン
24のボス24aが嵌合する主軸15外径にはリングシール29
が設けられ、このリングシール29と上記リングシール23
とによりシリンダ室30に供給された圧油の漏洩を防止し
ている。上記デスクボス17には、シリンダ室30側に向け
て延びるスプラインボス31が溶接固定されており、この
スプラインボス31は、その内径が上記スプリング27の外
径よりも大径に構成されると共に、複数個の油孔32が前
後方向にわたつて開口されている。
上記スプラインボス31外径のスプライン部には、前後
方向に向けて所定間隔で配設された複数枚のデイスクプ
レート33が嵌合され、この各デイスクプレート33は、デ
イスク案内筒22で外径側が回り止めされた複数枚のプレ
ート34に挟持されるが、後端に配設されたプレート34a
は、皿ばね状の弾性材35を介してデイスク案内筒22に位
置決めされた止め輪35aで位置規制されている。
方向に向けて所定間隔で配設された複数枚のデイスクプ
レート33が嵌合され、この各デイスクプレート33は、デ
イスク案内筒22で外径側が回り止めされた複数枚のプレ
ート34に挟持されるが、後端に配設されたプレート34a
は、皿ばね状の弾性材35を介してデイスク案内筒22に位
置決めされた止め輪35aで位置規制されている。
また第1図に示すように主軸15には、その軸芯を挟む
上下両側に該軸芯に沿う方向の圧油孔36と潤滑油孔37と
が設けられているが、その圧油孔36は、主軸15に設けた
周方向の供給溝に向けて開口した供給孔36aと、主軸15
の外径に向けて開口した吐出孔36bとに連通され、一方
の潤滑油孔37は、主軸15に設けた周方向の供給溝に向け
て開口した供給孔37aと、主軸15の外径に向けて開口し
た吐出孔37bとに連通されている。圧油孔36に連通する
吐出孔36bは上記シリンダ室30に連通され、また潤滑油
孔37に連通する吐出孔37bはピストン24のボス24aと受金
26との間に設けた油路39を経由して上記油孔32に連通さ
れている。
上下両側に該軸芯に沿う方向の圧油孔36と潤滑油孔37と
が設けられているが、その圧油孔36は、主軸15に設けた
周方向の供給溝に向けて開口した供給孔36aと、主軸15
の外径に向けて開口した吐出孔36bとに連通され、一方
の潤滑油孔37は、主軸15に設けた周方向の供給溝に向け
て開口した供給孔37aと、主軸15の外径に向けて開口し
た吐出孔37bとに連通されている。圧油孔36に連通する
吐出孔36bは上記シリンダ室30に連通され、また潤滑油
孔37に連通する吐出孔37bはピストン24のボス24aと受金
26との間に設けた油路39を経由して上記油孔32に連通さ
れている。
上記潤滑油孔37に連通する供給孔37aと、圧油孔36に
連通する供給孔36aとは、前後方向に位置をずらして設
けられているが、第4図に示す如くクラツチハウジング
2側には、主軸15周りを囲繞するホルダー部40が設けら
れ、このホルダー部40とクラツチハウジング2の側壁2a
とは連結ボス40aにより接続されており、この連結ボス4
0aに上記両供給孔36a,37aに各別に接続する接続油路36
c,37cが夫々設けられている。また、側壁2aに外側から
螺入された夫々のユニオンボルト42がパイプフランジ42
aを介して後述する油圧ポンプ79に連繋する油路に接続
されることで、このホルダー部40は、圧油孔36と潤滑油
37とに油を供給する集中供給部に構成されている。
連通する供給孔36aとは、前後方向に位置をずらして設
けられているが、第4図に示す如くクラツチハウジング
2側には、主軸15周りを囲繞するホルダー部40が設けら
れ、このホルダー部40とクラツチハウジング2の側壁2a
とは連結ボス40aにより接続されており、この連結ボス4
0aに上記両供給孔36a,37aに各別に接続する接続油路36
c,37cが夫々設けられている。また、側壁2aに外側から
螺入された夫々のユニオンボルト42がパイプフランジ42
aを介して後述する油圧ポンプ79に連繋する油路に接続
されることで、このホルダー部40は、圧油孔36と潤滑油
37とに油を供給する集中供給部に構成されている。
上記クラツチハウジング2の前端は、エンジン1後端
のリヤプレート1aに取付ボルトにより連結固定されてい
るが、前端が軸受14に支承された主軸15の後方側は、上
記ホルダー部40の中心部を貫通してホルダー部40の後方
側に嵌入された軸受41により回転自在に支架され、この
主軸15のホルダー部に嵌入する部位には、油の漏洩を防
止する前後および中間部のリングシールがそれぞれ設け
られ、この主軸15は、その後端にスプライン嵌合された
歯車43を止め輪43aで位置決めすることによつて、前側
の軸受14と後側の軸受41とで回転自在に支架されてい
る。
のリヤプレート1aに取付ボルトにより連結固定されてい
るが、前端が軸受14に支承された主軸15の後方側は、上
記ホルダー部40の中心部を貫通してホルダー部40の後方
側に嵌入された軸受41により回転自在に支架され、この
主軸15のホルダー部に嵌入する部位には、油の漏洩を防
止する前後および中間部のリングシールがそれぞれ設け
られ、この主軸15は、その後端にスプライン嵌合された
歯車43を止め輪43aで位置決めすることによつて、前側
の軸受14と後側の軸受41とで回転自在に支架されてい
る。
クラツチハウジング3の後端に連結固定され後方に延
びるセンタケース3内には、前後方向に配設されたパイ
プ軸44と、該パイプ軸44の内部に配設された前輪駆動軸
45とが配設されるが、パイプ軸44の前端に固定された歯
車46は主軸15に固定の歯車43に噛合されることにより、
パイプ軸44は主軸15から駆動される。
びるセンタケース3内には、前後方向に配設されたパイ
プ軸44と、該パイプ軸44の内部に配設された前輪駆動軸
45とが配設されるが、パイプ軸44の前端に固定された歯
車46は主軸15に固定の歯車43に噛合されることにより、
パイプ軸44は主軸15から駆動される。
また、前輪駆動軸45の下方には、クラツチハウジング
2とセンタケース3とによつて支承されるカウンタ軸49
が設けられ、このカウンタ軸49はノツクピン49aにより
センタケース3側に固定されるが、このカウンタ軸49に
遊転自在に位置決めされたカウンタ歯車50は、前輪駆動
軸45の前端に固定された歯車47から駆動される。
2とセンタケース3とによつて支承されるカウンタ軸49
が設けられ、このカウンタ軸49はノツクピン49aにより
センタケース3側に固定されるが、このカウンタ軸49に
遊転自在に位置決めされたカウンタ歯車50は、前輪駆動
軸45の前端に固定された歯車47から駆動される。
上記カウンタ軸49の下方には、クラツチハウジング2
とセンタケース3とにまたがつて形成された前輪伝動室
51内が設けられ、この前輪伝動室51内には、後方側のブ
レーキ軸52と前方側の差動軸53とが配設され、このブレ
ーキ軸52と差動軸53との間は、差動歯車機構54により連
動連結され、この差動歯車機構54に固定した歯車55が上
記カウンタ歯車50から駆動されるが、さらにブレーキ軸
52の後方には、油圧により差動する多板式のデイスクブ
レーキ機構56が設けられ、差動ボス61aとブレーキ軸52
との間には、ボール57とスリーブ59とからなるクラツチ
機構60が配設されている。
とセンタケース3とにまたがつて形成された前輪伝動室
51内が設けられ、この前輪伝動室51内には、後方側のブ
レーキ軸52と前方側の差動軸53とが配設され、このブレ
ーキ軸52と差動軸53との間は、差動歯車機構54により連
動連結され、この差動歯車機構54に固定した歯車55が上
記カウンタ歯車50から駆動されるが、さらにブレーキ軸
52の後方には、油圧により差動する多板式のデイスクブ
レーキ機構56が設けられ、差動ボス61aとブレーキ軸52
との間には、ボール57とスリーブ59とからなるクラツチ
機構60が配設されている。
上記スリーブ59を入位置に移動すると、ボール57がブ
レーキ軸52の凹孔に嵌入しブレーキ軸52と差動ボス61a
とがロツクされるので、差動歯車機構54を構成する差動
ケース61とサイド歯車62とがロツクされるが、これと同
時に、デイスクブレーキ機構56を作動させることによつ
て、ブレーキ軸52が固定状態(ブレーキ状態)となるよ
うになつている。
レーキ軸52の凹孔に嵌入しブレーキ軸52と差動ボス61a
とがロツクされるので、差動歯車機構54を構成する差動
ケース61とサイド歯車62とがロツクされるが、これと同
時に、デイスクブレーキ機構56を作動させることによつ
て、ブレーキ軸52が固定状態(ブレーキ状態)となるよ
うになつている。
また、クラツチハウジング2の下方には、該ハウジン
グ2の下方と、上述した前輪伝達室51の前方側とを連通
するための連通路63が開口され、また前輪伝達室51の後
上方と、センタケース3のパイプ軸44が貫通するパイプ
軸室64の下側との間には、前輪伝達室51内の潤滑油を、
パイプ軸室64を経由して後方のミツシヨンケース4に戻
すための連通孔65が開口されており、クラツチハウジン
グ2内、センタケース3内、およびミツシヨンケース4
内には、符号Oで示す油面まで潤滑油が貯留されてい
る。
グ2の下方と、上述した前輪伝達室51の前方側とを連通
するための連通路63が開口され、また前輪伝達室51の後
上方と、センタケース3のパイプ軸44が貫通するパイプ
軸室64の下側との間には、前輪伝達室51内の潤滑油を、
パイプ軸室64を経由して後方のミツシヨンケース4に戻
すための連通孔65が開口されており、クラツチハウジン
グ2内、センタケース3内、およびミツシヨンケース4
内には、符号Oで示す油面まで潤滑油が貯留されてい
る。
次に第5図に示す動力伝達系統図について説明する。
上述したパイプ軸44は、センタケース3を通過して後方
に延びミツシヨンケース4内において主変速機構66、PT
O軸変速機構67、および副変速機構69に連動連結される
が、一方の前輪駆動軸45は、センタケース3を通過して
後方に延びミツシヨンケース4内において、左右の後輪
9、9を駆動する差動歯車機構70を駆動するデフピニオ
ン軸71に連動連結されている。上述したPTO軸変速機構6
7から後方に延びる中間軸72は、PTO軸73に連動連結され
ている。また、前輪伝達室51から前方に延びる差動軸53
は、左右の前輪7、7を駆動する差動歯車機構74を駆動
するデフピニオン軸75に連動連結されている。
上述したパイプ軸44は、センタケース3を通過して後方
に延びミツシヨンケース4内において主変速機構66、PT
O軸変速機構67、および副変速機構69に連動連結される
が、一方の前輪駆動軸45は、センタケース3を通過して
後方に延びミツシヨンケース4内において、左右の後輪
9、9を駆動する差動歯車機構70を駆動するデフピニオ
ン軸71に連動連結されている。上述したPTO軸変速機構6
7から後方に延びる中間軸72は、PTO軸73に連動連結され
ている。また、前輪伝達室51から前方に延びる差動軸53
は、左右の前輪7、7を駆動する差動歯車機構74を駆動
するデフピニオン軸75に連動連結されている。
また、第6図に示す油圧系統図の如く、ミツシヨンケ
ース4の下部に設けたサクシヨンパイプ76からフイルタ
77を介してギヤポンプ79で圧送された油は、コントロー
ルバルブ80、昇圧バルブ81を介して主軸15の圧油孔36を
通り湿式デイスククラツチ機構20のピストン24に作用す
る。つまり第2図に図示のクラツチペタル82を踏込みま
ないクラツチ入り位置では、コントロールバルブ80のス
プール83が「開状態」となり、圧油孔36に油が流れてピ
ストン24がスプリング27の付勢力に抗してデイスクプレ
ート33、プレート34、皿ばね状の弾性材35を、止め輪35
aに向けて押圧するので、デイスクボス17側のスプライ
ンボス31と、主軸15側のデイスク案内筒22とに動力の伝
達を行い、主軸15に固定の歯車43を介して各部に動力の
伝達を行う。
ース4の下部に設けたサクシヨンパイプ76からフイルタ
77を介してギヤポンプ79で圧送された油は、コントロー
ルバルブ80、昇圧バルブ81を介して主軸15の圧油孔36を
通り湿式デイスククラツチ機構20のピストン24に作用す
る。つまり第2図に図示のクラツチペタル82を踏込みま
ないクラツチ入り位置では、コントロールバルブ80のス
プール83が「開状態」となり、圧油孔36に油が流れてピ
ストン24がスプリング27の付勢力に抗してデイスクプレ
ート33、プレート34、皿ばね状の弾性材35を、止め輪35
aに向けて押圧するので、デイスクボス17側のスプライ
ンボス31と、主軸15側のデイスク案内筒22とに動力の伝
達を行い、主軸15に固定の歯車43を介して各部に動力の
伝達を行う。
また、クラツチペダル82を踏込むクラツチ切位置で
は、コントロールバルブ80のスプール83が「閉状態」と
なり、圧油孔36内の油はタンクに兼用されたクラツチハ
ウジング2内に排出されるので、ピストン24はスプリン
グ27の付勢力により移動し、デイスクプレート33とプレ
ート34との間に隙間ができるので、デイスクボス17側の
スプラインボス31と、主軸15側のデイスク案内筒22との
間の動力伝達が遮断される。
は、コントロールバルブ80のスプール83が「閉状態」と
なり、圧油孔36内の油はタンクに兼用されたクラツチハ
ウジング2内に排出されるので、ピストン24はスプリン
グ27の付勢力により移動し、デイスクプレート33とプレ
ート34との間に隙間ができるので、デイスクボス17側の
スプラインボス31と、主軸15側のデイスク案内筒22との
間の動力伝達が遮断される。
さらに、ステアリングホイル10はバワステアリング機
構84に連動連結されており、このバワステアリング機構
84に作用する圧油は、中立時低圧リリフバルブ85を介し
て主軸15の潤滑油孔37に流れるので、湿式デイスククラ
ツチ20の潤滑・冷却を行うことができるが、この湿式デ
イスククラツチ機構20からの戻り油は、クラツチハウジ
ング2下部の連通孔63を通り前輪伝達室51内に流れ、こ
の前輪伝達室51内に配設された差動歯車機構54、多板デ
イスククラツチ機構56を潤滑しながら連通孔65およびパ
イプ軸室64を通りミツシヨンケース4内へ戻るよう循環
する。
構84に連動連結されており、このバワステアリング機構
84に作用する圧油は、中立時低圧リリフバルブ85を介し
て主軸15の潤滑油孔37に流れるので、湿式デイスククラ
ツチ20の潤滑・冷却を行うことができるが、この湿式デ
イスククラツチ機構20からの戻り油は、クラツチハウジ
ング2下部の連通孔63を通り前輪伝達室51内に流れ、こ
の前輪伝達室51内に配設された差動歯車機構54、多板デ
イスククラツチ機構56を潤滑しながら連通孔65およびパ
イプ軸室64を通りミツシヨンケース4内へ戻るよう循環
する。
つまり、バワーステアリング機構84から潤滑油孔37に
流入した戻り油は、スプラインボス31の油孔32より噴出
され、それぞれのデイスクプレート33面を潤滑しながら
落下すると、クラツチハウジング2内の油面Oが上昇
し、その圧力差により生ずる流れにより連通孔63から前
輪伝達室51内に流れ込み、この前輪伝達室51で差動歯車
機構54、多板デイスククラツチ機構56を通過した後、連
通孔65から後方のミツシヨンケース4へと返流される一
連の循環経路を経由して流動する。
流入した戻り油は、スプラインボス31の油孔32より噴出
され、それぞれのデイスクプレート33面を潤滑しながら
落下すると、クラツチハウジング2内の油面Oが上昇
し、その圧力差により生ずる流れにより連通孔63から前
輪伝達室51内に流れ込み、この前輪伝達室51で差動歯車
機構54、多板デイスククラツチ機構56を通過した後、連
通孔65から後方のミツシヨンケース4へと返流される一
連の循環経路を経由して流動する。
このように、フライホイール13の凹部13b内に設置さ
れた湿式のクラツチデイスク機構20であつても、該デイ
スク機構20には、クラツチデイスク機構20を支架する主
軸15内に設けた潤滑油孔37から潤滑油が供給されるが、
この冷却後の潤滑油は、クラツチハウジング2下方の前
輪伝達室51を迂回した後、連通孔65を通つてミツシヨン
ケース4内へ返流され、フイルタ77を介して再循環させ
ることができるので、常に清浄な油で湿式のクラツチデ
イスク機構20を潤滑できる。
れた湿式のクラツチデイスク機構20であつても、該デイ
スク機構20には、クラツチデイスク機構20を支架する主
軸15内に設けた潤滑油孔37から潤滑油が供給されるが、
この冷却後の潤滑油は、クラツチハウジング2下方の前
輪伝達室51を迂回した後、連通孔65を通つてミツシヨン
ケース4内へ返流され、フイルタ77を介して再循環させ
ることができるので、常に清浄な油で湿式のクラツチデ
イスク機構20を潤滑できる。
また、第7図に示す如く、デイスクボス17の外周に
は、サイドプレート18側の複数本のストツパーピン28に
対設する位置の切欠孔17aが複数個設けられ、この切欠
孔17aは円周方向に一定の遊びが設けられている。ま
た、デイスクボス17には半径Rとする軌跡上に複数個
(実施例では6個)の窓孔17bが設けられ、この窓孔17b
内には、強いコイルバネ16と弱いコイルバネ16aとが交
互に配設されている。その強いコイルバネ16は、その窓
孔17b両端部との間に距離Hの間隔が設けられている
が、弱いコイルバネ16aは窓孔17bの端部に接当されてい
る。
は、サイドプレート18側の複数本のストツパーピン28に
対設する位置の切欠孔17aが複数個設けられ、この切欠
孔17aは円周方向に一定の遊びが設けられている。ま
た、デイスクボス17には半径Rとする軌跡上に複数個
(実施例では6個)の窓孔17bが設けられ、この窓孔17b
内には、強いコイルバネ16と弱いコイルバネ16aとが交
互に配設されている。その強いコイルバネ16は、その窓
孔17b両端部との間に距離Hの間隔が設けられている
が、弱いコイルバネ16aは窓孔17bの端部に接当されてい
る。
第7図に示す矢印左方向に回転するサイドプレート18
の回転トルクが増加すると、矢印左方向に回転している
デイスクボス17に対し、一段目用の弱いコイルバネ16a
に抗してサイドプレート18が矢印右方向に捩れ始める
が、デイスクボス17が間隔Hに相当する距離だけ捩れる
と、二段目用の強いコイルバネ16が側端縁がデイスクボ
ス17の窓孔17bの端縁に当接し、二段目の強いコイルバ
ネ16も作用し始める。
の回転トルクが増加すると、矢印左方向に回転している
デイスクボス17に対し、一段目用の弱いコイルバネ16a
に抗してサイドプレート18が矢印右方向に捩れ始める
が、デイスクボス17が間隔Hに相当する距離だけ捩れる
と、二段目用の強いコイルバネ16が側端縁がデイスクボ
ス17の窓孔17bの端縁に当接し、二段目の強いコイルバ
ネ16も作用し始める。
さらに、回転トルクが増加すると、ストツパーピン28
が切欠孔17aに当接し、サイドプレート18とデイスクボ
ス17とがストツパーピン28を介して直接、動力の伝動状
態になる。なお、サイドプレート18とデイスクボス17と
の間は、図示しないがフリクシヨンプレート、フリクシ
ヨンワツシヤ、フリクシヨンスプリングを介して弾性的
に圧着されている。
が切欠孔17aに当接し、サイドプレート18とデイスクボ
ス17とがストツパーピン28を介して直接、動力の伝動状
態になる。なお、サイドプレート18とデイスクボス17と
の間は、図示しないがフリクシヨンプレート、フリクシ
ヨンワツシヤ、フリクシヨンスプリングを介して弾性的
に圧着されている。
したがつて、フライホイール13の回転力をデイスクボ
ス17に伝達する時、弱いコイルバネ16aを圧縮しながら
デイスクボス17が回転することにより、エンジン回転が
アイドリング状態で回転数に変化があつても、この回転
数の変化を弱いコイルバネ16aが吸収しながら湿式のデ
イスククラツチ機構20に伝達することができる。つま
り、第8図はクラツチデイスク17の捩り特性線図を示
し、縦軸に回転トルク(kg m)、横軸に捩り角度(de
g)をとつた場合、右側は第7図の矢印左方向における
相対的捩り特性となり、左側は第7図の矢印右方向に相
対的捩り特性となるので、クラツチペタル82を放したク
ラツチ入の時、常時噛合する歯車43、46、47、50等のバ
ツククラツシユによるたたき音の発生が防止される。
ス17に伝達する時、弱いコイルバネ16aを圧縮しながら
デイスクボス17が回転することにより、エンジン回転が
アイドリング状態で回転数に変化があつても、この回転
数の変化を弱いコイルバネ16aが吸収しながら湿式のデ
イスククラツチ機構20に伝達することができる。つま
り、第8図はクラツチデイスク17の捩り特性線図を示
し、縦軸に回転トルク(kg m)、横軸に捩り角度(de
g)をとつた場合、右側は第7図の矢印左方向における
相対的捩り特性となり、左側は第7図の矢印右方向に相
対的捩り特性となるので、クラツチペタル82を放したク
ラツチ入の時、常時噛合する歯車43、46、47、50等のバ
ツククラツシユによるたたき音の発生が防止される。
また、デイスクボス17に設けた両コイルバネ16および
16aは、フライホイール13に設けた凹部21に接近配設さ
れと共に、ホルダー部40の前方側がデイスクボス17の後
端まで入り込ませて配設できるので、クラツチハウジン
グ2のフライホイール13の後端面からの後方に突出する
突出長さを短くできる。
16aは、フライホイール13に設けた凹部21に接近配設さ
れと共に、ホルダー部40の前方側がデイスクボス17の後
端まで入り込ませて配設できるので、クラツチハウジン
グ2のフライホイール13の後端面からの後方に突出する
突出長さを短くできる。
以上に説明してきたように本考案は、エンジン後端に
クラツチハウジング、センタケースおよびミツシヨンケ
ースをその順に接続固定した農用トラクタにあつても、
エンジンからの動力を断続する湿式のクラツチデイスク
機構を、フライホイールの後側中心部に設けた凹部内に
配設することにより、クラツチハウジングのホイール後
端から後方に至る突出長さが短くなるので、クラツチハ
ウジングのホイール後面からセンタケースの直線部に至
る突出長さが短くなり、センタケースの前端がエンジン
側に接近する結果、センタケース上面に位置する部位の
デツキ板を前方に向けて長くでき、運転席に座乗したオ
ペレータの足まわりの居住性を良好にできる。
クラツチハウジング、センタケースおよびミツシヨンケ
ースをその順に接続固定した農用トラクタにあつても、
エンジンからの動力を断続する湿式のクラツチデイスク
機構を、フライホイールの後側中心部に設けた凹部内に
配設することにより、クラツチハウジングのホイール後
端から後方に至る突出長さが短くなるので、クラツチハ
ウジングのホイール後面からセンタケースの直線部に至
る突出長さが短くなり、センタケースの前端がエンジン
側に接近する結果、センタケース上面に位置する部位の
デツキ板を前方に向けて長くでき、運転席に座乗したオ
ペレータの足まわりの居住性を良好にできる。
しかも、湿式のクラツチデイスク機構を収納する凹部
はフライホイールの中心部に設けられ、フライホイール
の質量を低下させることなくクラツチデイスク機構を装
備することができ、フライホイールの慣性力を保持しな
がらデツキ板の長さを長くできる。
はフライホイールの中心部に設けられ、フライホイール
の質量を低下させることなくクラツチデイスク機構を装
備することができ、フライホイールの慣性力を保持しな
がらデツキ板の長さを長くできる。
また、クラツチデイスク機構を構成している駆動側部
材と従動側部材と摩擦板等がデイスク案内筒に収納され
ているので、このデイスク案内筒をデイスクボスととも
にフライホイールの凹部から、この一つの集合体として
引き抜いてクラツチ調整を簡便に行うことができる。
材と従動側部材と摩擦板等がデイスク案内筒に収納され
ているので、このデイスク案内筒をデイスクボスととも
にフライホイールの凹部から、この一つの集合体として
引き抜いてクラツチ調整を簡便に行うことができる。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はフライホイー
ルの凹部に湿式のクラツチデイスク機構を配設した要部
の縦断側面図、第2図は一部を破断して示す農用トラク
タの全体側面図、第3図は湿式のクラツチデイスク機構
の潤滑状態を示す要部の拡大断面図、第4図は両方の接
続油路を同時に断面して示すホルダー部の縦断正面図、
第5図は農用トラクタの動力伝達系統図、第6図は油圧
系統図、第7図は一部を示すサイドプレートとデイスク
ボスとの関係図、第8図はクラツチデイスクの捩り特性
線図である。 T…農用トラクタ、1…エンジン、2…クラツチハウジ
ング、3…センタケース、4…ミツシヨンケース、8…
デツキ板、11…運転席、20…クラツチデイスク機構、13
…フライホイール、13b…凹部、L…フライホイールの
後端からセンタケースの直線部に至る長さ。
ルの凹部に湿式のクラツチデイスク機構を配設した要部
の縦断側面図、第2図は一部を破断して示す農用トラク
タの全体側面図、第3図は湿式のクラツチデイスク機構
の潤滑状態を示す要部の拡大断面図、第4図は両方の接
続油路を同時に断面して示すホルダー部の縦断正面図、
第5図は農用トラクタの動力伝達系統図、第6図は油圧
系統図、第7図は一部を示すサイドプレートとデイスク
ボスとの関係図、第8図はクラツチデイスクの捩り特性
線図である。 T…農用トラクタ、1…エンジン、2…クラツチハウジ
ング、3…センタケース、4…ミツシヨンケース、8…
デツキ板、11…運転席、20…クラツチデイスク機構、13
…フライホイール、13b…凹部、L…フライホイールの
後端からセンタケースの直線部に至る長さ。
Claims (1)
- 【請求項1】エンジンの後端にクラツチハウジング、セ
ンタケースおよびミツシヨンケースをその順に接続固定
し、上記センタケース上面に広幅平坦面のデツキ板を設
けた農用トラクタにおいて、前記クラツチハウジング内
に前記エンジンからの動力を断続する湿式のクラツチを
設け、この湿式のクラッチがエンジンのクランク軸によ
って駆動される肉厚外周部と側壁部で片面に凹部を形成
したフライホイールと、この凹部内に挿入されたクラツ
チデイスク機構とからなり、前記クラツチデイスク機構
の主軸が前記フライホイールの側壁部と前記クラツチハ
ウジングの後部との間で軸支されるとともに、前記クラ
ツチデイスク機構の従動側が前記主軸に固定されたデイ
スク案内筒内側に、駆動側が前記フライホイールの肉厚
外周部に固定されたデイスクボスにそれぞれ配設される
ことで、前記ハウジングの前記フライホイール後端から
後方に至る突出長さを短く構成してなる農用トラクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989109152U JP2527895Y2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | 農用トラクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989109152U JP2527895Y2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | 農用トラクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0347820U JPH0347820U (ja) | 1991-05-07 |
| JP2527895Y2 true JP2527895Y2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=31657754
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989109152U Expired - Lifetime JP2527895Y2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | 農用トラクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2527895Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4583541B2 (ja) * | 2000-03-09 | 2010-11-17 | 本田技研工業株式会社 | 車両 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4930048A (ja) * | 1972-07-17 | 1974-03-18 | ||
| JPS61175173A (ja) * | 1985-01-31 | 1986-08-06 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | トラクタにおけるステアリング駆動装置 |
| JPS61285126A (ja) * | 1985-06-12 | 1986-12-15 | Iseki & Co Ltd | トラクタのクラツチ |
-
1989
- 1989-09-20 JP JP1989109152U patent/JP2527895Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0347820U (ja) | 1991-05-07 |
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