JPS59133356A - 印刷用アルミニウム合金の製造方法 - Google Patents

印刷用アルミニウム合金の製造方法

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JPS59133356A
JPS59133356A JP58007829A JP782983A JPS59133356A JP S59133356 A JPS59133356 A JP S59133356A JP 58007829 A JP58007829 A JP 58007829A JP 782983 A JP782983 A JP 782983A JP S59133356 A JPS59133356 A JP S59133356A
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雅弘 川口
Hitoaki Tanaka
田中 仁朗
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は印刷用アルミニウム合金の製造方法に関し、さ
らに詳しくは、オフセット印刷に用いられる28版の支
持体として電解粗面化において均一性に優れかつ二重構
造が得られる印刷用アルミニウム合金の製造方法に関す
るものである。
一般にオフセット印刷において、アルミニウム板を支持
体として用いることは従来から行なわれており、感光膜
の密着性および非画線部の保水性の点からその表面を粗
面化しておくことが必要である。
この粗面化処理方法としては、従来からボール研磨法や
ブラッシング研磨法等の機械的処理法があったが、新た
に塩酸またはこれを主体とする電j’l’/液(以下塩
酸系電解液という)および硝酸またはこれを主体とする
電解液(以下硝酸光電lll1′液という)を用いて板
表面を電気化学的に腐蝕して粗面化する方法が採用され
ている。この電解粗面化法は得られる粗面板の製版適性
や印刷性能が優れていることおよびコイル材の連続処理
に適していることから近年急速に発展している。
従来、オフセント印刷用アルミニウム板としては、機械
的粗面化法に対しては、JIS規格のl\1050、A
l100、A 3003に相当するものが用いられまた
電解粗面化法に対しては一般にA 105 (1相当材
が用いられている。
そして、これら従来のアルミニウム板に電解粗面化処理
法を適用した場合に電解によるピント構造は次のように
なる。
1)塩酸系電解液の場合 ピット自体は深くかつ個々のピットは比較的大きいが、
ピット面は比較的平滑である。
2)硝酸系電解液の場合 蜂の巣状の比較的小さな凹凸が形成されるが、ピット深
さが全体に浅い。
以」二のような粗面化表面のピット構造の違いは、版材
の印刷性能や耐刷性にWWを及ぼし、例えば゛、上記塩
酸系電解液でイqられるような粗面を有する版材は、新
聞、雑誌等の耐刷性を重点とする印刷に適し、また硝酸
系電j1り液で得られるような粗面を有する版材は繊細
な画像を要求されるカレングー、カタログ類などの商業
美術印刷に適するが、耐刷性の点では塩酸系電解液より
劣り、印刷部数の比較的少ないものが対象となり、それ
ぞれの適用範囲にある程度の限界か′あった。
また、前記A105(1’4においては、純アルミニウ
ムであることから強度か低く、薄肉化あるいはバーニン
グ処理(通常200〜300 ℃で3〜10分間)管に
おいて、版材か曲り易く取扱いに困る場合があった。
このような従来における印刷用アルミニウム合金の電1
’lf#粗而化処理の種々の問題7算に鑑み本発明者は
、電解粗面化処理法により、塩酸系電解液による711
面板と硝酸系電解液による粗面板の両方の特性を併せ持
ちかつ強度か高くバーニング処理後も強度が高くその上
均−性を高めたオフセット印刷版用のアルミニウム合金
柑面板を得ようと研究を重ねた結果本発明を完成したの
である。
本発明に係る印刷用アルミニウム合金の製造方法は、(
1)N録0.3〜5重量%およびMn()、3〜2重量
%を含有し、残部アルミニウムおよび不純物からなるア
ルミニウム合金を圧延率10%以上で最終冷間圧延を施
してアルミニウム合金板とし、このアルミニウム合金板
を硝酸系電解液中で交流電流による電解粗面化処理を施
すことを特徴とする印刷用アルミニウム合金の製造方法
を第1の発明とし、(2)Mg 0.3へ5重量%、M
++0.3−2重量%、Cu  O,05−1重量%を
含有し、残部アルミニウムおよび不純物からなるアルミ
ニウム合金を圧延率10%以上で最終冷間圧延を施して
アルミニウム合金板とし、このアルミニウム合金板を硝
酸系電解液中で交流電流による電解粗面化処理を施すこ
とを特懲とする印刷用アルミニウム合金の製造方法を第
2の発明とする2つの発明よりなるものである。
即ち、−上記したアルミニウム合金板を用いて硝酸系電
解液で交流電流による電解粗面化処理を施すことによ)
)、深く大きな1次ピントの各ピット面に複雑な凹凸を
有する2次ピットを形成される二重構造となりかつ均一
性に優れさらに機械的性質に優れ強度が高いことがら薄
肉化も可能となるものである。
以下本発明に係る印刷用アルミニウム合金の製造方法に
ついて、使用するアルミニウム合金の含有成分と成分割
合および電解粗面化処理法を詳細に説明する。
先ず、アルミニウム合金の含有成分と成分割合について
説明する。
h匂は硝酸系電解液中で交流電流による電解粗面化処理
を施すことにより深く大きな1次ピントとそのビット面
に複雑な凹凸を有する2次ピント、即ち、二重構造ピン
トを形成させるのに有効な元素であり、I\′1g含有
量か0.3重量%未渦では二重f’i’7造ピント全ピ
ントることかできなく強度向上の効果も少なく、また、
M8含有:?h・5重量%を越えると二重構造ピントの
形成効果は飽和しかつ経済的にも無駄であると共に圧延
板の製造法において端部割れの増大等の問題が発生しさ
らに印刷板に要求される曲げ特性も低下傾向となり好ま
しくない。よって、M8含有量は0.3〜5重景重量す
る。
Mnはビットの均一性を向上させるために有効な元素で
あり、含有量が0.3%未nシJでは均一性向」二の効
果が充分でなく、また、2重量%を越えて含有されると
M11系金属間化合物のサイズが大きくなり電解時にか
えって均一性が損なわれる傾向となり好ましくない。よ
って、M n含有量は0.3〜2重量%とする。しh化
ながら、上記と同様な理由および曲げ特性の点からMg
含有量が2重量%以上の場合にはMn1j:1重量%以
下の含有量とするのが良い。
Cuは電解粗面化によるエンチング効果を高くするため
でありさらには2次ピントの形状を調整するために有効
な元素であり、含有量が(+ 、(:r s重量%未満
ではこのような効果が充分得ることができず、また、1
重量%を越えて含有されると電解オ11面化時エツチン
グ量が過剰となり好ましくない。よって、Cu含有量は
0.05〜1重量%とする。そして、耐蝕性の点も含め
て望ましい含有量としては0.05〜0.5重量%であ
る。
不純物については、通常市販の工業用純アルミニウムに
含有される程度の範囲であれば差支えはないが、Feは
()、7重量%までは含有されてもよく、Slは0.3
重量%まで含有されてもよいか、これらの範囲を越える
と電解粗面住処plj時に不均一エツチング傾向となり
未エンチング部が発生し易くなるので好ましくない。ま
た、鋳塊組織微細化のためのTiの含有はA I−Ti
、Ti  B等の粒子の凝集を生じ易く電解粗面化処理
において不均一な111面となり易いのでTiL7)含
有量はf’1.05重量%以下とするのが良く、望まし
くは0.02重足置以下とするのかよい。
このような含有成分と成分割合のアルミニウム合金落湯
を通常の方法により鋳造を行なう。この場合、省エネル
ギーの観点および槻械的性質の向上等から薄板連続鋳造
を行なってもよいのである。
1:1られた鋳塊を均質化処理、熱間圧延、冷間圧延、
中間焼鈍等の工程を経て0.1〜0 、5 Il+m厚
のアルミニウム合金板に加工する。
この際、最終の冷間圧延の圧延率は10%以」二とする
ことが必要である。印刷版用アルミニウム合金板は、そ
の製版・印刷工程において人手による取扱いが非常に多
く、従って、Q材等の軟質材ではだとえσ8、σ(1,
2等の絶対値が高くても、特に薄肉化される場合の腰折
れ等のハンドリング上の問題が生じ、実用に供すること
が困難となる。
なお、この点再現性など確実にこの目的を達しようとす
れば、圧延率を20%以上とするのが好ましい。
次いで二のようにして得られたアルミニウム合金板に電
解本11面化処理を施すのである。
しかし、電解粗面化に先立ってアルミニウム合金板は必
要に応じて表面の圧延油除去およびアルミニウム合金板
表面を清汀1化のための表面処理が行なわれる。一般的
に、圧延油除去はトリクレン等の溶剤や界面活性剤を用
いてアルミニウム合金板の表面を洗浄する処理法が用い
られ、アルミニウム合金板表面の清浄化は1〜10%、
水酸化ナトリウムや水酸化カリウム等の水溶液に20〜
? 0 ’Cの温度で5〜300秒浸漬し次いで1()
〜20%の硝酸または硫酸水溶液に1()〜50°Cの
温度で5〜300秒浸漬し、アルカリエンチング後の中
和およびスマットの除去を行なう方法が広く採用されて
いる。
このアルミニウム合金板の表面清浄終了後に電解粗面化
処理を行なうのであるか、この電Mtl1面化処理にお
いて使用する電解液としては、従来から知られている硝
酸イオンを含む水溶液が使用できるが、特に好ましい電
解液は硝酸水)8液でありその濃度は0.5〜5重景重
量する。そして、この電解液に腐蝕抑制剤または安定剤
として、硝酸アンモニウム、硝酸す)・リウム等の硝酸
塩、トリメチルアミン、ノエタ7−ルアミン、エチレン
ジアミン、ヘキサメチレンジアミンq・のアミン類やホ
ルムアルデヒド梓のアルデヒド類並びにリン酸、クロム
酸、スルホサリチル酸悴を0.05〜3重量%含有させ
ることができる。
電IW液の温度は通常10〜40 ’Cで、好ましいの
は15〜30 ’Cである。
この電解液を使用して電解ネ11面化処理を行なう際の
交流電流は、正負の極性を交互に交換させて得られる波
形の電流であり矩形波、台形波等の交番波形電流をも含
むが、通常の商業用交流即ち正弦波の単相交流および三
相交流で充分である。
」二重したような条件により処理されたアルミニ・クム
合金板は必要に応して常法により室温〜80℃の温度の
アルカリまたは酸の水溶液に1〜50分浸漬することに
よりデスマットし次いで中和した後印刷版用支持体とし
て用いられる。また、印刷版用支持体として使用するに
当り常法によりアルミニウム合金板粗面にさらに陽極酸
化処理を施すとアルミニウム合金素地の状態より親水性
が向上し刷り易くなる上に耐刷力も向上するという効果
がある。
次に、本発明に係る印刷用アルミニウム合金の製造方法
の実施例を比較例と共に説明する。
実施例 @1表に示す含有成分と成分割合となるように常法によ
り溶製し鋳造してアルミニウム合金板としそして電11
イ粗面化処理を行なった。
第1表 No、1〜No、4は本発明に係るアルミニウム合金板
の製造方法のアルミニウム合金である。
No、5〜No、8は比較例のアルミニウム合金である
電解処理条件 No、 1−No、 7 1.6%HNO0,25°C160A/d+n2X 2
0秒No、8 3%FICI、  25 ℃、  6 0  A/dm
2X  2 0 秒第2表に電解粗面化後のピント形態
、平均粗度および機械的性質を示す。
この第2表中のビット形態を示す記号A、B、Cについ
て説明する。
A: 1次ピットのビット面に複雑な凹凸を示す2次ピ
ットが存在する二重構造ビットを示す。
B: 先に述べた如〈従来相を硝酸系電解液にて粗面化
した場合での蜂の巣状の小さな凹凸で深さは全体的に浅
いものを示す。
C: 従来材を塩酸系電解液にて粗面化した場合に見ら
れる個々のビットは比較的大すいがピット面そのものは
比較的平泪なものを示す。
第2表 第2表より明らかなように、本発明に係る印刷用アルミ
ニウム合金の製造方法によるNo、1〜No、4は電解
ネ11面化後に二重構造ピント形態を示しておりかつ均
一性に優れておリサらに強度が高いことがわかる。
なお電解粗面化を示す走査電子顕微鏡写真(倍率100
0倍)をNo、3およびNo、5にツいて第1図および
第2図に示す。
この実施例かられかるように本発明に係る印刷用)′ル
ミニラj、合′涌の製造方法(−よるアルミコウム介金
板は1り・れた二重構造をイjしかつ均 性に+f憂れ
ごら:二1i適度の深さをイjし印刷版とし−C非常に
適している?、ので゛あり、岱ら1こ強)度も高く;・
W山札も司ず1ヒでゝある4、 ミ;ウム合金の製造方法はトー記の構成をイJし、てい
るものであるから、IFjられなアルミニウム合・金′
411而化板は、オフセラ]・印刷版とし′ζ良好な深
く大きい1大ビツトのピット面に複利な凹凸を有する2
犬ビットか形成される二重構造を有し、がっ、均一性も
良好て゛ありさらに強度か高く薄肉化い−iJ能で′あ
るという優れ六二効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第2図はNo、3とNo、5の電解による相
面度を示す表面金属組織の疋杏電了顕微鏡写真である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  Mg 0.3〜5重量%およびMn(1,3
    %〜2重量%を含有し、残部アルミニウムおよび不純物
    からなるアルミニウム合金を10%以上の圧延率で最終
    冷間圧延を施してアルミニウム合金板とし、このアルミ
    ニウム合金板を硝酸系電解液中で交流電流による電解粗
    面化処理を施すことを特徴とする印刷用アルミニウム合
    金の製造方法。
  2. (2)Mg0.3〜5重景重量Mn0.3〜2重1%、
    Cu O’、 05〜1重景重量含有し、残部アルミニ
    ウムおよび不純物からなるアルミニウム合金を10%以
    上の圧延率で最終冷間圧延を施してアルミニウム合金板
    とし、このアルミニウム合金板を硝酸系電解液中で交流
    電流による電解粗面化処理を施すことを特徴とする印刷
    用アルミニウム合金の製造方法。
JP58007829A 1983-01-20 1983-01-20 印刷用アルミニウム合金の製造方法 Granted JPS59133356A (ja)

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