JPH08297100A - 卵の検査方法 - Google Patents
卵の検査方法Info
- Publication number
- JPH08297100A JPH08297100A JP10282795A JP10282795A JPH08297100A JP H08297100 A JPH08297100 A JP H08297100A JP 10282795 A JP10282795 A JP 10282795A JP 10282795 A JP10282795 A JP 10282795A JP H08297100 A JPH08297100 A JP H08297100A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 実用的な処理速度で、ひびとすじを区別し
て、ひびのみを検出できるようにする。 【構成】 ひび割れ部とすじ状模様部を抽出するために
2値化処理を行い、次に膨脹処理により、すじ状模様部
と比べて、複雑な形状のひび割れ部の近接した線を結合
して、膨脹量以上に太い線を形成した後、収縮処理を行
って、孤立した線状領域は消滅させ、複数の線が膨脹に
より付着した領域のみを残す。
て、ひびのみを検出できるようにする。 【構成】 ひび割れ部とすじ状模様部を抽出するために
2値化処理を行い、次に膨脹処理により、すじ状模様部
と比べて、複雑な形状のひび割れ部の近接した線を結合
して、膨脹量以上に太い線を形成した後、収縮処理を行
って、孤立した線状領域は消滅させ、複数の線が膨脹に
より付着した領域のみを残す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、卵の検査方法に係り、
特に、鶏卵に用いるのに好適な、卵殻のひび割れ部を識
別して、卵の良否を判定することが可能な、卵の検査方
法に関するものである。
特に、鶏卵に用いるのに好適な、卵殻のひび割れ部を識
別して、卵の良否を判定することが可能な、卵の検査方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鶏卵の検査は、現在ほとんどが目視で行
われており、自動検査は試験的な開発が行われているが
実用に至っていない。従来開発された自動検査方法とし
て、マイクロホン等で卵殻に振動を与えた時の振動波形
の特質を抽出して、正常卵とひび割れ卵の振動波形の比
較分析を行う特開昭61−173157や、卵に検査内
容に応じた波長領域を有する光を照射し、殻の表面での
反射光の波長分布に基づいて推定される正常卵の透過光
の波長分布と、卵内を透過した透過光の波長分布とを比
較することにより、不良卵を判別する特開平4−194
650等がある。又、画像処理技法を用いたものとし
て、卵の透過光の画像を濃淡階調差及びパターンにより
処理して、良否を判定する特開昭62−211544等
がある。
われており、自動検査は試験的な開発が行われているが
実用に至っていない。従来開発された自動検査方法とし
て、マイクロホン等で卵殻に振動を与えた時の振動波形
の特質を抽出して、正常卵とひび割れ卵の振動波形の比
較分析を行う特開昭61−173157や、卵に検査内
容に応じた波長領域を有する光を照射し、殻の表面での
反射光の波長分布に基づいて推定される正常卵の透過光
の波長分布と、卵内を透過した透過光の波長分布とを比
較することにより、不良卵を判別する特開平4−194
650等がある。又、画像処理技法を用いたものとし
て、卵の透過光の画像を濃淡階調差及びパターンにより
処理して、良否を判定する特開昭62−211544等
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この中で特開昭61−
173157や特開平4−194650は、ひび割れ部
及びすじ状模様部を持つ卵を全て不良と判定するもので
ある。しかし、実際の目視による検査では、ひび割れ部
は不良とするが、すじ状模様部は良としており、その前
提に疑問が残る。
173157や特開平4−194650は、ひび割れ部
及びすじ状模様部を持つ卵を全て不良と判定するもので
ある。しかし、実際の目視による検査では、ひび割れ部
は不良とするが、すじ状模様部は良としており、その前
提に疑問が残る。
【0004】又、この前提を考慮した特開昭62−21
1544でのひび割れ部の良否を判定する手法には、判
定基準を確かめる具体的な画像処理手法が明確化されて
いない部分がある、判定基準の数が多く、しかもそれぞ
れが処理時間のかかる画像の特徴量の計測を要するもの
であり、実用的な処理速度の実現が困難である、等の問
題がある。
1544でのひび割れ部の良否を判定する手法には、判
定基準を確かめる具体的な画像処理手法が明確化されて
いない部分がある、判定基準の数が多く、しかもそれぞ
れが処理時間のかかる画像の特徴量の計測を要するもの
であり、実用的な処理速度の実現が困難である、等の問
題がある。
【0005】本発明は、前記従来の問題点を解決するた
めになされたもので、高速で卵のひび割れ部の良否を識
別するための画像処理手法を提供することを目的として
いる。
めになされたもので、高速で卵のひび割れ部の良否を識
別するための画像処理手法を提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、卵の検査に際
して、卵殻を持つ卵の一方から光を照射し、その反対側
に配置した画像撮影装置で、卵内部を光が透過してくる
状態を撮影した濃淡画像を得、該濃淡画像を2値化処理
して、卵の正常部分に現わされるすじ状模様部と、ひび
割れ部に相当する画素が一定値A、正常卵殻部がこれと
は異なる一定値Bとなった2値画像を得、該2値画像に
対して、Aの値を持つ各画素の隣接する画素の値をAに
し、1層太らせる膨脹処理を所定回数繰り返した後、B
の値を持つ各画素の隣接する画素の値をBにし、1層小
さくする収縮処理を膨脹処理回数より多い所定回数行
い、Aの値を持つ画素が残れば不良、残らなければ良と
識別することにより、前記目的を達成したものである。
して、卵殻を持つ卵の一方から光を照射し、その反対側
に配置した画像撮影装置で、卵内部を光が透過してくる
状態を撮影した濃淡画像を得、該濃淡画像を2値化処理
して、卵の正常部分に現わされるすじ状模様部と、ひび
割れ部に相当する画素が一定値A、正常卵殻部がこれと
は異なる一定値Bとなった2値画像を得、該2値画像に
対して、Aの値を持つ各画素の隣接する画素の値をAに
し、1層太らせる膨脹処理を所定回数繰り返した後、B
の値を持つ各画素の隣接する画素の値をBにし、1層小
さくする収縮処理を膨脹処理回数より多い所定回数行
い、Aの値を持つ画素が残れば不良、残らなければ良と
識別することにより、前記目的を達成したものである。
【0007】
【作用】本発明は、卵殻を持つ卵の一方から光を照射
し、その反対側に配置した画像撮影装置で、卵内部を光
が透過してくる状態を撮影した濃淡画像において、以下
の画像処理手法を用いて卵のひび割れ部とすじ状模様部
を識別するものである。
し、その反対側に配置した画像撮影装置で、卵内部を光
が透過してくる状態を撮影した濃淡画像において、以下
の画像処理手法を用いて卵のひび割れ部とすじ状模様部
を識別するものである。
【0008】即ち、まず、ひび割れ部とすじ状模様部の
濃度値が正常部の濃度値より高いという濃淡特徴を利用
して、ひび割れ部とすじ状模様部を抽出するために2値
化処理を行い、正常領域を一定画素値B、ひび割れ部及
びすじ状模様部の領域を一定画素値Aとした2値画像を
生成する。
濃度値が正常部の濃度値より高いという濃淡特徴を利用
して、ひび割れ部とすじ状模様部を抽出するために2値
化処理を行い、正常領域を一定画素値B、ひび割れ部及
びすじ状模様部の領域を一定画素値Aとした2値画像を
生成する。
【0009】次に膨脹処理により、すじ状模様部と比べ
て、複雑な形状のひび割れ部の近接した線を結合して、
膨脹量以上に太い線を形成した後、収縮処理を行って、
孤立した線状領域は消滅させ、複数の線が膨脹により付
着した領域のみを残す。
て、複雑な形状のひび割れ部の近接した線を結合して、
膨脹量以上に太い線を形成した後、収縮処理を行って、
孤立した線状領域は消滅させ、複数の線が膨脹により付
着した領域のみを残す。
【0010】卵のひび割れ部を形成する線は、複雑に曲
がりくねった形状となることや、複数の線が結合して、
分岐点を形成することが多い。これに対して、すじ状模
様部は、直線状又は、ゆるやかな孤状となっている。従
って、膨脹処理を施すと、すじ状模様部は膨脹回数だけ
太くなるだけなのに対し、ひび割れ部では近接した線が
くっついて、より太い線を形成することが多い。従っ
て、膨脹後、膨脹回数+線幅/2より多い回数の収縮処
理を行うと、すじ状模様部は消滅するに対し、ひび割れ
部では膨脹時にくっついて太くなった部分が残る。以上
のような処理により、ひび割れ部のみを高い確率で検出
することができる。
がりくねった形状となることや、複数の線が結合して、
分岐点を形成することが多い。これに対して、すじ状模
様部は、直線状又は、ゆるやかな孤状となっている。従
って、膨脹処理を施すと、すじ状模様部は膨脹回数だけ
太くなるだけなのに対し、ひび割れ部では近接した線が
くっついて、より太い線を形成することが多い。従っ
て、膨脹後、膨脹回数+線幅/2より多い回数の収縮処
理を行うと、すじ状模様部は消滅するに対し、ひび割れ
部では膨脹時にくっついて太くなった部分が残る。以上
のような処理により、ひび割れ部のみを高い確率で検出
することができる。
【0011】膨脹、収縮処理は、特徴量計測と比べて単
純な処理のため、処理時間が短い。又、処理手続き全体
も、画像の状態に応じて処理の流れが枝分かれすること
なく、一定の手順で実行できるため短時間で実行でき
る。
純な処理のため、処理時間が短い。又、処理手続き全体
も、画像の状態に応じて処理の流れが枝分かれすること
なく、一定の手順で実行できるため短時間で実行でき
る。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
細に説明する。
【0013】図1に、本発明の適用対象である鶏卵自動
検査システムの実施例の構成を示す。
検査システムの実施例の構成を示す。
【0014】図1中、22は、卵10の下部より光源2
0で照射した卵10の画像を透光して撮影する画像撮影
装置である。卵10の両サイドに取り付けた1対のセン
サ24は、卵10の通過と同時に、トリガ発生装置26
にトリガ開始信号S1を転送する。トリガ発生装置26
は、該信号S1を受け取ると、画像撮影制御装置28に
は画像撮影開始信号S2を、画像処理装置30には画像
処理開始信号S4を転送する。画像撮影制御装置28
は、画像撮影装置22に画像撮影開始信号S2を転送す
ると共に、画像撮影装置22からの画像信号S3を画像
処理装置30に転送する。画像処理装置30は、トリガ
発生装置26から画像処理開始信号S4を受け取ると、
画像撮影装置22からの画像信号S3の処理を行う。
0で照射した卵10の画像を透光して撮影する画像撮影
装置である。卵10の両サイドに取り付けた1対のセン
サ24は、卵10の通過と同時に、トリガ発生装置26
にトリガ開始信号S1を転送する。トリガ発生装置26
は、該信号S1を受け取ると、画像撮影制御装置28に
は画像撮影開始信号S2を、画像処理装置30には画像
処理開始信号S4を転送する。画像撮影制御装置28
は、画像撮影装置22に画像撮影開始信号S2を転送す
ると共に、画像撮影装置22からの画像信号S3を画像
処理装置30に転送する。画像処理装置30は、トリガ
発生装置26から画像処理開始信号S4を受け取ると、
画像撮影装置22からの画像信号S3の処理を行う。
【0015】図において、32は、画像撮影装置22の
固定支持台、34は、卵10の搬送用ローラ、矢印F
は、卵10の流れる方向を示したものである。
固定支持台、34は、卵10の搬送用ローラ、矢印F
は、卵10の流れる方向を示したものである。
【0016】以下、実施例の作用を説明する。
【0017】透光して見える卵の割れ部には、大きくわ
けて「ひび」と「すじ」の2種類ある。このうち、「ひ
び」は、卵の表面の殻(卵殻)が割れているもの、「す
じ」は、卵殻は割れていないが、その一つ内側の膜に異
常があり一見ひびのように見えるものを指す。
けて「ひび」と「すじ」の2種類ある。このうち、「ひ
び」は、卵の表面の殻(卵殻)が割れているもの、「す
じ」は、卵殻は割れていないが、その一つ内側の膜に異
常があり一見ひびのように見えるものを指す。
【0018】現在、鶏卵の目視検査では、ひびがある卵
を不良卵、すじがある卵を良卵として取り扱っている。
図2の最上段の卵が、ひびのある卵の例、図3の最上段
の卵が、すじのある卵の例である。
を不良卵、すじがある卵を良卵として取り扱っている。
図2の最上段の卵が、ひびのある卵の例、図3の最上段
の卵が、すじのある卵の例である。
【0019】ひびとすじにおける割れ部のプロファイル
(濃度変化グラフ)の例を図2及び図3に示す。図2、
図3から、割れ部の濃度値(図中の○で囲まれた部分)
は他の正常部と比べて明らかに大きく、閾値処理によ
り、この部分を抽出することが可能である。
(濃度変化グラフ)の例を図2及び図3に示す。図2、
図3から、割れ部の濃度値(図中の○で囲まれた部分)
は他の正常部と比べて明らかに大きく、閾値処理によ
り、この部分を抽出することが可能である。
【0020】ところが卵の場合、表面が曲面であるた
め、画像中の場所により平均的な濃度が変化している。
このような画像に、図4のような、閾値を固定化した閾
値処理を行っても、図5のように、うまく割れ部の領域
を抽出することはできない。
め、画像中の場所により平均的な濃度が変化している。
このような画像に、図4のような、閾値を固定化した閾
値処理を行っても、図5のように、うまく割れ部の領域
を抽出することはできない。
【0021】そのため、閾値を小領域毎に変化させた動
的2値化処理を行う。具体的には、原画像(図6の1)
を平滑化した画像(図6の2)に、割れ部と正常部の濃
度差により設定する値を加えたものを閾値画像(図6の
3)とする。以上の処理により、図7のように、卵の正
常部を一定濃度値B、ひびとすじの部分をBと異なる一
定濃度値Aとした2値画像を生成できる。
的2値化処理を行う。具体的には、原画像(図6の1)
を平滑化した画像(図6の2)に、割れ部と正常部の濃
度差により設定する値を加えたものを閾値画像(図6の
3)とする。以上の処理により、図7のように、卵の正
常部を一定濃度値B、ひびとすじの部分をBと異なる一
定濃度値Aとした2値画像を生成できる。
【0022】以上の処理で抽出したひびとすじには、形
状及び分布の面から、以下の相違がある。
状及び分布の面から、以下の相違がある。
【0023】即ち、形状に関して、すじは、単純な1本
の線及び楕円状の孤であるのに対して、ひびは、線がぎ
ざぎざになっていたり、途中で分岐する。
の線及び楕円状の孤であるのに対して、ひびは、線がぎ
ざぎざになっていたり、途中で分岐する。
【0024】又、分布に関して、すじは、1本の線が孤
立して存在するのに対して、ひびは、複数の線が密に存
在する。
立して存在するのに対して、ひびは、複数の線が密に存
在する。
【0025】画像中のひびとすじといった、領域の形状
特徴を解析する画像処理手法として、複雑度(=(周囲
長)2 /面積)の計測や、線図形に修正した後での分岐
点数の計測等があり、又、密集性を解析する画像処理手
法として、領域間の距離計測等がある。
特徴を解析する画像処理手法として、複雑度(=(周囲
長)2 /面積)の計測や、線図形に修正した後での分岐
点数の計測等があり、又、密集性を解析する画像処理手
法として、領域間の距離計測等がある。
【0026】しかし、これらの手法は、以下の要因で高
速には実行できない。その第1の要因としては、前処理
としてラベリング処理(各領域の番号付け)や細線化処
理等の、複雑で処理時間の長い処理を伴うためであり、
第2の要因として、識別には最低2つの特徴量の計測が
必要なためである。
速には実行できない。その第1の要因としては、前処理
としてラベリング処理(各領域の番号付け)や細線化処
理等の、複雑で処理時間の長い処理を伴うためであり、
第2の要因として、識別には最低2つの特徴量の計測が
必要なためである。
【0027】後者の第2の要因について説明する。図8
(a)と(b)のひびの細線化画像は似通うが、(a)
は分岐点数1、(b)は分岐点数0となり、分岐点数1
以上をひび、それ以外をすじとするアルゴリズムでは、
(a)はひび、(b)はすじと判定してしまう。これを
正確に判定するには、領域間の距離計測も必要である。
同様に複雑度の計測にも距離測定が必要になる。
(a)と(b)のひびの細線化画像は似通うが、(a)
は分岐点数1、(b)は分岐点数0となり、分岐点数1
以上をひび、それ以外をすじとするアルゴリズムでは、
(a)はひび、(b)はすじと判定してしまう。これを
正確に判定するには、領域間の距離計測も必要である。
同様に複雑度の計測にも距離測定が必要になる。
【0028】本発明では、ひびとすじの識別を、その形
や分布の相違を利用して高速に識別する手法として、膨
脹収縮処理を行う。
や分布の相違を利用して高速に識別する手法として、膨
脹収縮処理を行う。
【0029】具体的には、まず膨脹処理により、ひびと
すじの形状と分布における上記の相違点を強調する。即
ち、ひびの領域はすじの領域と異なり、図9(a)、図
10(a)に示すように、ぎざぎざや分岐、密集等によ
り線状領域が互いに近接しているため、近接部分の間隔
を超える回数の膨脹処理を行うと、近接部分が互いに図
9(b)、図10(b)のように結合され、大きく拡大
される。これに対して、図11(a)に示すようなすじ
の領域は、同じ回数の膨脹処理を施しても、図11
(b)のように、膨脹回数分太くなるだけである。膨脹
後、膨脹回数より大きい回数の収縮処理を行えば、すじ
の領域は図11(c)のように消滅するが、ひびの領域
は図9(c)、図10(c)のように、膨脹による結合
分が残る。これにより、ひびとすじの識別が可能であ
る。
すじの形状と分布における上記の相違点を強調する。即
ち、ひびの領域はすじの領域と異なり、図9(a)、図
10(a)に示すように、ぎざぎざや分岐、密集等によ
り線状領域が互いに近接しているため、近接部分の間隔
を超える回数の膨脹処理を行うと、近接部分が互いに図
9(b)、図10(b)のように結合され、大きく拡大
される。これに対して、図11(a)に示すようなすじ
の領域は、同じ回数の膨脹処理を施しても、図11
(b)のように、膨脹回数分太くなるだけである。膨脹
後、膨脹回数より大きい回数の収縮処理を行えば、すじ
の領域は図11(c)のように消滅するが、ひびの領域
は図9(c)、図10(c)のように、膨脹による結合
分が残る。これにより、ひびとすじの識別が可能であ
る。
【0030】収縮回数na 、膨脹回数nb は、ひびやす
じの平均太さ(m画素)に影響され、例えば、以下の不
等式が成立するように、それぞれの回数を設定すること
ができる。
じの平均太さ(m画素)に影響され、例えば、以下の不
等式が成立するように、それぞれの回数を設定すること
ができる。
【0031】(na −nb )×2>m …(1)
【0032】なお、前記実施例においては、本発明が鶏
卵に適用されていたが、本発明の適用対象はこれに限定
されず、卵殻を持つ他の卵にも同様に適用できることは
明らかである。
卵に適用されていたが、本発明の適用対象はこれに限定
されず、卵殻を持つ他の卵にも同様に適用できることは
明らかである。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、卵検査のうち最も重要
な卵のひび割れ部の検査において、ひびと同じく線状の
領域であるすじを除外して、ひびのみを検出することが
可能となり、しかも、実用的な処理速度を実現できる。
な卵のひび割れ部の検査において、ひびと同じく線状の
領域であるすじを除外して、ひびのみを検出することが
可能となり、しかも、実用的な処理速度を実現できる。
【図1】本発明の適用対象である鶏卵自動検査システム
の実施例の構成図
の実施例の構成図
【図2】ひびをもつ卵の断面変化グラフ(プロファイ
ル)
ル)
【図3】すじをもつ卵の断面変化グラフ(プロファイ
ル)
ル)
【図4】卵に対する固定閾値処理例における閾値を示す
線図
線図
【図5】図4による処理結果を示す卵の2値画像
【図6】卵に対する可変閾値処理例における閾値を示す
線図
線図
【図7】図6による処理結果を示す卵の2値画像
【図8】ひびの細線化画像の例を示す線図
【図9】複雑度が大きいひびの膨脹及び収縮処理過程を
示す線図
示す線図
【図10】密集性が大きいひびの膨脹及び収縮処理過程
を示す線図
を示す線図
【図11】すじの膨脹及び収縮処理過程を示す線図
10…卵 20…光源 22…画像撮影装置 S2…画像撮影開始信号 S3…画像信号 24…センサ 26…トリガ発生装置 S1…トリガ開始信号 S4…画像処理開始信号 28…画像撮影制御装置 34…卵搬送用ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 健司 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 川鉄情 報システム株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】卵殻を持つ卵の一方から光を照射し、 その反対側に配置した画像撮影装置で、卵内部を光が透
過してくる状態を撮影した濃淡画像を得、 該濃淡画像を2値化処理して、 卵の正常部分に現わされるすじ状模様部と、ひび割れ部
に相当する画素が一定値A、正常卵殻部がこれとは異な
る一定値Bとなった2値画像を得、 該2値画像に対して、Aの値を持つ各画素の隣接する画
素の値をAにし、1層太らせる膨脹処理を所定回数繰り
返した後、 Bの値を持つ各画素の隣接する画素の値をBにし、1層
小さくする収縮処理を膨脹処理回数より多い所定回数行
い、 Aの値を持つ画素が残れば不良、残らなければ良と識別
することを特徴とする卵の検査方法。 - 【請求項2】請求項1において、前記2値化処理に用い
る閾値を、小領域毎に変化させることを特徴とする卵の
検査方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10282795A JPH08297100A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 卵の検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10282795A JPH08297100A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 卵の検査方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08297100A true JPH08297100A (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=14337858
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10282795A Withdrawn JPH08297100A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 卵の検査方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08297100A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003065961A (ja) * | 2001-08-29 | 2003-03-05 | Mayekawa Mfg Co Ltd | 非破壊検卵装置 |
| JP2008032678A (ja) | 2006-06-29 | 2008-02-14 | Naberu:Kk | 卵の品質指標検査装置 |
| JP2009109511A (ja) * | 2001-05-21 | 2009-05-21 | Pressco Technology Inc | 自動化されたプロセス制御物品検査アプリケーションの中でスナップショット動作熱赤外線イメージングを提供するための装置および方法 |
| JP2010069367A (ja) * | 2008-09-16 | 2010-04-02 | Nobutada Inada | 選別方法および選別装置 |
| CN104749190A (zh) * | 2015-04-02 | 2015-07-01 | 华中农业大学 | 一种禽蛋表面裂纹的在线视觉检测装置及其方法 |
| CN120070415A (zh) * | 2025-04-23 | 2025-05-30 | 北京南口鸭育种科技有限公司 | 基于图像识别的种鸭蛋表面裂纹特征自动提取方法 |
-
1995
- 1995-04-27 JP JP10282795A patent/JPH08297100A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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