JPH07506738A - 出産補助装置 - Google Patents
出産補助装置Info
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- JPH07506738A JPH07506738A JP5515629A JP51562993A JPH07506738A JP H07506738 A JPH07506738 A JP H07506738A JP 5515629 A JP5515629 A JP 5515629A JP 51562993 A JP51562993 A JP 51562993A JP H07506738 A JPH07506738 A JP H07506738A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
出産補助装置
技術分野
発明の分野。この発明は一般に出産用の装置、特に、膣分娩において赤ん坊を取
り出すのに用いられる装置に関する。
背景技術
今日の産科技術においては、困難な膣分娩を補助するために様々な手法が講じら
れている。これらの手法は基本的に3つのカテゴリー、すなわち、回転術による
分娩、帝王切開による分娩及び鉗子による分娩に分けられる。極端な頭部/骨盤
不均衡、前置胎盤、前置血管(vaso previa) 、その他の膣分娩に
対する禁忌がある場合には、[帝王切開(C−Section) Jは標準的(
classic)なものか下部切開(low transverse)に関わら
ず依然主要な手法である。しかしながら、帝王切開分娩を首尾よくさけることが
できる程度まで、統計上母体及び胎児の利益が得られることは長い間にわたって
認められているところである。膣分娩が困難ではない場合でも、非外科的補助は
有益である。
産道から赤ん坊を首尾よく取り出すために担当の産科医の補助を必要とする分娩
においては、多くの問題が発生する。その一つは、胎児の前進部(通常は頭部)
の降下が極めて遅いことに起因する問題である。この問題は特に初妊婦の場合に
顕著である。子宮頚管が原形を留めないほどに完全に拡開されていて、骨盤腔も
正常であっても、特に、妊婦が収縮疲燃に罹っている場合には、胎児はr+l」
のステーションより下へ降りようとはしない。このような場合、オキシトシン(
ピトシン、商標名)を投与しても問題は依然として残る。この問題は麻酔法によ
って悪化することが多い。特に、硬膜外麻酔法は関連する筋肉に対して有益でな
い部分弛緩症を引き起こすことが多いので、それが顕著に現れる。このような部
分弛緩症は有益でないどころか時には危険な分娩長期化の原因となる。「+l」
のステーションは骨盤腔の中間位置と考えられており、通常の場合、鉗子を用い
た分娩補助には高すぎる位置と考えられている。この位置で鉗子を使用すること
は胎児に対するリスクが極めて高い。鉗子を安全に使用できるのは、胎児の前進
部が少なくとも「+2」のステーションと「+3」のステーションとの間、すな
わち骨盤開口面に達してからである。
最近の産科学会においては、胎児が収縮に応じた心拍数に対して低い減速度を安
定して示している場合、又は、胎児の基準心拍数に変化がない場合のように、補
助を伴う自然分娩の必要性が示される場合、鉗子の使用に代わる手法については
発表されていない。産科用の鉗子は種々あるが、代表的なものは2枚刃式のもの
である。この鉗子では、先ず、それぞれの刃が望ましくは胎児の側頭部/頬の位
置へ向けて手探りで別々に挿入され、次いで、両者が結合された後、分娩補助の
ための引っ張り力が加えられる。実際の引っ張り力は下顎骨のやや下方に加えら
れる。引っ張り力は一点に集中して加えられ、自然潤滑作用、胎児の頭骨の形状
と鉗子の形状との不一致、あるいは、胎児と骨盤腔相互間の物理的関係における
多(の可変要素が存在するため、鉗子の滑り量が大きい。
鉗子が適性位置に挿入されても、胎児に損傷を与えてしまう場合がある。たとえ
ば、胎児の頭と骨盤腔との間に僅かながらでも不均衡があると、°鉗子の刃を一
枚挿入することによって、産道内の僅かな欠陥を一層悪化させてしまうこともあ
る。さらに、頭蓋骨は頭蓋骨ピースが縫合線において連結されることによって形
成されており、胎児の頭部は柔らかいため、分娩補助具として鉗子を用いると、
胎児の頭部に損傷を与えやすい。
鉗子を用いて補助される分娩に伴う問題は十分認識されており、鉗子の改良は数
多くなされてきた。鉗子に関する改良技術の例としては、1970年12月29
日に特許されたしオナルド・イー・ラウフェ(Leonard E、 Lauf
e)の「産科用の鉗子」という名称の米国特許3550595号、1971年9
月20日に特許されたヘクター・サリナス・ベナヴイデス(Hector 5a
linas−Benavides)の「産科用の鉗子」という名称の米国特許3
605748号、1972年5月30日に特許されたヘイモ・エム・ダースーキ
アン(Hamo M、 Dersookian)の「産科用の鉗子」という名称
の米国特許3665925号、1974年1月15日に特許されたブレントン・
アール・ロワー外(Brenton R,Loweret at)の「圧力感知
式の産科用の鉗子」という名称の米国特許3785381号、1974年2月5
日に特許されたレオナード・イー・ラウフエ外(Leonard E、 Lau
fe et al)の「産科用の鉗子」という名称の米国特許3789849号
、及び1974年2月26日に特許されたウィリアム・オー・ヴエンナード(W
illiam O,Vennard)の「産科用の鉗子Jという名称の米国特許
3794044号がある。
鉗子に代わる手段については、長い間その必要性が認識され、その開発に多くの
時間と労力が使われてきたにも関わらず、実用化されたのは吸引式の取り出し装
置のみである。しかしながら、この装置は安全に使用するのは難しいため、よい
結果をもたらすことは立証されておらず、はとんど使用されていない。
発明の目的及び概要
この発明の目的は事実上鉗子の持つ全ての機能を安全に発揮することのできる分
娩補助具を供給することである。
この発明の別の目的は簡単に使用することができ、分娩中に胎児に損傷を与える
危険性を低下させた分娩補助具を供給することである。
この発明のさらに別の目的は担当の医者が迅速に胎児の頭部に取り付けることが
できる分娩補助具を供給することである。
この発明のさらに別の目的及び利点は以下に述べる発明の説明から明らかになる
であろう。
図面の簡単な説明
図1は膣分娩で生まれる前の状態における胎児の図であって、この発明の実施例
の補助具を取り付けた胎児の図である。
図2はこの発明の実施例の補助具の斜視図である。
図3はこの発明の実施例の補助具の部分拡大斜視図である。
図4はこの発明の別の実施例の補助具の部分拡大斜視図である。
図5はこの発明の別の実施例の補助具の斜視図である。
図6Aはこの発明の実施例の挿入部材の斜視図である。
図6Bは図6Aの挿入部材の拡大図である。
図7は図6A及び図6Bの挿入部材を使用したこの発明の実施例の補助具の斜視
図である。
図8は図7に示されている補助具が取り付けられた生まれる前の胎児の斜視図で
ある。
図9は膣分娩で生まれる前の状態における胎児の図であって、この発明の別の実
施例の補助具を取り付けた胎児の図である。
図10Aはこの発明の実施例のハンドルの斜視図である。
図10Bは上記ハンドルに適用可能な挿入部材の拡大図である。
図11はハンドルを使用したこの発明の実施例の補助具の斜視図である。
図12はこの発明の実施例の補助具を胎児の頭部に取り付けるために用いられて
いるハンドル斜視図である。
図13は胎児の頭部に取り付けられたこの発明の実施例の補助具の斜視図である
。
図14Aは好ましい実施例における複数の挿入部材の斜視図である。
図14Bは図14Aの挿入部材のうちの一本の拡大図である。
図15はこの発明の好ましい実施例の斜視図である。
図16はこの発明の別の実施例を示す図である。
図17は図16の実施例の別の状態を示す図である。
図18は胎児の頭部に取り付けられた状態における図17の実施例の斜視図であ
る。
図19はこの発明の実施例の斜視図である。
発明を実施するための最良の態様
この発明の一実施例を示す図1を参照して説明する。胎児lは断面で示した妊婦
の産道2内に位置した状態で示されている。胎児3には分娩補助具3が取り付け
られている。分娩補助具3は胎児3の頭部4に取り付けられており、産道2がら
膣外に延びている。
図2に示されるような最も一般的な態様においては、補助具3は細長い靴下状の
本体5を有する。本体5はその両端が開口されており、医者が本体5の通路6内
に手と腕を通して回転させることができるだけでなく、頭部4を通路6内に嵌め
込むことができるようになっている。さらに、補助具3はカラー7を有する。
カラー7は本体5の一端部8に取り付けられており、一端部8に形成された開口
9の寸法を調節できるように構成されている。
一実施例においては、本体5はある程度の弾性を有する材料、好ましくは、天然
繊維又は合成繊維で形成されている。天然繊維としては、綿、麻及び絹が挙げら
れる。合成繊維としてはナイロン(商標名)、ダクロン(商標名)及びレーヨン
が挙げられる。材料にめられる好ましい弾性は、少なくとも引っ張り力が予め決
められた値を越える前にその材料が伸び始める程度の弾性である。この予め決め
られた値は胎児の発育段階やその他の周知の要因によって異なる。材料の弾性は
胎児に損傷を与えない引っ張り力を基準として設定されることが望ましい。
また、本体5は柔軟性を有し、変形可能であるとともに、容易に移動させて頭部
4のまわりの所定の位置に配置できるものであることが望ましい。別の好ましい
実施例においては、材料はメツシュ材である。メツシュ材の網目の寸法は、有害
な胎便が胎児の口に入る機会を少なくすることができるように、十分小さいこと
が望ましい。さらに別の好ましい実施例においては、織物が使用されている。こ
の織物は段菌消毒されるとともに、子宮内の天然催潤剤の吸着を抑制又は防止す
るためにに−Yゼリーが含浸されている。K−Yゼリーはジョンソン・アンド・
ジョンソン社(Johnson & Johnson)から販売されている製品
の商標名である。
好ましい実施例においては上記のようにメツシュ材で形成されている本体5は、
図4において参照符号5で示されるように、アンギュラ−メツシュ材(angu
lar mesh)で形成されている。本体5が胎児の頭部に被せられた状態で
所定の位置に一旦配置されると、このアンギュラ−メツシュ材によって、中国式
手錠(Chinese handcuff)の要領で、均一に分散された力が付
与される。これは、本体5が通路6に対して同軸方向に引っ張られるからである
。別の言い方をすれば、本体5のメツシュ材と接触した状態にある胎児の頭部の
全域がそれに対して軸方向の把持力を及ぼす。なお、この力は引っ張りによって
アンギュラ−メツシュ材の網目が収縮することによって発生する。このため、本
体5が引っ張られると、全ての引っ張り力が胎児の頭部と接触している領域に分
散され、胎児の頭部に対して軸方向の把持力が発生する。また、好ましい実施例
においては、アンギュラ−メツシュ材は合成繊維又は天然繊維で形成されている
。繊維はモノフィラメント又はパイフィラメントであり、その断面は円形又は長
円形である。
図2に示されている実施例においては、カラー7は弾性材で形成されており、そ
れを伸ばした状態で頭部4に適合させた後、適宜収縮させて胎児1の首部lOに
余裕を持たせた状態で適合させることができるように構成されている。このよう
に構成されているため、カラー7によって胎児lは窒息状態にならないだけでな
く、後述する分娩中に医者が本体5の他端部11を引っ張ったときに、カラー7
が頭部4を越えて容易に抜は落ちることもない。
図3に示されている別の実施例においては、カラー7は柔軟性を有する材料で形
成されている。そして、その一端12は折り曲げられた状態で縫いとじられ、引
き紐通し通路13が形成されている。引き紐通し通路13には引き紐14が挿通
されている。引き紐14を引くと、開口15が閉じられる。カラー7の他端16
はライン17に沿って本体5に縫い付けられている。
図4に示されている第3の実施例においては、カラー7は柔軟性を有する材料で
形成されたストリップ18として構成されている。ストリップ18の一端19は
本体5の一端部8の周に沿って縫い付けられており、他端20は一端19の一部
より長く延びている。一端19の面22の所定の位置にはベルクロ(Velcr
o)のテープ21が取り付けられている。テープ21は他端20の面24に取り
付けられたベルクロのテープ23の少なくとも一部分に整合するように位置決め
されている。なお、「ベルクロ」はフックとループを用いた接合システムに関す
るベルクロ・インダストリーズ・ヒー・ブイ(VELCROINDUSTI?I
ES、 B、V、) (オランダの法人)の商標名である。開口15の寸法はテ
ープ21.23の整合位置を変更することによって調節することができる。開口
!5の寸法は両テープ21.23の重ね合わされた部分を接触させることによっ
て固定される。
図2−4に示されている実施例においては、カラー7には一つ又はそれ以上、好
ましくは、2つ以上のポケット25が形成さている。このポケット25は織物の
小片をカラー7に取り付けることによって形成される。織物の小片はその3辺に
おいて取り付けられており、本体5に面する側には開口26が形成されている。
開口26は支持棒27の一端を差し込むことができるように十分大きく設定され
ている。支持棒27は合成樹脂等の可撓性を有する材料で形成されている。この
材料としては、分娩補助具3を位置決めする際、胎児の頭部の形状に沿って変形
可能である一方、カラー7を胎児の頭部に嵌め込むのに十分な剛性を有する材料
が選択される。
図5には、この発明の別の実施例が示されている。細長い本体100は第1端部
102及び第2端部104を有し、その内部には通路106が形成されている。
この本体100は既に述べたようなアンギュラ−メツシュ材108で形成されて
いる。カラー110は柔軟性を有する材料で形成されており、カラー7と同様に
構成されている。すなわち、カラー110は本体100の第1端部102に取り
付けられており、第1端部102が胎児の首部に取り巻かれるように構成されて
いる。カラー110には、図8に示されるように、弾性のバンド111が設けら
れている。バンド111はカラー110の縁に縫い付けられている。バンド11
1は常態においては頚動脈や喉頭部を圧迫しないが、胎児の頭部の最大径の部分
に適応できるような径まで広げることが可能な寸法を有する。
カラーllOは、図7にも示されているように、幅広に設定された顎対応部l1
2を有する。この顎対応部112は通常カラー110に形成された突出部であり
、分娩時に本体100が引っ張られたときに、胎児の顎部がこの部分に当接する
ように設定されている。カラー110にも上記のポケット25と同様なボケツH
14が設けられている。ポケット114には支持棒116が差し込まれる。
なお、支持棒116は図6八に示されているが、挿入部材116と呼ばれること
もある。
本体100の後部には直径を挟んで対向状に配置された直線状のメツシュ部l1
8が含まれる。このメツシュ部118は、図7の最も明瞭に示されているように
、第1端部102に取り付けられている。直線状のメツシュ部118は優れた伸
張特性を示し、分娩中にいずれかのメツシュ部118に引っ張り力を加えて屈曲
率を増大させると、胎児の頭部は腹板(stermum)に対する垂直面内で傾
斜可能な状態になる。
図19に示されるように、第2端部114にはアクセス部材119を設けること
もできる。アクセス部材119は剛性を育する合成樹脂製のリングであり、その
内径は通路106の内径に等しいか又はそれよりも若干大きく設定されている。
アクセス部材+19を設けることにより、膣腔を通じて胎児の頭部への迅速なア
クセスが可能となり、通常の分娩を行うことができる。
図6A、6Bには、挿入部材116の一実施例が示されている。挿入部材116
又は先の実施例において登場した支持棒27にはカラー110を胎児の頭部に嵌
め込むためのものである。図6A、6Bに示されているように、挿入部材116
は第1部材120及び第2部材122を有する。第2部材122は第1部材12
0に形成された溝124内に配置された状態で第1部材120の上に重ね合わさ
れている。
第2部材122はその第1端部にくさび部126を有し、このくさび部126に
は傾斜状のショルダー130.132に向かって延びる第1面128が形成され
ている。ショルダー130の端部には後端面134が形成され、ショルダー13
2の端部には後端面136が形成されている。雨後端面134,136には細長
い延長セグメント138が連結されている。延長セグメント138の自由端側に
はサムタブ(thumb tub)として知られている垂直セグメント140が
取り付けられている。
延長セグメント13Bは第1部材120に形成された溝124内にスライド可能
に配置され、入れ千成に前後に動かすことができるように構成されている。した
がって、第1部材120を保持した状態で垂直セグメント140に力を加えるこ
とによって、第2部材122を第1部材120に対して相対的に動かすことがで
きる。
第1部材120は第1端部142及び第2端部144を存し、第1端部142に
は隆起部146.148が形成されている。隆起部146.148の寸法はこれ
らの隆起部146,148がポケット114内に挿入されたときに隆起部146
.148とポケット114とが機械的拘束をもって係合するように設定されてい
る。さらに、第1部材120にはセンナメートル単位の目盛150が付されてい
る。
図7を参照するとわかるように、挿入部材116は分娩補助具を胎児の頭部に取
り付けるのに先立ってポケット114に差し込まれている。この状態においては
、隆起部146,148はポケット+14に対して機械的な拘束力をもって嵌め
込まれているため、分娩補助具の位置決めの最中に隆起部146,148がポケ
ット114から容易に脱落することはない。図8において、この発明の補助具が
胎児の頭部に取り付けられた状態が示されている。図から明かなように、挿入部
1’116が用いられ、カラー110が胎児の首部の回りに配置され、顎対応部
+12が下顎部の下に配置されている。したがって、カラー110に設けられた
バンドIllによってカラー110が首部を取り巻いた状態にされるため、本体
100が抜は落ちることはない。
補助具が胎児に対して適性な位置に配置されれば、図8に示されるように、挿入
部材116をポケット+14から抜き取ることができる状態になる。挿入部材を
抜き取るために、医者は第1部材120を保持し、次いで、垂直セグメント14
0を押すことによって第2部材122を押して第1面128がポケット114内
に押し込まれた状態に保つ。そうすると、くさび部126がポケット114に対
して作用し続け、カラーが動かされる原因となるが、第1部材120は定位置に
保持されるので、隆起部146,148はポケット+14から抜は落ちることに
なる。これとは逆に、医者は垂直セグメント+40を定位置に保持して、第1部
材120を引っ張っても、隆起部146,148をポケットから抜き取ることが
できる。
図9は、断面で示された産道内の胎児であって、胎児を取り出すためにカラー1
10を所定の位置に配置した後における胎児を示している。図に示されているよ
うに、顎対応部+12は下顎の下方中央に配置されている。先にも注目したよう
に、使用者(大抵の場合は医者である)によって細長い本体+00が引っ張られ
ると、引っ張り力が胎児の頭部によって広げられたメツシュ材の全領域に分散さ
れ、メツシュ材の軸方向の把持力が発生する。
図10A及びIOBを参照すると、ハンドル152が示されている。ハンドル1
52は上記の挿入部材+16をポケット114内に配置して保持するために用い
られる。ハンドル152は管状部材154であり、その内径は通路106の内径
にほぼ等しく設定されている。管状部材】54には複数のスロット156が形成
されている。スロット156は挿入部材116の第1部材120を受容できるよ
うに設計されている。特に、第2端部144がスロット156の一つに挿入され
る。ハンドル152の好ましい実施例においては、スロット156の数は3つて
あり、3本の支持棒116をハンドル152に保持させることができる。
図11に示されているように、ハンドル152は支持棒116の第1部材120
の第2端部144をスロット156内に挿通し、第2部材122の(さび部12
6をポケット144に係合させることによって本体100に取り付けられる。
図11に示されているように、挿入部材116を取り付けたハンドル152を備
えた補助具は胎児の頭部に取り付けるのに有効である。
ハンドル152を取り外すためには、上記のようにしてポケットから支持棒11
6が外される。図12は、補助具が胎児の頭部に取り付けられ、挿入部材の取り
外し操作が開始された後におけるハンドル152の位置を示している。図12に
は、カラー110のバンド111も示されている。
図13を参照すると、顎対応部112を有するカラー110を備えた細長い本体
100の挿入部材+16を取り外した後における状態が示されている。図に示さ
れているように、アンギュラ−メツシュ材は胎児の頭部によって押し広げられて
おり、医者が産道から胎児を取り出すために本体100に対して引っ張り力を加
えると、先に述べたような軸方向の把持力が付与される。
図14及び図15を参照すると、この発明の好ましい実施例が示されている。
挿入部材116は可撓性を有する一本の平板状のワンピースの支持棒であり、第
1端部158及び第2端部160を有する。好ましい実施例においては、3本の
支持棒162,164,166が用いられている。補助具は、これら3本の支持
棒162.164,166がカラー110の周囲に取り付けられたポケット11
4に差し込まれた後に、胎児の頭部に配置される。
図14Bは支持棒166の拡大図であり、センチメートル単位の目盛りが付され
ている。第1端部158は、図15にも示されているように、所定の機械的な締
め付は力をもってポケット114に嵌め込まれている。図15に示されるように
、支持棒162,164,166はそれぞれカラー110のポケット1141:
差し込まれる。支持棒164の第1端部158はカラー110から引き抜かれて
いる。別の言い方をすれば、支持棒164は、それを手で下方へ引っ張ることに
よって、胎児の下顎下方の所定の位置まで動かされている。次に、支持棒162
゜166を操作し、それらが所定の位置に達したら、支持棒162,164,1
66はそれらを引っ張ることによってポケットから引き抜き可能な状態となる。
なお、所定の位置はカラー110に対する支持棒164の相対位置として示され
ている。
図16は挿入部材116の別の実施例を示している。この実施例の挿入部材11
6は3本の細長い平板状の支持棒168,170,172を有する。各支持棒は
第1端部174及び第2端部176を有し、支持棒168,170,172の第
1端部174は連結部材178に連結されている。連結部材178は支持棒に対
して直角に配置され、図17に示されるように、カラー180を形成する。この
実施例においては、メツシュ材で形成された筒状の本体には折り曲げられたラテ
ックス製の縁部材が設けられており、連結部材178はこの縁部付内に取り付け
られている。カラー180は、常態においては、胎児の頚動脈や喉頭部を圧迫し
ないが、胎児の頭部に取り付けることができる程度に十分に広げることが可能な
内径を有する。図18は所定の位置に配置された連結部材178を示している。
この場合において、連結部材178は折り曲げられてカラー180を形成してい
る。
次に、操作について説明する。分娩補助具3は、図1〜4の実施例に示されてい
るように、先ず、ポケット25に差し込まれた支持棒27を用いて胎児の頭部4
の頂部に配置される。次に、各支持棒27の端部を各ポケット25の内面に対し
て押しつけることによって支持棒27が手で操作され、分娩補助具が胎児の頭部
に嵌め込まれる。カラー7が頭部4の後方に達したら、カラー7は胎児の首部l
Oに余裕をもってフィツトするだけでなく胎児の頭部4を越えて容易に抜は落ち
ないように調節される。次に、他端部11を持って引っ張り力を加えると、カラ
ー7によってその引っ張り力に対する均一に分散された抗力が発生し、中国式手
錠の原理で胎児の頭部に対して軸方向の均一な把持力が付与される。この引っ張
り力は妊婦が自然分娩をする助けとなったり、鉗子を使用する必要がある場合に
おいて、より安全に鉗子を使用できるように胎児lを「+2」又は「+3」の位
置まで移動させる助けとなる。胎児が取り出されたら、分娩補助具3は胎児の頭
部4から外される。外された分娩補助具3は適宜廃棄され、再使用はされない。
この分娩補助具3を使用すると、多くの場合、分娩時に鉗子を使用する必要はな
くなる。
図5に示されている本体及び図14A、14Bに示されている挿入部材を用いた
分娩補助方法に関しては、第1に、支持棒162.164,166より成る挿入
部材がポケット114に差し込まれる。次に、挿入部材を操作することによって
、カラー110が胎児の頭部を越えて押し込まれる。その場合、図13に示され
るように、カラー110は胎児の顎部の下前方、及び頭部の最小径部の下後方ま
で押し込まれる。
次に、分娩補助具は細長い本体100の第2端部104において引っ張られる。
第2端部)04に加えられた引っ張り力は胎児の頭部に均一に分散され、メツシ
ュ材に対して軸方向の把持力が付与される。第2端部104に加えられる引っ張
り力は、必要に応じて、連続的でも断続的でもよいが、この引っ張り力は分娩の
手助けとなる。
分娩の補助はここに開示された他の実施例のいずれの補助具によっても行うこと
ができる。たとえば、カラー110を胎児の頭部を越えて押し込むのに、支持棒
162,164,166の代わりに挿入部材116を使用してもよい。その場合
、第1部材120及び第2部材+22の操作によって分娩補助具を位置決めして
から、挿入部材116が上記のようにして引き抜かれる。また、上記したように
、ハンドル152を使用することもできる。最後に、この発明の補助具はいかな
るタイプの胎児の分娩補助にも適用できるし、人間の胎児に限られるものではな
い。換言すれば、ここに開示した実施例は馬、牛、羊等の家畜の分娩にも適用で
きる。
この発明の範囲は上記実施例によって限定されるものではな(、以下の請求の範
囲によって限定される発明の範囲から逸脱しない限りいかなる変更及び修正して
実施可能である。
特表千7−506738 (6)
補正書の写しく翻訳文)提出書
(特許法第184条の8)
平成6年 9月13日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.胎児の分娩を補助する装置であって、管状の通路を有するとともに第1端部 及び第2端部を有する細長い本体と、前記本体の第1端部に取り付けられたカラ ーと、前記カラーを胎児の頭部を越えて押し込むための挿入部材と、を有し、前 記カラーは前記本体の第1端部が胎児の頭部を取り囲むことができるように胎児 の首部に配置され、前記挿入部材は力を伝達することができる少なくとも一本の 細長い部材を含んでいる分娩を補助するための装置。 2.前記カラーには、前記挿入部材を受容して前記挿入部材に加えられた力を前 記カラーに伝達するためのポケットがさらに設けられている請求項1に記載の装 置。 3.前記挿入部材に含まれる細長い部材が、第1部材と、 前記第1部材に重ね合わせられた第2部材と、から成り、前記第2部材は前記第 1部材に対して伸張可能に前記第1部材に対して相対的に動作する請求項2に記 載の装置。 4.前記第1部材には、前記第2部材に対する前記第1部材の相対動作を測定す るための目盛が付され、前記第2部材は第1端部及び第2端部を有し、前記第1 端部にはテーパー面が形成され、前記第2端部には隆起部が形成されている請求 項3に記載の装置。 5.前記本体の第2端部に取り付けられたアクセスリングをさらに有する請求項 2に記載の装置。 6.前記挿入部材が可撓性の部材であり、前記可撓性の部材にはその相対動作を 測定できるように目盛が付されている請求項2に記載の装置。 7.前記可撓性の部材が合成樹脂で形成されている請求項6に記載の装置。 8,前記挿入部材が複数の可撓性の支持棒であり、前記支持棒のそれぞれが第1 端部及び第2端部を有する請求項2に記載の装置。 9,前記支持棒が、 第1部材と、 前記第1部材に重ね合わせられた第2部材と、から成り、前記第2部材は前記第 1部材に対して伸張可能に前記第1部材に対して相対的に動作する請求項8に記 載の装置。 10.前記支持棒をその第1端部において保持するためのハンドルをさらに有し 、前記ハンドルが前記支持棒の前記第1端部を受容するための複数のスロットを 有する管状の部材である請求項9に記載の装置。 11.前記挿入部材が打ち抜き成形されたワンピースの支持棒であり、打ち抜き 成形されたワンピースの前記支持棒が折り曲げられて前記カラーを取り巻く管状 の部材を形成する請求項3に記載の装置。 12.胎児の分娩を補助する方法であって、a)第1端部及び第2端部を有する 細長い管状の本体と、前記本体の第1端部に取り付けられるとともに複数のポケ ットを有し、前記本体の第1端部が胎児の頭部を取り囲むことができるように胎 児の首部に配置されるカラーと、前記ポケット内に配置された少なくともひとつ の挿入部材とを有する装置を胎児の頭部より奥まで挿入する段階と、 b)前記挿入部材に力を加えることによって前記カラーを胎児の頭部に沿ってガ イドし、前記カラーを胎児の頭部の後方に位置させる段階と、c)カラー7が胎 児の首部に余裕をもってフィットするだけでなく胎児の頭部を越えて容易に抜け 落ちないように前記カラーを調節する段階と、d)前記本体の前記第2端部に引 っ張り力を加え、カラーによってその引っ張り力に対する均一に分散された抗力 を発生させ、胎児の頭部に対して軸方向の均一な把持力を付与する段階と、 e)膣分娩によって胎児を取り出す段階と、を有する胎児の分娩を補助する方法 。 13.前記カラーを調節する段階が、 前記カラーの所定の位置が得られるまで、前記挿入部材を手で操作する段階と、 前記挿入部材を抜き取る段階と、 を有する請求項12に記載の方法。 14.前記挿入部材が第1端部及び第2端部を有する第1部材及び第2部材を有 し、前記第2端部が前記ポケットに係合されるショルダーを有し、前記第1部材 及び第2部材は入れ子式に動作するように相互に重ね合わされ、前記挿入部材を 抜き取る段階が、 前記第2部材を保持した状態で前記第1部材を押して、前記ショルダーを前記ポ ケットから外す段階と、 前記第1部材及び第2部材を前記補助装置から抜き取る段階と、を有する請求項 13に記載の方法。 15.胎児の分娩を補助する装置であって、管状の通路を有するとともに第1端 部及び第2端部を有する円筒状の本体と、前記円筒状の本体の前記第1端部に取 り付けられたカラーと、を有し、前記カラーには少なくとも一本の挿入部材を受 容させるための少なくとも一つのポケットが形成されている分娩を補助するため の装置。 16.前記円筒状の本体を補強してその伸張特性を向上させるために前記円筒状 の本体の前記第1端部に連結された線状の補強部材をさらに有し、前記円筒状の 本体及び前記補強部材が柔軟性を有する材料で形成され、前記柔軟性を有する材 料が天然繊維である請求項15に記載の装置。 17.前記円筒状の本体及び前記補強部材を形成する柔軟性を有する材料が合成 繊維である請求項16に記載の装置。 18.前記挿入部材が可撓性を有する支持棒であり、前記支持棒には前記円筒状 の本体に対する前記支持棒の相対位置を測定できるように目盛が付されている請 求項17に記載の装置。 19.前記カラーには胎児の顎部に当接する突出部がさらに形成されている請求 項18に記載の装置。 20.前記カラーの周囲には3本の挿入部材を受容させるための3つのポケット が設けられている請求項19に記載の装置。 21.前記円筒状の本体の前記第2端部には前記通路へのアクセスを容易にする ためのアクセスリングが取り付けられている請求項20に記載の装置。
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