JP7184187B2 - 無線タグの位置検知システム - Google Patents

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Description

本発明は、無線タグの位置検知システムに関する。
日本特許第4650053号には、ある設置アンテナからパルス信号を送信し、このパルス信号に対する他の設置アンテナ又は無線タグからの応答信号を受信し、パルス信号の送信から応答信号の受信までの時間を距離に変換することで、設置アンテナ間の距離、設置アンテナと無線タグ間の距離、及び、無線タグの現在の位置を特定する位置検出システムが記載されている。
日本特許第4650053号
上記の従来の技術のように、パルス信号の送信から応答信号の受信までの時間を距離に変換することで無線タグの位置を検出する方法では、設置アンテナ同士が同一平面上にあり、かつ、無線タグが同一平面状にあることが前提となる。しかしながら、実際には、無線タグは、無線タグが設置された物の移動によって変動する。また、アンテナの設置位置は、構造等による種々の制約を受けるため、高さを同一の設計値通りに設置することは極めて困難である。
このように上記の従来技術のような無線タグの位置を検出する方法は、アンテナの設置位置や無線タグの現在の高さのばらつきの影響を受けるため、無線タグの位置特定の精度点において改善の余地が残る。
また、例えば、設置アンテナと無線タグとの間の電波受信強度を距離変換することで、設置アンテナと無線タグとの距離を計算する方法が知られている。しかし、電波受信強度を距離換算する計算アルゴリズムは、アンテナ機種に対して一意であり、アンテナ機種が変わるたびに計算アルゴリズムを変更する必要がある。しかし、アンテナ機種交換時に毎回計算アルゴリズムの変更まで必要となれば、交換作業が複雑化し、また、コストの増大化を招く虞がある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、アンテナの機種交換にも容易に対応でき、かつ、アンテナ設置高さにばらつきがある場合にも高い精度で無線タグの位置を検出することができるよう改良された無線タグの位置検知システムを提供するものである。
本発明の無線タグの位置検知システムは、無線タグの位置を検知する位置検知システムであって、携帯して移動可能な無線タグと、無線タグと通信する複数のアンテナと、を備える。複数のアンテナのそれぞれは、無線タグとの通信領域の一部が、少なくとも1つの他のアンテナと無線タグとの通信領域の一部と重なるように配置されている。アンテナのそれぞれと、他のアンテナとは、互いに電波干渉しない間欠的なタイミングで電波送信する機能を備える。
無線タグは、アンテナから送信された電波を受信すると共に電波受信強度を測定し、電波受信強度が最も大きい電波を送信したアンテナを、無線タグに最も近いアンテナである対応アンテナとして特定する。更に、対応アンテナからの電波の電波受信強度と第1閾値との比較により、無線タグの位置が、対応アンテナの通信領域のなかの、対応アンテナから一定の範囲内にある近傍領域にあるか、近傍領域の外側の遠隔領域にあるかを特定する。無線タグは、対応アンテナに、特定した無線タグの位置の応答を送信するように構成されている。また、通信領域の一部が互いに重なる複数のアンテナのセットである少なくとも1つのアンテナセットが登録され、アンテナセットを構成するアンテナそれぞれの通信領域のなかの遠隔領域には、アンテナセットを構成するアンテナの数に応じた複数の分割エリアの区分けが設定され、無線タグは、対応アンテナの遠隔領域にあると判定した場合、アンテナセットを構成する全てのアンテナからの電波送信が完了する時間の間に、第1閾値よりも小さな値である第2閾値よりも大きな電波受信強度の電波を受信した件数である受信数を検出し、受信数に基づいて、無線タグの位置が、遠隔領域のなかの複数の分割エリアのうち、どの分割エリアにあるかを特定する。
また、本開示の他の一つの態様である位置検知システムの例は、携帯して移動可能な無線タグと通信する複数のアンテナと、複数のアンテナにそれぞれ搭載された制御部と、を備え、無線タグの位置を検知する位置検知システムであって、アンテナのそれぞれは、無線タグとの通信領域の一部が、少なくとも1つの他のアンテナと無線タグとの通信領域の一部と重なるように配置され、アンテナのそれぞれと、他のアンテナとは、互いに電波干渉しない間欠的なタイミングで電波送信する機能を備え、無線タグが、複数のアンテナから受信した電波の電波受信強度を測定し、その電波受信強度が最も大きい電波を送信したアンテナを無線タグに最も近いアンテナである対応アンテナとして特定したときに、当該特定された対応アンテナが、当該対応アンテナからの電波の電波受信強度を測定した値を無線タグから受信し、制御部は、対応アンテナが無線タグから受信した電波受信強度の値を第1閾値と比較することにより、無線タグの位置が、対応アンテナの通信領域の中の、対応アンテナから一定の範囲内にある近傍領域にあるか、近傍領域の外側の遠隔領域にあるかを特定する、ように構成され、通信領域の一部が互いに重なる複数のアンテナのセットである少なくとも1つのアンテナセットが登録され、アンテナセットを構成するアンテナそれぞれの通信領域の中の遠隔領域には、アンテナセットを構成するアンテナの数に応じた複数の分割エリアの区分けが設定され、制御部は、無線タグの位置が対応アンテナの遠隔領域にあると判定した場合、アンテナセットを構成する全てのアンテナからの電波送信が完了する時間の間に、第1閾値よりも小さな値である第2閾値よりも大きな電波受信強度の電波を無線タグが受信した件数である受信数に基づいて、無線タグの位置が、遠隔領域の中の、複数の分割エリアのうち、どの分割エリアにあるかを特定する、ように構成されている。
また、本開示に係る他の一つの態様である位置検知システムの別は、携帯して移動可能な無線タグと通信する複数のアンテナと、複数のアンテナと通信可能な状態で、いずれかのアンテナに搭載又は複数のアンテナとは別の場所に設置された装置に搭載、された制御部と、を備え、無線タグの位置を検知する位置検知システムであって、 アンテナのそれぞれは、無線タグとの通信領域の一部が、少なくとも1つの他のアンテナと無線タグとの通信領域の一部と重なるように配置され、アンテナのそれぞれと、他のアンテナとは、互いに電波干渉しない間欠的なタイミングで電波送信する機能を備え、無線タグが、複数のアンテナから受信した電波の電波受信強度を測定し、その電波受信強度が最も大きい電波を送信したアンテナを無線タグに最も近いアンテナである対応アンテナとして特定したときに、当該特定された対応アンテナが、当該対応アンテナからの電波の電波受信強度を測定した値を無線タグから受信し、制御部は、対応アンテナが無線タグから受信した電波受信強度の値を第1閾値と比較することにより、無線タグの位置が、対応アンテナの通信領域の中の、対応アンテナから一定の範囲内にある近傍領域にあるか、近傍領域の外側の遠隔領域にあるかを特定する、ように構成され、通信領域の一部が互いに重なる複数のアンテナのセットである少なくとも1つのアンテナセットが登録され、アンテナセットを構成するアンテナそれぞれの通信領域の中の遠隔領域には、アンテナセットを構成するアンテナの数に応じた複数の分割エリアの区分けが設定され、制御部は、無線タグの位置が対応アンテナの遠隔領域にあると判定した場合、アンテナセットを構成する全てのアンテナからの電波送信が完了する時間の間に、第1閾値よりも小さな値である第2閾値よりも大きな電波受信強度の電波を無線タグが受信した件数である受信数に基づいて、無線タグの位置が、遠隔領域の中の、複数の分割エリアのうち、どの分割エリアにあるかを特定する、ように構成されている。
本発明によれば、アンテナからの電波受信強度に基づいて対応アンテナが特定されることで、無線タグがどのアンテナの識別領域にあるかを特定することができる。また、電波受信強度を距離換算する必要がなく、第1閾値との比較によって、無線タグの対応アンテナに対し近傍か遠隔かの位置をある程度正確に特定することができる。ここで、複数のアンテナの高さに大きなばらつきがある場合にも、第1閾値を適切な値に調整することで、アンテナの高さのばらつきの影響を抑えることができ、対応アンテナの近傍領域にあるか遠隔領域にあるかを正確に特定することができる。
本発明の実施の形態1に係る位置検知システムの構成を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態1に係る無線タグの位置判定の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る位置検知システムの構成を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態2に係る無線タグの位置判定の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係る位置検知システムの構成を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態3に係る無線タグの位置判定の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係る位置検知システムの他の構成例を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態3に係る位置検知システムの他の構成例を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態3に係る位置検知システムの他の構成例を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態3に係る位置検知システムの他の構成例を模式的に示す図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1の位置検知システムの構成を模式的に示す図である。位置検知システムは、2つアンテナ10と位置検知の対象となる無線タグ11とを有している。図1には、2つのアンテナ10が表されているが、アンテナ10の設置数は2つに限られない。各アンテナ10には、それぞれアンテナ番号が付されている。ここでは、2つのアンテナ10のうち、一方のアンテナ10の番号を1番とし、1番のアンテナ10に隣接する他のアンテナ10の番号を2番としている。
各アンテナ10と、それに隣接するアンテナ10とは、互いの電波出力範囲の一部が重複するように調整され設定されている。即ち、一方のアンテナ10と無線タグ11との通信領域20の一部は、他方のアンテナ10と無線タグ11との通信領域20の一部と重複している。
位置検知システムには、各アンテナ10のそれぞれに対応づけられて、無線タグ11の位置を検知するための識別領域31が設定され、記憶されている。識別領域31は、通信領域20より内側の領域であり、他のアンテナ10と重複していない部分のうち他のアンテナ10のほうが近い部分は含まないように設定されている。つまり、識別領域31は、各アンテナ10の通信領域20内であり、かつ、他のアンテナの通信領域20と交差する面よりも、各アンテナ10側の領域内に設定された領域である。
また、各アンテナ10は、各アンテナ10同士の電波干渉を防止するために、電波送信タイミングを制御し、それぞれ間欠的に電波送信を行う。以下、実施の形態1~3において、互いに隣接し通信領域20が重複するアンテナ10同士は、同時に電波送信させてはならない「アンテナセット」として登録され、アンテナセットの中で電波送信順序が割り当てられている。なお、アンテナセットを構成するアンテナ10の台数に制約はなく、電波干渉を防止できるように適宜設定すればよい。
無線タグ11は、人に携帯され又は移動する物体に取り付けられ、人又は物体とともに移動する。無線タグ11は、各アンテナ10の通信領域20内にあるときに、そのアンテナ10からの電波を受信する。また、無線タグ11は、各アンテナ10からの電波受信強度(以下、「RSSI」とも称する。なお、RSSIは、Received Signal Strength Indicatorの略)を測定する機能を有している。
更に、無線タグ11は、これらの機能を用いて、自身の現在の位置に最も近いアンテナ10を対応アンテナとして特定すると共に、その対応アンテナ10の識別領域31のなかで、対応アンテナ10から一定の範囲内の近傍領域32にあるか、近傍領域32より外側の遠隔領域33にあるかを算出する位置判定の機能を有している。なお、通信領域20、近傍領域32、及び、遠隔領域33は、俯瞰図としては図1のように円形で表されているが、実際には各アンテナ10を中心とした球状又は一部が欠けた球状として形成される領域である。また、同様に、識別領域31は、正方形で表されているが、実際には、通信領域20に接する立方体内の領域である。
図2は、無線タグ11による位置判定の動作を示すフローチャートである。図2のフローチャートが実行されることで、無線タグ11による位置判定の機能が実現する。以下、図2を用いて、位置判定時の無線タグ11の具体的な動作について説明する。図2のフローチャートは一定の間隔で繰り返し実行される。
まず、図2のS100では、各アンテナ10からの電波受信があるか否かが判別される。ステップS100で電波受信なしと判別された場合、次に、ステップS101では、「対応アンテナなし」の位置判定が成され、今回の処理は終了する。
一方、ステップS101で電波受信ありと判別された場合、ステップS110で時間経過がセットされ、経過時間のカウントが開始される。次に、ステップS111で、受信した電波を送信したアンテナのアンテナ番号が記憶される。次に、ステップS112で、受信した電波のRSSIが測定され、対応するアンテナ番号と共に記憶される。
次に、ステップS113で、指定時間が経過したか否かが判別される。この指定時間は、少なくとも、アンテナセットを構成する全アンテナ10の電波送信が完了する時間より長い時間に設定される。ステップS113で指定時間が経過していないと判別された場合には、処理はステップS110に戻り、指定時間が経過したと判別されるまで、ステップS110~S113の処理が繰り返し実行される。これにより、現在の位置で受信する可能性がある電波の受信の有無が確認されると共に、受信された全ての電波についてアンテナ番号の特定とRSSIの計測と記憶とが実行される。
ステップS113で指定時間が経過したと判別された場合には、処理はステップS114に進み、まず時関経過がクリアされ、経過時間のカウンタの値はゼロに戻される。
次に、処理はステップS115に進み、受信したRSSIが比較され、対応アンテナ10が特定される。即ち、現在の無線タグ11に最も近い位置にあるアンテナ10が特定される。具体的に、受信した電波が1つである場合には、その電波を送信したアンテナ10が対応アンテナ10として特定される。受信した電波が複数ある場合、RSSIの値が最大の電波を送信したアンテナ10が対応アンテナ10として特定される。ただし最大のRSSIの値を示す電波を複数受信した場合は、その電波を送信したアンテナ10のうち、アンテナ番号が最も小さいアンテナ10を対応アンテナ10として特定することとする。なお、この構成に限られず、逆に最も大きいアンテナ番号のアンテナ10を対応アンテナ10として特定する構成としてもよい。
次に、ステップS116に進み、対応アンテナ10のRSSIが第1閾値より大きいか否かが判別される。第1閾値は、各アンテナ10の識別領域31の中で、そのアンテナ10に近い近傍領域32であるか、遠隔領域33であるかを判定するために予め無線タグ11が保持する基準値である。
ステップS116で、対応アンテナ10のRSSIが第1閾値より大きいと判別された場合は、ステップS120の位置判定で、無線タグ11は、対応アンテナ10の識別領域31の中の近傍領域32内にあると判定される。その後、ステップS121で、位置判定の結果である対応アンテナ10のアンテナ番号と、近傍を示す信号が、対応アンテナ10に送信される。その後、今回の処理は終了する。
一方、ステップS116で、対応アンテナのRSSIが第1閾値以下であると判別された場合は、ステップS122の位置判定で、無線タグ11は、対応アンテナ10の識別領域31のうち近傍領域32の外、即ち、遠隔領域33にあると判定される。その後、ステップS121で、位置判定の結果である対応アンテナ10のアンテナ番号と、遠隔を示す信号が、対応アンテナ10に送信される。その後、今回の処理は終了する。
位置検知システムの制御部には、上述するように、各アンテナ10のそれぞれに対応づけられて、無線タグ11の位置を検知するための識別領域31が設定され、記憶されている。また、制御部には、近傍領域32と遠隔領域33とが記憶されている。従って、位置検知システムは、対応アンテナ10が、無線タグ11から、対応アンテナ10のアンテナ番号と、近傍か遠隔かの信号を受信することで、受信した信号に応じた無線タグ11の位置を特定することができる。
以上の処理によれば、アンテナ10の高さが異なる場合でも、第1閾値に対し、そのアンテナごとの近傍領域32と遠隔領域33との境界位置とを対応させることで、無線タグ11がその対応アンテナ10の識別領域31の中の、どの位置にいるのかをある程度正確に特定することができる。通常、設置されるアンテナ10の間隔や高さを同一又は設計値どおりにすることは困難であるが、本実施の形態の位置検知システムであれば、アンテナ設置後に、第1閾値を調整することで対応できる。
通常、電波干渉防止とタグ検知周期の問題からアンテナ設置密度には制約がある。これに対し、本実施の形態の位置検知システムであれば、1つのアンテナに対し、2つの分割エリアに分けて位置を判定することができる。従って、少ないアンテナ設置数で、より細かく位置を特定する事ができる。
実施の形態2.
図3は、実施の形態2の位置検知システムの構成を模式的に示す図である。実施の形態2の位置検知システムは、図1の位置検知システムと同様の構成を有している。図3に示されるように、実施の形態2の位置検知システムは、遠隔領域33を、更に、対応アンテナ10側のエリアx_xと近接アンテナ側のエリアx_yとの2つの分割エリアに分け、合計3つの分割エリアで、位置を特定することができる。
なお、説明の簡略化のため、以下の実施の形態2及び3において、「x」は特定された対応アンテナ10のアンテナ番号を示す数字を表し、「y」は、対応アンテナ10とアンテナセットを構成するアンテナのアンテナ番号を示す数字を表すものとする。また、あるアンテナ10と共にアンテナセットを構成するアンテナ10を、「近接アンテナ」と称することとする。
無線タグ11は、第1閾値に加え、第2閾値を記録している。無線タグ11は、受信した電波のRSSIと第2閾値との比較により、遠隔領域33のなかのどの分割エリアにあるかを判定する。ここで、第2閾値は、少なくとも第1閾値より小さな値である。具体的な第2閾値の値は、近接アンテナ10から受信する電波の強度に応じて設定される。第2閾値を調整することで、対応アンテナ10側のエリアx_xと、近隣アンテナ側のエリアx_yとの境界線が調整される。以下、実施の形態2の無線タグ11による位置判定について具体的に説明する。
図4は、無線タグ11による位置判定の動作を示すフローチャートである。図4のフローチャートは、ステップS122の処理に替えて、ステップS201~S203の処理を有する点を除き、図2と同一である。図2のフローチャートと同一のステップS100~S121の処理については、説明を省略する。
図4のフローチャートに示されるように、無線タグ11は、ステップS116において、対応アンテナ10からの電波のRSSIが第1閾値以下であると判別された場合、次に、ステップS201に進み、無線タグ11が受信した電波のうち、RSSIが第2閾値を超える電波の受信数が1であるか否かが判別される。
ステップS201で、第2閾値を超える電波の受信数が1であると判別された場合には、対応アンテナ10からのみ第2閾値を超える強度の電波を受信していると判断できる。この場合、処理はステップS202に進み、対応アンテナ10側の遠隔領域x_xと位置判定され、ステップS121に進み、位置判定結果が通知される。
一方、ステップS201で受信数が1ではないと判別された場合には、受信数は2であり、第2閾値を超える強度の電波を、対応アンテナ10と近隣アンテナ10とから受信していると判断できる。この場合、処理はステップS203に進み、近隣アンテナ10側の遠隔領域x_yと位置判定された後、ステップS121に進み、位置判定結果が対応アンテナ10に通知される。
上述したように、位置検知システムの制御部には、近傍領域32と遠隔領域33とが記憶されている。更に、第2閾値の調整により、遠隔領域33の分割エリアx_x、x_yの境界が調整され、位置検知システムの制御部には、各識別領域31のなかの、分割エリアx_xとx_yが記憶されている。従って、無線タグ11が対応アンテナ10の遠隔領域33にあると判定された場合に、対応アンテナ10が受信する「x_x」または「x_y」の信号に基づいて、位置検知システムの制御部は、無線タグ11の位置を検出することができる。
以上説明した通り、本実施の形態2によれば、対応アンテナ10と近隣アンテナ10とからそれぞれ送信された電波の受信強度を比較することで、対応アンテナ10の位置検知エリアを、更に細かく分割することができる。また、設置されるアンテナ10の間隔や高さにばらつきがある場合にも、アンテナ10の設置後に、第1閾値及び第2閾値を調整することで、正確に位置の特定を行うことができる。
なお、本実施の形態2では、2つのアンテナ10が設置されている場合について説明した。しかし、本実施の形態2の位置判定は、3以上のアンテナが一列方向に設置されている場合にも適用することができる。この場合、各アンテナ10と、通信領域20の一部が重複する他の2つの近接アンテナ10とが、アンテナセットとして登録される。
そして、2つの近隣アンテナ10に挟まれたアンテナ10に対応づけられた識別領域31の遠隔領域33は、アンテナ番号がy1である一方の近隣アンテナ10に近い遠隔領域x_y1と、アンテナ番号がy2である他方の近隣アンテナ10に近い遠隔領域x_y2と、その間の対応アンテナ10に近い遠隔領域x_xとの3つの分割エリアに分けられ、位置情報が検知される。
アンテナセットが3つである場合の具体的な位置特定は図4に示す処理により実行することができる。即ち、図4のステップS201で、第2閾値を越える電波の受信数が2以上であると判別された場合、ステップS203の処理で、第2閾値を超える電波を送信した近隣アンテナ10のアンテナ番号yが特定されることで、遠隔領域のうちエリアx_yにいることが特定される。
実施の形態3.
図5は、実施の形態3の位置検知システムの構成を模式的に示す図である。実施の形態3の例では、番号1~4の4つのアンテナ10が隣接して設置されている。4つのアンテナ10それぞれは、無線タグ11との通信領域20の一部が、他の3つのアンテナ10と無線タグ11との通信領域20の一部と、互いに重なるように設置されている。これら4つのアンテナ10は、アンテナセットとして登録されている。
図5に示されるように、番号xのアンテナ10に対応する識別領域31は、近傍領域32と遠隔領域33とに分けられ、位置判定される。更に、遠隔領域33は、どの近隣アンテナ10からも第2閾値を超える強度の電波を受信しないエリアと、他の近隣アンテナ10の1つから第2閾値を超える強度の電波を受信するエリアと、他の2以上の近隣アンテナ10から第2閾値を超える強度の電波を受信するエリアとの4つのエリアに分けて、位置判定される。
4つのエリアは、対応アンテナ10のアンテナ番号xと近隣アンテナ10のアンテナ番号yとで特定される。具体的に、ある対応アンテナ10以外の近接アンテナ10から第2閾値を超える強度の電波を受信しない場合、対応アンテナ10のアンテナ番号x_xが送信されて、エリアが特定される。例えば、対応アンテナ10がアンテナ番号1のアンテナである場合、図5のエリア1_1が、ある対応アンテナ10以外の近接アンテナ10から第2閾値を超える強度の電波を受信しない場合に特定されるエリアである。
近接アンテナ10の1つから第2閾値を超える強度の電波を受信した場合、対応アンテナ10のアンテナ番号xと、第2閾値を超える強度の電波を送信した近接アンテナのアンテナ番号yとが送信されて、エリアが特定される。例えば、対応アンテナ10がアンテナ番号1で、アンテナ番号4の近接アンテナ10から、第2閾値を超える電波を受信した場合に特定されるエリアは、図5のエリア1_4である。
近接アンテナ10の2つ以上から第2閾値を超える強度の電波を受信した場合、無線タグ11は、3つ又は全てのアンテナの通信領域20が重複するエリアにある。このエリアは、対応アンテナ10のアンテナ番号xと、その対応アンテナ10の対角線上に配置された近接アンテナ10のアンテナ番号zとで特定される。例えば、対応アンテナ10がアンテナ番号1で、2つ以上の近接アンテナから、第2閾値を超える電波を受信した場合に特定されるエリアは、図5のエリア1_3である。各アンテナ10に対する対角線上のアンテナ番号zは、無線タグ11に予め記憶されていてもよい。また、アンテナ番号の送信に替えて、何らかの信号zを、3つ以上の通信領域20が重複するエリアにあることを示す信号としてx_zを送信することとしてもよい。
位置検知システムの制御部には、無線タグ11から送信される遠隔領域33内のエリアを示す信号「x_x」又は「x_y」又は「x_z」に対応する各位置が記憶されている。従って、無線タグ11が遠隔領域33内のエリアを示すこれらの信号を送信することで、制御部において、位置を特定することができる。
図6は、無線タグ11による位置判定の動作を示すフローチャートである。図6のフローチャートは、ステップS201~S203の処理に替えて、ステップS301~S306の処理を有する点を除き、図4のフローチャートと同一である。図2又は図4と同一のステップS100~S121の処理については説明を省略する。
図6の処理では、ステップS116において、対応アンテナ10からの電波のRSSIが第1閾値以下であると判別された場合には、次に、ステップS301に進み、RSSIが第2閾値を超える強度の電波の受信数が確認される。確認の結果、その受信数が1であれば、受信した電波は対応アンテナ10から送信された電波であると判断される。この場合、ステップS302に進み、遠隔領域33のうち、対応アンテナ10のみから第2閾値以上電波を受信するエリアx_xにあると判定される。その後、処理はステップS121に進み、位置判定の結果として、信号x_xが対応アンテナ10に通知される。
ステップS301で、第2閾値を超える強度の電波の受信数が2であると判別された場合には、処理はステップS303に進み、第2閾値を越える強度の電波を送信した近接アンテナ10の番号yが記憶される。次に、ステップS304の位置判定に進み、エリア「x_y」にあると判定される。その後、処理はステップS121に進み、位置判定の結果として、信号x_yが対応アンテナ10に通知される。
ステップS301で、第2閾値を超える強度の電波の受信数が3以上であると判別された場合には、処理はステップS305に進み、対応アンテナ10に対し対角線上の位置にあるアンテナ番号zが記憶される。次に、ステップS306の位置判定に進み、対応アンテナ10のアンテナ番号xと、対角位置のアンテナ番号zとで特定されるエリア「x_z」にあると判定される。その後、処理はステップS121に進み、位置判定の結果として、信号x_zが対応アンテナ10に通知される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、4つのアンテナを1つのアンテナセットとすることで、1つのアンテナに対する領域を、5つのエリアに分けて、位置情報を検出することができる。これにより、アンテナの設置台数を増やすことなく、より詳細な位置検出を行うことができる。また、設置されるアンテナ10の間隔や高さにばらつきがある場合にも、アンテナ10の設置後に、第1閾値及び第2閾値を調整することで、正確に位置の特定を行うことができる。
なお、説明の簡略化のため、4つのアンテナを1セットとする1つのアンテナセットに対応する1つの領域の位置情報検出を図示して説明したが、本実施の形態はこれに限られず、図7に示されるように、4つのアンテナを1セットとアンテナセットに対応する領域が、複数並んで配置される構成としてもよい。この場合にも、図6のフローチャートにより、無線タグ11が遠隔領域33にある場合、その遠隔領域33の4つの分割エリアのどこにあるかをそれぞれ特定することができる。
また、本実施の形態の位置検知システムは、4つのアンテナを1つのセットとして位置を特定するため、設置するアンテナの台数は、4の倍数である事が望ましい。ただし、4の倍数でない場合にも、これを適用することは可能である。
図8に、アンテナ10の台数が6つの例を示す。アンテナの台数が4の倍数ではない場合には、4の倍数となるように、いくつかのアンテナを2つのアンテナセットに重複して設定すればよい。例えば、図8の例では、中央の列に配置されている2番と3番のアンテナが、2つのアンテナセット40、41に重複して配置されている。これにより、図6のフローチャートに示すのと同様の方法で、対応アンテナ10ごとに遠隔領域33を4つの分割エリアに分けて、位置情報を取得することができる。
図9~図10に、アンテナ10の台数が4の倍数でない場合の他の例を示す。図9に示される例では、アンテナセットを構成するアンテナの台数が3台であり、各アンテナ10は、1のアンテナセットのみに含まれる。この場合にも、無線タグ11は、図6のフローチャートと同様の処理により位置情報の検知を行うことができる。
ただし、近接するアンテナ数が少なくなる分、分割可能なエリア数が減少する。具体的に、図9に示される例では、図5に示す実施の形態3の構成例に対して、4番のアンテナが不足している。その結果、4番のアンテナ10からの電波によって特定される対応アンテナ10が1番である場合のエリア1_4及び対応アンテナ10が3番である場合のエリア3_4は特定することができず、それぞれ、エリア1_1及び3_3として特定される。このような場合であっても、位置検知システムの制御部に、近接アンテナ10が欠けたことで通信領域20が他の近接アンテナ10と重複しなくなった領域を、対応アンテナ10それぞれのエリアx_xとして登録しておくことで、正しく位置検知を行うことができる。
また、図10に示される例では、アンテナセットを構成するアンテナは2台となる。この例でも、図6のフローチャートと同様の処理を実行することにより、位置情報の検知を行うことができる。ただしこの場合、図6のフローチャートのステップS301の処理において、第2閾値より強い電波の受信数は、1又は2のいずれかとなり、ステップS305~S306の処理が実行されることはない。この場合、対応アンテナ10の遠隔領域33の分割エリアは、近接アンテナ10に近いx_yであるか、あるいは、近接アンテナ10からは遠いエリアx_xであるかの2つとなる。
このように、アンテナ10の設置台数が4台ではない場合にも、各アンテナ10の識別領域31を、アンテナセットを構成するアンテナ数+1のエリアに分けて、位置情報を検出することができる。
ただし、アンテナ数を5以上とすると、電波受信が重複し、受信電波の強度関係が複雑となり、かえってエリア分割数が減少することが考えられる。従って、アンテナセットのアンテナ台数は、好ましくは4台、又はそれ以下とすることが望ましい。
<実施の形態1~3のその他の実施の形態>
なお、実施の形態1~3の位置検知システムの制御部は、アンテナ10のそれぞれに搭載されていてもよいし、全てのアンテナ10と通信可能な状態で、いずれかのアンテナ10又はアンテナ10とは別の場所に設置された装置に搭載されたものであってもよい。
また、実施の形態1~3では、無線タグ11が、その対応アンテナ10の特定と、位置判定とを行い、結果を、対応アンテナ10に送信する場合について説明した。しかしながら、同様の位置判定の機能を、アンテナ10側に持たせる構成としてもよい。この場合、例えば、無線タグ11は、対応アンテナ10を特定し、対応アンテナ10に対し、受信した電波のRSSIの値を送信し、対応アンテナ10側、または別途設置された制御部で、RSSIと第1閾値との比較及び第2閾値との比較を実行することで、無線タグ11の位置を特定する構成としてもよい。
また、実施の形態1~3では、各アンテナ10の通信領域20に接する立方体の領域を識別領域31として登録する場合について説明した。しかし、識別領域31はこれに限られず、例えば、各アンテナ10の通信領域20のうち、他の通信領域20と交差する面よりそのアンテナ10側の領域の全てを、そのアンテナ10に対応する識別領域として登録するように構成してもよい。
また、実施の形態1~3では、位置判定の結果を、対応アンテナ10だけに送信する構成について説明した。このように送信するアンテナを対応アンテナ10に限定することで、消費電力の低減を図ることができる。しかしながら、この構成に限られるものではなく、例えば、位置判定の結果が、アンテナセットを構成する全てのアンテナ10に送信される構成としてもよい。
10 アンテナ、 11 無線タグ、 20 通信領域、 31 識別領域、 32 近傍領域、 33 遠隔領域、 40、41 アンテナセット

Claims (4)

  1. 携帯して移動可能な無線タグと、
    前記無線タグと通信する複数のアンテナと、
    を備え、
    前記無線タグの位置を検知する位置検知システムであって、
    前記アンテナのそれぞれは、前記無線タグとの通信領域の一部が、少なくとも1つの他のアンテナと前記無線タグとの通信領域の一部と重なるように配置され、
    前記アンテナのそれぞれと、前記他のアンテナとは、互いに電波干渉しない間欠的なタイミングで電波送信する機能を備え、
    前記無線タグは、
    前記アンテナから送信された電波を受信すると共に電波受信強度を測定し、
    前記電波受信強度が最も大きい電波を送信したアンテナを、前記無線タグに最も近いアンテナである対応アンテナとして特定し、
    前記対応アンテナからの電波の前記電波受信強度と第1閾値との比較により、前記無線タグの位置が、前記対応アンテナの前記通信領域のなかの、前記対応アンテナから一定の範囲内にある近傍領域にあるか、前記近傍領域の外側の遠隔領域にあるかを特定し、
    前記アンテナに、特定した前記無線タグの位置の応答を送信する、
    ように構成され、
    前記通信領域の一部が互いに重なる複数のアンテナのセットである少なくとも1つのアンテナセットが登録され、
    前記アンテナセットを構成する前記アンテナそれぞれの前記通信領域のなかの前記遠隔領域には、前記アンテナセットを構成するアンテナの数に応じた複数の分割エリアの区分けが設定され、
    前記無線タグは、
    前記対応アンテナの前記遠隔領域にあると判定した場合、
    前記アンテナセットを構成する全ての前記アンテナからの電波送信が完了する時間の間に、前記第1閾値よりも小さな値である第2閾値よりも大きな電波受信強度の電波を受信した件数である受信数を検出し、
    前記受信数に基づいて、前記無線タグの位置が、前記遠隔領域のなかの複数の分割エリアのうち、どの分割エリアにあるかを特定する、
    ように構成されている無線タグの位置検知システム。
  2. 前記無線タグは、前記無線タグの位置の応答を、前記対応アンテナに限って送信するように構成されている請求項1に記載の無線タグの位置検知システム。
  3. 携帯して移動可能な無線タグと通信する複数のアンテナと、
    前記複数のアンテナにそれぞれ搭載された制御部と、
    を備え、
    前記無線タグの位置を検知する位置検知システムであって、
    前記アンテナのそれぞれは、前記無線タグとの通信領域の一部が、少なくとも1つの他のアンテナと前記無線タグとの通信領域の一部と重なるように配置され、
    前記アンテナのそれぞれと、前記他のアンテナとは、互いに電波干渉しない間欠的なタイミングで電波送信する機能を備え、
    前記無線タグが、前記複数のアンテナから受信した電波の電波受信強度を測定し、その電波受信強度が最も大きい電波を送信したアンテナを前記無線タグに最も近いアンテナである対応アンテナとして特定したときに、当該特定された対応アンテナが、当該対応アンテナからの電波の電波受信強度を測定した値を前記無線タグから受信し、
    前記制御部は、前記対応アンテナが前記無線タグから受信した前記電波受信強度の値を第1閾値と比較することにより、前記無線タグの位置が、前記対応アンテナの前記通信領域の中の、前記対応アンテナから一定の範囲内にある近傍領域にあるか、前記近傍領域の外側の遠隔領域にあるかを特定する、
    ように構成され、
    前記通信領域の一部が互いに重なる複数のアンテナのセットである少なくとも1つのアンテナセットが登録され、
    前記アンテナセットを構成する前記アンテナそれぞれの前記通信領域の中の前記遠隔領域には、前記アンテナセットを構成するアンテナの数に応じた複数の分割エリアの区分けが設定され、
    前記制御部は、
    前記無線タグの位置が前記対応アンテナの前記遠隔領域にあると判定した場合、
    前記アンテナセットを構成する全ての前記アンテナからの電波送信が完了する時間の間に、前記第1閾値よりも小さな値である第2閾値よりも大きな電波受信強度の電波を前記無線タグが受信した件数である受信数に基づいて、前記無線タグの位置が、前記遠隔領域の中の、複数の分割エリアのうち、どの分割エリアにあるかを特定する、
    ように構成されている無線タグの位置検知システム。
  4. 携帯して移動可能な無線タグと通信する複数のアンテナと、
    前記複数のアンテナと通信可能な状態で、いずれかの前記アンテナに搭載又は前記複数のアンテナとは別の場所に設置された装置に搭載、された制御部と、
    を備え、
    前記無線タグの位置を検知する位置検知システムであって、
    前記アンテナのそれぞれは、前記無線タグとの通信領域の一部が、少なくとも1つの他のアンテナと前記無線タグとの通信領域の一部と重なるように配置され、
    前記アンテナのそれぞれと、前記他のアンテナとは、互いに電波干渉しない間欠的なタイミングで電波送信する機能を備え、
    前記無線タグが、前記複数のアンテナから受信した電波の電波受信強度を測定し、その電波受信強度が最も大きい電波を送信したアンテナを前記無線タグに最も近いアンテナである対応アンテナとして特定したときに、当該特定された対応アンテナが、当該対応アンテナからの電波の電波受信強度を測定した値を前記無線タグから受信し、
    前記制御部は、前記対応アンテナが前記無線タグから受信した前記電波受信強度の値を第1閾値と比較することにより、前記無線タグの位置が、前記対応アンテナの前記通信領域の中の、前記対応アンテナから一定の範囲内にある近傍領域にあるか、前記近傍領域の外側の遠隔領域にあるかを特定する、
    ように構成され、
    前記通信領域の一部が互いに重なる複数のアンテナのセットである少なくとも1つのアンテナセットが登録され、
    前記アンテナセットを構成する前記アンテナそれぞれの前記通信領域の中の前記遠隔領域には、前記アンテナセットを構成するアンテナの数に応じた複数の分割エリアの区分けが設定され、
    前記制御部は、
    前記無線タグの位置が前記対応アンテナの前記遠隔領域にあると判定した場合、
    前記アンテナセットを構成する全ての前記アンテナからの電波送信が完了する時間の間に、前記第1閾値よりも小さな値である第2閾値よりも大きな電波受信強度の電波を前記無線タグが受信した件数である受信数に基づいて、前記無線タグの位置が、前記遠隔領域の中の、複数の分割エリアのうち、どの分割エリアにあるかを特定する、
    ように構成されている無線タグの位置検知システム。
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