JP7170471B2 - キャビネット - Google Patents

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Description

本発明は、キャビネットに関するものである。
従来から、キッチン等に設置されるキャビネットには、外引出と、外引出と連動可能に配置された内引出と、を備えたものが知られている。例えば、外引出に金属片等の磁性体が設けられ、内引出に外引出の金属片に磁着可能とされた永久磁石が設けられ、外引出の引き出し動作に連動して内引出が引き出されるものが提案されている(下記の特許文献1参照)。
特許第5345097号公報
しかしながら、上記の特許文献1のキャビネットでは、内引出に重い物を載せると、永久磁石の磁力の大きさによっては対応できず、内引出が外引出に連動して引き出されない虞がある。永久磁石の磁力を大きくすると、外引出の磁性体を内引出の永久磁石から引き離す際に大きな力を要してしまったり、外引出の磁性体を内引出の永久磁石に磁着させる際に大きな音が生じてしまったりするという問題点がある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、内引出が外引出に作動性良く連動するキャビネットを提供する。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係るキャビネットは、前後方向に移動可能とされた外引出と、前後方向に移動可能とされ、可動距離が前記外引出の可動距離よりも短い内引出と、前記内引出を前記外引出に連動させる連動機構と、を備え、該連動機構は、前記外引出及び前記内引出のいずれか一方に設けられたマグネット部と、前記外引出及び前記内引出の他方に設けられ、前記マグネット部に磁着可能とされた磁性体部と、前記マグネット部を、左右方向を向く軸線回りに回動させる回動部と、を有し、前記マグネット部は、下端部を前記磁性体部側に向けるように傾斜した姿勢が保持されていることを特徴とする。
このように構成されたキャビネットでは、内引出の可動距離が外引出の可動距離よりも短いため、外引出を単独で引き出すことが可能な構成である。
外引出を引き出してマグネット部と磁性体部との磁着を引き離す際には、マグネット部と磁性体部とが面接触可能な状態から、マグネット部が左右方向を向く軸線回りに回動してマグネット部と磁性体部とが線接触する状態に移行してから引き離される。よって、マグネット部と磁性体部との接触面積が少ない状態から外引出を内引出から引き離すため、外引出を内引出から小さい力で引き離すことができる。
また、引き離されている外引出を内引出に近づけてマグネット部と磁性体部とを磁着させる際には、マグネット部と磁性体部とが線接触する状態となり、内引出が外引出に連動するようになる。さらに外引出を内引出に近づけると、マグネット部と磁性体部とが面接触可能な状態に移行する。よって、連動し始める(マグネット部が磁性体部に磁着し始める)段階では、マグネット部と磁性体部との接触面積が少ないため、マグネット部と磁性体部とが磁着する際に生じる音が小さい。
したがって、外引出を内引出から引き離す際に要する力を小さくすることができるとともに、外引出を内引出に連動させる際に生じる音を小さくすることができるため、内引出を外引出に作動性良く連動させることができる。
また、マグネット部の下端部が磁性体部側を向くように傾斜した姿勢が保持されているため、外引出が内引出から引き離される瞬間及び内引出を外引出に連動させる瞬間には、マグネット部と磁性体部と線接触した状態を確実に保持することができる。よって、内引出を外引出に、より一層作動性良く連動させることができる。
また、本発明に係るキャビネットは、前記マグネット部は、前記外引出に設けられていることが好ましい。
キャビネットの施工時に、内引出をキャビネットから取り外して、作業床等に設置することがあり、マグネット部が内引出に設けられていると、マグネット部が損傷等する虞がある。上記のように構成されたキャビネットでは、マグネット部は外引出に設けられているため、マグネット部の損傷を抑制することができる。
本発明に係るキャビネットによれば、内引出が外引出に作動性良く連動する。
本発明の一実施形態に係るキャビネットを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るキャビネットのマグネット部及び回動部を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係るキャビネットのマグネット部及び回動部を示す図であり、左右方向から見た図である。 本発明の一実施形態に係るキャビネットの外引出及び内引出の引き出し動作を示す図であり、(a)外引出及び内引出が収納された状態を示し、(b)外引出が前方に引き出されて外引出の前板が前傾した状態を示し、(c)外引出及び内引出がともに引き出されて内引出が外引出から引き離される直前の状態を示し、(d)外引出が内引出から引き離されて単独で引き出された状態を示している。 本発明の一実施形態の変形例1に係るキャビネットの外引出及び内引出の引き出し動作を示す図であり、(a)外引出及び内引出が収納された状態を示し、(b)外引出及び内引出がともに引き出されて内引出が外引出から引き離される直前の状態を示し、(c)外引出が内引出から引き離されて単独で引き出された状態を示している。 本発明の一実施形態の変形例2に係るキャビネットの外引出及び内引出の引き出し動作を示す図であり、(a)外引出及び内引出が収納された状態を示し、(b)外引出及び内引出がともに引き出されて内引出が外引出から引き離される直前の状態を示し、(c)外引出が内引出から引き離されて単独で引き出された状態を示している。 本発明の一実施形態の変形例2に係るキャビネットのマグネット部及び回動部を示す斜視図である。 本発明の一実施形態の変形例2に係るキャビネットのマグネット部及び回動部を示す図であり、左右方向から見た図である。 本発明の一実施形態の変形例3に係るキャビネットの連動機構の一部を示す斜視図である。
以下、本発明の一実施形態に係るキャビネットについて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るキャビネットを示す斜視図である。
図1に示すように、キャビネット100は、キャビネット本体1と、外引出2と、内引出3と、内引出3を外引出2に連動させる連動機構4と、を備えている。なお、キャビネット100は、他にも複数の引出11等を備えていてもよい。本実施形態のキャビネット100は、例えばキッチンに設置されるものであるが、洗面所やリビング等に設置されるキャビネットであってもよい。
ここで、使用者がキャビネット100に対向する側を前側とし、反対側を後側とし、前側と後側とを結ぶ方向を前後方向とする。また、水平方向にうち前後方向に直交する方向を左右方向(または幅方向)とする。
キャビネット本体1の側板12には、前後方向に延びるレール(不図示。以下同じ。)が複数設けられている。外引出2及び内引出3はそれぞれ、各レールに移動可能に支持され、前後方向に引き出し(移動)可能とされている。また、内引出3は、後述する連動機構4により、外引出2の引き出し動作に連動して、前後方向に引き出し可能とされている。外引出2の前後方向の可動距離は、内引出3の前後方向の可動距離よりも長い。
外引出2は、底板21と、前板22と、側板23と、背板(不図示。以下同じ。)と、を有している。
底板21、前板22、側板23及び背板は、略平板状に形成されている。底板21は、板厚方向を上下方向に向けて配置されている。
前板22は、底板21の前端部から立設するように設けられている。前板22は、板厚方向を前後方向に向けて配置されている。前板22には、把手(不図示。以下同じ。)が設けられている。
前板22の後部には、回動機構(不図示。以下同じ。)が設けられている。前板22は、回動機構により、鉛直面に沿う収納姿勢2A(図4(a)参照)から図1に示す前傾となる前傾姿勢2Bまで変位可能とされている。
なお、前板22の後部には、包丁やまな板等が収納可能な収容部(不図示。以下同じ。)が設けられていてもよい。前板22を前傾姿勢2Bとすることで、収容部内の物品の取り出しが容易になる。
側板23は、底板21の左右両側に配置されている。各側板23は、底板21の左右方向の端部から立設するように設けられている。側板23は、板厚方向を左右方向に向けて配置されている。
背板は、底板21の後端部から立設するように設けられている。背板は、板厚方向を前後方向に向けて配置されている。
なお、本実施形態では、外引出2は、前板22と、側板23と、背板と、を有しているが、外引出2の形状は適宜設定可能である。
内引出3は、載置部31と、サイド部32と、を有している。載置部31は、網状に形成されている。載置部31の後部は、上方に立ち上がっている。載置部31の前部は後方に凹んだ形状をなし、当該部分に外引出2の前板22に設けられた収容部が配置可能とされている。
サイド部32は、載置部31の左右両側に配置されている。各サイド部32は、載置部31の左右方向の端部に設けられている。サイド部32は、板状に形成されている。サイド部32は、板厚方向を左右方向に向けて配置されている。
なお、本実施形態では、内引出3は、載置部31と、サイド部32と、を有しているが、内引出3の形状は適宜設定可能である。
次に、連動機構4について説明する。
連動機構4は、マグネットユニット4Aと、インナーキャップ(磁性体部)4Bと、を有している。マグネットユニット4Aは、外引出2の前板22の後面22bに、左右方向に離間して2箇所に設けられている(図1では、片方のマグネットユニット4Aのみ示している)。インナーキャップ4Bは、内引出3の各サイド部32の前端に設けられている。
図2は、キャビネット100のマグネットユニット4Aを示す分解斜視図である。
図2に示すように、マグネットユニット4Aは、取付部材40と、回動部材50と、カバー部材60と、を有している。
取付部材40は、取付板部41と、側板部42と、天板部43を、を有している。取付板部41は、外引出2の前板22の後面22b(図1参照。以下同じ。)に沿って配置されている。
取付板部41には、取付孔41hが上下2か所に形成されている。各取付孔41hに挿通された螺子(不図示。以下同じ。)が前板22(図1参照。以下同じ。)に螺合されている。これにより、取付部材40は、外引出2の前板22に取り付けられている。
側板部42は、取付板部41の左右方向の両側から後方に向かって立設されている。側板部42は、左右方向から見て略三角形をなしている。
各側板部42は、上部板部421と、段部422と、下部板部423と、を有している。対向する上部板部421どうしは、対向する下部板部423どうしよりも近接配置されている。段部422は、上部板部421の下端と下部板部423の上端とを連結している。
各上部板部421には、左右方向に貫通する支持孔421hが形成されている。支持孔421hは、円形をなしている。
各上部板部421の外面(キャビネット100の幅方向の外側を向く面)には、外方の向かって突出する外向き突起421aが設けられている。外向き突起421aは、前後方向に離間して2箇所に設けられている。天板部43は、上部板部421の上端どうしを連結している。
取付部材40には、取付板部41、側板部42及び天板部43で囲まれ、後方に向かって開口する収容空間40sが形成されている。
回動部材50は、上側マグネット(マグネット部)51と、下側マグネット(マグネット部)52と、ケース部(回動部)53と、を有している。
上側マグネット51及び下側マグネット52は、上下方向に離間して配置されている。上側マグネット51及び下側マグネット52は、磁気により磁着力を発揮するものであり、例えば永久磁石等から構成されている。
上側マグネット51及び下側マグネット52は、略直方体をなしている。上側マグネット51の上下方向の長さは、下側マグネット52の上下方向の長さよりも長い。
ケース部53は、略箱状に形成されている。ケース部53の内部には、内部に上側マグネット51及び下側マグネット52が収容されている。
ケース部53は、後方を向く後板部531を有している。後板部531は、板状に形成されている。後板部531は、板厚方向を前後方向に向けて配置されている。後板部531には、前後方向に貫通するマグネット用孔532,533が上下方向に離間して形成されている。
上側のマグネット用孔532は、後方から見て、上下方向に長い形状をなしている。上側のマグネット用孔532は、上側マグネット51の外形51gよりも小さい形状をなしている。
上側マグネット51は、上側のマグネット用孔532から見える(露出)しているものの、上側のマグネット用孔532には挿通されておらず、後板部531の前方に配置されている。
下側のマグネット用孔533は、下側マグネット52の外形52gよりも僅かに大きい形状をなしている。
下側マグネット52の後部は、下側のマグネット用孔533に挿通され、後方にわずかに突出している。換言すると、下側マグネット52の後面52bは、後板部531よりもわずかに後方に配置されている。
ケース部53は、左右方向の両側に設けられた軸支持板部534を有している。上側マグネット51及び下側マグネット52は、2枚の軸支持板部534の間に配置されている。
各軸支持板部534には、キャビネット100の幅方向の外側に向かって突出する軸部535が設けられている。軸部535は、軸支持板部534の上端部に設けられている。軸部535は、左右方向を軸線方向とする円柱状に形成されている。軸部535は、取付部材40の支持孔421hよりもわずかに小さい形状をなしている。
軸部535は、取付部材40の支持孔421hに挿通され、回動可能な程度に嵌合されている。回動部材50は、取付部材40に対して、軸部535回りに回動可能とされている。
図3は、マグネットユニット4Aを左右方向から見た図である。
回動部材50は、図3に実線で示す非収容姿勢50Aから、図3に二点鎖線で示す収容姿勢50Bまで回動可能とされている。
非収容姿勢50Aでは、回動部材50は、下端部50dを取付部材40の収容空間40sから離間させ、後方に向けている。換言すると、非収容姿勢50Aでは、回動部材50は、下端部50dを後述するインナーキャップ4B(図1参照。以下同じ。)側に向けている。
収容姿勢50Bでは、回動部材50の前部50fは、取付部材40の収容空間40s内に配置されている。収容姿勢50Bでは、回動部材50の後板部531等の後部50bは、取付部材40から後方に張り出している。
図2に示すように、カバー部材60は、側板カバー部61と、天板カバー部62と、を有している。
側板カバー部61は、取付部材40の各側板部42の上部板部421の外面(キャビネット100の幅方向の外側を向く面)に沿って配置されている。これにより、取付部材40の支持孔421hに軸支された回動部材50の軸部535が、側板カバー部61で覆われ、マグネットユニット4Aの外方に露出することがない。
側板カバー部61の下端は、取付部材40の段部422に当接している。天板カバー部62は、取付部材40の天板部43の上面に沿って配置されている。
各側板カバー部61の内面(キャビネット100の幅方向の内側を向く面)には、内方に向かって内向き突出する内向き突起611が設けられている。内向き突起611は、取付部材40の上部板部421に前後方向に離間して設けられた外向き突起421aの間に嵌合されている。これにより、カバー部材60が取付部材40に取り付けられている。
図1に示すように、インナーキャップ4Bは、内引出3のサイド部32の前端面に沿って設けられている。インナーキャップ4Bは、板状に形成されている。インナーキャップ4Bは、板厚方向を前後方向に向けて配置されている。インナーキャップ4Bの前面は、上下方向及び左右方向に沿って配置されている。
インナーキャップ4Bは、例えばスチール系材料等の磁性体から構成されている。インナーキャップ4Bは、上側マグネット51及び下側マグネット52を有するマグネットユニット4Aに磁着可能とされている。
インナーキャップ4Bには、係止部71が設けられている。係止部71は、内引出3の載置部31の前端部に係止されている。インナーキャップ4Bには、突起等の係止部材(不図示。以下同じ。)が設けられている。係止部71材は、サイド部32の前端部に係止されている。
次に、外引出2及び内引出3の動作について説明する。
まず、外引出2及び内引出3を引き出す際の動作について説明する。
図4は、外引出2及び内引出3の引き出し動作を示す図であり、(a)外引出2及び内引出3がキャビネット本体1に収納された状態を示し、(b)外引出2が前方に引き出されて外引出2の前板22が前傾した状態を示し、(c)外引出2及び内引出3がともに引き出されて内引出3が外引出2から引き離される直前の状態を示し、(d)外引出2が内引出3から引き離されて単独で引き出された状態を示している。
図4(a)に示すように、外引出2の前板22が収納姿勢2Aとされた状態では、外引出2に設けられたマグネットユニット4Aは、非収容姿勢50Aとされている。この状態では、回動部材50の上側マグネット51(図2参照。以下同じ。)及び下側マグネット52(図2参照。以下同じ。)の両方の磁力により、回動部材50の下側マグネット52はインナーキャップ4Bに磁着していて、内引出3が外引出2と連動可能である。回動部材50の後板部531はインナーキャップ4Bに沿って配置され、後板部531がインナーキャップ4Bと面状に磁着可能な(面接触可能な)状態とされている。
収納姿勢2Aから、使用者が、外引出2の前板22の把手を把持して前方に引き出すと、前板22は回動機構により回動して、図4(b)に示す前傾姿勢2Bとなる。前板22が収納姿勢2Aから前傾姿勢2Bに変位するにともない、回動部材50の軸部535(図2参照。以下同じ。)は前板22に取り付けられた取付部材40の支持孔421h(図2参照。以下同じ。)内で回動して、回動部材50の前部50fが取付部材40の収容空間40s(図2参照。以下同じ。)に収容される収容姿勢50Bとなる。
この状態から外引出2の前方をさらに引き出すと、外引出2及び外引出2と連動する内引出3がともに前方に引き出される。
外引出2及び内引出3を前方に引き出すと、内引出3の可動距離が外引出2の可動距離よりも短いため、図4(c)に示すように、内引出3が前方への限界位置に達すると、外引出2のみが前方に移動する。
この段階では、回動部材50とインナーキャップ4Bとの磁着力が生じているため、回動部材50は取付部材40に対して回動して、回動部材50の後板部531の上部はインナーキャップ4Bから離間するものの、下側マグネット52はインナーキャップ4Bに磁着している(非収容姿勢50A)。
下側マグネット52の後面52bは、回動部材50の後板部531よりも後方に突出しているため、下側マグネット52または取付部材40の後板部531の下部をインナーキャップ4Bに確実に磁着させることができる。下側マグネット52または取付部材40の後板部531の下部が、インナーキャップ4Bに左右方向に延びる直線状に磁着(線接触)している。
この状態から外引出2を前方にさらに引き出すと、図4(d)に示すように外引出2のみが単独で引き出される。外引出2が内引出3から引き離される瞬間には、下側マグネット52の磁力のみが生じている(回動部材50の下端部50dのみがインナーキャップ4Bに磁着している)ため、外引出2を内引出3から引き離す際に要する力は小さくて済む。
回動部材50の軸部535は取付部材40の支持孔421hに強く嵌合されているため、回動部材50が重力で鉛直面に沿うように回動することはなく、非収容姿勢50Aが保持されている。なお、非収容姿勢50Aが保持されるように、回動部材50に後向きに付勢力を付与する構成であってもよい。
次に、外引出2及び内引出3を押し戻す際の動作について説明する。
図4(d)に示す状態から、使用者が、外引出2の前板22の把手を把持して後方に押し戻すと、外引出2のみが単独で後方に移動する。
外引出2が、図4(c)に示す内引出3の前方への限界位置に達すると、非収容姿勢50Aで保持されていた回動部材50の下端部50dが内引出3のインナーキャップ4Bに磁着して、内引出3が外引出2に連動可能な状態になる。内引出3が外引出2に連動可能になる瞬間には、下側マグネット52の磁力のみが生じる(回動部材50の下端部のみがインナーキャップ4Bに磁着する)ため、大きな音が生じることがない。
この状態から外引出2を後方にさらに押し戻すと、回動部材50は回動して収容姿勢50Bとなる。回動部材50の上側マグネット51及び下側マグネット52の両方の磁力により、回動部材50の後板部531はインナーキャップ4Bに面接触可能となり、内引出3が外引出2と連動する。
この状態から外引出2を後方にさらに押し戻して、図4(b)に示すように外引出2の前板22がキャビネット本体1内に収納される位置に達すると、前板22は回動機構により回動して、図4(a)に示す収納姿勢2Aとなる。前板22が前傾姿勢2Bから収納姿勢2Aに変位するにともない、回動部材50の軸部535は前板22に取り付けられて取付部材40の支持孔421h内で回動して、回動部材50は取付部材40の収容空間40sから突出するように非収容姿勢50Aとなる。
このように構成されたキャビネット100では、外引出2を引き出して内引出3から引き離す際には、上側マグネット51及び下側マグネット52の磁力により回動部材50の後板部531とインナーキャップ4Bとが磁着(面接触)可能な状態から、回動部材50が軸部535回りに回動して下側マグネット52の磁力のみが生じて回動部材50の下端部50dとインナーキャップ4Bとが磁着(線接触)する状態に移行してから引き離される。よって、回動部材50とインナーキャップ4Bとの接触面積が少ない状態から外引出2を内引出3から引き離すため、外引出2を内引出3から小さい力で引き離すことができる。
また、引き離されている外引出2を内引出3に近づけて回動部材50とインナーキャップ4Bとを磁着させる際には、回動部材50の下端部50dとインナーキャップ4Bとが線接触する状態となり、内引出3が外引出2に連動するようになる。さらに外引出2を内引出3に近づけると、回動部材50とインナーキャップ4Bとが面接触可能な状態に移行する。よって、連動し始める(回動部材50がインナーキャップ4Bに磁着し始める)段階では、回動部材50とインナーキャップ4Bとの接触面積が少ないため、回動部材50とインナーキャップ4Bとが磁着する際に生じる音が小さい。
したがって、外引出2を内引出3から引き離す際に要する力を小さくすることができるとともに、外引出2を内引出3に連動させる際に生じる音を小さくすることができるため、内引出3を外引出2に作動性良く連動させることができる。
また、内引出3を外引出2に作動性良く連動させることができるため、上側マグネット51及び下側マグネット52の磁力を大きくして、内引出3の耐積載荷重を上げることもできる。
また、キャビネット100の施工時に、内引出3をキャビネット100から取り外して、作業床等に設置することがあり、マグネット部が内引出3に設けられていると、マグネット部が損傷等する虞がある。このように構成されたキャビネット100では、マグネットユニット4Aは外引出2に設けられているため、マグネットユニット4Aの損傷を抑制することができる。
また、回動部材50の下端部50dがインナーキャップ4B側を向くように傾斜した姿勢(非収容姿勢50A)が保持されているため、外引出2が内引出3から引き離される瞬間及び内引出3を外引出2に連動させる瞬間には、上側マグネット51及び下側マグネット52とインナーキャップ4Bと線接触した状態を確実に保持することができる。よって、内引出3を外引出2により一層作動性良く連動させることができる。
(変形例1)
次に、本発明の変形例1に係るキャビネットについて、主に図5を用いて説明する。
下記に示す変形例の説明において、前述した部材と同一の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図5は、本発明の一実施形態の変形例1に係るキャビネットの外引出及び内引出の引き出し動作を示す図であり、(a)外引出及び内引出が収納された状態を示し、(b)外引出及び内引出がともに引き出されて内引出が外引出から引き離される直前の状態を示し、(c)外引出が内引出から引き離されて単独で引き出された状態を示している。
図5に示すように、本変形例では、外引出2Xの前板22は回動しない。
外引出2X及び内引出3を引き出す際の動作について説明する。
図5(a)に示すように、外引出2Xに設けられた回動部材50の前部50fが、取付部材40の収容空間40sに収容された収容姿勢50Bとされている。回動部材50の上側マグネット51及び下側マグネット52の両方の磁力により、回動部材50の後板部531とインナーキャップ4Bとが面接触可能な状態であり、内引出3が外引出2Xと連動可能な状態とされている。
この状態から、使用者が、外引出2Xの前板22の把手を把持して前方に引き出すと、外引出2X及び外引出2Xと連動する内引出3がともに前方に引き出される。図4(b)に示すように、内引出3が前方への限界位置に達すると、外引出2Xのみが前方に移動する。
この段階では、回動部材50とインナーキャップ4Bとの磁着力が生じているため、回動部材50は取付部材40に対して回動して、回動部材50の後板部531の上部はインナーキャップ4Bから離間するものの、下側マグネット52はインナーキャップ4Bに磁着している(非収容姿勢50A)。
この状態から外引出2Xを前方にさらに引き出すと、図5(c)に示すように、外引出2Xのみが単独で引き出される。
次に、外引出2X及び内引出3を押し戻す際の動作について説明する。
図5(c)に示す状態から、使用者が、外引出2Xの前板22の把手を把持して後方に押し戻すと、外引出2Xのみが単独で後方に移動する。
外引出2Xが、図5(b)に示す内引出3の前方への限界位置に達すると、非収容姿勢50Aで保持されていた回動部材50の下端部50dが内引出3のインナーキャップ4Bに磁着して、内引出3が外引出2Xに連動可能な状態になる。
この状態から外引出2Xを後方にさらに押し戻すと、回動部材50は回動して収容姿勢50Bとなる。回動部材50の上側マグネット51及び下側マグネット52の両方の磁力により、回動部材50の後板部531はインナーキャップ4Bに面接触可能となり、内引出3が外引出2Xと連動する。図5(a)に示すように外引出2X及び内引出3はキャビネット本体1内に収納される。
このように構成されたキャビネット100Xでは、外引出2Xを引き出して内引出3から引き離す際には、上側マグネット51及び下側マグネット52の磁力により回動部材50の後板部531とインナーキャップ4Bとが磁着(面接触)可能な状態から、回動部材50が軸部535回りに回動して下側マグネット52の磁力のみが生じて回動部材50の下端部50dとインナーキャップ4Bとが磁着(線接触)する状態に移行してから引き離される。よって、回動部材50とインナーキャップ4Bとの接触面積が少ない状態から外引出2Xを内引出3から引き離すため、外引出2Xを内引出3から小さい力で引き離すことができる。
また、引き離されている外引出2Xを内引出3に近づけて回動部材50とインナーキャップ4Bとを磁着させる際には、回動部材50の下端部50dとインナーキャップ4Bとが線接触する状態となり、内引出3が外引出2Xに連動するようになる。さらに外引出2Xを内引出3に近づけると、回動部材50とインナーキャップ4Bとが面接触可能な状態に移行する。よって、連動し始める(回動部材50がインナーキャップ4Bに磁着し始める)段階では、回動部材50とインナーキャップ4Bとの接触面積が少ないため、回動部材50とインナーキャップ4Bとが磁着する際に生じる音が小さい。
したがって、外引出2Xを内引出3から引き離す際に要する力を小さくすることができるとともに、外引出2Xを内引出3に連動させる際に生じる音を小さくすることができるため、内引出3を外引出2Xに作動性良く連動させることができる。
(変形例2)
次に、本発明の変形例2に係るキャビネットについて、主に図6から図8を用いて説明する。
図6は、本発明の一実施形態の変形例2に係るキャビネットの外引出及び内引出の引き出し動作を示す図であり、(a)外引出及び内引出が収納された状態を示し、(b)外引出及び内引出がともに引き出されて内引出が外引出から引き離される直前の状態を示し、(c)外引出が内引出から引き離されて単独で引き出された状態を示している。図7は、本発明の一実施形態の変形例2に係るキャビネットのマグネット部及び回動部を示す斜視図である。図8は、本発明の一実施形態の変形例2に係るキャビネットのマグネット部及び回動部を示す図であり、左右方向から見た図である。
図6に示すように、本変形例では、外引出2の側板23の上端部にマグネットユニット4Yが設けられている。
図7に示すように、マグネットユニット4Yは、取付部材40Yと、回動部材50Yと、を有している。
取付部材40Yには、突起45が複数設けられている。突起45が側板23に設けられた突起受け部(不図示)に嵌合されて、取付部材40Yは側板23に取り付けられている。取付部材40Yには、左右方向を向く軸部425が設けられている。
回動部材50Yは、ケース部(回動部)53Yと、マグネット(マグネット部)51Yと、を有している。ケース部53Yには、左右方向に貫通する支持孔536が形成されている。取付部材40Yの軸部425は、ケース部53Yの支持孔536に挿通され、回動可能な程度に嵌合されている。回動部材50Yは、取付部材40Yに対して、軸部452回りに回動可能とされている。
図8に実線で示すように、回動部材50Yは、通常の状態で、後傾した傾斜姿勢50Cとされている。回動部材50Yは、図8に二点鎖線で示すように鉛直面に沿う起立姿勢50Dまで回動可能である。
傾斜姿勢50Cでは、回動部材50Yの下端部の後方を向く面541が、取付部材40Yから立設され前方を向く面426に当接して、回動部材50Yの後方への回動が規制されている。
起立姿勢50Dでは、回動部材50Yの下端部の下方を向く面542が取付部材40Yの上方を向く面427に当接して、回動部材50Yの前方への回動が規制されている。
図7に示すうように、ケース部53Yの上部には、後方から見て環状に形成された環状部537が設けられている。環状部537の外縁部に沿って、後方に突出する突出部538が周方向に離間して複数設けられている。環状部537の内部には、前後方向に貫通する貫通孔539が形成されている。
ケース部53Yの内部には、マグネット51Yが配置されている。マグネット51Yにおける後方を向く面は、ケース部53Yの貫通孔539から見える(露出している)。
次に、外引出2及び内引出3を引き出す際の動作について説明する。
図6(a)に示すように、外引出2の前板22が収納姿勢2Aとされた状態では、外引出2に設けられたマグネットユニット4Yは、起立姿勢50Dとされている。この状態では、回動部材50Yのマグネット51Yの磁力により、回動部材50Yの環状に配置された突出部538(図7参照。以下同じ。)全体(環状をなす突出部538の上下方向にわたって)は内引出3に設けられたインナーキャップ4Bに磁着(面接触)していて、内引出3が外引出2と連動可能な状態とされている。
収納姿勢2Aから、使用者が、外引出2の前板22の把手を把持して前方に引き出すと、前板22は回動機構により回動する。この時、回動部材50Yは起立姿勢50Dを維持したままである。
この状態から外引出2の前方をさらに引き出すと、外引出2及び外引出2と連動する内引出3がともに前方に引き出される。
図6(b)に示すように、内引出3が前方への限界位置に達すると、外引出2のみが前方に移動する。
この段階では、回動部材50Yとインナーキャップ4Bとの磁着力が生じているため、回動部材50Yは取付部材40Yに対して回動して、傾斜姿勢50Cとなり、回動部材50Yの環状に配置された突出部538のうち上部に配置された突出部538はインナーキャップ4Bに磁着している。この状態から外引出2を前方にさらに引き出すと、図6(c)に示すように、外引出2のみが単独で引き出される
次に、外引出2及び内引出3を押し戻す際の動作について説明する。
図6(c)に示す状態から、使用者が、外引出2の前板22の把手を把持して後方に押し戻すと、外引出2のみが単独で後方に移動する。
外引出2が、図6(b)に示す内引出3の前方への限界位置に達すると、傾斜姿勢50Cで保持されていた回動部材50Yの環状部537の上端部が内引出3のインナーキャップ4Bに磁着して、内引出3が外引出2と連動可能な状態になる。
この状態から外引出2を後方にさらに押し戻すと、回動部材50Yは回動して起立姿勢50Dとなり、回動部材50Yの環状部537全体がインナーキャップ4Bに磁着して、内引出3が外引出2と連動して、図6(a)に示すように外引出2及び内引出3はキャビネット本体1内に収納される。
このように構成されたキャビネット100Yでは、外引出2を引き出して内引出3から引き離す際には、回動部材50Yの環状部537全体とインナーキャップ4Bとが磁着(面接触)している状態から、回動部材50Yが軸部425回りに回動して回動部材50Yの環状部537の上端部とインナーキャップ4Bとが磁着(線接触)する状態に移行してから引き離される。よって、回動部材50Yとインナーキャップ4Bとの接触面積が少ない状態から外引出2を内引出3から引き離すため、外引出2を内引出3から小さい力で引き離すことができる。
また、引き離されている外引出2を内引出3に近づけて回動部材50Yとインナーキャップ4Bとを磁着させる際には、回動部材50Yとインナーキャップ4Bとが線接触する状態となり、内引出3が外引出2に連動するようになる。さらに外引出2を内引出3に近づけると、回動部材50Yとインナーキャップ4Bとが面接触する状態に移行する。よって、連動し始める(回動部材50Yがインナーキャップ4Bに磁着し始める)段階では、回動部材50Yとインナーキャップ4Bとの接触面積が少ないため、回動部材50Yとインナーキャップ4Bとが磁着する際に生じる音が小さい。
したがって、外引出2を内引出3から引き離す際に要する力を小さくすることができるとともに、外引出2を内引出3に連動させる際に生じる音を小さくすることができるため、内引出3を外引出2に作動性良く連動させることができる。
(変形例3)
次に、本発明の変形例3に係るキャビネットについて、主に図9を用いて説明する。
図9は、本発明の一実施形態の変形例3に係るキャビネットの連動機構の一部を示す斜視図である。
図9に示すように、本変形例の回動部材50Zでは、ケース部53Zの後板部531Zは、板状に形成され、上記の実施形態のようなマグネット用孔が形成されていない。なお、後板部531Zには、後述するマグネット51Zよりも小さい形状のマグネット用孔(不図示)が形成されていてもよい。
ケース部53Zの内部には、マグネット51Zが配置されている。マグネット51Zは、ケース部53Zの内部において後板部531Z寄り(後部)に配置されている。
後板部531Zは、後方から見て大きさの異なる長方形部531a,531bが上下に並んだ形状をなしている。マグネット51Zは、後板部531Zの下側の長方形部531bに対応した形状をなしている。マグネット51Zは、後板部531Zの長方形部531bと略同一の大きさまたは僅かに小さく形成されている。マグネット51Zは、インナーキャップ4Bとの間に後板部531Zを間に介在させて、インナーキャップ4Bに磁着可能とされている。
後板部531Zの後面の下端部には、弾性を有するクッション材54Zが設けられている。
このように形成されたキャビネットでは、外引出2を引き出して内引出3から引き離す際には、マグネット51Zの磁力により回動部材50Zの後板部531Zとインナーキャップ4Bとが磁着(面接触)可能な状態から、回動部材50Zが軸部535回りに回動して回動部材50Zの下端部50dとインナーキャップ4Bとが磁着(線接触)する状態に移行してから引き離される。よって、回動部材50Zとインナーキャップ4Bとの接触面積が少ない状態から外引出2を内引出3から引き離すため、外引出2を内引出3から小さい力で引き離すことができる。
また、引き離されている外引出2を内引出3に近づけて回動部材50Zとインナーキャップ4Bとを磁着させる際には、回動部材50Zの下端部50dとインナーキャップ4Bとが線接触する状態となり、内引出3が外引出2に連動するようになる。さらに外引出2を内引出3に近づけると、回動部材50Zとインナーキャップ4Bとが面接触可能な状態に移行する。よって、連動し始める(回動部材50Zがインナーキャップ4Bに磁着し始める)段階では、回動部材50Zとインナーキャップ4Bとの接触面積が少ないため、回動部材50Zとインナーキャップ4Bとが磁着する際に生じる音が小さい。
したがって、外引出2を内引出3から引き離す際に要する力を小さくすることができるとともに、外引出2を内引出3に連動させる際に生じる音を小さくすることができるため、内引出3を外引出2に作動性良く連動させることができる。
また、後板部531Zの下端部には、弾性を有するクッション材54Zが設けられているため、回動部材50Zがインナーキャップ4Bに磁着する際の衝撃を和らげることができる。
なお、上述した実施の形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記に示す実施形態では、外引出2にマグネットユニット4Aが設けられ、内引出3に磁性体からなるインナーキャップ4Bが設けられているが、本発明はこれに限られない。外引出2に磁性体部が設けられ、内引出3に回動部により回動可能なマグネット部が設けられていてもよい。
また、上記に示す実施形態では、マグネットユニット4Aが外引出2の前板22の後部に設けられ、インナーキャップ4Bが内引出3のサイド部32の前端に設けられているが、本発明はこれに限られない。例えば、マグネット部が外引出2の側板23の後部に設けられ、磁性体部が内引出3のサイド部32の後部に設けられる等、マグネット部及び磁性体部がそれぞれ外引出2及び内引出3の後部に設けられていてもよい。この場合には、マグネット部及び磁性体部が、使用者から見えにくいため、キャビネット100の外観を向上させることができる。
また、上記に示す実施形態では、外引出2に設けられた回動部材50は、内引出3から引き離された状態で非収容姿勢50Aに保持されているが、本発明はこれに限られない。内引出3から引き離されると、回動部材50は収容姿勢50Bに変位してもよい。この場合には、引き離されていた外引出2を押し戻して、内引出3と連動する瞬間(外引出2が内引出3の前方への限界位置に達した瞬間)に、回動部材50が回動して、回動部材50の下端部50dがインナーキャップ4Bに磁着する構成でもよい。
また、上記に示す実施形態では、回動部材50,50Yは、取付部材40,40Yを介して外引出2の前板22や側板23に取り付けられているが、本発明はこれに限られない。マグネット部及びマグネット部を回動させる回動部が前板22や側板23等の外引出2の部材に直接取り付けられていてもよい。
1…キャビネット本体
2…外引出
3…内引出
4…連動機構
4A…マグネットユニット
4B…インナーキャップ(磁性体部)
22…前板
32…サイド部
40…取付部材
40s…収容空間
50…回動部材
50A…非収容姿勢
50B…収容姿勢
51…上側マグネット(マグネット部)
52…下側マグネット(マグネット部)
53…ケース部(回動部)
60…カバー部材
100…キャビネット
421h…支持孔
531…後板部
535…軸部

Claims (2)

  1. 前後方向に移動可能とされた外引出と、
    前後方向に移動可能とされ、可動距離が前記外引出の可動距離よりも短い内引出と、
    前記内引出を前記外引出に連動させる連動機構と、を備え、
    該連動機構は、
    前記外引出及び前記内引出のいずれか一方に設けられたマグネット部と、
    前記外引出及び前記内引出の他方に設けられ、前記マグネット部に磁着可能とされた磁性体部と、
    前記マグネット部を、左右方向を向く軸線回りに回動させる回動部と、を有し、
    前記マグネット部は、下端部を前記磁性体部側に向けるように傾斜した姿勢が保持されていることを特徴とするキャビネット。
  2. 前記マグネット部は、前記外引出に設けられている請求項に記載のキャビネット。
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