JP5955991B2 - 基地局 - Google Patents

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Description

本発明は、端末と無線通信を行う基地局に関する。
テレビの生中継、緊急報道等の映像伝送を行う無線通信システムに用いる装置として、FPU(Field Pick-up Unit)が知られている。このFPUは、放送分野の素材伝送のために用いられ、中継現場側の移動局(端末)から放送局側の基地局へ本線情報のUL(Up Link)信号を伝送し、放送局側の基地局から中継現場側の移動局へ送り返し情報のDL(Down Link)信号を伝送する。カメラにより撮像された映像は、リアルタイムでファイル伝送され、移動局から基地局へUL信号として送信され、記憶メディアに格納され再生される。また、送り返し信号及び制御信号は、基地局から移動局へDL信号として送信される。
このような無線通信システムでは、放送局側の基地局から中継現場側の移動局への送り返し情報であるDL信号も必要であるが、最も高速化が望まれるのは、放送で使用されている映像情報等である本線情報のUL信号である。UL信号の伝送レートを高くする場合には、UL時間をDL時間よりも長くする時分割複信(TDD:Time Division Duplex)方式のフレーム構成が必要となる。
時分割複信では、電波の伝搬による遅延を吸収するため、UL送信期間とDL送信期間との間にガードタイムが設けられる(特許文献1参照)。移動局と基地局の間の距離が短い程、遅延量は少なくなる。また、伝送レートを高めるためには、ガードタイムを最小限に設定することが好ましい。このため、従来技術では、移動局と基地局の間の距離が短い程、ガードタイムが短くなるように、ガードタイムの長さを可変に設定している。
また、FPUでは、トランシーバ等の他システムと周波数帯域を共用するため、使用中の周波数帯域における干渉の有無を常時監視し、他のシステムとの干渉を防ぐ必要がある。FPUの基地局は、ガードタイムの受信レベル(干渉量)を測定し、受信レベルが所定の閾値を越えた場合に、他のシステムが当該周波数帯域の使用を開始した(干渉が発生した)と判断し、当該周波数帯域の使用を中止する。なお、受信レベル(受信品質)は、具体的には、受信強度(RSSI)等である。
特開平9−51327号公報
しかしながら、従来技術では、端末と基地局の間の距離が短い場合、ガードタイムが短く設定されるため、受信レベルを測定するための時間を十分に確保できず、周波数のセンシング精度が劣化するという問題がある。
本発明の目的は、伝送レートを極力維持しつつ、端末と基地局の間の距離が短い場合であってもガードタイムの受信レベルを測定するための時間を十分に確保し、周波数を高精度にセンシングすることができる基地局を提供することである。
本発明の基地局は、他システムと共用する周波数帯域の一部を用いて、端末と時分割複信方式の無線通信を行う基地局であって、使用中の周波数帯域毎に、前記端末から上り回線の信号を受信する受信部と、前記使用中の周波数帯域毎に、前記上り回線の信号の受信レベル、および、ガードタイムの受信レベルを測定する受信レベル測定部と、前記上り回線の信号の受信レベルに基づいて前記ガードタイムの長さを設定するガードタイム長さ設定部と、前記ガードタイムの受信レベルが第1閾値以下の周波数帯域を選択する周波数帯域選択部と、前記受信された上り回線の信号の誤り検出結果に基づいて、前記使用中の周波数帯域毎に、Ack/Nackを生成するAck/Nack生成部と、前記設定されたガードタイムの長さを示す情報、前記選択された周波数帯域を示す情報、および、Ack/Nackを含む制御信号を、前記使用中の周波数帯域毎に生成する制御信号生成部と、前記使用中の周波数帯域毎に、前記制御信号を含む下り回線の信号を前記端末へ送信する送信部と、を具備し、前記制御信号生成部は、第1の周波数帯域において前記制御信号を生成しない場合、前記第1の周波数帯域とは別の第2の周波数帯域における前記制御信号の中に、前記第1の周波数帯域におけるAck/Nackを含む情報を加え、前記送信部は、前記第1の周波数帯域では前記制御信号を生成しない場合に、前記下り回線の信号を送信せず、前記下り回線の信号の送信に割り当てられている時間をガードタイムとする、構成を採る。
本発明によれば、従来と殆ど変わらない伝送レートで、端末と基地局の間の距離が短い場合でも周波数を高精度にセンシングできる。
本発明の実施の形態1に係る端末の構成例を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る基地局の構成例を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係るフレームの構成例を示す図 本発明の実施の形態1に係る制御信号の構成例を示す図 本発明の実施の形態1に係る基地局の動作例を示すフローチャート 本発明の実施の形態2に係る基地局の構成例を示すブロック図 本発明の実施の形態2に係る制御信号の構成例を示す図 本発明の実施の形態2に係るフレームの構成例を示す図 本発明の実施の形態2に係る基地局の動作例を示すフローチャート 本発明の実施の形態2に係るフレームの構成例を示す図 本発明の実施の形態3に係る基地局の構成例を示すブロック図 本発明の実施の形態3に係るフレームの構成例を示す図 本発明の実施の形態3に係る基地局の動作例を示すフローチャート 本発明の実施の形態4に係る基地局の構成例を示すブロック図 本発明の実施の形態4に係る制御信号の構成例を示す図 本発明の実施の形態4に係るフレームの構成例を示す図 本発明の実施の形態4に係る基地局の動作例を示すフローチャート 本発明の実施の形態4に係るフレームの構成例を示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
実施の形態1に係る無線通信システムは、図1に示す端末100と、図2に示す基地局200と、を有する。端末100および基地局200は、例えば、放送分野の素材伝送に用いられるFPUである。すなわち、端末100はUL信号として映像情報等を基地局200へ送信し、基地局200はDL信号としてフィードバック情報等を端末100へ送信する。
まず、図1を用いて、本実施の形態に係る端末100の構成例について説明する。図1は、本実施の形態に係る端末100の構成例を示すブロック図である。
図1において、端末100は、無線受信部101と、ベースバンド受信処理部102と、Ack/Nack生成部103と、制御信号生成部104と、制御信号処理部105と、ベースバンド送信処理部106と、バッファ107と、送信タイミング調整部108と、無線送信部109と、から主に構成される。以下、端末100の各部について説明する。
無線受信部101は、アンテナに受信された無線信号に対して、増幅、フィルタリング等の無線受信処理を行う。そして、無線受信部101は、無線受信処理後の信号に対して、基地局200(後述のガードタイム長さ設定部209)で設定されたガードタイムの長さに基づいて同期をとりながら、基地局200(後述の周波数帯域選択部208)で選択された周波数帯域を用いてダウンコンバートし、ベースバンド信号を得る。そして、無線受信部101は、ベースバンド信号をベースバンド受信処理部102に出力する。
ベースバンド受信処理部102は、無線受信部101から入力したベースバンド信号に対して、FFT(Fast Fourier Transform)処理を行い、伝送レートに基づく復調および誤り訂正を行い、誤り検出を行う。そして、ベースバンド受信処理部102は、誤り検出結果を示す情報をAck/Nack生成部103に出力する。
また、ベースバンド受信処理部102は、基地局200で選択された周波数帯域の数に応じてP/S(Parallel/Serial)変換を行い、制御信号および受信データを得る。そして、ベースバンド受信処理部102は、制御信号を制御信号処理部105に出力する。なお、詳細は後述するが、この制御信号には、ガードタイムの長さを示す情報(以下、「ガードタイム長情報」という)、周波数帯域を示す情報(以下、「周波数情報」という)、Ack/Nack、リンクアダプテーション情報等が含まれる。
Ack/Nack生成部103は、ベースバンド受信処理部102から入力した誤り検出結果を示す情報に基づいて、周波数帯域毎に、Ack/Nackを生成する。そして、Ack/Nack生成部103は、Ack/Nackを制御信号生成部104に出力する。
制御信号生成部104は、Ack/Nack生成部103から入力したAck/Nackを含む制御信号を生成し、その制御信号をベースバンド送信処理部106に出力する。
制御信号処理部105は、ベースバンド受信処理部102から入力した制御信号に含まれるガードタイム長情報を、無線受信部101、ベースバンド送信処理部106、送信タイミング調整部108に出力する。
また、制御信号処理部105は、ベースバンド受信処理部102から入力した制御信号に含まれる周波数情報を、無線受信部101、ベースバンド受信処理部102、ベースバンド送信処理部106、送信タイミング調整部108、無線送信部109に出力する。
また、制御信号処理部105は、ベースバンド受信処理部102から入力した制御信号に含まれるAck/Nackに基づいて、ベースバンド送信処理部106に対して、周波数帯域毎に、新規送信あるいは再送信のいずれかを指示する。
また、制御信号処理部105は、ベースバンド受信処理部102から入力した制御信号に含まれるリンクアダプテーション情報を、ベースバンド受信処理部102、ベースバンド送信処理部106に出力する。
ベースバンド送信処理部106は、制御信号処理部105の指示に基づいて新規の送信データあるいはバッファ107に記憶された送信データの何れかを選択し、選択した送信データに、制御信号生成部104から入力した制御信号を挿入してULフレームを構成し、基地局200で選択された周波数帯域の数に応じてULフレームをS/P変換する。フレームを構成する際、ベースバンド送信処理部106は、基地局200で設定されたガードタイムの長さに基づいてフレームの長さを調節する。そして、ベースバンド送信処理部106は、各ULフレームに対して、伝送レートに基づく誤り訂正符号化および変調を行い、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)処理を行い、ベースバンド信号を得る。そして、ベースバンド送信処理部106は、ベースバンド信号(UL信号)を送信タイミング調整部108へ出力する。
バッファ107は、送信データを一時的に記憶する。
送信タイミング調整部108は、ベースバンド送信処理部106から入力したベースバンド信号の信号列に対して、基地局200で設定された長さのガードタイムを確保するように、送信タイミングを調整して無線送信部109へ出力する。
無線送信部109は、送信タイミング調整部108から入力したベースバンド信号に対して、増幅、フィルタリング等の無線送信処理を行う。そして、無線送信部109は、無線送信処理後の信号に対して、基地局200で選択された周波数帯域にアップコンバートし、無線信号を得る。そして、無線送信部109は、アンテナから無線信号(UL信号)を送信する。
以上、本実施の形態に係る端末100の構成例について説明した。
次に、図2を用いて、本実施の形態に係る基地局200の構成例について説明する。図2は、本実施の形態に係る基地局200の構成例を示すブロック図である。
図2において、基地局200は、ベースバンド送信処理部201と、バッファ202と、送信タイミング調整部203と、無線送信部204と、無線受信部205と、タイマ206と、受信レベル測定部207と、周波数帯域選択部208と、ガードタイム長さ設定部209と、ベースバンド受信処理部210と、制御信号処理部211と、Ack/Nack生成部212と、伝送レート設定部213と、制御信号生成部214と、から主に構成される。以下、基地局200の各部について説明する。
ベースバンド送信処理部201は、制御信号処理部211の指示に基づいて新規の送信データあるいはバッファ202に記憶された送信データの何れかを選択し、選択した送信データに、制御信号生成部214で生成された制御信号を挿入してDLフレームを構成し、周波数帯域選択部208で選択された周波数帯域の数に応じてDLフレームをS/P変換する。DLフレームを構成する際、ベースバンド送信処理部201は、ガードタイム長さ設定部209で設定されたガードタイムの長さに基づいてフレーム長さを調節する。そして、ベースバンド送信処理部201は、各DLフレームに対して、伝送レートに基づく誤り訂正符号化および変調を行い、IFFT処理を行い、ベースバンド信号を得る。そして、ベースバンド送信処理部201は、ベースバンド信号(DL信号)を送信タイミング調整部203へ出力する。
バッファ202は、送信データを一時的に記憶する。
送信タイミング調整部203は、ベースバンド送信処理部201から入力したベースバンド信号の信号列に対して、ガードタイム長さ設定部209で設定された長さのガードタイムを確保するように、送信タイミングを調整して無線送信部204へ出力する。
無線送信部204は、送信タイミング調整部203から入力したベースバンド信号に対して、増幅、フィルタリング等の無線送信処理を行う。そして、無線送信部204は、無線送信処理後の信号に対して、周波数帯域選択部208で選択された周波数帯域にアップコンバートし、無線信号を得る。そして、無線送信部204は、アンテナから無線信号(DL信号)を送信する。
無線受信部205は、アンテナに受信された無線信号に対して、増幅、フィルタリング等の無線受信処理を行う。さらに、無線受信部205は、無線受信処理後の信号に対して、ガードタイム長さ設定部209で設定されたガードタイムの長さに基づいて同期をとりながら、周波数帯域選択部208で選択された周波数帯域を用いてダウンコンバートし、ベースバンド信号を得る。そして、無線受信部205は、ベースバンド信号を受信レベル測定部207およびベースバンド受信処理部210に出力する。
タイマ206は、所定の第1時間(例えば、10ms)、および、所定の第2時間(例えば、10s)を計時し、第1時間の計時が満了すると、第1時間の計時満了を示す第1満了信号を受信レベル測定部207に出力し、第2時間の計時が満了すると、第2時間の計時満了を示す第2満了信号を受信レベル測定部207およびガードタイム長さ設定部209に出力する。
受信レベル測定部207は、タイマ206から第1満了信号を入力すると、UL信号(受信信号)の受信レベルを測定する。そして、受信レベル測定部207は、測定したUL信号の受信レベルを示す情報を、ガードタイム長さ設定部209、伝送レート設定部213に出力する。
また、受信レベル測定部207は、タイマ206から第2満了信号を入力すると、次フレームのガードタイムの受信レベルを測定する。そして、受信レベル測定部207は、測定したガードタイムの受信レベルを示す情報を、周波数帯域選択部208に出力する。
周波数帯域選択部208は、受信レベル測定部207で測定されたガードタイムの受信レベルが第1閾値以下の周波数帯域を選択する。そして、周波数帯域選択部208は、選択した周波数帯域を示す周波数情報を、無線送信部204、無線受信部205、ベースバンド送信処理部201、ベースバンド受信処理部210、制御信号生成部214に出力する。
ガードタイム長さ設定部209は、タイマ206から第2満了信号を入力したか否かに応じて、次フレームのガードタイムの長さを設定する。
例えば、タイマ206から第2満了信号を入力していない場合、ガードタイム長さ設定部209は、受信レベル測定部207から入力したUL信号の受信レベルを示す情報に基づいて、次フレームのガードタイムの長さを第1の長さに設定する。
一方で、例えば、タイマ206から第2満了信号を入力した場合、ガードタイム長さ設定部209は、次フレームのガードタイムの長さを第2の長さ(受信レベルの測定に必要な所定の長さ)に設定する。
本実施の形態に係るフレーム構成例を図3に示す。なお、図3の例では、1フレームの長さを10msとする。
図3において、ガードタイム10は、第1の長さに設定されたガードタイムであり、ガードタイム11は、第2の長さに設定されたガードタイムである。図3に示すように、端末と基地局との間の距離が短く、通常時のガードタイム10が短く設定される場合であっても、第2時間が経過した後の次フレームには、通常時のガードタイム10よりも長いガードタイム11が設定される。なお、端末と基地局との間の距離が長く、ガードタイム10がガードタイム11よりも長く設定される場合には、受信レベルの測定時であっても、ガードタイム長さ設定部209は、ガードタイムの長さを第1の長さ(ガードタイム10)に設定する。
そして、ガードタイム長さ設定部209は、設定したガードタイムの長さを示すガードタイム長情報を、ベースバンド送信処理部201、送信タイミング調整部203、無線受信部205、制御信号生成部214に出力する。
ベースバンド受信処理部210は、無線受信部205から入力したベースバンド信号に対して、FFT処理を行い、伝送レートに基づく復調および誤り訂正を行い、誤り検出を行う。そして、ベースバンド受信処理部210は、誤り検出結果を示す情報をAck/Nack生成部212に出力する。
また、ベースバンド受信処理部210は、周波数帯域選択部208で選択された周波数帯域の数に応じてP/S変換を行い、制御信号および受信データを得る。そして、ベースバンド受信処理部210は、制御信号を制御信号処理部211に出力する。
制御信号処理部211は、ベースバンド受信処理部210から入力した制御信号に含まれるAck/Nackに基づいて、ベースバンド送信処理部201に対して、周波数帯域毎に、新規送信あるいは再送信のいずれかを指示する。
Ack/Nack生成部212は、ベースバンド受信処理部210から入力した誤り検出結果を示す情報に基づいて、周波数帯域毎に、Ack/Nackを生成する。そして、Ack/Nack生成部212は、Ack/Nackを、伝送レート設定部213、制御信号生成部214に出力する。
伝送レート設定部213は、Ack/Nack生成部212から入力したAck/Nackおよび受信レベル測定部207から入力したUL信号の受信レベルを示す情報に基づいて、周波数帯域毎に、伝送レートを設定する。そして、伝送レート設定部213は、伝送レートに対応する変調方式、誤り訂正のための符号化率等を示すリンクアダプテーション情報を制御信号生成部214に出力する。
また、伝送レート設定部213は、ベースバンド送信処理部201に対して、周波数帯域毎に、送信データの変調方式、符号化率等を指示する。
また、伝送レート設定部213は、ベースバンド受信処理部210に対して、周波数帯域毎に、ベースバンド信号の復調方式、符号化率等を指示する。
制御信号生成部214は、制御信号を生成し、その制御信号をベースバンド送信処理部201に出力する。ここで生成される制御信号の例を図4に示す。
図4において、ガードタイム長情報は、ガードタイム長さ設定部209から制御信号生成部214に入力された情報であり、第1の長さまたは第2の長さを示す情報である。周波数情報は、周波数帯域選択部208から制御信号生成部214に入力された情報である。Ack/Nackは、Ack/Nack生成部212から制御信号生成部214に入力された情報である。リンクアダプテーション情報は、伝送レート設定部213から制御信号生成部214に入力された情報である。なお、制御信号には、図4に示す各情報以外の情報が含まれてもよい。
以上、本実施の形態に係る基地局200の構成例について説明した。
次に、図5を用いて、本実施の形態に係る基地局200の動作例について説明する。図5は、本実施の形態に係る基地局200の動作例を示すフローチャートである。
タイマ206は、所定の第2時間を計時する(ステップS1)。
タイマ206による第2時間の計時が満了していない場合(ステップS2:NO)、すなわち、ガードタイムの受信レベルを測定するタイミングではないとき(以下、「通常時」ともいう)には、ガードタイム長さ設定部209は、次フレームのガードタイムの長さを、端末と基地局との間の距離に基づく第1の長さに設定する(ステップS3)。
一方、タイマ206による第2時間の計時が満了した場合(ステップS2:YES)、すなわち、ガードタイムの受信レベルを測定するタイミングのときには、ガードタイム長さ設定部209は、次フレームのガードタイムの長さを、受信レベルの測定に必要な所定の長さである第2の長さに設定する(ステップS4)。そして、受信レベル測定部207は、当該周波数帯域のガードタイムの受信レベルを測定する(ステップS5)。
制御信号生成部214は、ガードタイム長情報、周波数情報、Ack/Nack、リンクアダプテーション情報を含む制御信号を生成する(ステップS6)。
無線送信部204は、制御信号を含むDL信号を端末100へ送信する(ステップS7)。
以上、本実施の形態に係る基地局200の動作例について説明した。
上述したように、本実施の形態の基地局は、ガードタイムの受信レベルを測定するタイミングのときに、受信レベルの測定に必要な所定の長さを確保するようにガードタイムの長さを設定することを特徴とする。これにより、端末と基地局の距離が短い場合でも、伝送効率が低下することなく、周波数を高精度にセンシングすることができる。
なお、1フレームの長さが10msであり、ガードタイムの受信レベルを測定する間隔が10sの場合、1000フレームに1回だけガードタイムを長く設定すればよいので、本実施の形態の伝送レートは、従来のものと殆ど変わらない。ここで、本実施の形態では、1フレームの長さが10ms、ガードタイムの受信レベルを測定する間隔が10sの場合を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、1フレームの長さ並びにガードタイムの受信レベルを測定する間隔は任意の値に設定することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2について説明する。なお、本実施の形態において、端末100の構成は、上記実施の形態1で説明した図1の構成と同じであるので、ここでの説明は省略する。
図6を用いて、本実施の形態に係る基地局200Aの構成例について説明する。図6は、本実施の形態に係る基地局200Aの構成例を示すブロック図である。図6に示す基地局200Aの各部には、図2に示した基地局200の各部と同一の符号を付している。以下では、図6に示す各部のうち、図2と異なる動作を行う構成要素についてのみ説明する。
タイマ206は、所定の第1時間(例えば、10ms)、および、所定の第2時間(例えば、10s)を計時し、第1時間の計時が満了すると、第1時間の計時満了を示す第1満了信号を受信レベル測定部207に出力し、第2時間の計時が満了すると、第2時間の計時満了を示す第2満了信号をベースバンド送信処理部201、受信レベル測定部207、制御信号生成部214に出力する。
ベースバンド送信処理部201は、タイマ206から第2満了信号を入力したか否か(すなわち、ガードタイムの受信レベルを測定するタイミングであるか否か)に応じて、以下のように動作する。
タイマ206から第2満了信号を入力していない場合(ガードタイムの受信レベルを測定するタイミングではない場合)、使用中の全ての周波数帯域において、制御信号生成部214で生成された制御信号を送信データ(新規または再送)に挿入してDLフレームを構成し、DL信号を生成する。その後の動作は、上記実施の形態1と同じであるので、ここでの説明は省略する。
一方で、タイマ206から第2満了信号を入力した場合(ガードタイムの受信レベルを測定するタイミングである場合)、ベースバンド送信処理部201は、ガードタイムの受信レベルを測定する対象(以下、「測定対象」という)の周波数帯域(第1の周波数帯域)について次フレームのDL信号を生成しない。
受信レベル測定部207は、タイマ206から第2満了信号を入力する毎に、各周波数帯域の受信信号のガードタイムの受信レベルを測定する。そして、受信レベル測定部207は、測定したガードタイムの受信レベルを示す情報を、周波数帯域選択部208に出力する。
制御信号生成部214は、タイマ206から第2満了信号を入力したか否か(すなわち、ガードタイムの受信レベルを測定するタイミングであるか否か)に応じて、以下のように動作する。
例えば、タイマ206から第2満了信号を入力していない場合(ガードタイムの受信レベルを測定するタイミングではない場合)、制御信号生成部214は、次フレームにおいて、上記実施の形態1と同様に、使用中の全ての周波数帯域において制御信号を生成し、その制御信号をベースバンド送信処理部201に出力する。
一方で、例えば、タイマ206から第2満了信号を入力した場合(ガードタイムの受信レベルを測定するタイミングである場合)、制御信号生成部214は、次フレームにおいて、測定対象の周波数帯域以外の全ての周波数帯域において制御信号を生成し、その制御信号をベースバンド送信処理部201に出力する。ただし、測定対象の周波数帯域(第1の周波数帯域)における、ガードタイム長情報、周波数情報、Ack/Nack、リンクアダプテーション情報は、他の周波数帯域(第2の周波数帯域)(例えば、最も受信レベルが高い周波数帯域)の制御信号に含められる。この制御信号の例を図7に示す。
図7に示すように、測定対象の周波数帯域f1における、ガードタイム長情報、周波数情報、Ack/Nack、リンクアダプテーション情報が、他の周波数帯域f2の制御信号に含められている。ベースバンド送信処理部201は、タイマ206から第2満了信号を入力した場合、次フレームにおいて、図7に示す制御信号を、送信データに挿入してDLフレームを構成する。
本実施の形態に係るフレーム構成例を図8に示す。図8に示すように、測定対象の周波数帯域f1では、第2時間が経過した後の次フレームにおいて、DL信号が送信されず、その部分がガードタイム20となる。これにより、通常時のガードタイム10よりもガードタイムを長く確保することができる。一方で、他の周波数帯域f2では、ガードタイム20に対応する部分にDL信号21が送信される。
なお、測定対象の周波数帯域がf2であり、他の周波数帯域がf1である場合、図8に示すように、測定対象の周波数帯域f2では、第2時間が経過した後の次フレームにおいて、DL信号が送信されず、その部分がガードタイム22となる。その一方で、他の周波数帯域f1では、ガードタイム22に対応する部分にDL信号23が送信される。なお、DL信号23の制御信号には、測定対象の周波数帯域f2における、ガードタイム長情報、周波数情報、Ack/Nack、リンクアダプテーション情報が含められている。
以上、本実施の形態に係る基地局200Aの構成例について説明した。
次に、図9を用いて、本実施の形態に係る基地局200Aの動作例について説明する。図9は、本実施の形態に係る基地局200Aの動作例を示すフローチャートである。
タイマ206は、所定の第2時間を計時する(ステップS11)。
タイマ206による第2時間の計時が満了していない場合(ステップS12:NO)、すなわち、ガードタイムの受信レベルを測定するタイミングではないとき(通常時)には、ベースバンド送信処理部201は、制御信号を含むDL信号を生成し(ステップS13)、無線送信部204は、制御信号を含むDL信号を端末100へ送信する(ステップS14)。
一方、タイマ206による第2時間の計時が満了した場合(ステップS12:YES)、すなわち、ガードタイムの受信レベルを測定するタイミングのときには、ベースバンド送信処理部201は、当該周波数帯域において、DL信号の生成を停止する(ステップS15)。そして、受信レベル測定部207は、当該周波数帯域のガードタイムの受信レベルを測定する(ステップS16)。
以上、本実施の形態に係る基地局200Aの動作例について説明した。
上述したように、本実施の形態の基地局は、ガードタイムの受信レベルを測定するタイミングのときに、本来DLフレームが送信される時間をガードタイムとして確保し、他の周波数帯域(第2の周波数帯域)の制御信号に測定対象の周波数帯域(第1の周波数帯域)に係る各情報を含めることを特徴とする。これにより、端末と基地局の距離が短い場合でも、伝送効率が低下することなく、周波数を高精度にセンシングできる。
なお、本実施の形態において、一の周波数帯域(第2の周波数帯域)でDL信号を送信するフレームにおいて、他の周波数帯域(第1の周波数帯域)では、受信レベルの測定を行う時間以外において、UL信号を送信するようにしてもよい。このときのフレーム構成の例を図10に示す。図10に示すように、ガードタイムの受信レベルを測定するタイミングではないとき(通常時)において、周波数帯域f1でDL信号が送信されるとき、周波数帯域f2では、その対応する部分においてUL信号が送信される。なお、受信レベルの測定を行う時刻以外において、DL信号を送信する周波数は、図10のようにf1とf2とを交互に使用することもできるし、f1あるいはf2のどちらか片方のみを使用することもできる。
(実施の形態3)
上記実施の形態1では、第2時間間隔で、常に、ガードタイム長さ設定部209がガードタイムの長さを第2の長さ(受信レベルの測定に必要な所定の長さ)に設定する場合について説明した。
実施の形態3では、事前に通信品質を推定し、通信品質が劣化した場合にのみ、第2時間が経過したタイミングにおいて、ガードタイム長さ設定部209がガードタイムの長さを第2の長さに設定する場合について説明する。なお、本実施の形態において、端末100の構成は、上記実施の形態1で説明した図1の構成と同じであるので、ここでの説明は省略する。
図11を用いて、本実施の形態に係る基地局200Bの構成例について説明する。図11は、本実施の形態に係る基地局200Bの構成例を示すブロック図である。なお、図11に示す基地局200Bにおいて、図2に示した基地局200と共通する部分には、図2と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。図11に示す基地局200Bは、図2に示した基地局200に対して、品質推定部215を追加した構成を採る。
受信レベル測定部207は、タイマ206から第1満了信号を入力すると、UL信号(受信信号)の受信レベルを測定する。そして、受信レベル測定部207は、測定したUL信号の受信レベルを示す情報を、ガードタイム長さ設定部209、伝送レート設定部213および品質推定部215に出力する。
また、受信レベル測定部207は、タイマ206から第2満了信号を入力すると、品質推定部215から出力された信号が、通信品質が劣化したことを示す場合にのみ、次フレームにおいてガードタイムの受信レベルを測定する。そして、受信レベル測定部207は、測定したガードタイムの受信レベルを示す情報を、周波数帯域選択部208に出力する。
品質推定部215は、受信レベル測定部207で測定されたUL信号の受信レベルと所定の第2閾値との大小関係を比較し、受信レベルが第2閾値よりも大きい場合には、通信品質が良好であると推定し、受信レベルが第2閾値以下の場合には、通信品質が劣化したと推定する。そして、品質推定部215は、推定結果を示す信号を、受信レベル測定部207およびガードタイム長さ設定部209に出力する。
ガードタイム長さ設定部209は、タイマ206から第2満了信号を入力すると、品質推定部215から出力された信号が、通信品質が劣化したことを示す場合に、次フレームのガードタイムの長さを第2の長さに設定し、通信品質が良好であることを示す場合に、受信レベル測定部207から入力したUL信号の受信レベルを示す情報に基づいて、次フレームのガードタイムの長さを第1の長さに設定する。
本実施の形態に係るフレーム構成例を図12に示す。図12(A)は通信品質が劣化した場合を示し、図12(B)は通信品質が良好な場合を示す。なお、図12の例では、1フレームの長さを10msとする。
図12において、ガードタイム10は、第1の長さに設定されたガードタイムであり、ガードタイム11は、第2の長さに設定されたガードタイムである。図12(A)に示すように、通信品質が劣化した場合には、第2時間が経過した後の次フレームに、通常時のガードタイム10よりも長いガードタイム11が設定される。一方、図12(B)に示すように、通信品質が良好な場合には、第2時間が経過した後の次フレームであっても、通常時のガードタイム10が設定される。これにより、UL信号の送信時間を長くすることができるので、伝送レートを上げることができる。
なお、ガードタイム長さ設定部209は、タイマ206から第2満了信号を入力していない場合には、実施の形態1と同一の動作を行う。
以上、本実施の形態に係る基地局200Bの構成例について説明した。
次に、図13を用いて、本実施の形態に係る基地局200Bの動作例について説明する。図13は、本実施の形態に係る基地局200Bの動作例を示すフローチャートである。なお、図13のフローにおいて、図5に示したフローと共通するステップには、図5と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。図13のフローは、図5に示したフローのステップS2とステップS4の間にステップS21が追加されている。
タイマ206による第2時間の計時が満了した場合(ステップS2:YES)において、通信品質が劣化した場合には(ステップS21:YES)、ガードタイム長さ設定部209は、次フレームのガードタイムの長さを第2の長さに設定する(ステップS4)。
一方、タイマ206による第2時間の計時が満了した場合(ステップS2:YES)において、通信品質が良好な場合には(ステップS21:NO)、ガードタイム長さ設定部209は、次フレームのガードタイムの長さを第1の長さに設定する(ステップS3)。
以上、本実施の形態に係る基地局200Bの動作例について説明した。
上述したように、本実施の形態の基地局は、ガードタイムの受信レベルを測定するタイミングであって、かつ、通信品質が劣化したときに、受信レベルの測定に必要な所定の長さを確保するようにガードタイムの長さを設定することを特徴とする。これにより、実施の形態1の効果に加え、実施の形態1よりもさらに伝送レートを上げることができる。
(実施の形態4)
上記実施の形態2では、第2時間間隔で、常に、制御信号生成部214が制御信号の生成を停止するとともに、ベースバンド送信処理部201がフレームの生成を停止してガードタイムを設ける場合について説明した。
実施の形態4では、事前に通信品質を推定し、通信品質が劣化した場合にのみ、第2時間が経過したタイミングにおいて、制御信号生成部214が制御信号の生成を停止するとともに、ベースバンド送信処理部201がフレームの生成を停止してガードタイムを設ける場合について説明する。なお、本実施の形態において、端末100の構成は、上記実施の形態1で説明した図1の構成と同じであるので、ここでの説明は省略する。
図14を用いて、本実施の形態に係る基地局200Cの構成例について説明する。図14は、本実施の形態に係る基地局200Cの構成例を示すブロック図である。なお、図14に示す基地局200Cにおいて、図6に示した基地局200Aと共通する部分には、図6と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。図14に示す基地局200Cは、図6に示した基地局200Aに対して、品質推定部215を追加した構成を採る。
受信レベル測定部207は、タイマ206から第1満了信号を入力すると、UL信号(受信信号)の受信レベルを測定する。そして、受信レベル測定部207は、測定したUL信号の受信レベルを示す情報を、ガードタイム長さ設定部209、伝送レート設定部213および品質推定部215に出力する。
また、受信レベル測定部207は、タイマ206から第2満了信号を入力すると、品質推定部215から出力された信号が、通信品質が劣化したことを示す場合にのみ、ガードタイムの受信レベルを測定する。そして、受信レベル測定部207は、測定したガードタイムの受信レベルを示す情報を、周波数帯域選択部208に出力する。
品質推定部215は、受信レベル測定部207で測定されたUL信号の受信レベルと所定の第2閾値との大小関係を比較し、受信レベルが第2閾値よりも大きい場合には、通信品質が良好であると推定し、受信レベルが第2閾値以下の場合には、通信品質が劣化したと推定する。そして、品質推定部215は、推定結果を示す信号を、受信レベル測定部207および制御信号生成部214に出力する。
制御信号生成部214は、タイマ206から第2満了信号を入力した場合、現フレームの測定対象の周波数帯域(第1の周波数帯域)において、図15に示す制御信号を生成し、その制御信号をベースバンド送信処理部201に出力する。図15に示す制御信号には、図4に示した制御信号(ガードタイム長情報、周波数情報、Ack/Nack、リンクアダプテーション情報)に、品質推定部215の推定結果を示す信号である品質情報が加えられる。
なお、制御信号生成部214は、タイマ206から第2満了信号を入力したときの現フレーム以外では、実施の形態2と同一の動作を行う。
ベースバンド送信処理部201は、第2時間が経過した現フレームにおいて、図15に示す制御信号を、送信データに挿入してDLフレーム(図16のDL31、32)を構成する。
端末100は、品質情報が、通信品質が良好なことを示す場合、ガードタイムを設ける必要がないため、その間にUL信号を送信する。
本実施の形態に係るフレーム構成例を図16に示す。図16(A)は通信品質が劣化した場合を示し、図16(B)は通信品質が良好な場合を示す。なお、図16の例では、1フレームの長さを10msとする。
図16(A)に示すように、通信品質が劣化した場合、実施の形態2(図8)と同様に、測定対象の周波数帯域f1(f2)では、第2時間が経過した後の次フレームにおいて、DL信号が送信されず、その部分がガードタイム20(22)となる。これにより、通常時のガードタイム10よりもガードタイムを長く確保することができる。なお、他の周波数帯域f2(f1)では、ガードタイム20(22)に対応する部分にDL信号21(23)が送信される。
一方、図16(B)に示すように、通信品質が良好な場合、測定対象の周波数帯域f1(f2)では、第2時間が経過した後の次フレームにおいて、DL信号が送信されず、その部分においてUL信号が送信される。これにより、UL信号の送信時間を長くすることができるので、伝送レートを上げることができる。なお、他の周波数帯域f2(f1)では、DL信号21(23)が送信される。
以上、本実施の形態に係る基地局200Cの構成例について説明した。
次に、図17を用いて、本実施の形態に係る基地局200Cの動作例について説明する。図17は、本実施の形態に係る基地局200Cの動作例を示すフローチャートである。なお、図17のフローにおいて、図9に示したフローと共通するステップには、図9と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。図17のフローは、図9に示したフローのステップS15とステップS16の間にステップS31が追加され、さらに、ステップS31の判定結果がNOの場合の後にステップS32が追加されている。
タイマ206による第2時間の計時が満了した場合(ステップS12:YES)において、ベースバンド送信処理部201は、当該周波数帯域において、DL信号の生成を停止する(ステップS15)。そして、通信品質が劣化した場合には(ステップS31:YES)、受信レベル測定部207は、当該周波数帯域のガードタイムの受信レベルを測定する(ステップS16)。
一方、通信品質が良好な場合には(ステップS31:NO)、基地局200CはUL信号を受信する(ステップS32)。このとき、受信レベル測定部207は、当該周波数帯域のガードタイムの受信レベルを測定しない。
以上、本実施の形態に係る基地局200Cの動作例について説明した。
上述したように、本実施の形態の基地局は、ガードタイムの受信レベルを測定するタイミングであって、かつ、通信品質が劣化したときに、本来DLフレームが送信される時間をガードタイムとして確保し、他の周波数帯域(第2の周波数帯域)の制御信号に測定対象の周波数帯域(第1の周波数帯域)に係る各情報を含めることを特徴とする。これにより、実施の形態2の効果に加え、実施の形態2よりもさらに伝送レートを上げることができる。
なお、本実施の形態において、一の周波数帯域(第2の周波数帯域)でDL信号を送信するフレームにおいて、他の周波数帯域(第1の周波数帯域)では、受信レベルの測定を行う時刻以外において、UL信号を送信するようにしてもよい。このときのフレーム構成の例を図18に示す。図18(A)は通信品質が劣化した場合を示し、図18(B)は通信品質が良好な場合を示す。図18に示すように、ガードタイムの受信レベルを測定するタイミングではないとき(通常時)において、周波数帯域f1でDL信号が送信されるとき、周波数帯域f2では、その対応する部分においてUL信号が送信される。
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明は上記各実施の形態に限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、各周波数帯域において、使用する変調方式、誤り訂正の符号化率等を互いに異なる設定にすることもできるし、同一の設定にすることもできる。
なお、本発明においては、通信状況や用途等によっては、図16(B)に示すフレーム構成あるいは図18(B)に示すフレーム構成(周波数センシングを行う時刻等の特定時刻においては、他の周波数から制御信号を送信する構成)を固定的に使用することも可能である。干渉波のレベルが大きくても、干渉波が使用している周波数帯域幅が狭い場合には、OFDM等のマルチキャリア通信であれば、干渉によって特性劣化するのは一部のデータのみとなるので、周波数インタリーブ及び誤り訂正等により、干渉波による特性劣化を低減することができる。したがって、通信状況や用途等によっては、図16(B)に示すフレーム構成あるいは図18(B)に示すフレーム構成を固定的に使用することにより、伝送効率を更に改善することができる。
本発明の基地局は、例えば、端末と無線通信を行う基地局等に適用できる。
100 端末
101 無線受信部
102 ベースバンド受信処理部
103 Ack/Nack生成部
104 制御信号生成部
105 制御信号処理部
106 ベースバンド送信処理部
107 バッファ
108 送信タイミング調整部
109 無線送信部
200 基地局
201 ベースバンド送信処理部
202 バッファ
203 送信タイミング調整部
204 無線送信部
205 無線受信部
206 タイマ
207 受信レベル測定部
208 周波数帯域選択部
209 ガードタイム長さ設定部
210 ベースバンド受信処理部
211 制御信号処理部
212 Ack/Nack生成部
213 伝送レート設定部
214 制御信号生成部
215 品質推定部

Claims (6)

  1. 他システムと共用する周波数帯域の一部を用いて、端末と時分割複信方式の無線通信を行う基地局であって、
    使用中の周波数帯域毎に、前記端末から上り回線の信号を受信する受信部と、
    前記使用中の周波数帯域毎に、前記上り回線の信号の受信レベル、および、ガードタイムの受信レベルを測定する受信レベル測定部と、
    前記上り回線の信号の受信レベルに基づいて前記ガードタイムの長さを設定するガードタイム長さ設定部と、
    前記ガードタイムの受信レベルが第1閾値以下の周波数帯域を選択する周波数帯域選択部と、
    前記受信された上り回線の信号の誤り検出結果に基づいて、前記使用中の周波数帯域毎に、Ack/Nackを生成するAck/Nack生成部と、
    前記設定されたガードタイムの長さを示す情報、前記選択された周波数帯域を示す情報、および、Ack/Nackを含む制御信号を、前記使用中の周波数帯域毎に生成する制御信号生成部と、
    前記使用中の周波数帯域毎に、前記制御信号を含む下り回線の信号を前記端末へ送信する送信部と、
    を具備し、
    前記制御信号生成部は、第1の周波数帯域において前記制御信号を生成しない場合、前記第1の周波数帯域とは別の第2の周波数帯域における前記制御信号の中に、前記第1の周波数帯域におけるAck/Nackを含む情報を加え、
    前記送信部は、前記第1の周波数帯域では前記制御信号を生成しない場合に、前記下り回線の信号を送信せず、前記下り回線の信号の送信に割り当てられている時間をガードタイムとする
    基地局。
  2. 前記受信レベル測定部は、タイマが所定時間を計時した後の、前記送信部が前記第1の周波数帯域において前記下り回線の信号を送信せずガードタイムとなった時間で、前記第1の周波数帯域のガードタイムの受信レベルを測定する、
    請求項1に記載の基地局。
  3. 前記上り回線の信号の受信レベルと第2閾値との比較により回線品質を推定する品質推定部を更に具備し、
    前記受信レベル測定部は、タイマが所定時間を計時した後の、前記送信部が前記第1の周波数帯域において前記下り回線の信号を送信せずガードタイムとなった時間で、前記上り回線の信号の受信レベルが前記第2閾値より小さい場合に、前記第1の周波数帯域のガードタイムの受信レベルを測定する、
    請求項1に記載の基地局。
  4. 前記制御信号生成部は、前記第1の周波数帯域において前記制御信号を生成しない場合、その前のフレームの前記第1の周波数帯域における前記制御信号の中に前記品質推定部の推定結果を示す情報を加える、
    請求項3に記載の基地局。
  5. 他システムと共用される周波数帯域の一部を用いて、端末と時分割複信方式の無線通信を行う基地局であって、
    使用中の周波数帯域毎に、前記端末から上り回線の信号を受信する受信部と、
    ガードタイムの長さを設定するガードタイム長さ設定部と、
    前記使用中の周波数帯域毎に、前記上り回線の信号の受信レベル、および、所定の長さを有する前記ガードタイムの受信レベルを測定する受信レベル測定部と、
    前記ガードタイムの受信レベルが第1閾値以下の周波数帯域を選択する周波数帯域選択部と、
    前記設定されたガードタイムの長さを示す情報、および、前記選択された周波数帯域を示す情報を含む制御信号を、前記使用中の周波数帯域毎に生成する制御信号生成部と、
    前記使用中の周波数帯域毎に、前記制御信号を含む下り回線の信号を前記端末へ送信する送信部と、
    を具備し、
    前記ガードタイム長さ設定部は、タイマが所定時間を計時するまでは前記上り回線の信号の受信レベルに基づいて前記ガードタイムを第1の長さに設定し、前記タイマが所定時間を計時したときには前記ガードタイムを前記受信レベル測定部が受信レベルを測定するために必要な長さである第2の長さに設定する、
    基地局。
  6. 前記上り回線の信号の受信レベルと第2閾値との比較により回線品質を推定する品質推定部を更に具備し、
    前記ガードタイム長さ設定部は、前記タイマが所定時間を計時したときであっても、前記上り回線の信号の受信レベルが前記第2閾値以上の場合には、前記ガードタイムを前記第1の長さに設定する、
    請求項5に記載の基地局。
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