JP5157394B2 - 光学機能付きrfid転写箔、光学機能付きrfidタグおよびそのタグを備えた情報記録媒体 - Google Patents
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Description
タ読み書き装置によって商品のデータを読み書きし、商品の出入庫管理、在庫管理、貸し出し管理等を行うものである。ICチップを備えている為、商品コードだけでなく、入荷日、担当者などの豊富な情報を商品と一体で管理することができる。
渉を用いて立体画像や特殊な装飾画像を表現できるホログラムや回折格子、光学特性の異なる薄膜を重ねることにより見る角度により色の変化を生じる多層薄膜の総称である。これらのOVDは立体画像や色の変化といった独特な印象を与えるため、優れた装飾効果を有しており、各種包装材や絵本、カタログ等の一般的な印刷物に利用されている。さらに、
このOVDは高度な製造技術を要することから偽造防止手段としてクレジットカード、有価証券、証明書類等に形成されている。近年ではその偽造防止効果の高さから各国の紙幣で採用されている。
前記OVD層を構成する一部が第二のアンテナとして機能する導電性材料からなり、容量結合によって第一のアンテナと電気的に接続するために、その構成の厚さ方向において、OVD層および第一のアンテナが部分的に重ねられていることを特徴とする光学機能付きRFID転写箔である。
れるOVD層13、ICチップ4、接着層15を順次積層して成り、OVD効果層13bとICチップ4が直接結合され、OVD効果層13bがアンテナとして機能する構成である。
このOVD形成層13aの材料としては熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、紫外線あるいは電子線硬化性樹脂のいずれであっても良く、例えば、例えば、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、セルロース系樹脂、ビニル系樹脂等の熱可塑性樹脂や、反応性水酸基を有するアクリルポリオールやポリエステルポリオール等にポリイソシアネートを架橋剤として添加、架橋したウレタン樹脂や、メラミン系樹脂、フェノール系樹脂等の熱硬化樹脂、エポキシ(メタ)アクリル、ウレタン(メタ)アクリレート等の電離放射線(紫外線あるいは電子線)硬化樹脂を、単独もしくはこれらを複合して使用できる。また、上記以外のものであっても、OVD画像を形成可能であれば適宜使用可能である。
予めスリットとなる部分に水溶性樹脂を塗布し、導電性薄膜の蒸着を施した後に水溶性樹脂部分を洗い流す手法や、レーザーを用いて部分的に導電性薄膜を破壊する手法等が挙げられる。
しい。
図3のように厚み25μmの透明ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムから成る支持体11に下記の剥離性保護層12、下記のOVD形成層13aをグラビア法にて各々1μm塗布し、次いで、ロールエンボス法によりOVDレリーフパターンを形成した。その後、図2の如きスリット部のパターン(巾100μm)を下記水洗インキを用いて1μm印刷した後に真空蒸着法を用いて膜厚0.05μmのAl薄膜層(OVD効果層13b)を設け、下記の水洗インキを水で洗い流し、図2のようにスリット状にOVD効果層3bを除去したOVDシートを得た。さらに、ICチップ4として日立製作所製ミューチップ(TM)(0.4mm角)を、スリット部を跨ぐ位置に配置させ、左右のOVD効果層13bにACP(異方導電性ペースト)を用いて結合させた。その後、下記の接着層15を10μm設け本発明の転写箔を作製した。
アクリル 10重量部
ポリエチレンWAX 0.1重量部
MEK(メチルエチルケトン) 59.9重量部
トルエン 30重量部
〔OVD形成層〕
ウレタン樹脂 25重量部
MEK 50重量部
トルエン 25重量部
〔水洗インキ〕
ポリビニルアルコール 10重量部
水 90重量部
〔接着層〕
塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体 15重量部
アクリル樹脂 5重量部
酢酸エチル 50重量部
酢酸ブチル 30重量部
こうして得られた転写箔を250μmのコート紙に重ね、ロール転写法にて貼り合わせた後、支持体となるPETフィルムを剥がして本発明のRFIDタグを形成した紙カードを作成した。尚、転写条件は温度160℃、速度5m/min.である。
実施例1と同様に厚み25μmの透明ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムから成る支持体11に剥離性保護層12、OVD形成層13aをグラビア法にて各々1μm塗布し、次いで、ロールエンボス法によりOVDレリーフパターンを形成した。次に、真空蒸着法を用いて膜厚0.05μmのAl薄膜層(OVD効果層13b)を設けた後、図2の如きスリット部以外の部分に下記の絶縁層16を1μm印刷した。その後、アルカリエッチング法を用いて、絶縁層16が設けられていないスリット部5のAl蒸着を除去した。さらに、第一のアンテナ17有するICチップ4(ICインレット)を、下記の粘着剤を用いて、絶縁層に貼りつけた。ここで、第一のアンテナ17はそれ単体では通信不可能であるが、OVD効果層13bを第二のアンテナとして利用し、通信可能となるように調整されており、通常のアンテナよりも短くICチップの左右に各々2mm長さのアンテナである。その後、接着層15を10μm設け本発明の転写箔を作製した。
塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体 15重量部
酢酸エチル 55重量部
酢酸ブチル 30重量部
〔粘着剤〕
アクリル系粘着剤 40重量部
酢酸エチル 30重量部
酢酸ブチル 30重量部
こうして得られた転写箔を250μmのコート紙に重ね、ロール転写法にて貼り合わせた後、支持体となるPETフィルムを剥がして本発明のRFIDタグを形成した紙カードを作成した。尚、転写条件は温度160℃、速度5m/min.である。
実施例1と同様に厚み25μmの透明ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムから成る支持体11に以下の組成の剥離性保護層12、OVD形成層13aをグラビア法にて各々1μm塗布し、次いで、ロールエンボス法によりOVDレリーフパターンを形成し、次いで、真空蒸着法を用いて膜厚0.05μmのAl薄膜層(OVD効果層13b)を設けた。その後、図2の如きスリット部5以外の部分に絶縁層16を1μm印刷した後、アルカリエッチング法を用いて、絶縁層16が設けられていないスリット部のAl蒸着を除去した。さらに、そのスリット部5に第一のアンテナ17として、下記の導電性インキを用いて5μmの厚みでアンテナを印刷した。その後、第一のアンテナ17にICチップ4を、ACP(異方導電性ペースト)を用いて結合させ、接着層15を10μm設け本発明の転写箔を作製した。
銀ペースト 30重量部
ポリエステル樹脂 5重両部
酢酸エチル 45重量部
酢酸ブチル 20重量部
こうして得られた転写箔を250μmのコート紙に重ね、ロール転写法にて貼り合わせた後、支持体となるPETフィルムを剥がして本発明のRFIDタグを形成した紙カードを作成した。尚、転写条件は温度160℃、速度5m/min.である。
実施例2の構成を利用した比較例としてステッカーの作製を行った。
厚み50μmの透明ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムから成る支持体11に、OVD形成層13aをグラビア法にて各々1μm塗布し、次いで、ロールエンボス法によりOVDレリーフパターンを形成した。その後、真空蒸着法を用いて膜厚0.05μmのAl薄膜層(OVD効果層13b)を設け、図1の如きスリット部5以外の部分に絶縁層16を1μm印刷した後、アルカリエッチング法を用いて、絶縁層16が設けられていないスリット部5のAl蒸着を除去した。さらに、実施例2と同じ第一のアンテナ17有するICチップ4を、粘着剤を用いて、絶縁層16に貼りつけた。その後、下記の粘着層を20μm設け比較例1のスッテカータイプのRFIDタグを得た。
アクリル系粘着剤 40重量部
酢酸エチル 30重量部
酢酸ブチル 30重量部
こうして得られたステッカーを250μmのコート紙に貼付し比較例のRFIDタグを形成した紙カードを作製した。
実施例2の構成を利用してSnの海島状蒸着を有する転写箔を作成した。厚み25μmの透明ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムから成る支持体1に以下の組成の剥離性保護層12、OVD形成層13aをグラビア法にて各々1μm塗布し、次いで、ロールエンボス法によりOVDレリーフパターンを形成し、真空蒸着法を用いて膜厚0.03μmのSn海島構造を有する薄膜層(OVD効果層13b)を設けた。その後、図2の如きスリット部5以外の部分に絶縁層を1μm印刷した後、アルカリエッチング法を用いて、絶縁層16が設けられていないスリット部5の蒸着を除去した。さらに、第一のアンテナ17有するICチップ4を、粘着剤を用いて、絶縁層16に貼りつけた。本比較例ではOVD効果層13bに導電性を有していないためアンテナとして利用不可能なため、第一のアンテナ17はそれ単体で通信可能に調整されたもの(長手方向に長いもの)を用いた。
1)通信性
タグが通信可能であるか確認した。
2)貼り替え防止性
タグ部分を熱あるいは溶剤で剥がし、別なカードに貼りつけ通信可能であるか確認した。評価基準としては、○の場合:OVDが破壊され外観が異なる、かつ、貼り替えたタグは通信不可能である。△の場合:OVDが破壊され外観は異なるが、ICチップとアンテナは貼り替え可能であり、貼り替えたものでも通信可能である。×の場合:OVDが破壊せず、貼り替えたものの外観がほぼ同じであり、タグの通信特性も元の状態と変わらない。
2 OVD
3 第一のアンテナ
4 ICチップ
5 スリット部
11 支持体
12 剥離性保護層
13 OVD層
13a OVD形成層
13b OVD効果層
15 接着層
16 絶縁層
17 第一のアンテナ
18 クッション層
29 重なり部分
Claims (7)
- 支持体の下面に少なくとも、剥離保護層、OVD層、絶縁層、第一のアンテナを有するICチップ、接着層を順次積層して成る、非接触で外部装置とデータの送受信を行うRFIDタグを形成する光学機能付きRFID転写箔であって、
前記OVD層を構成する一部が第二のアンテナとして機能する導電性材料からなり、容量結合によって第一のアンテナと電気的に接続するために、その構成の厚さ方向においてOVD層および第一のアンテナが部分的に重ねられていることを特徴とする光学機能付きRFID転写箔。 - 前記第一のアンテナが単独ではアンテナ機能を有しておらず、第二のアンテナとなる前記OVD層と共働によってアンテナ機能を果たすことを特徴とする請求項1記載の光学機能付きRFID転写箔。
- 前記第一のアンテナがダイポールアンテナ用として長尺状に形成されており、その長さが、通信を行う搬送波の波長に対して通信可能な長さよりも短く設定され、重ねられた前記第一のアンテナと第二のアンテナとなるOVD層とを組み合わせた全体の長手方向の長さが、通信可能な長さに設定されていることを特徴とする請求項2記載の光学機能付きRFID転写箔。
- 前記第1アンテナは、導電性粒子を樹脂バインダー中に分散した導電性ペーストを用い、印刷方式で設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光学機能付きRFID転写箔。
- 前記絶縁層がガラス転移点180℃以上の樹脂層でなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光学機能付きRFID転写箔。
- 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光学機能付きRFID転写箔を用いて光学機能付きRFIDタグが転写によって形成されることを特徴とする光学機能付きRFIDタグ。
- 請求項6記載の光学機能付きRFIDタグを備えることを特徴とする情報記録媒体。
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