JP2012520854A - アデノシンa2a受容体のリガンドとして有用なトリアゾリルプリンの酸化誘導体とその薬剤としての使用 - Google Patents
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Abstract
Description
R1=は、C1−C6の直鎖状または分枝状のアルキルであり;
R2は、式
R4、R6、およびR8は、いずれの発生においても、独立してH、水酸基、またはカルボニルを意味する=Oであり;
R5、R7、およびR9は、いずれの発生においても、独立してHまたは非存在であり;
m、n、およびpは、独立して0と2の間に含まれる整数であり;
m+n+p>4であり;
R3は、NH2、NHR10であり;
R10は、C1−C6アルキルまたはC1−C6ヒドロキシアルキル、C1−C3アルコキシアルキル、アミノ(C1−C6)アルキル、ここで前記アミノ基は1または2のC1−C3アルキル基で任意に置換され、前記アルキル基は直鎖状または分枝状である;C6−C14アリールまたはC6−C14アリール(C1−C6)アルキル、ここで前記アリール基は、ハロゲン、ヒドロキシ、C1−C6の直鎖状または分枝状の飽和または不飽和のアルコキシ、C1−C6の直鎖状または分枝状のアルキルで一または二置換されるアミノからなる群から選択される同一であるか異なる1以上の置換基により任意に置換される]
それらの光学的に活性な形態、例えば鏡像異性体、ジアステレオマーおよびそのラセミ体、ならびにそれらの医薬的に許容され得る塩である;
ただし、R4、R6、およびR8は、同時にすべてがHではない。
化学式(I)
[式中;
R1は、C1−C6の直鎖状または分枝状のアルキルであり;
R2は、式
R4、R5、R7、およびR9は、Hであり;
R6およびR8は、いずれの発生においても、独立してHまたは水酸基であり、それらの少なくとも1つは水酸基であり;
mおよびpは、独立して0と2の間に含まれる整数であり;
nは、1または2であり;
m+n+p>4である;
R3は、NH2、NHR10である;式中、
R10は、C1−C6アルキルまたはC1−C6ヒドロキシアルキル、C1−C3アルコキシアルキル、アミノ(C1−C6)アルキル、ここで前記アミノ基は1または2のC1−C3アルキル基で任意に置換され、前記アルキル基は直鎖状または分枝状である;C6−C14アリールまたはC6−C14アリール(C1−C6)アルキル、ここで前記アリール基は、ハロゲン、ヒドロキシ、C1−C6の直鎖状または分枝状の飽和または不飽和のアルコキシ、C1−C6の直鎖状または分枝状のアルキルで一または二置換されるアミノからなる群から選択される、同一であるか異なる1以上の置換基により任意に置換されている]
の化合物は、
温度範囲0℃から室温で、例えばTHFまたはNMPといった非プロトン性溶媒中にFe(acac)3存在において、
式II
R1は、C1−C6の直鎖状または分枝状のアルキルであり;
R11は、N(R13)2であり;
R13は、ベンジル、p−(MeO)−ベンジル、p−(Cl)−ベンジル、またはp−(Br)−ベンジルであり;
R12は、Clである]の化合物と、
化学式III
Xは、ClまたはBrであり;
R4、R5、R7、およびR9は、Hであり;
R6aとR8aは、いずれの発生においても、独立してOHまたはHであり、それらの少なくとも1つはOHであり;
mおよびpは、独立して0と2の間に含まれる整数であり;
nは、1または2であり;
m+n+p>4である]の化合物との反応を含む方法により合成され得る。
化学式I
[式中、
R1は、C1−C6の直鎖状または分枝状のアルキルであり;
R2は、式
R4およびR5は、Hであり;
R6およびR8は、いずれの発生においても、独立してHまたはカルボニルを意味する=Oであり;R6およびR8の少なくとも1つは、カルボニルを意味する=Oであり;
R7およびR9は、いずれの発生においても、独立してHであるか、または前記R6基または前記R8基と結合する関連炭素原子がカルボニル結合に関与する場合には非存在であり;
mおよびpは、独立して0と2に含まれる整数であり;
nは、1または2であり;
m+n+p>4である;
R3は、NH2、NHR10である;式中、
R10は、C1−C6アルキルまたはC1−C6ヒドロキシアルキル、C1−C3アルコキシアルキル、アミノ(C1−C6)アルキル、ここで前記アミノ基は1または2のC1−C3アルキル基で任意に置換され、前記アルキル基は直鎖状または分枝状である;C6−C14アリールまたはC6−C14アリール(C1−C6)アルキル、ここで前記アリール基は、ハロゲン、ヒドロキシ、C1−C6の直鎖状または分枝状の飽和または不飽和のアルコキシ、C1−C6の直鎖状または分枝状のアルキルで一または二置換されるアミノから構成される群から選択される、同一であるか異なる1以上の置換基により任意に置換されている]の化合物は、
温度範囲0℃から室温で、例えばTHFまたはNMPといった非プロトン性溶媒中にFe(acac)3存在下において、
上記で定義したように、式IIの化合物と、
化学式IV
Xは、ClまたはBrであり;
R6bおよびR6cは、いずれの発生においても、独立して両方がHであるか、あるいはそれらが結合する炭素原子とともにまとまる場合、2以上のメチル基によって任意に置換された1,3−ジオキサン基を形成し、少なくとも1の発生は、2以上のメチル基によって置換された1,3−ジオキサン基であり;
qは、0と3の間に含まれる整数であり;
rおよびsは、独立して1と3の間に含まれる整数であり;そして
q+r+s>4である]
の化合物との反応を含む方法により合成され得る。
式I
[式中
R1は、C1−C6の直鎖状または分枝状のアルキルであり;
R2は、式
R4は、ヒドロキシル基、またはカルボニルを意味する=Oであり;
R5は、Hであるか、またはR4がカルボニルを意味する=Oである場合には非存在であり;
R6およびR8は、いずれの発生においても、独立してH、ヒドロキシル基、またはカルボニルを意味する=Oであり;
R7およびR9は、いずれの発生においても、独立してHであるか、または前記R6基および前記R8基と結合する関連炭素原子がカルボニル結合に関与する場合には非存在であり;
nは、1であり;
mおよびpは、1と2の間で含まれる独立した整数であり、そしてm+p>3である;
R10は、C1−C6アルキルまたはC1−C6ヒドロキシアルキル、C1−C3アルコキシアルキル、アミノ(C1−C6)アルキルであり、そこで該アミノ基は1または2のC1−C3アルキル基で任意に置換され、前記アルキル基は直鎖状または分枝状である;C6−C14アリールまたはC6−C14アリール(C1−C6)アルキルであり、そのアリール基は1以上の置換基により任意に置換され、その置換基は同一であるか異なる、その置換基はハロゲン、ヒドロキシ、C1−C6の直鎖状または分枝状の飽和または不飽和のアルコキシ、C1−C6の直鎖状または分枝状のアルキルで一または二置換されるアミノからなる群から選択される]の化合物は、
以下の工程を含む方法により合成され得る:
温度範囲−78℃から室温で、例えばTHFといった非プロトン性溶媒中における、
a)式V
[式中、R1は、C1−C6の直鎖状または分枝状のアルキルである]
の化合物と、i−PrMgClとの反応;
b)式VIの化合物のin situ添加
R6dおよびR7dは、いずれの発生においても、独立してHまたはOHであり、それらの少なくとも1つはHであり;あるいは、
R6dおよびR7dは、それらが結合する炭素原子とともにまとまる場合、2以上のメチル基によって任意に置換される1,3−ジオキサン基を形成し;
R8dは、Hまたはヒドロキシル基であり;
sおよびtは、1と2の間に含まれる独立した整数であり、そしてs+t>3である]。
式(I)
[式中、
R1=は、C1−C6の直鎖状または分枝状のアルキルであり;
R2は、
式
R4およびR5は、Hであり;
R6およびR8は、いずれの発生においても、独立してH、ヒドロキシル基、またはカルボニルを意味する=Oであり;
R7およびR9は、いずれの発生においても、独立してHである、または前記R6基および前記R8基と結合する関連炭素原子がカルボニル結合に関与する場合には非存在であり;
mおよびpは、独立して0と2の間に含まれる整数であり;
n=2であり;
m+n+p>4である)の基である;
R3はNH2、NHR10であり;式中、
R10は、C1−C6アルキルまたはC1−C6ヒドロキシアルキル、C1−C3アルコキシアルキル、アミノ(C1−C6)アルキル、ここで前記アミノ基は1または2のC1−C3アルキル基で任意に置換され、前記アルキル基は直鎖状または分枝状であり;C6−C14アリールまたはC6−C14アリール(C1−C6)アルキル、ここで前記アリール基は、ハロゲン、ヒドロキシ、C1−C6の直鎖状または分枝状の飽和または不飽和のアルコキシ、C1−C6の直鎖状または分枝状のアルキルで一または二置換されるアミノからなる群から選択される、同一であるか異なる1以上の置換基により任意に置換される]の化合物は、温度範囲0℃から室温で、例えばジオキサンといった極性溶媒中でビス−トリフェニルホスフィン・パラジウム・ジクロリド、CuI、および任意に例えばトリエチルアミンといった第三アミンの存在下における、
式VII
R1=は、C1−C6の直鎖状または分枝状のアルキルである]の化合物と、
式VIII
uは、2または2よりも大きい整数である]の化合物との反応を含む方法により合成され得る。
化学式(I)
[式中、
R1=は、C1−C6の直鎖状または分枝状のアルキルであり;
R2は、
式
R5、R7、およびR9は、いずれの発生においても、独立してHであるか、あるいは前記R4基、前記R6基、および前記R8基と結合する関連炭素原子がカルボニル結合に関与する場合には非存在であり;
m、n、およびpは、独立して0と2の間に含まれる整数であり;
n=は、2であり;
m+n+p>4である)の基であり;
R3はNH2、NHR10である;
R10は、C1−C6アルキルまたはC1−C6ヒドロキシアルキル、C1−C3アルコキシアルキル、アミノ(C1−C6)アルキル、ここで前記アミノ基は1または2のC1−C3アルキル基で任意に置換され、前記アルキル基は直鎖状または分枝状である;C6−C14アリールまたはC6−C14アリール(C1−C6)アルキル、ここで前記アリール基は、ハロゲン、ヒドロキシ、C1−C6の直鎖状または分枝状の飽和または不飽和のアルコキシ、C1−C6の直鎖状または分枝状のアルキルで一または二置換されるアミノからなる群から選択される、同一であるか異なる1以上の置換基により任意に置換される]の化合物は、例えばNMPといった極性溶媒中にヘルマン触媒(Hermann’s catalyst)およびナトリウムアセタートの存在下において、
上記で述べたように式IIの化合物と、
化学式IX
R14は、各発生において、独立してHまたはOHであり;
R15は、HまたはOHであり;
v>2である]の化合物との反応を含む方法により合成され得る。
式(I)
[式中、
R1=は、C1−C6の直鎖状または分枝状のアルキルであり;
R2は、式
R6およびR8は、いずれの発生においても、独立してH、ヒドロキシル基、またはカルボニルを意味する=Oであり;
R7およびR9は、いずれの発生においても、独立してHまたは非存在であり;
mおよびpは、独立して0と2の間に含まれる整数であり;
n>1であり;
m+n+p>4である)の基であり;
R3はNH2、NHR10である;式中、
R10は、C1−C6アルキルまたはC1−C6ヒドロキシアルキル、C1−C3アルコキシアルキル、アミノ(C1−C6)アルキル、ここで前記アミノ基は1または2のC1−C3アルキル基で任意に置換され、前記アルキル基は直鎖状または分枝状であり;C6−C14アリールまたはC6−C14アリール(C1−C6)アルキル、ここで前記アリール基は、ハロゲン、ヒドロキシ、C1−C6の直鎖状または分枝状の飽和または不飽和のアルコキシ、C1−C6の直鎖状または分枝状のアルキルで一または二置換されるアミノからなる群から選択される、同一であるか異なる1以上の置換基により任意に置換されている]の化合物は、
例えばTHFといった極性溶媒中において
上記で述べたように式VIIの化合物と、化学式X
R4およびR5は、Hであり;
R6dおよびR7dは、いずれの発生においても、独立してHまたはOHであり、それらの少なくとも1はHであり;あるいは、
R6dおよびR7dは、それらが結合する炭素原子とともにまとまる場合、2以上のメチル基によって任意に置換される1,3−ジオキサン基を形成し;
R8は、いずれの発生においても、独立してHまたはヒドロキシル基であり;
R9は、Hであり;
mおよびpは、独立して0と2の間に含まれる整数であり;
n>1であり;
m+n+p>4である]の化合物との反応を含む方法により合成されうる。
略語:
AcOEt:酢酸エチル
atm:気圧
bs:ブロード・シングレット
DCM:ジクロロメタン
DMEM:ダルベッコ変法イーグル培地
DMSO:ジメチルスルホキシド
EDTA:エチレンジアミン四酢酸
Et2O:ジエチルエーテル
FBS:ウシ胎仔血清
MeOH:メタノール
MgCl2:二塩化マグネシウム
MS:質量スペクトル
Na2SO4:硫酸ナトリウム
NEt3:トリエチルアミン
NMP:N−メチルピロリジノン
PBS:リン酸緩衝生理食塩水
PCC:ピリジニウムクロロクロマート
RPHPLC:逆相高速液体クロマトグラフィー
Rt:保持時間
RT:室温
TfOH:トリフルオロメタンスルホン酸
概論:1Hスペクトルは、記述の通りにCDCl3溶液中またはDMSO−d6溶液中で、Bruker製機器で200MHzで記録された。化学シフト値はppmで表し、結合定数はHzで表す。フラッシュカラムクロマトグラフィーは、シリカゲル(Merck 230〜400mesh)を使用して行った。
4−(6−アミノ−9−メチル−8[1,2,3]トリアゾール−2−イル−9H−プリン−2−イル)ブタン−1−オール(ST4023)
工程A:4−(6−クロロ−9−メチル−9H−プリン−2−イル)3−ブチン−1−オール
NEt3(4.9ml、34.5mmol)と3−ブチン−1−オール(1.1ml、25.63mmol)を、ジオキサン(93ml)中に6−クロロ−2−ヨード−9−メチル−9H−プリン(6.8g、23.3mmol)、CuI(454mg、2.23mmol)、およびビス−トリフェニルホスフィン・パラジウム・ジクロリド(811mg、1.15mmol)を含む溶液に添加した。反応混合物を、RTで1時間にわたり撹拌した。溶媒を、減圧下で除去した。水(50ml)を、得られた暗色の残留物に添加した。水相を、DCM(3X100ml)で抽出した。複合有機相を、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残留物を、フラッシュクロマトグラフィー(DCM/MeOH:94/6)により精製して、灰色の沈殿物を得た。
収率77%。
1H NMR(DMSO−d6)δ:2.67(t、2H、J=6.82Hz)、3.68(t、2H、J=6.82Hz)、3.86(s、3H)、5.01(bs、1H)、8.68(s、1H)。
13C NMR(DMSO−d6)δ:23.33、30.63、59.62、80.55、88.11、130.42、144.73、148.86、149.28、152.79
MS(ESI)m/e:237〜239(M+H)+
ジオキサン(4ml)中の4−(6−クロロ−9−メチル−9H−プリン−2−イル)3−ブチン−1−オール(650mg、2.74mmol)の溶液に、30重量%のアンモニア水溶液(8ml)を添加した。反応混合物を、70℃のオートクレーブ内にて一晩にわたり撹拌した。溶液を、アンモニアを除去するために、50℃で大気圧下で濃縮した。反応混合物を、2時間RTに維持し、そして白色の沈殿物を得た。その固体を、真空下でろ過し、乾燥させた。
収率78%。
1H NMR(DMSO−d6)δ:2.52(t、2H、J=6.82Hz)、3.58(dt、2H、J=6.82Hz、J=5.5Hz)、3.68(s、3H)、4.90(t、1H、J = 5.5 Hz)、7.25(bs、2H)、8.09(s、1H)。
13C NMR(DMSO−d6)δ:23.24、29.84、59.95、82.23、83.46、118.51、142.58、146.01、150.38、156.05
MS(ESI)m/e:218(M+H)+
エタノール(30ml)中の4−(6−アミノ−9−メチル−9H−プリン−2−イル)3−ブチン−1−オール(1.5g、6.88mmol)の溶液に、黒鉛上10%のパラジウム(1.35g、重量の20%)を添加した。混合物を、4気圧の水素下で50℃のオートクレーブ内にて16時間にわたり撹拌した。触媒を、セライトの小さなパッドを通してろ過し、そして得られた溶液を、減圧下に濃縮し、さらなる精製なしに以下の反応に使用される残留物を得た。
収率70%。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.49(m、2H)、1.70(m、2H)、2.55(t、2H)、3.39(m、2H)、3.67(s、3H)、4.34(bs、1H)、7.01(s、2H)、7,97(s、1H)。
13C NMR(DMSO−d6)δ:25.54、29.68、32.85、39.04、61.09、117.39、141.33、151.04、156.05、164.93
MS(ESI)m/e:222.0(M+H)+
−14℃で、臭素(0.4ml、6.8mmol)を、ジオキサン(5ml)とアセテート・バッファーpH4(2.5ml)(100mlの水に、4gのナトリウムアセテートを溶かし、氷酢酸でpH4に調整して得られる)の混合物に溶解した4−(6−アミノ−9−メチル−9H−プリン−2−イル)ブタン−1−オール(250mg、1.13mmol)に、滴下状に添加した。反応物を、この温度で10分間にわたり撹拌し、次にRTで15分間にわたり撹拌した。過剰な臭素を、メタ重亜硫酸ナトリウムで除去し、そして反応物を、Na2CO3飽和溶液を添加することによりpH8にした。水相を、DCM(6X10)で抽出した。有機相を、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮し、さらなる精製なしで以下の反応に使用される残留物が得られた。
無水DMF(20ml)中に4−(6−アミノ−8−ブロモ−9−メチル−9H−プリン−2−イル)ブタン−1−オール(1.4g、4.56mmol)の溶液に、Cs2CO3(5.9g、18.24mmol)を添加して、次に、1H−1,2,3−トリアゾール(1.2g、1.0ml、17.2mmol)を添加した。混合物を、90℃で一晩にわたり撹拌した。溶媒を、減圧下で濃縮し、得られた残留物を、フラッシュクロマトグラフィー(DCM/MeOH:93/7)により精製した。
収率30%。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.46(m、2H)、1.73(m、2H)、2.67(t、2H、J=7.5Hz)、3.38(m、2H)、3.76(s、3H)、4.38(bs、1H)、7.38(s、2H)、8,31(s、2H)。
13C NMR(DMSO−d6)δ:25.43、30.65、32.80、39.15、61.04、114.92、138.06、141.42、151.14、156.17、166.17
MS(ESI)m/e:289(M+H)+
4−(6−アミノ−9−メチル−8[1,2,3]トリアゾール−2−イル−9H−プリン−2−イル)ブタン−2−オール(ST3932)
工程A:4−(6−クロロ−9−メチル−9H−プリン−2−イル)3−ブチン−2−オール
ジオキサン(93ml)中に6−クロロ−2−ヨード−9−メチル−9H−プリン(6.8g、23.3mmol)、CuI(454mg、2.23mmol)、およびビス−トリフェニルホスフィン・パラジウム・ジクロリド(811mg、1.15mmol)を含む溶液に、トリエチルアミン(4.9ml、34.5mmol)と3−ブチン−2−オール(1.1ml、25.63mmol)を添加した。反応混合物を、RTで1時間にわたり撹拌した。揮発成分を、減圧下で除去した。水(50ml)を、得られた暗色の残留物に添加した。水相を、DCM(3X100ml)で抽出した。複合有機相を、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。複合有機相を、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。残留物を、フラッシュクロマトグラフィー(DCM/MeOH:94/6)により精製した。
収率77%。
1H NMR(CDCl3)δ:1.62(d、3H、J=6.67Hz)、3.95(s、3H)、4.81(q、1H、J=6.64)、8.17(bs、1H)。
13C NMR(CDCl3)δ:23.52、29.72、57.31、81.41、89.94、130.59、144.75、148.20、149.21、152.65。
MS(ESI)m/e:237−239(M+H)+
ジオキサン(30ml)中に4−(6−クロロ−9−メチル−9H−プリン−2−イル)3−ブチン−2−オール(4.8g、20.34mmol)の溶液に、30重量%のアンモニア水溶液(60ml)を添加した。反応混合物を、70℃のオートクレーブ内にて一晩にわたり撹拌した。溶液を、50℃で大気圧下で濃縮して、次に減圧下で濃縮した。残留物を、フラッシュクロマトグラフィー(DCM/MeOH:97/3)により精製した。
収率78%。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.42(d、3H、J=6.67Hz)、3.75(s、3H)、4.61(q、1H)、5.71(bs、1H)、7.42(bs、2H)、8.17(s、1H)。
13C NMR(DMSO−d6)δ:24.75、29.89、56.83、83.14、87.63、130.01、142.74、145.65、150.28、156.07
MS(ESI)m/e:218(M+H)+
エタノール(30ml)とともに4−(6−アミノ−9−メチル−9H−プリン−2−イル)3−ブチン−2−オール(1.5g、6.88mmol)をオートクレーブ内に置き、黒鉛上10%のパラジウム(0.350 g、重量の20%)を添加した。混合物を、50℃で4気圧の水素下で一晩にわたり撹拌した。触媒を、セライトを通してろ過して除去し、そして得られた溶液を、減圧下で濃縮し、さらなる精製なしで使用される残留物を得た。
収率70%。
1H NMR(CD3OD)δ:1.21(d、3H、J=6.32 Hz)、1.9(m、2H)、2.85(m、2H)、3.35(bs、2H)、3.84(s、3H)、3.89(m、1H)、8.00(s、1H)。
13C NMR(CD3OD)δ:22.01、28.72、34.97、37.72、66.89、116.59、141.54、150.37、155.56、165.42
MS(ESI)m/e:222(M+H)+
−14℃で、臭素(2.1ml、41mmol)は、MeOH/THF(20ml、1/1)とアセテート・バッファーpH=4(10ml)の混合物中に4−(6−アミノ−9−メチル−9H−プリン−2−イル)ブタン−2−オール(800mg、3.60mmol)の水溶液に、滴下状に添加した。後者のバッファーを、100mlの水に、4gのナトリウムアセテートを溶かし、氷酢酸を添加することによりpH4に調整して得た。反応物を、この温度で10分間にわたり撹拌し、次にRTで15分間にわたり撹拌した。過剰な臭素を、メタ重亜硫酸ナトリウムで除去し、そして反応物を、Na2CO3飽和溶液を添加することによりpH8とした。有機相を、減圧下で濃縮し、そして得られたろ過済みの固体を、いかなるさらなる精製をぜずに使用した。
収率76%。
無水DMF(20ml)中に4−(6−アミノ−8−ブロモ−9−メチル−9H−プリン−2−イル)ブタン−2−オール(1.4g、4.56mmol)の溶液に、CsCO3(5.9g、18.24mmol)と1H−1,2,3−トリアゾール(1.2g、1.0ml、18.24mmol)を添加した。混合物を、90℃で一晩にわたり撹拌した。溶媒を、減圧下で濃縮し、得られた残留物を、フラッシュクロマトグラフィー(DCM/MeOH:93/7)により精製した。
収率27%。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.09(d、3H、J=6.2Hz)、1.78(m、2H)、2.72(m、2H)、3.66(m、1H)、3.77(s、3H)、4.45(bs、1H)、7.32(bs、2H)、8.29(s、2H)。
13C NMR(DMSO−d6)δ:24.0、30.6、35.9、38.5、66.2、114.9、138.0、141.4、151.2、156.2、166.4
MS(ESI)m/e:289(M+H)+
(S)−4−(6−アミノ−9−メチル−8[1,2,3]トリアゾール−2−イル−9H−プリン−2−イル)ブタン−2−オール(ST5748)
この化合物は、実施例2で述べた手順に従って調製され、工程1では、(S)−(−)−3−ブチン−2−オールを使用し、そのラセミ体は使用しなかった。工程Eでは、粗反応混合物を、フラッシュクロマトグラフィー(DCM/MeOH:95/5)により精製した。
HPLC:rt:29mn
(R)−4−(6−アミノ−9−メチル−8[1,2,3]トリアゾール−2−イル−9H−プリン−2−イル)ブタン−2−オール(ST5749)
この化合物は、実施例2で述べた手順に従って調製され、工程1では、(R)−(−)−3−ブチン−2−オールを使用し、そのラセミ体は使用しなかった。工程Eでは、粗反応混合物を、最初にフラッシュクロマトグラフィー(DCM/MeOH:95/5)により精製した。
HPLC:rt:26mn
1−(6−アミノ−9−メチル−8[1,2,3]トリアゾール−2−イル−9H−プリン−2−イル)ブタン−1−オール(ST3829)
工程A:1−(6−クロロ−9−メチル−9H−プリン−2−イル)ブタン−1−オール
窒素雰囲気下で−78℃において、無水THF(48ml)中に6−クロロ−2−ヨード−9−メチル−9H−プリン(3.7g、12.6mmol)の溶液に、イソプロピルマグネシウムクロリド(8ml、15.12mmol)を添加した。30分後に、ブチルアルデヒド(1.7ml、16.38mmol)を、−78℃において、滴下状に添加した。反応混合物を、−78℃で8時間にわたり撹拌し、次に一晩にわたりRTに昇温させた。反応を、NH4Cl飽和溶液で停止した。水相を、DCMで抽出した(3回)。有機相を、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残留物を、フラッシュクロマトグラフィー(濃度勾配DCM/MeOH:98/2からDCM/MeOH:96/4)により精製した。
収率59%。
1H NMR(CD3OD)δ:0.96(t、3H、J=7.34)、1.45(m、2H)、1.86(m、2H)、3.95(s、3H)、4.83(t、1H、J=6.5)、8.47(s、1H)。
13C NMR(CD3OD)δ:12.85、18.41、29.22、38.90、73.80、129.13、147.46、149.6、152.53、166.27。
MS(ESI+):241〜243(M+H)+
ジオキサン(10ml)中に1−(6−クロロ−9−メチル−9H−プリン−2−イル)ブタン−1−オール(1.8g、7.47mmol)の溶液に、30重量%のアンモニア水溶液(20ml)を添加した。反応混合物を、70℃のオートクレーブ内にて一晩にわたり撹拌した。溶液を、50℃で大気圧下で濃縮して、次に減圧下で濃縮した。残留物を、フラッシュクロマトグラフィー(DCM/MeOH:95/5)により精製した。
収率80%。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.93(t、3H、J=7.06)、1.40(m、2H)、1.78(m、2H)、3.77(s、3H)、4.48(m、1H)、4.84(d、1H)、7.31(s、2H)、8.12(s、1H)。
13C NMR(DMSO−d6)δ: 14.95、19.37、30.29、39.99、73.86、118.35、142.33、151.18、156.52、166.43。
MS(ESI+):222(M+H)+
−14℃で、臭素(3.6ml、70.4mmol)は、MeOH/THF(20ml、1/1)、THF(20ml)、およびアセテート・バッファーpH4(20ml)(100mlの水に、4gのナトリウムアセテートを溶かし、氷酢酸でpH 4に調整して得られる)の混合物中に1−(6−アミノ−9−メチル−9H−プリン−2−イル)ブタン−1−オール(1700mg、7.69mmol)が溶解したものに、滴下状に添加した。反応物を、この温度で15分間にわたり撹拌し、次に、RTで10分間にわたり撹拌した。過剰な臭素を、メタ重亜硫酸ナトリウムで除去し、そして反応物を、Na2CO3飽和溶液を添加することによりpH8とした。有機相を、減圧下で濃縮し、そして得られたろ過済みの固体を、さらなる精製なしで以下の反応に使用した。
収率82%。
無水DMF(20ml)中に1−(6−アミノ−8−ブロモ−9−メチル−9H−プリン−2−イル)ブタン−1−オール(1.4g、4.56mmol)の溶液に、CsCO3(5.9g、18.24mmol)を添加し、次に1H−1,2,3−トリアゾール(1.2g、1.0ml、18.24mmol)を添加した。混合物を、90℃で一晩にわたり撹拌した。溶媒を、減圧下で濃縮し、得られた残留物を、フラッシュクロマトグラフィー(DCM/MeOH:93/7)により精製した。
収率30%。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.92(t、3H、J=7.18)、1.40(q、2H、J = 8.2)、1.75(m、2H)、3.86(s、3H)、4.50(m、1H)、4.88(d、1H)、7.58(bs、1H)、8.37(s、2H)。
13C NMR(DMSO−d6)δ:14.94、19.37、31.34、39.88、74.06、115.90、138.63、142.27、151.42、156.64、167.72。
MS(ESI+):289(M+H)+
1−(6−アミノ−9−メチル−8[1,2,3]トリアゾール−2−イル−9H−プリン−2−イル)−ブタン−1−オン(ST4208)
RTで、MnO2(439mg、5.04mmol)を、DCM(4ml)中に1−(6−アミノ−9−メチル−8[1,2,3]トリアゾール−2−イル−9H−プリン−2−イル)ブタン−1−オール(51mg、0.2mmol)の溶液に添加した。生じた不均一な溶液は、一晩にわたり撹拌した。セライト・パッドでろ過した後、溶媒を、減圧の下で除去し、そして目的の生成物を白色の粉として得られた。
収率40%。
1H NMR(DMSO−d6)δ:8.4(s、2H)、7.7(bs、2H)、3.9(s、3H)、3.14(t、2H)、1.66(m、2H)、0.95(t、3H)
ESI−MS(m/z):287.1(M+H)+
4−(6−アミノ−9−メチル−8[1,2,3]トリアゾール−2−イル−9H−プリン−2−イル)−ブタン−2−オン ST4206
0℃で、モレキュラーシーブ4Å(100mg)とPCC(59mg、0.273mmol)は、DCM(1.2ml)中に4−(6−アミノ−9−メチル−8[1,2,3]トリアゾール−2−イル−9H−プリン−2−イル)−ブタン−2−オール(25mg、0.086mmol)の溶液に添加した。混合物を、RTで1時間にわたり撹拌し、次に、0℃でEt2Oで希釈し、そして30分間にわたり撹拌した。生じた懸濁液を、セライト・パッドでろ過した。ろ過水を、真空下で濃縮し、そして残留物を、シリカゲル・カラムクロマトグラフィー(DCMからDCM/MeOH:95/5)により精製して、白色の粉を得た。
収率37%。
1H NMR(CD3CN)δ:8.1(s、2H)、5.9(bs、2H)、3.8(s、3H)、3.07(t、2H)、2.9(t、2H)、2.2(s、3H)。
ESI−MS(m/z):287.1(M+H)+
4−(6−アミノ−9−メチル−8[1,2,3]トリアゾール−2−イル−9H−プリン−2−イル)−ブタン−2−オン(ST4206)
工程A:ジベンジル−{9−メチル−2−[2−(2,5,5−トリメチル−[1,3]ジオキサン−2−イル)−エチル]−9H−プリン−6−イル}−アミン
i) 不活性雰囲気(Ar)中で、1,2−ジブロモエタン(770μl、8.9mmol)を、THF(75ml)中にMg(3.1g、127.5mmol)の懸濁液に添加した。次に、THF(75ml)中に2−(2−ブロモエチル)−2,5,5−トリメチル−1,3−ジオキサン(8.0ml、42.5mmol)と1,2−ジブロモエタン(3.08ml、36mmol)の溶液を添加し、そして発熱反応が終了した後、生じた反応混合物を、50℃で1時間にわたり加熱した。
ii) Fe(acac)3(315mg、0.89mmol)を、THF(115ml)とNMP(28.5ml)中にジベンジル−(2−クロロ−9−メチル−9H−プリン−6−イル)−アミン(3.24g、8.9mmol)の溶液に添加し、そして生じた反応混合物を、RTで30分間にわたり撹拌した。工程A(i)から得られた、調製したばかりの試薬140mlを、反応混合物に添加し、そして1時間にわたり撹拌した。溶媒を、減圧下で除去し、そして粗反応混合物を、水中へ注ぎ、AcOEtにより抽出した。複合有機相を、塩水で洗浄して、Na2SO4で乾燥させた。減圧下で溶媒を除去した後、目的の付加物を、褐色の油として量的に得た。
1H NMR(CDCl3)δ:0.85(s、3H)、1.00(s、3H)、1.30(s、3H)、1.89〜2.00(m、2H)、2.85〜2.91(m、2H)、3.47〜3.61(m、4H)、3.80(s、3H)、4.91(brs、2H)、5.40(brs、2H)、7.2〜7.4(m、10H)、7.66(s、1H)。
ESI−MS(m/z):486(M+H)+
0℃で、臭素(0.89ml、17.5mmol)を、20mlのMeOH/THF(1/1)混合物とアセテート・バッファーpH=4(10ml)中にジベンジル−{9−メチル−2−[2−(2,5,5−トリメチル−[1,3]ジオキサン−2−イル)−エチル]−9H−プリン−6−イル}−アミン(1.7g、3.50mmol)の水溶液に、滴下状に添加した。後者のバッファーは、100mlの水に、4gのナトリウムアセテートを溶かし、氷酢酸を添加することによりpH4に調整して得た。反応物を、RTで2時間にわたり撹拌した。過剰な臭素は、メタ重亜硫酸ナトリウムで除去し、そして反応物を、Na2CO3飽和溶液を添加することによりpH8とした。有機溶媒を、減圧下で濃縮し、そして得られたろ過済みの固体を、いかなるさらなる精製なしで以下の工程に使用した。
1H NMR(CDCl3)δ:0.85(s、3H)、1.00(s、3H)、1.30(s、3H)、1.89〜2.00(m、2H)、2.82〜2.89(m、2H)、3.47〜3.61(m、4H)、3.75(s、3H)、4.91(bs、2H)、5.40(bs、2H)、7.20〜7.40(m、10H)。
ESI−MS(m/z):564−566(M+H)+
無水DMF(20ml)中にジベンジル−{8−ブロモ−9−メチル−2−[2−(2,5,5−トリメチル−[1,3]ジオキサン−2−イル)−エチル]−9H−プリン−6−イル}−アミン(1.9g、3.50mmol)の溶液に、K2CO3(0.72g、5.2mmol)を添加し、次に1H−1,2,3−トリアゾール(362mg、5.2mmol)を添加した。混合物を、100℃で一晩にわたり撹拌した。溶媒を、減圧下で濃縮し、得られた残留物を、フラッシュクロマトグラフィー(DCM/MeOH: 93/7)により精製した。
収率30%。
1H NMR(CDCl3)δ:0.85(s、3H)、1.00(s、3H)、1.30(s、3H)、1.89〜2.00(m、2H)、2.79〜2.83(m、2H)、3.47〜3.61(m、4H)、3.90(s、3H)、4.91(brs、2H)、5.40(bs、2H)、7.2〜7.4(m、10H)、8.00(s、2H)。
MS(ESI)m/e:553(M+H)+
工程Cから得られた中間体を、標準的なTfOH条件を使用して脱保護し、このことによりシリカゲルクロマトグラフィーの後に目的の付加物を量的に得ることができた。
1H NMR(CD3CN)δ:8.10(s、2H)、5.90(bs、2H)、3.80(s、3H)、3.07(t、2H)、2.90(t、2H)、2.20(s、3H)。
ESI−MS(m/z):287(M+H)+
ヘルマン触媒(8mg、0.008mmol、0.08eq)、Bu4NBr(8mg、0.025mmol、0.25eq)、NaOAc(9mg、0.11mmol、1.1eq)、および3−ブテン−2−オール(13μl、0.15mmol、1.5eq)を、NMP(1ml)中に(2−クロロ−9−メチル−8−[1,2,3]トリアゾール−2−イル−9H−プリン−6−イル)−ビス−(4−メトキシ−ベンジル)−アミン(49mg、0.10mmol)の溶液に添加した。生じた反応混合物を、100℃で16時間にわたり加熱し、そしてさらなるヘルマン触媒、Bu4NBrおよびNaOAcは同一の割合で、さらなる3eqの3−ブテン−2−オールとともに添加した。RTまで冷却する前に、140℃で22時間にわたり撹拌を続けた。生じた粗懸濁液を、AcOEtで希釈して、そして固体を濾去した。有機相を、H2Oで洗浄して、次にNa2SO4で乾燥させた。真空下で溶媒を除去し、分取薄層クロマトグラフィーによる精製により、目的の4−{6−[ビス−(4−メトキシ−ベンジル)−アミノ]−9−メチル−8−[1,2,3]トリアゾール−2−イル−9H−プリン−2−イル}−ブタン−2−オンの白色固体を得ることができた。
収率42%。
1H NMR(CDCl3)δ:2.12(s、3H)、2.94(t、2H)、3.16(t、2H)、3.78(s、6H)、3.94(s、3H)、4.85(bs、2H)、5.39(bs、2H)、6.82(d、4H)、7.18(d、4H)、7.94(s、2H)。
本発明の化合物は、A2a受容体を阻害するその能力に関して、競合結合アッセイにおいて検証された。
A2a受容体阻害
方法
HEK293細胞培養と膜調製
安定してヒト・アデノシンA2a受容体遺伝子を発現するHEK293細胞(PerkinElmer、ボストン、マサチューセッツ州、USA、cat. RBHA2AC)を、ファルコン・フラスコ内でDMEM(Cambrex、ベルビエ、ベルギー)中において、10%FBS(Cambrex)、1mmol/lのピルビン酸ナトリウム(Sigma−Aldrich、セントルイス、ミズーリ州、USA)、0.4mg/mlのG418(Sigma−Aldrich)を添加し、37℃で5%CO2雰囲気で培養した。放射性リガンド結合実験に関して、細胞を、80%コンフルーエンスで、2mmol/lのEDTAを含む5mmol/lのTris−HCl(Sigma−Aldrich)、pH 7.4内に採取して、数を計測し、PBS(Cambrex)で洗浄して、50mmol/lのTris-HCl、pH7.4、10mmol/l、MgCl2(Sigma−Aldrich)を含む培養用バッファーA中に再懸濁し、Ultra Turrax T25を使用してホモジナイズした。その膜を、遠心分離にかけて、再度ホモジナイズし、最終的なペレットを、使用するまで−80℃で保存した。競合結合アッセイの前に、ペレットを、好ましいタンパク質濃度でバッファーA中に再懸濁し、そして膜懸濁液を、内在性アデノシンを除去するために、37℃で30分間にわたり、2U/mlのアデノシンデアミナーゼ(ADA、Sigma−Aldrich)とともに培養した。
膜懸濁液のタンパク質濃度は、標準としてウシ・アルブミンを用いるBradford法(Pierce、ロックフォード、イリノイ州、USA)を使用して定量された。競合結合実験は、96ウェル・フィルター・プレート(MultiScreen system、cat. MAFBN0B10、Millipore、ビルリカ、マサチューセッツ州、USA)において、様々な濃度(範囲は10−5から10−11 mol/l)の検証化合物および参照化合物の存在下で、単一濃度のA2aアンタゴニスト[3H]ZM241385(Biotrend、ケルン、ドイツ)(2nmol/l)とともに、膜(サンプル中5〜10μgのタンパク質)を培養することにより行い、培養は4℃で1時間にわたり、好適なバッファー(50mmol/lのTris−HCl、pH 7.4、10mmol/lのMgCl2)で200μl/ウェルの全量であった。非特異的な結合は、10μmol/lのタグ無し(cold)ZM241385(Tocris、エリスヴィル、ミズーリ州、USA)の存在下で定量された。培養終了後、結合放射性リガンドと遊離放射性リガンドを、Milliporeろ過装置(MultiScreenHTS vacuum manifold)を使用して、96ウェル・フィルター・プレートをろ過して分離した。次に、フィルター・プレートを、氷冷のバッファー(50mmol/lのTris−HCl、pH 7.4)で数回洗浄し、そしてフィルターに結合している放射線を、30μl/ウェルのOptiPhase SuperMix scintillation cocktail(PerkinElmer)添加後にMicroBeta counter(PerkinElmer)を使用して測定した。4つの実験は、JANUSR automated workstation(Perkin Elmer)により、三連で行った。
A1受容体の阻害
方法
競合結合実験を、96ウェル・フィルター・プレート(MultiScreen system、cat # MAFBN0B10、Millipore、ビルリカ、マサチューセッツ州、USA)において、様々な濃度(範囲は10−5から10−10 M)のタグ無しのDPCPX、ST4206、およびST4208の存在下で、単一濃度の[3H]DPCPX(1.7 nmol/l)(Perkin Elmer)とともに、ヒト・アデノシンA1受容体(cat.ES−010−M400UA、Perkin Elmer、ボストン、マサチューセッツ州、USA)を安定して導入されたCHO−K1細胞からの膜を培養することにより行い、培養は25℃で60分間にわたり、25mmol/lのHepes、5mmol/lのMgCl2、1mmol/lのCaCl2、100mmol/lのNaCl、pH7.4(すべてSigma−Aldrich)により200μl/ウェルの全量であった。非特異的な結合を、250μmol/lのタグ無しDPCPX(8−シクロペンチル−1,3−ジプロピルキサンチン、Sigma−Aldrich)の存在下で定量した。培養終了後、結合放射性リガンドと遊離放射性リガンドは、Milliporeろ過装置(MultiScreenHTS vacuum manifold)を使用して、96ウェル・フィルター・プレートをろ過することにより分離した。フィルター・プレートを、氷冷のバッファー(50mmol/lのTris−HCl、pH 7.4)で数回洗浄し、そしてフィルターに結合している放射線を、30μl/ウェルのOptiPhase SuperMix scintillation cocktail(PerkinElmer)添加後にMicroBeta counter(PerkinElmer)を使用して測定した。
本発明の化合物を、A2Aアゴニスト5’−N−エチルカルボキサミドアデノシン(NECA)によって誘発されるcAMP蓄積を阻害するその能力を評価するために検証した。
cAMPの定量を、メーカーの使用説明書に従い、酵素免疫測定装置(cat. RPN2255、Amersham Biosciences)を使用して行った。安定してヒト・アデノシンA2a受容体遺伝子を発現するHEK293細胞(PerkinElmer、ボストン、マサチューセッツ州、USA、cat. RBHA2AC)を、ファルコン・フラスコ内でDMEM(Cambrex、ベルビエ、ベルギー)中において、10%FBS(Cambrex)、1mmol/lのピルビン酸ナトリウム(Sigma−Aldrich、セントルイス、ミズーリ州、USA)、および0.4mg/mlのG418(Sigma−Aldrich)を添加し、37℃、5%CO2雰囲気下で培養した。細胞を、検証化合物へ曝露する48時間前に、103細胞/ウェルの濃度で、96ウェル・プレートに固定した。化合物により細胞を刺激する前に、細胞を、0.5mmol/lのホスホジエステラーゼ阻害剤Ro 20−1724(Sigma−Aldrich)と2U/mlのアデノシンデアミナーゼ(ADA、Sigma−Aldrich)により、37℃で10分間にわたり処理した。次に、その溶媒を、スカラー(scalar)濃度(10−10〜10−4 mol/l)の検証化合物を含む37℃の新しい溶媒と交換し、そして10分後に、100nmol/lのNECAを添加した。20分後に、cAMPを抽出して、定量した。
本発明の化合物の選択性プロフィールを評価するために、本化合物の内3つ(ST3829、ST3932、およびST4023)を、51個の異なる受容体のやり取りへのアフィニティーに関して特徴づけを行った。51個のアッセイの大部分は、以下のタイプのヒトの組み換え型受容体であった:非ペプチド受容体ファミリーに属するアデノシン、アドレナリン、カンナビノイド、ドーパミン、GABA、ヒスタミン、メラトニン、ムスカリン、プロスタノイド、およびセロトニンの受容体;ペプチド受容体ファミリーに属するアンギオテンシンII、ブラジキニン(bradychinin)、ケモカイン、コレシストキニン(cholecistokinin)、エンドセリン、ガラニン、メラノコルチン(melacortin)、ニューロキニン、ニューロペプチドY、ニューロテンシン、オピオイドとオピオイド様、ソマトスタチン、血管作動性腸ペプチド、およびバソプレシンの受容体; イオンチャンネル・ファミリーに属するCa2+チャンネル、K+チャネル、およびNa+チャネル、ならびにアミン輸送体受容体ファミリーに属するドーパミン、ノルエピネフリン、およびセロトニン。これらの3つの化合物を、10μM濃度で検証した。興味深いことに、それらのどれもが、上記で述べた受容体のいずれに対しても、いかなる実質的なアフィニティーを示さなかった。
ハロペリドール誘発性カタレプシーのマウス・モデル
ST3829、ST3932、およびST4023を、マウスにおいてハロペリドールによって誘発されたカタレプシーに拮抗するその能力を評価するために検証した。
ハロペリドール(2mg/kg)を、ST3932またはST4206の経口投与の2.5時間前に、CD1マウスに腹腔内投与した。後者は、10、20、または40mg/kgの用量で投与した。
すべてのデータを、個体値と平均値の両方として表し、秒でのカタレプシー時間の平均値プラスあるいはマイナス標準誤差(平均値±SEM)で表した。統計解析は、sigma statプログラムを使用して行われた。7時間にわたるAUCを計算した後、一元配置分散分析を使用し、次に、Dunnett検定を使用した。ベース時間は、統計学的に考慮されなかった、その理由としては、この時点は、カタレプシーがすべての動物においてうまく誘発されたことを確認することのみに使用されたためである。
ST3932とST4206の両者は、ハロペリドールによって誘発されたカタレプシーに、用量依存的に有意に拮抗した(図1および図2)。
L−DOPA抗パーキンソン病活性の増強
抱水クロラール(400mg/kg)麻酔下のラット(Sprague Dawley)は、Kopf定位固定装置に置かれた。6−OHDAを、ステンレス製カニューレによって、Pellegrinoアトラスに従って座標A=−2.2、L=+1.5、およびV=−7.8で、左の内側前脳束に注射した。偽投与(sham)ラットを含むすべてのラットは、ノルアドレナリン作用性ニューロンの損傷を防止するために、麻酔の10分前に、デシプラミン(10mg/kg)を投与された。
パーキンソン病の6−OHDAラット・モデルにおいて、アデノシンA2a受容体アンタゴニストは、L−DOPAによって誘発された回転挙動を増加させ、抗パーキンソン病効果を示した。本研究において、L−DOPAの閾値容量とともにラットに投与されたST3932およびST4206は、L−DOPAによって誘発された反対側回転挙動を増加させ、顕著な抗パーキンソン病活性を示した。
Claims (15)
- 一般式I
[式中、
R1=は、C1−C6の直鎖状または分枝状のアルキルであり;
R2は、式R9−(CHR8)p−(CR6R7)m−(CR4R5)n−の基であり;
式中
R4、R6、およびR8は、独立してH、水酸基、またはカルボニルを意味する=Oであり;
R5、R7、およびR9は、独立してHまたは非存在であり;
m、n、およびpは、独立して0と2の間に含まれる整数であり;
m+n+p>4である;
R3は、NH2、NHR10である;
式中、R10は、C1−C6アルキルまたはC1−C6ヒドロキシアルキル、C1−C3アルコキシアルキル、アミノ(C1−C6)アルキル、ここで前記アミノ基は1または2のC1−C3アルキル基で任意に置換され、前記アルキル基は直鎖状または分枝状である;C6−C14アリールまたはC6−C14アリール(C1−C6)アルキル、ここで前記アリール基は、ハロゲン、ヒドロキシ、C1−C6の直鎖状または分枝状の飽和または不飽和のアルコキシ、C1−C6の直鎖状または分枝状のアルキルで一または二置換されるアミノからなる群から選択される、同一であるか異なる1以上の置換基により任意に置換されている;
ただし、R4、R6、およびR8は、同時にすべてがHではない]を有する化合物、それらの光学的に活性な形態、例えば鏡像異性体、ジアステレオマーおよびそのラセミ体、ならびにそれらの医薬的に許容され得る塩。 - n=2、m=1、およびp>1である、請求項1に記載の化合物。
- R6が、OH、またはカルボニルを意味する=Oである、請求項1または2のいずれかに記載の化合物。
- n=1およびR4が、OH、またはカルボニルを意味する=Oである、請求項1に記載の化合物。
- 4−(6−アミノ−9−メチル−8[1,2,3]トリアゾール−2−イル−9H−プリン−2−イル)ブタン−1−オール、(S)−4−(6−アミノ−9−メチル−8[1,2,3]トリアゾール−2−イル−9H−プリン−2−イル)ブタン−2−オール、1−(6−アミノ−9−メチル−8[1,2,3]トリアゾール−2−イル−9H−プリン−2−イル)ブタン−1−オール、4−(6−アミノ−9−メチル−8[1,2,3]トリアゾール−2−イル−9H−プリン−2−イル)−ブタン−2−オン、4−(6−アミノ−9−メチル−8[1,2,3]トリアゾール−2−イル−9H−プリン−2−イル)ブタン−2−オール、(R)−4−(6−アミノ−9−メチル−8[1,2,3]トリアゾール−2−イル−9H−プリン−2−イル)ブタン−2−オール、1−(6−アミノ−9−メチル−8[1,2,3]トリアゾール−2−イル−9H−プリン−2−イル)−ブタン−1−オンから成る群に含まれる、請求項1に記載の化合物。
- 請求項1から5に記載の少なくとも一つの化合物を活性成分として、医薬的に許容される少なくとも一つのビヒクルおよび/または賦形剤とともに混合物中に含む、医薬組成物。
- 請求項1から5に記載の少なくとも一つの化合物を、医薬的に許容される少なくとも一つのビヒクルおよび/または賦形剤とともに混合することを含む、請求項6に記載の医薬組成物の製造方法。
- A2A受容体活性の調節が患者の健康を改善する、病的状態を治療するための医薬製造における、請求項1から5のいずれか一項に記載の組成物の使用。
- 前記病的状態が、運動障害である、請求項8に記載の使用。
- 前記運動障害が、パーキンソン病、アルツハイマー病、ハンチントン舞踏病、ウィルソン病、またはハレルフォルデン・スパッツ病である、請求項9に記載の使用。
- 前記病的状態が、神経変性プロセスに任意に関連する脳虚血である、請求項8に記載の使用。
- L−DOPAと併用される、請求項1から5のいずれか一項に記載の化合物の使用。
- パーキンソン病を治療するための医薬製造のための、請求項12に記載の使用。
- 請求項1に記載の化合物
[ここで、
R2は、式 R9−(CHR8)p−(CR6R7)m−(CR4R5)n−の基であり;
R4およびR5は、Hであり;
R6およびR8は、いずれの発生においても、独立してHまたはカルボニルを意味する=Oであり;R6およびR8の少なくとも1つは、カルボニルを意味する=Oであり;
R7およびR9は、いずれの発生においても、独立してHであるか、または前記R6基または前記R8基と結合する関連炭素原子がカルボニル結合に関与する場合には非存在であり;
mおよびpは、独立して0と2の間に含まれる整数であり;
nは、1または2であり;
m+n+p>4である]
を合成するための方法であって、
式II
[式中、
R1は、C1−C6の直鎖状または分枝状のアルキルであり;
R11は、N(R13)2であり;
R13は、ベンジル、p−(MeO)−ベンジル、p−(Cl)−ベンジル、またはp−(Br)−ベンジルであり;
R12は、Clである]の化合物と、
化学式IV
[式中、
Xは、ClまたはBrであり;
R6bおよびR6cは、いずれの発生においても、独立して両方がHであるか、またはそれらが結合する炭素原子とともに、2以上のメチル基によって任意に置換される1,3−ジオキサン基を形成し、少なくとも1つの発生は、2以上のメチル基によって任意に置換された1,3−ジオキサン基であり;
qは、0と3の間に含まれる整数であり;
rおよびsは、独立して1と3の間に含まれる整数であり;
q+r+s>4である]の化合物を、
0℃から室温の温度範囲で、THFまたはNMPといった非プロトン性溶媒中のFe(acac)3存在下で、反応させるステップを含む、方法。
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