JP2012004466A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】確実に高絶縁耐圧化できる半導体装置100を提供する。
【解決手段】能動領域12を取り囲むように形成された第1導電型の複数のガードリング3a〜3eと、ガードリング3a〜3eを取り囲むように形成された第2導電型のチャネルストッパ4a、4bとを備え、能動領域12に接合し第1絶縁膜8a上に形成された第1電極5と、複数のガードリング3a〜3e毎に1つずつ接合し第2絶縁膜8b〜8e上に形成された複数の第2電極6a〜6eと、チャネルストッパ4a、4bに接合し第3絶縁膜8f上に形成された第3電極7とを有し、チャネルストッパ4a、4bは、第3電極7に接合し半導体基板1の側方に露出している第2導電型の第1半導体層4aと、第3絶縁膜8fに接し第1半導体層4aの直下に配置され半導体基板1の側方に露出し不純物濃度が第1半導体層4aより低く半導体基板1より高い第2導電型の第2半導体層4bとを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、能動領域を囲むガードリングを囲むチャネルストッパを有する半導体装置に関する。
半導体装置は、モータ・発電機等の電気機器の制御や電力を変換するために用いられ、このような半導体装置は、大電力のスイッチング制御が可能なので、パワー半導体装置と呼ばれている。そして、近年、モータ・発電機等の電気機器の高効率化や大容量化のため、パワー半導体装置の使用環境性能の高電圧・大電流化(大電力化)が推し進められている(特許文献1、2等参照)。
パワー半導体装置では、電気的な高耐圧(高い絶縁耐圧)が必要とされるので、半導体素子となる能動領域を取り囲むように複数本のガードリング(フィールドリミティングリングとも言う)が配設されている。ガードリングは、自身及びその周辺に空乏層を広げ耐圧を確保する。ガードリングの本数を増加させることにより、高絶縁耐圧化に対応でき、隣り合うガードリングの間隙ごとに電界を分散させ、半導体装置の中央から端部に向かって電界を徐々に緩和させる。そして、ガードリング、特に、ガードリングの角部への電界集中を防止するために、ガードリング上には導電材によるフィールド電極が形成されている。
また、パワー半導体装置には、複数のガードリングを取り囲むようにチャネルストッパが配設されている。チャネルストッパは、ガードリングによって半導体装置の中央に配置された能動領域から端部に向かって延びた空乏層をその端部に達しないように確実に止め、端部に電界が集中し耐圧が低下するのを抑制する。そして、チャネルストッパ、特に、チャネルストッパの角部への電界集中を防止するために、チャネルストッパ上には導電材によるストッパ電極が形成されている。
特開2001−44414号公報 特開2007−324261号公報
近年、ガードリングとその周辺の空乏化をより確実に行うために、隣り合うガードリングの間隔よりも、隣り合うフィールド電極の間隔を狭く加工し、フィールド電極の電界効果によりフィールド電極直下の半導体基板表面の空乏化をアシストさせている。そして、フィールド電極の間隔を狭く加工するために、ドライエッチングが用いられている。
しかしながら、このドライエッチングの際に、チャネルストッパの一部がエッチングされる可能性があり、この場合、チャネルストッパで空乏層の半導体装置の端部への伸びを止めることができない。チャネルストッパの電位が所定の高電位に安定して設定できなくなるので、その高電界を複数のガードリングに確実に印加できず、耐圧が低下する場合があると考えられた。ドライエッチングによるチャネルストッパのエッチング量がばらついても、チャネルストッパで空乏層を確実に止められ高絶縁耐圧化できることが望ましい。
そこで、本発明の目的は、確実に高絶縁耐圧化できる半導体装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、
半導体基板の一方の主表面に形成された能動領域と、
前記能動領域を取り囲むように前記一方の主表面に第1導電型の複数のガードリングが形成されたガードリング領域と、
前記ガードリング領域を取り囲むように前記一方の主表面に第2導電型のチャネルストッパが形成されたチャネルストッパ領域と、
前記能動領域と前記ガードリング領域と前記チャネルストッパ領域に対向して、前記半導体基板の他方の主表面に形成された第1導電型の下面半導体層とを備え、
前記能動領域と前記複数のガードリングの内の最内周のガードリングとに跨り前記一方の主表面上に形成された第1絶縁膜と、
隣り合う2つの前記ガードリングに跨り前記主表面上に形成された第2絶縁膜と、
前記複数のガードリングの内の最外周のガードリングと前記チャネルストッパとに跨り前記一方の主表面上に形成された第3絶縁膜と、
前記能動領域に接合し、前記第1絶縁膜上に形成された第1電極と、
前記複数のガードリング毎に1つずつ接合し、前記第2絶縁膜上に形成された複数の第2電極と、
前記チャネルストッパに接合し、前記第3絶縁膜上に形成された第3電極と、
前記下面半導体層に接合する第4電極とを有する半導体装置であって、
前記チャネルストッパは、
前記一方の主表面に形成され、前記第3電極に接合し、前記半導体基板の側方に露出している第2導電型の第1半導体層と、
前記一方の主表面において前記第3絶縁膜に接し、前記第1半導体層の直下に配置され、前記半導体基板の側方に露出し、不純物濃度が前記第1半導体層より低く前記半導体基板より高い第2導電型の第2半導体層とを有することを特徴としている。
本発明によれば、確実に高絶縁耐圧化できる半導体装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る半導体装置の平面図である。 図1のA−A方向の矢視断面図である。 図2のチャネルストッパ領域周辺の拡大図(その1:第1半導体層の全部が残っている場合)である。 図2のチャネルストッパ領域周辺の拡大図(その2:第1半導体層の一部が残っている場合)である。 図2のチャネルストッパ領域周辺の拡大図(その3:第1半導体層と第2半導体層の一部が残っている場合)である。 主表面から第2半導体層の底面までの深さXと主耐圧との関係を示すグラフである。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明はここで取り上げた実施の形態に限定されることはない。すなわち、本実施形態では、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)を例に説明するが、本発明は、IGBT以外のパワー半導体装置、例えば、パワーMOSFET(Metal-Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)や、ダイオードにも適用できるのである。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付し重複した説明を省略している。
(半導体装置の構造)
図1に、本発明の実施形態に係る半導体装置(IGBT)100の平面図を示す。半導体装置100の中央の能動領域12には、エミッタ電極として機能する第1電極(上面主電極)5が設けられている。能動領域12の第1電極(上面主電極)5を取り囲むように、複数本、図1では5本の第2電極(フィールド電極)6a、6b、6c、6d、6eが、多重(5重)に設けられている。第2電極6a、6b、6c、6d、6eは、能動領域12を取り囲むガードリング領域13に設けられている。そして、複数本の第2電極6a、6b、6c、6d、6eを取り囲むように、1本の第3電極(ストッパ電極)7が、一回り設けられている。第3電極7は、能動領域12とガードリング領域13を取り囲む、半導体装置100の最外周のチャネルストッパ領域14に設けられている。
第1電極5と、複数の第2電極6a、6b、6c、6d、6eの内の最内周の第2電極6aとの間の領域には、第1絶縁膜8aが設けられている。隣り合う第2電極6aと6bの間の領域には、第2絶縁膜8bが設けられている。隣り合う第2電極6bと6cの間の領域には、第2絶縁膜8cが設けられている。隣り合う第2電極6cと6dの間の領域には、第2絶縁膜8dが設けられている。隣り合う第2電極6dと6eの間の領域には、第2絶縁膜8eが設けられている。複数の第2電極6a、6b、6c、6d、6eの内の最外周の第2電極6eと、第3電極7との間の領域には、第3絶縁膜8fが設けられている。第3電極7の外側の領域には、チャネルストッパとなる第1半導体層4a又は第2半導体層4bが露出している。
図2に、図1のA−A方向の矢視断面図を示す。前記能動領域12には、実質的にIGBTとして機能する主機能素子部2が形成されている。なお、“n”または“p”を冠した層または領域は、それぞれ電子、正孔を多数キャリアとする層または領域を意味し、“n”または“p”に対して、上付きの“+”または“−”は、その層または領域の多数キャリアの濃度(不純物濃度)が比較的高い、或いは比較的低いことを意味するものとする。
主機能素子部2では、n型の半導体基板1の一方の主表面(上面)S1に、p型のベース層21が形成されている。そして、互いに離れた一対のエミッタ層22が、ベース層21の中の前記主表面(上面)S1に形成されている。前記主表面(上面)S1上に、エミッタ層22からベース層21を経てn型の半導体基板1に跨るように、一対のゲート絶縁膜23が形成されている。対となるそれぞれのゲート絶縁膜23の上には、ドープドポリシリコン等からなるゲート電極24が形成されている。一対のゲート電極24の内の一方のゲート電極24は、第1絶縁膜8aで覆われ、エミッタ電極として機能する第1電極(上面主電極)5から絶縁されている。一対のゲート電極24の内の他方のゲート電極24は、第4絶縁膜8gで覆われ、第1電極(上面主電極)5から絶縁されている。第1電極(上面主電極)5は、一対のエミッタ層22の両方と、一対のエミッタ層22に挟まれた前記主表面(上面)S1の領域のベース層21とに接している。また、第1電極(上面主電極)5は、第1絶縁膜8a又は第4絶縁膜8gを介して、ゲート電極24の上方に配置されている。
型の半導体基板1の他方の主表面(下面)S2には、その全面に亘って、p型の下面半導体層(コレクタ層)9が形成されている。下面半導体層(コレクタ層)9には、その下面の全面に亘って、コレクタ電極として機能する第4電極(下面主電極)10が形成されている。第4電極(下面主電極)10は、下面半導体層(コレクタ層)9にオーミック接合している。
能動領域12の外側(端部側)には、ガードリング領域13が設けられている。ガードリング領域13には、n型の半導体基板1の一方の主表面(上面)S1に、p型(第1導電型)の複数(図2の例では5個)のガードリング3a〜3eが形成されている。ガードリング3a〜3eの下方には、ガードリング3a〜3eに対向するように、主表面(下面)S2に下面半導体層9が設けられている。
ガードリング領域13の外側(端部側)には、チャネルストッパ領域14が設けられている。チャネルストッパ領域14には、n型の半導体基板1の一方の主表面(上面)S1に、チャネルストッパとして機能するn型(第2導電型)の第1半導体層4aとn型(第2導電型)の第2半導体層4bが形成されている。第2半導体層4bの下方には、第2半導体層4bに対向するように、主表面(下面)S2に下面半導体層9が設けられている。
第1半導体層4aは、主表面(上面)S1に形成され、半導体基板1の上方と側方に露出している。第1半導体層4aは、第2半導体層4bによって、n型の半導体基板1から分離している。第1半導体層4aとn型の半導体基板1の間に、第2半導体層4bが挟まっている。
第2半導体層4bは、第1半導体層4aの直下に配置され、半導体基板1の側方に露出している。また、第2半導体層4bのガードリング領域13側の端は、第1半導体層4aのガードリング領域13側の端より、ガードリング領域13に近接している。第2半導体層4bは、n型の半導体基板1を介すことで、ガードリング3eから離れている。第2半導体層4bは、前記主表面(上面)S1から前記主表面(下面)S2に縦断する方向に第1半導体層4aを取り囲んでいる。n型の第2半導体層4bの不純物濃度は、n型の第1半導体層4aの不純物濃度より低く、n型の半導体基板1の不純物濃度より高くなっている。
第1絶縁膜8aは、能動領域12から、複数のガードリング3a〜3eの内の最内周のガードリング3aに跨り、前記主表面(上面)S1上に形成されている。
第2絶縁膜8bは、隣り合う2つのガードリング3aと3bに跨り、前記主表面(上面)S1上に形成されている。第2絶縁膜8cは、隣り合う2つのガードリング3bと3cに跨り、前記主表面(上面)S1上に形成されている。第2絶縁膜8dは、隣り合う2つのガードリング3cと3dに跨り、前記主表面(上面)S1上に形成されている。第2絶縁膜8eは、隣り合う2つのガードリング3dと3eに跨り、前記主表面(上面)S1上に形成されている。
第3絶縁膜8fは、複数のガードリング3a〜3eの内の最外周のガードリング3eと、チャネルストッパとして機能する第1半導体層4aと第2半導体層4bに跨り、前記主表面(上面)S1上に形成されている。第3絶縁膜8fは、前記主表面(上面)S1において、第1半導体層4aと第2半導体層4bに接している。
複数の第2電極(フィールド電極)6a、6b、6c、6d、6eは、複数のガードリング3a、3b、3c、3d、3e毎に1つずつオーミック接合し、第2絶縁膜8b、8c、8d、8e上に形成されている。
第2電極6aは、前記主表面(上面)S1上でガードリング3aにオーミック接合している。かつ、第2電極6aは、第1絶縁膜8aと第2絶縁膜8b上に形成されている。第2電極6bは、前記主表面(上面)S1上でガードリング3bにオーミック接合している。かつ、第2電極6bは、第2絶縁膜8bと8c上に形成されている。第2電極6cは、前記主表面(上面)S1上でガードリング3cにオーミック接合している。かつ、第2電極6cは、第2絶縁膜8cと8d上に形成されている。第2電極6dは、前記主表面(上面)S1上でガードリング3dにオーミック接合している。かつ、第2電極6dは、第2絶縁膜8dと8e上に形成されている。第2電極6eは、前記主表面(上面)S1上でガードリング3eにオーミック接合している。かつ、第2電極6eは、第2絶縁膜8eと第3絶縁膜8f上に形成されている。
第3電極(ストッパ電極)7は、前記主表面(上面)S1上で第1半導体層4a(チャネルストッパ)にオーミック接合している。第3電極7は、第3絶縁膜8f上に形成されている。
このような半導体装置100に対し、例えば、第1電極(上面主電極)5を0(ゼロ)Vに設定し、第4電極(下面主電極)10に1200Vを印加する。第4電極(下面主電極)10にオーミック接合する下面半導体層(コレクタ層)9と、チャネルストッパの第1半導体層4aと第2半導体層4bとは、順バイアスの状態となり、チャネルストッパの第1半導体層4a、第2半導体層4bは、第4電極(下面主電極)10(下面半導体層(コレクタ層)9)と略同電位の略1200Vとなる。
一方、0(ゼロ)Vに設定された第1電極(上面主電極)5にオーミック接合するp型のベース層21と、1200Vに昇圧されたチャネルストッパの第1半導体層4a、第2半導体層4bとは、逆バイアスの状態になる。ベース層21と第2半導体層4bの間には、複数のガードリング3a〜3eが設けられている。前記逆バイアスの状態により、ガードリング3a、3b、3c、3d、3eは、自身及びその周辺に空乏層を広げる。ガードリング3a、3b、3c、3d、3e毎に空乏層を形成することで、隣り合うガードリング3a、3b、3c、3d、3eの間隙毎に電界(電圧)を分散させ、強電界を徐々に緩和させる。具体的に、各ガードリング3a、3b、3c、3d、3eの電位は、それぞれ略200V、略400V、略600V、略800V、略1000Vとなる。なお、本実施形態では、ガードリング3a、3b、3c、3d、3eが5本の場合を例示しているが、5本に限定されるものではなく、耐圧設計に応じて適宜選択されるものである。
ガードリング3a、3b、3c、3d、3eにオーミック接合する第2電極(フィールド電極)6a、6b、6c、6d、6eの電位も、それぞれ略200V、略400V、略600V、略800V、略1000Vとなる。
第1電極(上面主電極)5、第2電極(フィールド電極)6a、6b、6c、6d、6e、第3電極(ストッパ電極)7は、絶縁膜8a〜8fを介した電界効果により、半導体基板1に形成される空乏層を拡げ、ベース層21、ガードリング3a、3b、3c、3d、3e、チャネルストッパの第1半導体層4aと第2半導体層4bの、角部に掛かる電界集中を緩和する役割を果たす。そのため、絶縁膜8a〜8fの上をできるだけ第1電極(上面主電極)5、第2電極(フィールド電極)6a、6b、6c、6d、6e、第3電極(ストッパ電極)7で覆うことが好ましい。しかし、隣接する電極間には電位差が存在することから必要最低限の幅の間隙による絶縁が要求されることになる。このような要求に対し、電極のサイドエッチ量が少なく、加工精度の高いドライエッチングが利用される。ドライエッチングの詳細については後記する。
なお、本実施形態では、半導体基板1として、n型の半導体基板を用いた場合を説明したが、これに限らず、p型の半導体基板を用いてもよい。この場合、他部分の導電型のp型とn型を全て逆にすればよい。
(半導体装置の製造方法)
本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法は、結果として所望の構造が形成できれば、その製造方法に特段の限定は無く従前の方法を用いることができる。後記では一例を挙げて本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するが、説明のない工程については、従前の方法を用いることができるのである。
まず、能動領域12のベース層21とエミッタ層22と、チャネルストッパ領域14の第1半導体層4aと第2半導体層4bの形成について説明する。最初に、p型のベース層21用のホトレジストパターンを設けて不純物としてボロン(B)をイオン注入し、次に、n型の第2半導体層4b用のホトレジストパターンを設けて不純物としてリン(P)をイオン注入し、その後、熱処理して不純物を活性化させる。これにより、p型のベース層21とn型の第2半導体層4bを形成できる。n型のエミッタ層22とn型の第1半導体層4a兼用のホトレジストパターンを設けて不純物として砒素(As)をイオン注入し、その後、熱処理して不純物を活性化させる。これにより、n型のエミッタ層22とn型の第1半導体層4aを形成できる。
次に、ガードリング3a、3b、3c、3d、3eと下面半導体層9を形成し、第1絶縁膜8a、第2絶縁膜8b、8c、8d、8e、第3絶縁膜8f、第4絶縁膜8gを、主表面(上面)S1上に形成する。
次に、主表面(上面)S1上に、第1電極(上面主電極、エミッタ電極)5と、第2電極(フィールド電極)6a、6b、6c、6d、6eと、第3電極(ストッパ電極)7を、前記ドライエッチングにより形成し、最後に、主表面(下面)S2上に、第4電極(下面主電極、コレクタ電極)10を形成する。なお、第1電極5と、第2電極6a、6b、6c、6d、6eと、第3電極7は、その素材として従前のものを利用することができるが、アルミニウム(Al)もしくはアルミニウムにケイ素(Si)および/または銅(Cu)が添加された合金を用いることは好ましい。また、必要に応じて、第1電極5と、第2電極6a、6b、6c、6d、6eと、第3電極7の下部にバリアメタル層を形成してもよい。バリアメタル層の素材としては、二珪化モリブデン(MoSi)、チタン・タングステン合金(TiW)、窒化チタン(TiN)またはチタン(Ti)を用いることが好ましい。
第1電極5と、第2電極6a、6b、6c、6d、6eと、第3電極7は、厚さが3〜7μmと厚いため、ホトレジストパターンをマスクに、ウェットエッチでハーフエッチした後に、異方性のドライエッチングにより形成する。異方性のドライエッチングを使用することでホトレジストパターンと同寸法で、第1電極5と、第2電極6a、6b、6c、6d、6eと、第3電極7をエッチングすることができるため、電極間隔を精度良く形成することができる。
図3に、図2のチャネルストッパ領域14周辺の拡大図を示す。前記ドライエッチングで、第1電極5と、第2電極6a、6b、6c、6d、6eと、第3電極7をエッチングする際には、電極間を確実に分離するため、オーバーエッチングを行う。このため、第1半導体層4aは、前記ドライエッチングによって露出した後も、オーバーエッチングによって、更にエッチングされることになる。
この結果、図4に示すように、第1半導体層4aを詳細に記載すると、オーバーエッチングにより、第1半導体層4aの一部がエッチングされ、主表面(上面)S1からの深さYの段差が生じている。そして、前記ドライエッチングのエッチング条件の変動により、オーバーエッチングによるエッチング量が増加した場合には、図5に示すように、段差の底面は、第2半導体層4bに達し、第2半導体層4bが主表面(上面)S1側に露出する。
ただ、主表面(上面)S1から第2半導体層4bの底面までの深さXは、2μm以上に設定されているので、エッチング条件がばらついても、オーバーエッチングにより、段差の深さYが、第2半導体層4bの底面に達することはない。
図6のグラフに、主表面(上面)S1から第2半導体層4bの底面までの深さXと、半導体装置100の主耐圧との関係を示す。この関係は、発明者らがシミュレーション解析と実証試験により得られた結果である。主耐圧の必要最小耐圧Vminを確保するためには、主表面(上面)S1から第2半導体層4bの底面までの深さXを、2μmより小さい最小深さXmin以上に設定すればよいことがわかる。しかし、エッチング条件がばらつくと、段差の深さYが最小深さXminを下回る場合があると考えられる。そこで、エッチング条件がばらついて段差の深さYが最大になった場合でも(Y=Ymax)、深さYが最小深さXminに達しないように、深さXを2μm以上に設定している。なお、2μm以上の深さXは、厚さが3〜7μmの第3電極7等のオーバーエッチングに対応した深さXであるので、深さXは、第3電極7等の厚さに応じて適宜変更されることになる。
図5のように、段差の深さYが第1半導体層4aの深さより深くなっても、側方に露出するように半導体装置100の端部(端面)に第2半導体層4bが配置されているので、半導体装置100の端部(端面)に沿って、下面半導体層9から、n型の半導体基板1を経て、第2半導体層4bまで、高電位の等電位に設定することができ、ガードリング3eから伸びる空乏層が、n型の半導体基板1における半導体装置100の端部(端面)に達するのを防止することができる。そして、半導体装置100の耐圧の低下を抑制することができる。そして、図4のように、段差の深さYが第1半導体層4aの深さより浅く、半導体装置100の端部(端面)に第2半導体層4bだけでなく第1半導体層4aが配置されていれば、図5の場合以上に、ガードリング3eから伸びる空乏層が、n型の半導体基板1における半導体装置100の端部(端面)に達するのを防止することができ、半導体装置100の耐圧の低下を抑制することができる。逆に、図5の場合は、図4の場合に比べて、側方に露出する第1半導体層4aの端面が、半導体装置100の端部(端面)や第2半導体層4bの端面より、半導体装置100の内側にシフトしたと考えられる。したがって、第1半導体層4aの端面も、第2半導体層4bを介して、高電位の等電位に設定することができ、ガードリング3eから伸びる空乏層が、半導体装置100の端部(端面)に達するのを防止することができるのである。
1 半導体基板
2 主機能素子部
3a、3b、3c、3d、3e ガードリング
4a 第1半導体層(チャネルストッパ)
4b 第2半導体層(チャネルストッパ)
5 第1電極(上面主電極、エミッタ電極)
6a、6b、6c、6d、6e 第2電極(フィールド電極)
7 第3電極(ストッパ電極)
8a 第1絶縁膜
8b、8c、8d、8e 第2絶縁膜
8f 第3絶縁膜
8g 第4絶縁膜
9 下面半導体層(コレクタ層)
10 第4電極(下面主電極、コレクタ電極)
12 能動領域
13 ガードリング領域
14 チャネルストッパ領域
21 ベース層
22 エミッタ層
23 ゲート絶縁膜
24 ゲート電極
100 (パワー)半導体装置
S1 主表面(上面)
S2 主表面(下面)

Claims (2)

  1. 半導体基板の一方の主表面に形成された能動領域と、
    前記能動領域を取り囲むように前記一方の主表面に第1導電型の複数のガードリングが形成されたガードリング領域と、
    前記ガードリング領域を取り囲むように前記一方の主表面に第2導電型のチャネルストッパが形成されたチャネルストッパ領域と、
    前記能動領域と前記ガードリング領域と前記チャネルストッパ領域に対向して、前記半導体基板の他方の主表面に形成された第1導電型の下面半導体層とを備え、
    前記能動領域と前記複数のガードリングの内の最内周のガードリングとに跨り前記一方の主表面上に形成された第1絶縁膜と、
    隣り合う2つの前記ガードリングに跨り前記主表面上に形成された第2絶縁膜と、
    前記複数のガードリングの内の最外周のガードリングと前記チャネルストッパとに跨り前記一方の主表面上に形成された第3絶縁膜と、
    前記能動領域に接合し、前記第1絶縁膜上に形成された第1電極と、
    前記複数のガードリング毎に1つずつ接合し、前記第2絶縁膜上に形成された複数の第2電極と、
    前記チャネルストッパに接合し、前記第3絶縁膜上に形成された第3電極と、
    前記下面半導体層に接合する第4電極とを有する半導体装置であって、
    前記チャネルストッパは、
    前記一方の主表面に形成され、前記第3電極に接合し、前記半導体基板の側方に露出している第2導電型の第1半導体層と、
    前記一方の主表面において前記第3絶縁膜に接し、前記第1半導体層の直下に配置され、前記半導体基板の側方に露出し、不純物濃度が前記第1半導体層より低く前記半導体基板より高い第2導電型の第2半導体層とを有することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記一方の主表面から前記第2半導体層の底面までの深さは、2μm以上あることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
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