JP2007015593A - 車体速度演算装置 - Google Patents

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隆三 ▲鶴▼原
Ryuzo Tsuruhara
Hisazumi Inoue
弥住 井上
Yutaka Hamamoto
豊 濱本
Takeshi Hado
羽藤  猛
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Abstract

【課題】 正確な車体速度演算が行える車体速度演算装置を提供する。
【解決手段】 前輪FWと後輪RWのいずれか一方が制動中である場合に、非制動中である車輪の車輪速度を基準として用いて車体速度VS0を演算する。つまり、前輪FWと後輪RWのいずれか一方が制動中であれば、制動輪と非制動輪を検出し、非制動輪の車輪速度を基準として用いて車体速度VS0を求める。これにより、路面状態や車両状態等によって非制動輪の車輪速度よりも制動輪の車輪速度の方が大きくなったとしても、確実に非制動輪の車輪速度を基準として用いて車体速度VS0を求めることができる。このため、制動中であっても必ず前輪FWと後輪RWの車輪速度のうちの高い方を用いて車体速度VS0を求める場合と比較して、正確な車体速度VS0を演算することが可能となる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、自動二輪車両において、前後輪それぞれに対して備えられた車輪速度センサからの検出信号から前後輪の車輪速度を求めると共に、求めた前後輪の車輪速度に基づいて車体速度(推定車体速度)の演算を行う車体速度演算装置に関するものである。
従来より、ABS制御等の各種制御において車体速度が用いられている。この車体速度の演算手法が例えば特許文献1に示されている。具体的には、この特許文献1では、自動二輪車両において、基本的には両車輪の車輪速度のうちの大きい方を用いて車体速度演算を行い、後輪が制動中で無ければ車輪速度の大小にかかわらず前輪の車輪速度を用いて車体速度演算を行うことが示されている。
特公平8−9324号公報
通常の路面状態や車両状態などにおいては、両車輪の車輪速度のうちの大きい方の車輪速度を用いて車体速度演算を行うような装置であれば、いずれか一方の車輪に対して制動操作があった場合に、結果的に非制動輪の車輪速度が車輪速度演算に用いられることになる。これは、通常、非制動輪の車輪速度が制動輪の車輪速度よりも大きくなるためである。
しかしながら、路面状態や車両状態等によっては、非制動輪の車輪速度よりも制動輪の車輪速度の方が大きくなる場合がある。例えば、アクセルオンと後輪のブレーキペダル踏み込みを同時に行うような状態(自動二輪車両の場合、アクセルとブレーキペダルを右手と右足で別々に操作できるため、このような状態が発生し得る)においては、後輪のブレーキに伴って前輪の車輪速度が低下していくことになるが、後輪には駆動力も発生させられることになるため、前輪と比べて車輪速度の低下が小さくなる。このような状態になると、非制動輪の車輪速度よりも制動輪の車輪速度の方が大きくなり得る。
図3は、このときの様子を示すタイミングチャートである。この図に示されるように、前輪の車輪速度が後輪の車輪速度に対して落ち込み始める。このとき、車体速度には両車輪の車輪速度のうちの大きい方の車輪速度が用いられるため、車体速度と前輪の車輪速度の差が大きくなる。このため、前輪に関して車体速度と車輪速度の偏差((車体速度−車輪速度)/車体速度)が所定のしきい値を超え、ABS制御が開始されてしまう。
このように、路面状態や車両状態等によっては、非制動輪の車輪速度よりも制動輪の車輪速度の方が大きくなり、これが車体速度演算に用いられることになって、正確な車体速度が得られず、適切なABS制御等が行えなくなるという問題が発生する。
本発明は上記点に鑑みて、正確な車体速度演算が行える車体速度演算装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、前輪制動判定手段(100)と後輪制動判定手段(110、140)によって、前輪(FW)と後輪(RW)が制動中であるか否かを判定し、前輪(FW)と後輪(RW)のいずれか一方が制動中であることが判定されると、前輪制動判定手段(100)と後輪制動判定手段(110、140)での判定結果に基づいて非制動輪を検出し、車体速度演算手段(120、130、150、160)にて、非制動輪の車輪速度を基準として用いて車体速度(VS0)を演算することを特徴としている。
このように、前輪(FW)と後輪(RW)のいずれか一方が制動中であれば、制動輪と非制動輪を検出し、非制動輪の車輪速度を基準として用いて車体速度(VS0)を求めている。したがって、路面状態や車両状態等によって非制動輪の車輪速度よりも制動輪の車輪速度の方が大きくなったとしても、確実に非制動輪の車輪速度を基準として用いて車体速度(VS0)を求めることができる。このため、制動中であっても必ず前輪(FW)と後輪(RW)の車輪速度のうちの高い方を用いて車体速度(VS0)を求める場合と比較して、正確な車体速度(VS0)を演算することが可能となる。
例えば、請求項2に示されるように、前輪制動判定手段(100)は、前輪用ブレーキ操作部材(11)が操作されたことを検出する前輪用ストップスイッチ(25)からの検出信号に基づいて、前輪(FW)が制動中であるか否かを判定することができ、後輪制動力判定手段(110、140)は、後輪用ブレーキ操作部材(12)が操作されたことを検出する後輪用ストップスイッチ(26)からの検出信号に基づいて、後輪(RW)が制動中であるか否かを判定することができる。
また、請求項3に示されるように、前輪制動判定手段(100)や後輪制動力判定手段(110、140)は、前輪(FW)もしくは後輪(RW)の車輪速度の減速度が制動中に想定されるしきい値を超えた場合に、前輪(FW)もしくは後輪(RW)が制動中であると判定することもできる。
具体的には、請求項4に示されるように、車体速度演算手段(120、130、150、160)は、前輪制動判定手段(100)によって前輪(FW)が制動中でないと判定され、かつ、後輪制動判定手段(110、140)によって後輪(RW)が制動中であると判定された場合には、前輪(FW)の車輪速度を基準として用いて車体速度(VS0)を演算する。
このように、前輪(FW)が制動中でなく後輪(RW)が制動中という場合に、路面状態や車両状態等によって非制動輪の車輪速度よりも制動輪の車輪速度の方が大きくなる可能性がある。このような場合に、前輪(FW)の車輪速度を基準として用いて車体速度(VS0)を演算することで、正確な車体速度(VS0)を演算することが可能となる。
また、請求項5に示されるように、車体速度演算手段(120、130、150、160)は、前輪制動判定手段(100)によって前輪(FW)が制動中でないと判定され、かつ、後輪制動判定手段(110、140)によって後輪(RW)も制動中でないと判定された場合には、前輪(FW)の車輪速度を基準として用いて車体速度(VS0)を演算することになる。
また、請求項6に示されるように、車体速度演算手段(120、130、150、160)は、前輪制動判定手段(100)によって前輪(FW)が制動中であると判定され、かつ、後輪制動判定手段(110、140)によって後輪(RW)も制動中であると判定された場合には、前輪(FW)の車輪速度と後輪(RW)の車輪速度のうちのいずれか高い方を基準として用いて車体速度(VS0)を演算することになる。
さらに、請求項7に示されるように、車体速度演算手段(120、130、150、160)は、前輪制動判定手段(100)によって前輪(FW)が制動中であると判定され、かつ、後輪制動判定手段(110、140)によって後輪(RW)が制動中でないと判定された場合には、後輪(RW)の車輪速度を基準として用いて車体速度(VS0)を演算することになる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の一実施形態が適用された車体速度演算装置が備えられる自動二輪車両用のブレーキ液圧制御装置1の全体構成を示したものである。このブレーキ液圧制御装置1は、前輪FWに対して制動力を発生させる第1配管系統と後輪RWに対して制動力を発生させる第2配管系統を有した構成となっている。
図1に示されるように、ブレーキ液圧制御装置1には、右側ハンドルに位置するブレーキレバー11と右足置き前方に位置するブレーキペダル12が備えられている。これらブレーキレバー11およびブレーキペダル12は、それぞれ前輪FWと後輪RWに対して制動力を発生させるためのブレーキ操作部材に相当するものであり、ドライバに独立して操作されるものである。これらブレーキレバー11およびブレーキペダル12は、図示しないマスタシリンダ(以下、M/Cという)などを介して、第1、第2配管系統を備えたブレーキ回路に接続されている。
ブレーキレバー11は、M/Cなどを介し、前輪FWに対して制動力を発生させる第1配管系統に接続されている。第1配管系統には、ブレーキレバー11の操作に応じたブレーキ液圧を発生させるM/Cに接続された主管路としての管路Aを有し、この管路Aを通じて前輪FWに備えられたホイールシリンダ(以下、W/Cという)13に接続されている。このため、ブレーキレバー11の操作に伴ってM/Cに発生させられたM/C圧は、管路Aを通じてW/C13に伝えられるようになっている。
また、管路Aには、減圧管路としての管路Bが接続されている。この管路Bにはリザーバ14が接続されていると共に、管路Bのうちリザーバ14よりも上流側、つまり管路A側には減圧制御弁15が配設されている。また、リザーバ14と管路Aとの間を結ぶように還流管路となる管路Cが配設されている。この管路Cにはリザーバ14から管路Aに向けてブレーキ液を吸入吐出するように、モータ16によって駆動されるポンプ17が設けられている。
リザーバ14は、所定容量までブレーキ液を流入させることができるように構成されている。このリザーバ14のリザーバ室14a内には、所定ストロークを有するピストン14bとリザーバ室14a内のブレーキ液を排出させる方向にピストン14bを付勢するスプリング14cが備えられている。
このように構成されたリザーバ14は、W/C13に対してW/C圧を発生させているブレーキ液を逃がし、ポンプ17での吸入が行われると収容したブレーキ液をポンプ17に向けて排出するようになっている。
減圧制御弁15は、例えばW/C13とリザーバ14の間の連通・遮断状態を制御できる常閉型2位置電磁弁により構成されている。この減圧制御弁15は、通常ブレーキ時には、非励磁状態であるため、常時遮断状態とされている。
一方、ブレーキペダル12は、M/Cなどを介して後輪RWに対して制動力を発生させる第2配管系統に接続されている。第2配管系統は、ブレーキペダル12の操作に応じたブレーキ液圧を発生させるM/Cに接続された主管路としての管路Dを有し、この管路Dを通じて後輪RWに備えられたW/C18に接続されている。この第2配管系統は、第1配管系統と同様の構成とされているため、個々の構成要素についての詳細説明は行わないが、それぞれ、管路Dが管路A、管路Eが管路B、管路Fが管路C、減圧制御弁19が減圧制御弁15、リザーバ20がリザーバ14、ポンプ21がポンプ17に相当するものとして備えられている。
また、ブレーキ液圧制御装置1には、ブレーキECU22が備えられている。このブレーキECU22が車輪速度演算装置として機能するものであり、CPU、ROM、RAM、I/Oなどを備えた周知のマイクロコンピュータによって構成され、ROMなどに記憶されたプログラムに従って車体速度演算処理やABS制御処理などの各種処理が実行される。
このブレーキECU22からの電気信号に基づいて、上記のように構成されたブレーキ液圧制御装置1における各減圧制御弁15、19及びポンプ17、21を駆動するためのモータ16への電圧印加制御が実行されるようになっている。これにより、各W/C13、18に発生させられるW/C圧が制御されるようになっている。
また、ブレーキ液圧制御装置1には、車輪速度センサ23、24も備えられている。車輪速度センサ23、24は、前輪FWおよび後輪RWそれぞれに対応して配設され、前輪FWおよび後輪RWの回転速度、すなわち車輪速度に比例するパルス数のパルス信号をブレーキECU22に向けて出力する。このため、ブレーキECU22では、各車輪速度センサ23、24からの検出信号に基づいて、前輪FWおよび後輪RWの車輪速度を求めると共に、この車輪速度を用いて車体速度を求め、これらに基づいてABS制御等のブレーキ液圧制御が実行されるようになっている。
さらに、ブレーキ液圧制御装置1には、ストップスイッチ25、26も備えられている。ストップスイッチ25、26は、ブレーキレバー11とブレーキペダル12それぞれに対応して配設され、これらがドライバによって操作されているか否か、つまり前輪FWもしくは後輪RWが制動中であるか否かを示す検出信号をブレーキECU22に向けて出力する。
このように構成されるブレーキ液圧制御装置1では、例えば、ABS制御等が実行されない通常のブレーキ時には、ブレーキECU22から減圧制御弁15、19およびモータ16を駆動するための制御電圧が印加されず、ブレーキレバー11やブレーキペダル12での操作量に応じたW/C圧が各W/C13、18に発生させられることになる。これにより、ブレーキレバー11やブレーキペダル12に応じた制動力が前輪FWや後輪RWに発させられる。
また、ABS制御時には、必要に応じて、ブレーキECU22から減圧制御弁15、19およびモータ16を駆動するための制御電圧が印加され、その印加電圧に応じて各減圧制御弁15、19が駆動されると共に、モータ16が駆動される。これにより、管路B、Eを通じて管路A、Dとリザーバ14、18が連通状態になり、各W/C13、18に発生させられたW/C圧が減少させられ、車輪スリップが抑制されることで車輪ロックを回避することが可能となる。
以上のようにして、本実施形態に示す自動二輪車両用のブレーキ液圧制御装置1が構成されている。続いて、このブレーキ液圧制御装置1により実行される車体速度演算処理について説明する。
図2は、本実施形態のブレーキ液圧制御装置1におけるブレーキECU22で実行される車体速度演算処理のフローチャートである。この処理は、例えばイグニッションスイッチがOFF状態からON状態に切替えられたあと、所定の演算周期(例えば、60msもしくは80ms)毎に実行される。
まず、ステップ100では、前輪FWのストップスイッチ25がONになっているか否かが判定される。前輪FWのストップスイッチ25がONになっている場合、前輪FWが制動中であると考えられる。したがって、このような場合には喩え前輪FWが従動輪であったとしても、前輪FWの車輪速度を用いて車体速度演算を行うことは好ましくない可能性がある。このため、まず前輪FWが制動中であるか否かが判定される。
このステップで否定判定された場合には、とりあえずは前輪FWの車輪速度の信頼性が高いものであると想定して、ステップ110に進む。そして、ステップ110において、後輪RWのストップスイッチ26がONになっているか否かが判定される。
後輪RWのストップスイッチ26がONになっている場合、後輪RWの車輪速度の信頼性が乏しいだけでなく、さらに、前輪FWは非制動中で、かつ、後輪RWは制動中という状態であるということから、上記したような、路面状態や車両状態等により非制動輪の車輪速度よりも制動輪の車輪速度の方が大きくなる場合に該当する可能性もある。
このため、このステップで肯定判定された場合には、ステップ120に進み、非制動中である前輪FWの車輪速度を基準として用いて車体速度VS0の演算が行われる。例えば、前輪FWの車輪速度がそのまま車体速度VS0とされる等、前輪FWの車輪速度に基づく車体速度演算が行われる。
逆に、このステップで否定判定された場合には、前輪FWも後輪RWも共に非制動中となる。したがって、この場合には、ステップ130に進み、従動輪となる前輪FWの車輪速度を基準として用いて車体速度VS0の演算が行われる。例えば、前輪FWの車輪速度がそのまま車体速度VS0とされる等、前輪FWの車輪速度に基づく車体速度演算が行われる。
一方、ステップ100で肯定判定された場合には、ステップ140に進み、ステップ110と同様に後輪RWのストップスイッチ26がONになっているか否かが判定される。つまり、前輪FWが制動中である場合において、後輪RWが非制動中である場合には、喩え前輪FWが従動輪であったとしても、前輪FWの車輪速度に基づいて車体速度VS0を演算するよりも後輪RWの車輪速度に基づいて車体速度VS0を演算した方が信頼性が高いものとなる。逆に、前輪FWが制動中である場合において、後輪RWも制動中である場合には、いずれの車輪速度を基準として車体速度VS0を演算しても信頼性が高いものとは言えないが、この場合には、前輪FWの車輪速度と後輪RWの車輪速度のうち高い方が実質的に車体速度VS0に相当するものと想定される。
このため、ステップ140で否定判定され、前輪FWが制動中、かつ、後輪RWが非制動中であるとされた場合には、ステップ150に進み、非制動中である後輪RWの車輪速度を基準として用いて車体速度VS0の演算が行われる。逆に、ステップ140で肯定判定され、前輪FWと後輪RWのいずれも制動中であるとされた場合には、ステップ160に進み、前輪FWの車輪速度と後輪RWの車輪速度のうち高い方を基準として用いて車体速度VS0の演算が行われる。
このようにして、本実施形態のブレーキ液圧制御装置1による車体速度演算処理が完了となる。なお、図2中に示したステップは、ブレーキECU22における各種処理を実行する手段に対応している。具体的には、ステップ100の処理を実行する部分が前輪制動判定手段、ステップ110、140の処理を実行する部分が後輪制動判定手段、ステップ120、130、150、160の処理を実行する部分が車体速度演算手段に相当するものとなっている。
以上のように、本実施形態のブレーキ液圧制御装置1によれば、前輪FWと後輪RWのいずれか一方が制動中である場合に、非制動中である車輪の車輪速度を基準として用いて車体速度VS0を演算している。つまり、前輪FWと後輪RWのいずれか一方が制動中であれば、制動輪と非制動輪を検出し、非制動輪の車輪速度を基準として用いて車体速度VS0を求めている。
したがって、路面状態や車両状態等によって非制動輪の車輪速度よりも制動輪の車輪速度の方が大きくなったとしても、確実に非制動輪の車輪速度を基準として用いて車体速度VS0を求めることができる。このため、制動中であっても必ず前輪FWと後輪RWの車輪速度のうちの高い方を用いて車体速度VS0を求める場合と比較して、正確な車体速度VS0を演算することが可能となる。これにより、正確な車体速度VS0に基づいて正確にABS制御等のブレーキ液圧制御を実行することが可能となる。
(他の実施形態)
上記実施形態では、ストップスイッチ25、26からの検出信号を制動輪と非制動輪の検出用の信号として用いているが、車輪速度センサ23、24の検出信号から求められた前輪FWと後輪RWそれぞれの車輪速度の変化量(時間微分値)から車輪加減速度を求め、減速度が制動中と想定される所定のしきい値を超えるか否かを判定することで、制動輪と非制動輪の検出を行うことも可能である。
また、上記実施形態では、ブレーキ液圧制御装置1として、前輪FWに対する制動力と後輪RWに対する制動力とが全く独立に発生させられる形態のものを例に挙げて説明したが、例えば、後輪RWに対して制動力を発生させる際に、前輪FWに対しても制動力を発生させるようにする連動ブレーキに対しても本発明を適用することが可能である。
このような連動ブレーキの場合、ブレーキペダル12が操作されることで後輪RWが制動中となった場合に、前輪FWに対しても制動力が発生させられることになるため、図2に示すステップ110で肯定判定されたときに、前輪FWの車輪速度を基準として用いて車体速度VS0を求めることが適切でないとも考えられる。
しかしながら、連動ブレーキの場合、通常、後輪RWに対して制動力を発生させる場合、前輪FWに対して発生させる制動力は後輪RWに対して発生させられる制動力よりも小さいものとされていることから、十分に、後輪RWの車輪速度よりも前輪FWの車輪速度の方が車体速度VS0の演算の基準に用いるものとして信頼性が高いと言える。
このため、連動ブレーキに対しても、上記実施形態と同様に、本発明を適用することが可能である。
上記実施形態では、車体速度演算装置がブレーキECU22に備えられる場合について説明したが、他のECUに備えられる場合についても同様に本発明を適用することが可能である。例えば、メータECUのように、車体速度演算装置によって求められた車体速度VS0をそのまま速度メータの表示に用いるような場合に対しても、本発明を適用することが可能である。この場合、メータECUに車輪速度センサ23、24やストップスイッチ25、26の検出信号が入力されるようにし、メータECUにて上記実施形態と同様の手法により車体速度演算を行う。このようにすれば、車体速度演算装置によって正確な車体速度VS0を求めることが可能になるため、速度メータにて正確な速度表示を行うことが可能となる。
また、上記実施形態において、ブレーキECU22で求められた車体速度に関するデータを車内LAN等を通じて他のECUに伝え、それを速度メータで車速表示することも可能である。
本発明の第1実施形態における車体速度演算装置が備えられる自動二輪車両用のブレーキ液圧制御装置1の全体構成を示した図である。 図1に示すブレーキ液圧制御装置1のブレーキECU22で実行される車体速度演算処理のフローチャートである。 非制動輪の車輪速度よりも制動輪の車輪速度の方が大きくなる場合の様子を示したタイミングチャートである。
符号の説明
1…ブレーキ液圧制御装置、11…ブレーキレバー、12…ブレーキペダル、13、18…W/C、14、20…リザーバ、15、19…減圧制御弁、16…モータ、17、21…ポンプ、23…車輪速度センサ(前輪用車輪速度センサ)、24…車輪速度センサ(後輪用車輪速度センサ)、25…ストップスイッチ、26…ストップスイッチ、A〜F…管路、FW…前輪、RW…後輪。

Claims (7)

  1. 従動輪となる前輪(FW)と駆動輪となる後輪(RW)それぞれに対して設けられた前輪用車輪速度センサ(23)および後輪用車輪速度センサ(24)からの検出信号を受け取り、前記前輪(FW)の車輪速度と前記後輪(RW)の車輪速度を求め、これら前記前輪(FW)の車輪速度と前記後輪(RW)の車輪速度とに基づいて車体速度(VS0)の演算を行う自動二輪車両用の車体速度演算装置であって、
    前記前輪(FW)が制動中であるか否か判定する前輪制動判定手段(100)と、
    前記後輪(RW)が制動中であるか否か判定する後輪制動判定手段(110、140)と、
    前記前輪制動判定手段(100)と前記後輪制動判定手段(110、140)によって、前記前輪(FW)と前記後輪(RW)のいずれか一方が制動中であることが判定されると、該前輪制動判定手段(100)と前記後輪制動判定手段(110、140)での判定結果に基づいて非制動輪を検出し、該非制動輪の車輪速度を基準として用いて前記車体速度(VS0)を演算する車体速度演算手段(120、130、150、160)と、を有していることを特徴とする車体速度演算装置。
  2. 前記前輪制動判定手段(100)は、前記前輪(FW)に対して制動力を発生させるための前輪用ブレーキ操作部材(11)が操作されたことを検出する前輪用ストップスイッチ(25)からの検出信号に基づいて、前記前輪(FW)が制動中であるか否かを判定し、
    前記後輪制動力判定手段(110、140)は、前記後輪(RW)に対して制動力を発生させるための後輪用ブレーキ操作部材(12)が操作されたことを検出する後輪用ストップスイッチ(26)からの検出信号に基づいて、前記後輪(RW)が制動中であるか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の車体速度演算装置。
  3. 前記前輪制動判定手段(100)は、前記前輪(FW)の車輪速度の減速度が制動中に想定されるしきい値を超えた場合に、前記前輪(FW)が制動中であると判定し、
    前記後輪制動力判定手段(110、140)は、前記後輪(RW)の車輪速度の減速度が制動中に想定されるしきい値を超えた場合に、前記後輪(RW)が制動中であると判定することを特徴とする請求項1に記載の車体速度演算装置。
  4. 前記車体速度演算手段(120、130、150、160)は、前記前輪制動判定手段(100)によって前記前輪(FW)が制動中でないと判定され、かつ、前記後輪制動判定手段(110、140)によって前記後輪(RW)が制動中であると判定された場合には、前記前輪(FW)の車輪速度を基準として用いて前記車体速度(VS0)を演算することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車体速度演算装置。
  5. 前記車体速度演算手段(120、130、150、160)は、前記前輪制動判定手段(100)によって前記前輪(FW)が制動中でないと判定され、かつ、前記後輪制動判定手段(110、140)によって前記後輪(RW)も制動中でないと判定された場合には、前記前輪(FW)の車輪速度を基準として用いて前記車体速度(VS0)を演算することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の車体速度演算装置。
  6. 前記車体速度演算手段(120、130、150、160)は、前記前輪制動判定手段(100)によって前記前輪(FW)が制動中であると判定され、かつ、前記後輪制動判定手段(110、140)によって前記後輪(RW)も制動中であると判定された場合には、前記前輪(FW)の車輪速度と前記後輪(RW)の車輪速度のうちのいずれか高い方を基準として用いて前記車体速度(VS0)を演算することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の車体速度演算装置。
  7. 前記車体速度演算手段(120、130、150、160)は、前記前輪制動判定手段(100)によって前記前輪(FW)が制動中であると判定され、かつ、前記後輪制動判定手段(110、140)によって前記後輪(RW)が制動中でないと判定された場合には、前記後輪(RW)の車輪速度を基準として用いて前記車体速度(VS0)を演算することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の車体速度演算装置。
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