JP2003132344A - 画像処理方法および画像処理装置、プログラムおよび記録媒体ならびに画像形成装置 - Google Patents
画像処理方法および画像処理装置、プログラムおよび記録媒体ならびに画像形成装置Info
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- JP2003132344A JP2003132344A JP2001329689A JP2001329689A JP2003132344A JP 2003132344 A JP2003132344 A JP 2003132344A JP 2001329689 A JP2001329689 A JP 2001329689A JP 2001329689 A JP2001329689 A JP 2001329689A JP 2003132344 A JP2003132344 A JP 2003132344A
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- JP
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- noise
- image
- input image
- fractal dimension
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- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 入力画像を視覚的に好ましい画像に変換する
ために、入力画像に重畳するノイズの種類およびノイズ
の強さを決定して、入力画像にノイズを重畳する重畳処
理を円滑に行うことができる画像処理方法および画像処
理装置、プログラムおよび記録媒体ならびに画像形成装
置を提供する。 【解決手段】 入力画像のフラクタル次元を求める解析
工程と、求めたフラクタル次元に基づいて、入力画像を
所定の画像に変換するために入力画像に重畳するノイズ
の種類およびノイズの強さを決定するノイズパラメータ
設定工程とを含むことを特徴とする画像処理方法であ
る。これによって入力画像に重畳するノイズの種類およ
び強さを決定するために試行錯誤することなく、入力画
像の複雑さに適応するノイズの種類を円滑に決定するこ
とができる。このように決定された種類および強さのノ
イズを入力画像に重畳することで、入力画像を視覚的に
好ましい画像に変換することができる。
ために、入力画像に重畳するノイズの種類およびノイズ
の強さを決定して、入力画像にノイズを重畳する重畳処
理を円滑に行うことができる画像処理方法および画像処
理装置、プログラムおよび記録媒体ならびに画像形成装
置を提供する。 【解決手段】 入力画像のフラクタル次元を求める解析
工程と、求めたフラクタル次元に基づいて、入力画像を
所定の画像に変換するために入力画像に重畳するノイズ
の種類およびノイズの強さを決定するノイズパラメータ
設定工程とを含むことを特徴とする画像処理方法であ
る。これによって入力画像に重畳するノイズの種類およ
び強さを決定するために試行錯誤することなく、入力画
像の複雑さに適応するノイズの種類を円滑に決定するこ
とができる。このように決定された種類および強さのノ
イズを入力画像に重畳することで、入力画像を視覚的に
好ましい画像に変換することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力画像に質感を
持たせるなどの予め定める視覚効果が得られるようなノ
イズを重畳して、入力画像を視覚的に好ましい画像に変
換する画像処理方法および画像処理装置、プログラムお
よび記録媒体ならびに画像形成装置に関する。
持たせるなどの予め定める視覚効果が得られるようなノ
イズを重畳して、入力画像を視覚的に好ましい画像に変
換する画像処理方法および画像処理装置、プログラムお
よび記録媒体ならびに画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、事務機器のデジタル化が急速に進
展するとともに、コンピュータが個人レベルにまで普及
してきた。このようなコンピュータの普及によって、デ
ジタルカメラで撮影した画像およびスキャナ装置などの
画像入力装置で読取った画像に対して、コンピュータを
用いて画像処理を施し、さまざまな画像を作成すること
が容易になってきた。
展するとともに、コンピュータが個人レベルにまで普及
してきた。このようなコンピュータの普及によって、デ
ジタルカメラで撮影した画像およびスキャナ装置などの
画像入力装置で読取った画像に対して、コンピュータを
用いて画像処理を施し、さまざまな画像を作成すること
が容易になってきた。
【0003】コンピュータを用いて作成した画像に質感
を与え、画像をよりリアルにするための画像処理の1つ
に、ノイズ重畳処理がある。ノイズ重畳処理は、コンピ
ュータの操作者が画像において選択した領域に対して、
予め用意されている複数種類のノイズのサンプルから操
作者の希望に応じたノイズを選択して重畳することによ
って、画像に質感を持たせる処理である。
を与え、画像をよりリアルにするための画像処理の1つ
に、ノイズ重畳処理がある。ノイズ重畳処理は、コンピ
ュータの操作者が画像において選択した領域に対して、
予め用意されている複数種類のノイズのサンプルから操
作者の希望に応じたノイズを選択して重畳することによ
って、画像に質感を持たせる処理である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなノイズ重畳
処理では、操作者はノイズが重畳された画像を見ながら
試行錯誤して、どのようなノイズをどのくらいの強度で
重畳するかを判断しなければならず、操作者は、重畳す
るノイズの種類およびノイズの強度などのノイズの性質
を熟知しておく必要があり、画像処理に不慣れな操作者
にとっては、希望するノイズを画像に重畳することは、
極めて困難である。
処理では、操作者はノイズが重畳された画像を見ながら
試行錯誤して、どのようなノイズをどのくらいの強度で
重畳するかを判断しなければならず、操作者は、重畳す
るノイズの種類およびノイズの強度などのノイズの性質
を熟知しておく必要があり、画像処理に不慣れな操作者
にとっては、希望するノイズを画像に重畳することは、
極めて困難である。
【0005】したがって本発明の目的は、入力画像を視
覚的に好ましい画像に変換するために、入力画像に重畳
するノイズの種類およびノイズの強さを決定して、入力
画像にノイズを重畳する重畳処理を円滑に行うことがで
きる画像処理方法および画像処理装置、プログラムおよ
び記録媒体ならびに画像形成装置を提供することであ
る。
覚的に好ましい画像に変換するために、入力画像に重畳
するノイズの種類およびノイズの強さを決定して、入力
画像にノイズを重畳する重畳処理を円滑に行うことがで
きる画像処理方法および画像処理装置、プログラムおよ
び記録媒体ならびに画像形成装置を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力画像のフ
ラクタル次元を求める解析工程と、求めたフラクタル次
元に基づいて、入力画像に重畳するノイズの種類を決定
する種類決定工程とを含むことを特徴とする画像処理方
法である。
ラクタル次元を求める解析工程と、求めたフラクタル次
元に基づいて、入力画像に重畳するノイズの種類を決定
する種類決定工程とを含むことを特徴とする画像処理方
法である。
【0007】本発明に従えば、解析工程では、入力画像
のフラクタル次元を求め、種類決定工程では、フラクタ
ル次元に基づいて、入力画像に重畳するノイズの種類を
決定する。フラクタル次元は、入力画像の複雑さを定量
的に表すので、入力画像に重畳するノイズの種類を決定
するために試行錯誤することなく、入力画像の複雑さに
適応するノイズの種類を円滑に決定することができる。
このように決定された種類のノイズを入力画像に重畳す
ることで、入力画像を視覚的に好ましい画像に変換する
ことができる。
のフラクタル次元を求め、種類決定工程では、フラクタ
ル次元に基づいて、入力画像に重畳するノイズの種類を
決定する。フラクタル次元は、入力画像の複雑さを定量
的に表すので、入力画像に重畳するノイズの種類を決定
するために試行錯誤することなく、入力画像の複雑さに
適応するノイズの種類を円滑に決定することができる。
このように決定された種類のノイズを入力画像に重畳す
ることで、入力画像を視覚的に好ましい画像に変換する
ことができる。
【0008】また本発明は、種類決定工程の後に、フラ
クタル次元に基づいて、入力画像に対するノイズによる
変換の度合いを示すノイズの強さを決定する強度決定工
程を含むことを特徴とする。
クタル次元に基づいて、入力画像に対するノイズによる
変換の度合いを示すノイズの強さを決定する強度決定工
程を含むことを特徴とする。
【0009】本発明に従えば、種類決定工程の後に行う
強度決定工程では、フラクタル次元に基づいて、入力画
像に対するノイズによる変換の度合いを示すノイズの強
さを決定する。これによって、入力画像に重畳するノイ
ズの強さを決定するために試行錯誤することなく、入力
画像の複雑さに適応するノイズの強さを円滑に決定する
ことができる。このように決定された強さでノイズを入
力画像に重畳することで、入力画像を視覚的に好ましい
画像に変換することができる。
強度決定工程では、フラクタル次元に基づいて、入力画
像に対するノイズによる変換の度合いを示すノイズの強
さを決定する。これによって、入力画像に重畳するノイ
ズの強さを決定するために試行錯誤することなく、入力
画像の複雑さに適応するノイズの強さを円滑に決定する
ことができる。このように決定された強さでノイズを入
力画像に重畳することで、入力画像を視覚的に好ましい
画像に変換することができる。
【0010】また本発明は、解析工程の後に、フラクタ
ル次元に基づいて、入力画像にノイズを重畳する重畳処
理の必要度を決定し、この必要度に基づいて、重畳処理
をするか否かを決定する処理決定工程を含むことを特徴
とする。
ル次元に基づいて、入力画像にノイズを重畳する重畳処
理の必要度を決定し、この必要度に基づいて、重畳処理
をするか否かを決定する処理決定工程を含むことを特徴
とする。
【0011】本発明に従えば、解析工程の後に行う処理
決定工程では、フラクタル次元に基づいて、入力画像に
ノイズを重畳する重畳処理の必要度を決定し、この必要
度に基づいて、重畳処理をするか否かを決定する。これ
によって重畳処理の必要度が高い場合、換言すれば、入
力画像にノイズを重畳することが好ましい場合には重畳
処理を行い、重畳処理の必要度が低い場合、換言すれ
ば、入力画像にノイズを重畳しないほうが好ましい場合
には重畳処理を行わないので、入力画像を視覚的に好ま
しい画像に確実に変換することができる。
決定工程では、フラクタル次元に基づいて、入力画像に
ノイズを重畳する重畳処理の必要度を決定し、この必要
度に基づいて、重畳処理をするか否かを決定する。これ
によって重畳処理の必要度が高い場合、換言すれば、入
力画像にノイズを重畳することが好ましい場合には重畳
処理を行い、重畳処理の必要度が低い場合、換言すれ
ば、入力画像にノイズを重畳しないほうが好ましい場合
には重畳処理を行わないので、入力画像を視覚的に好ま
しい画像に確実に変換することができる。
【0012】処理決定工程は、解析工程の後であれば、
種類決定工程および強度決定工程に対する順序は限定さ
れることはないが、重畳処理を行うまでの工程数を少な
くするために、種類決定工程の前に処理決定工程を行う
ようにしてもよい。またこのような処理決定工程は、重
畳処理の必要度をユーザに報知し、ユーザに重畳処理を
するか否かを入力させるようにしてもよいし、必要度に
対してしきい値を設定して、必要度がしきい値を越える
か否かによって、重畳処理をするか否かを決定するよう
にしてもよい。
種類決定工程および強度決定工程に対する順序は限定さ
れることはないが、重畳処理を行うまでの工程数を少な
くするために、種類決定工程の前に処理決定工程を行う
ようにしてもよい。またこのような処理決定工程は、重
畳処理の必要度をユーザに報知し、ユーザに重畳処理を
するか否かを入力させるようにしてもよいし、必要度に
対してしきい値を設定して、必要度がしきい値を越える
か否かによって、重畳処理をするか否かを決定するよう
にしてもよい。
【0013】また本発明は、上述の画像処理方法をコン
ピュータに実行させるためのプログラムである。
ピュータに実行させるためのプログラムである。
【0014】本発明に従えば、コンピュータに上述のよ
うな画像処理を実行させることができる。コンピュータ
は、解析工程において、入力画像のフラクタル次元を求
め、種類決定工程において、フラクタル次元に基づい
て、入力画像を所定の画像に変換するために入力画像に
重畳するノイズの種類を自動的に決定する。またコンピ
ュータは、種類決定工程の後に行う強度決定工程では、
フラクタル次元に基づいて、入力画像に対するノイズに
よる変換の度合いを示すノイズの強さを自動的に決定す
る。フラクタル次元は、入力画像の複雑さを定量的に表
すので、入力画像に重畳するノイズの種類およびノイズ
の強さを決定するために試行錯誤することなく、入力画
像の複雑さに適応するノイズの種類およびノイズの強さ
を自動的かつ円滑に決定することができる。このように
決定された種類および強さのノイズを入力画像に重畳す
ることで、入力画像を視覚的に好ましい画像に変換する
ことができる。
うな画像処理を実行させることができる。コンピュータ
は、解析工程において、入力画像のフラクタル次元を求
め、種類決定工程において、フラクタル次元に基づい
て、入力画像を所定の画像に変換するために入力画像に
重畳するノイズの種類を自動的に決定する。またコンピ
ュータは、種類決定工程の後に行う強度決定工程では、
フラクタル次元に基づいて、入力画像に対するノイズに
よる変換の度合いを示すノイズの強さを自動的に決定す
る。フラクタル次元は、入力画像の複雑さを定量的に表
すので、入力画像に重畳するノイズの種類およびノイズ
の強さを決定するために試行錯誤することなく、入力画
像の複雑さに適応するノイズの種類およびノイズの強さ
を自動的かつ円滑に決定することができる。このように
決定された種類および強さのノイズを入力画像に重畳す
ることで、入力画像を視覚的に好ましい画像に変換する
ことができる。
【0015】さらにコンピュータは、解析工程の後に行
う処理決定工程において、フラクタル次元に基づいて、
入力画像にノイズを重畳する重畳処理の必要度を決定
し、この必要度に基づいて、重畳処理をするか否かを決
定する。これによって重畳処理の必要度が高い場合、換
言すれば、入力画像にノイズを重畳することが好ましい
場合には重畳処理を行い、重畳処理の必要度が低い場
合、換言すれば、入力画像にノイズを重畳しないほうが
好ましい場合には重畳処理を行わないので、入力画像を
視覚的に好ましい画像に確実に変換することができる。
う処理決定工程において、フラクタル次元に基づいて、
入力画像にノイズを重畳する重畳処理の必要度を決定
し、この必要度に基づいて、重畳処理をするか否かを決
定する。これによって重畳処理の必要度が高い場合、換
言すれば、入力画像にノイズを重畳することが好ましい
場合には重畳処理を行い、重畳処理の必要度が低い場
合、換言すれば、入力画像にノイズを重畳しないほうが
好ましい場合には重畳処理を行わないので、入力画像を
視覚的に好ましい画像に確実に変換することができる。
【0016】また本発明は、上述のプログラムが記録さ
れるコンピュータ読取り可能な記録媒体である。
れるコンピュータ読取り可能な記録媒体である。
【0017】本発明に従えば、コンピュータに読取らせ
て、記録されるプログラムを実行させて、上述の画像処
理方法を実行させることができる。また記録媒体を介し
て、複数のコンピュータにプログラムを容易に供給する
ことができる。
て、記録されるプログラムを実行させて、上述の画像処
理方法を実行させることができる。また記録媒体を介し
て、複数のコンピュータにプログラムを容易に供給する
ことができる。
【0018】また本発明は、入力画像のフラクタル次元
を求める解析手段と、解析手段によって求められたフラ
クタル次元に基づいて、入力画像に重畳するノイズの種
類を決定する種類決定手段と、種類決定手段によって決
定された種類のノイズを入力画像に重畳する重畳処理手
段とを含むことを特徴とする画像処理装置である。
を求める解析手段と、解析手段によって求められたフラ
クタル次元に基づいて、入力画像に重畳するノイズの種
類を決定する種類決定手段と、種類決定手段によって決
定された種類のノイズを入力画像に重畳する重畳処理手
段とを含むことを特徴とする画像処理装置である。
【0019】本発明に従えば、解析手段は、入力画像の
フラクタル次元を求め、種類決定手段は、解析手段によ
って求められたフラクタル次元に基づいて、入力画像に
重畳するノイズの種類を決定し、重畳処理手段は、種類
決定手段によって決定された種類のノイズを入力画像に
重畳する。フラクタル次元は、入力画像の複雑さを定量
的に表すので、入力画像に重畳するノイズの種類を決定
するために試行錯誤することなく、入力画像の複雑さに
適応するノイズの種類を自動的かつ円滑に決定すること
ができる。このように決定された種類のノイズを入力画
像に重畳することで、入力画像を視覚的に好ましい画像
に変換することができる。
フラクタル次元を求め、種類決定手段は、解析手段によ
って求められたフラクタル次元に基づいて、入力画像に
重畳するノイズの種類を決定し、重畳処理手段は、種類
決定手段によって決定された種類のノイズを入力画像に
重畳する。フラクタル次元は、入力画像の複雑さを定量
的に表すので、入力画像に重畳するノイズの種類を決定
するために試行錯誤することなく、入力画像の複雑さに
適応するノイズの種類を自動的かつ円滑に決定すること
ができる。このように決定された種類のノイズを入力画
像に重畳することで、入力画像を視覚的に好ましい画像
に変換することができる。
【0020】また本発明は、フラクタル次元に基づい
て、入力画像に対するノイズによる変換の度合いを示す
ノイズの強さを決定する強度決定手段を含み、重畳処理
手段は、強度決定手段によって決定されたノイズの強さ
で入力画像にノイズを重畳することを特徴とする。
て、入力画像に対するノイズによる変換の度合いを示す
ノイズの強さを決定する強度決定手段を含み、重畳処理
手段は、強度決定手段によって決定されたノイズの強さ
で入力画像にノイズを重畳することを特徴とする。
【0021】本発明に従えば、強度決定手段は、フラク
タル次元に基づいて、入力画像に対するノイズによる変
換の度合いを示すノイズの強さを決定し、重畳処理手段
は、強度決定手段によって決定されたノイズの強さで入
力画像にノイズを重畳する。これによって、入力画像に
重畳するノイズの強さを決定するために試行錯誤するこ
となく、入力画像の複雑さに適応するノイズの強さを自
動的かつ円滑に決定することができる。このように決定
された強さでノイズを入力画像に重畳することで、入力
画像を視覚的に好ましい画像に変換することができる。
タル次元に基づいて、入力画像に対するノイズによる変
換の度合いを示すノイズの強さを決定し、重畳処理手段
は、強度決定手段によって決定されたノイズの強さで入
力画像にノイズを重畳する。これによって、入力画像に
重畳するノイズの強さを決定するために試行錯誤するこ
となく、入力画像の複雑さに適応するノイズの強さを自
動的かつ円滑に決定することができる。このように決定
された強さでノイズを入力画像に重畳することで、入力
画像を視覚的に好ましい画像に変換することができる。
【0022】また本発明は、フラクタル次元に基づい
て、入力画像にノイズを重畳する重畳処理の必要度を決
定する判定手段を含み、判定手段によって決定された重
畳処理の必要度を表示手段に表示し、重畳処理を実行す
るか否かの処理情報を入力する入力手段によって重畳処
理を実行する処理情報が入力されたとき、重畳処理手段
は、重畳処理をすることを特徴とする。
て、入力画像にノイズを重畳する重畳処理の必要度を決
定する判定手段を含み、判定手段によって決定された重
畳処理の必要度を表示手段に表示し、重畳処理を実行す
るか否かの処理情報を入力する入力手段によって重畳処
理を実行する処理情報が入力されたとき、重畳処理手段
は、重畳処理をすることを特徴とする。
【0023】本発明に従えば、判定手段は、フラクタル
次元に基づいて、入力画像にノイズを重畳する重畳処理
の必要度を決定し、判定手段によって決定された重畳処
理の必要度は表示手段に表示される。重畳処理を実行す
るか否かの処理情報は入力手段から入力され、重畳処理
手段は、入力手段によって重畳処理を実行する処理情報
が入力されたとき、重畳処理をする。これによってユー
ザは、表示手段に表示される重畳処理の必要度に応じ
て、重畳処理を行うか否かを選択して、入力手段に処理
情報を入力することができる。
次元に基づいて、入力画像にノイズを重畳する重畳処理
の必要度を決定し、判定手段によって決定された重畳処
理の必要度は表示手段に表示される。重畳処理を実行す
るか否かの処理情報は入力手段から入力され、重畳処理
手段は、入力手段によって重畳処理を実行する処理情報
が入力されたとき、重畳処理をする。これによってユー
ザは、表示手段に表示される重畳処理の必要度に応じ
て、重畳処理を行うか否かを選択して、入力手段に処理
情報を入力することができる。
【0024】また本発明は、上述の画像処理装置を備え
ることを特徴とする画像形成装置である。
ることを特徴とする画像形成装置である。
【0025】本発明に従えば、上述のような作用を達成
できる画像形成装置を実現することができる。これによ
って入力画像を視覚的に好ましい画像に変換して、記録
紙にその画像を形成することができる。
できる画像形成装置を実現することができる。これによ
って入力画像を視覚的に好ましい画像に変換して、記録
紙にその画像を形成することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態の
画像処理方法の手順のメインルーチンを示すフローチャ
ートである。画像処理方法は、入力画像に質感を持たせ
るなどの予め定める視覚効果が得られるようなノイズを
重畳して、入力画像を視覚的に好ましい画像に変換する
方法である。ステップs0で画像処理方法の手順が開始
されてステップs1の白黒濃淡画像変換工程、ステップ
s2の解析工程、ステップs3のノイズパラメータ設定
工程、ステップs4のノイズ生成工程、ステップs5の
ノイズ重畳工程の順序で処理が進み、ステップs6で全
ての手順を終了する。
画像処理方法の手順のメインルーチンを示すフローチャ
ートである。画像処理方法は、入力画像に質感を持たせ
るなどの予め定める視覚効果が得られるようなノイズを
重畳して、入力画像を視覚的に好ましい画像に変換する
方法である。ステップs0で画像処理方法の手順が開始
されてステップs1の白黒濃淡画像変換工程、ステップ
s2の解析工程、ステップs3のノイズパラメータ設定
工程、ステップs4のノイズ生成工程、ステップs5の
ノイズ重畳工程の順序で処理が進み、ステップs6で全
ての手順を終了する。
【0027】ステップs1の白黒濃淡画像変換工程で
は、入力画像がカラー画像である場合には、入力画像の
各画素の濃度のRGB(赤色、緑色、青色)成分を次式
(1)を用いて1つの輝度に変換して、入力画像を白黒
濃淡画像に変換して、後述の解析工程においてフラクタ
ル次元を求めるための解析用画像にする。 Yi=0.30Ri+0.59Gi+0.11Bi …(1)
は、入力画像がカラー画像である場合には、入力画像の
各画素の濃度のRGB(赤色、緑色、青色)成分を次式
(1)を用いて1つの輝度に変換して、入力画像を白黒
濃淡画像に変換して、後述の解析工程においてフラクタ
ル次元を求めるための解析用画像にする。 Yi=0.30Ri+0.59Gi+0.11Bi …(1)
【0028】上式(1)において、Yiは、白黒濃淡画
像に変換された入力画像のi番目の画素の輝度を表し、
Riは、入力画像のi番目の画素の赤色の濃度を表し、
Giは、入力画像のi番目の画素の緑色の濃度を表し、
Biは、入力画像のi番目の画素の青色の濃度を表す。
たとえば24ビットカラーの画像では、Ri,Gi,Bi
はそれぞれ0以上255以下の値をとり、このときYi
は0以上255以下の値をとる。入力画像が2値画像お
よび白黒濃淡画像である場合には、変換は行わないで、
入力画像をそのまま解析用画像とする。
像に変換された入力画像のi番目の画素の輝度を表し、
Riは、入力画像のi番目の画素の赤色の濃度を表し、
Giは、入力画像のi番目の画素の緑色の濃度を表し、
Biは、入力画像のi番目の画素の青色の濃度を表す。
たとえば24ビットカラーの画像では、Ri,Gi,Bi
はそれぞれ0以上255以下の値をとり、このときYi
は0以上255以下の値をとる。入力画像が2値画像お
よび白黒濃淡画像である場合には、変換は行わないで、
入力画像をそのまま解析用画像とする。
【0029】図2は、図1の画像処理方法の手順のメイ
ンルーチンにおけるステップs2の解析工程のサブルー
チンを示すフローチャートである。画像処理方法の手順
のメインルーチンにおけるステップs2の解析工程で
は、入力画像のフラクタル次元を求める。フラクタル次
元は、図形の自己相似性および複雑さを定量的に表す数
値であり、その数値が大きくなるほど図形は複雑であ
る。たとえば線図形のフラクタル次元は、1.0以上
2.0未満の実数の値をとり、白黒濃淡画像のフラクタ
ル次元は、2.0以上3.0未満の実数の値をとる。本
実施の形態において、入力画像のフラクタル次元は、ボ
ックスカウント法によって求める。また本実施の形態に
おいて、入力画像は、横方向にP個の画素が並び、縦方
向にQ個の画素が並ぶ、画素数P×Qの画像である。
ンルーチンにおけるステップs2の解析工程のサブルー
チンを示すフローチャートである。画像処理方法の手順
のメインルーチンにおけるステップs2の解析工程で
は、入力画像のフラクタル次元を求める。フラクタル次
元は、図形の自己相似性および複雑さを定量的に表す数
値であり、その数値が大きくなるほど図形は複雑であ
る。たとえば線図形のフラクタル次元は、1.0以上
2.0未満の実数の値をとり、白黒濃淡画像のフラクタ
ル次元は、2.0以上3.0未満の実数の値をとる。本
実施の形態において、入力画像のフラクタル次元は、ボ
ックスカウント法によって求める。また本実施の形態に
おいて、入力画像は、横方向にP個の画素が並び、縦方
向にQ個の画素が並ぶ、画素数P×Qの画像である。
【0030】図3は、2値画像である解析用画像G1の
一例を示す図である。まず解析用画像G1が図3に示さ
れるような黒色の曲線Lが描かれる2値画像である場合
の解析工程について述べる。図2に示す解析工程の手順
は、ステップa0で開始されてステップa1に進む。
一例を示す図である。まず解析用画像G1が図3に示さ
れるような黒色の曲線Lが描かれる2値画像である場合
の解析工程について述べる。図2に示す解析工程の手順
は、ステップa0で開始されてステップa1に進む。
【0031】図4は、格子分割した解析用画像G1を示
す図である。ステップa1では、解析用画像G1を格子
分割する格子間隔rの初期値を設定し、ステップa2に
進む。本実施の形態において、解析用画像G1は、縦方
向および横方向ともに格子間隔rで分割され、格子間隔
rの初期値は、たとえば解析用画像G1の画素間隔Δで
あるとする。
す図である。ステップa1では、解析用画像G1を格子
分割する格子間隔rの初期値を設定し、ステップa2に
進む。本実施の形態において、解析用画像G1は、縦方
向および横方向ともに格子間隔rで分割され、格子間隔
rの初期値は、たとえば解析用画像G1の画素間隔Δで
あるとする。
【0032】ステップa2では、解析用画像G1におい
て格子分割された1辺の長さがrの正方形の領域(ボッ
クス)のうち、黒色の曲線Lを含むボックスB1の数N
(r)をカウントして、ステップa3に進む。図4に示
される格子間隔rで格子分割される解析用画像G1にお
いては、N(r)は13である。
て格子分割された1辺の長さがrの正方形の領域(ボッ
クス)のうち、黒色の曲線Lを含むボックスB1の数N
(r)をカウントして、ステップa3に進む。図4に示
される格子間隔rで格子分割される解析用画像G1にお
いては、N(r)は13である。
【0033】ステップa3では、格子間隔rに2を乗じ
た値2rが、解析用画像G1の横方向の画素数Pおよび
縦方向の画素数Qのいずれか小さい方の値min(P,
Q)未満であるか否かを判断し、2rがmin(P,
Q)未満である場合にはステップa4に進み、2rがm
in(P,Q)以上である場合にはステップa5に進
む。
た値2rが、解析用画像G1の横方向の画素数Pおよび
縦方向の画素数Qのいずれか小さい方の値min(P,
Q)未満であるか否かを判断し、2rがmin(P,
Q)未満である場合にはステップa4に進み、2rがm
in(P,Q)以上である場合にはステップa5に進
む。
【0034】ステップa3において、2rがmin
(P,Q)未満であると判断されてステップa4に進む
と、ステップa4では、格子間隔rに2を乗じた値2r
を、新たな格子間隔rと設定して、ステップa2に戻
る。このように格子間隔rを、Δ,2Δ,4Δ,8Δ,
16Δ,…,EΔと大きくしながら、2rがmin
(P,Q)以上であると判断されるまで、ステップa2
〜ステップa4を繰り返す。格子間隔rは次式(2)で
表される。
(P,Q)未満であると判断されてステップa4に進む
と、ステップa4では、格子間隔rに2を乗じた値2r
を、新たな格子間隔rと設定して、ステップa2に戻
る。このように格子間隔rを、Δ,2Δ,4Δ,8Δ,
16Δ,…,EΔと大きくしながら、2rがmin
(P,Q)以上であると判断されるまで、ステップa2
〜ステップa4を繰り返す。格子間隔rは次式(2)で
表される。
【0035】
【数1】
【0036】上式(2)において、[ ]は、ガウス記
号を表す。ガウス記号は、ある実数eに対して、[e]
はeを越えない最大の整数を示す。
号を表す。ガウス記号は、ある実数eに対して、[e]
はeを越えない最大の整数を示す。
【0037】図5は、log rとlog N(r)との
関係および回帰直線を示すグラフである。ステップa3
において、2rがmin(P,Q)以上であると判断さ
れてステップa5に進むと、ステップa5では、各格子
間隔rについて横軸にlogrを、縦軸にlog N
(r)をとり、座標(log r,log N(r))
を、図5に示すようにプロットして、ステップa6に進
む。
関係および回帰直線を示すグラフである。ステップa3
において、2rがmin(P,Q)以上であると判断さ
れてステップa5に進むと、ステップa5では、各格子
間隔rについて横軸にlogrを、縦軸にlog N
(r)をとり、座標(log r,log N(r))
を、図5に示すようにプロットして、ステップa6に進
む。
【0038】ステップa6では、ステップa5において
プロットされた座標(log r,log N(r))に
関して最小2乗法によって回帰直線を求め、回帰直線の
傾きを導出する。ボックスカウント法では、ボックス次
元と呼ばれるフラクタル次元Dimは次式(3)に示す
ように定義されている。
プロットされた座標(log r,log N(r))に
関して最小2乗法によって回帰直線を求め、回帰直線の
傾きを導出する。ボックスカウント法では、ボックス次
元と呼ばれるフラクタル次元Dimは次式(3)に示す
ように定義されている。
【0039】
【数2】
【0040】すなわち回帰直線の傾きを求めることは、
フラクタル次元Dimを求めることと同じである。この
ようにしてステップa6でフラクタル次元Dimが求め
られると、ステップa7に進み、解析工程の手順を終了
して、図1に示す画像処理方法のメインルーチンに復帰
する。
フラクタル次元Dimを求めることと同じである。この
ようにしてステップa6でフラクタル次元Dimが求め
られると、ステップa7に進み、解析工程の手順を終了
して、図1に示す画像処理方法のメインルーチンに復帰
する。
【0041】図6は、解析用画像G2を含む画像空間S
を示す図である。次に入力画像が白黒濃淡画像であっ
て、この入力画像が解析用画像G2となる場合、および
メインルーチンのステップs1において入力画像が白黒
濃淡画像である解析用画像G2に変換された場合の解析
工程について述べる。図2に示す解析工程の手順は、ス
テップa0で開始されてステップa1に進む。
を示す図である。次に入力画像が白黒濃淡画像であっ
て、この入力画像が解析用画像G2となる場合、および
メインルーチンのステップs1において入力画像が白黒
濃淡画像である解析用画像G2に変換された場合の解析
工程について述べる。図2に示す解析工程の手順は、ス
テップa0で開始されてステップa1に進む。
【0042】ステップa1では、解析用画像G2を含む
画像空間Sを格子分割する格子間隔rの初期値を設定
し、ステップa2に進む。画像空間Sは、解析用画像G
2を含み、解析用画像G2の横方向を示すx軸および縦
方向を示すy軸、ならびに解析用画像G2に垂直な一方
向に、解析用画像G2の各画素の輝度を示す輝度軸Yを
3軸として形成される空間である。前記画像空間Sに
は、解析用画像G2の各画素の輝度が連なって形成され
る画像輝度面Dが存在する。本実施の形態において、前
記画像空間は、x軸方向、y軸方向および輝度軸Y方向
に格子間隔rで分割され、格子間隔rの初期値は、たと
えば解析用画像G2の画素間隔Δとする。
画像空間Sを格子分割する格子間隔rの初期値を設定
し、ステップa2に進む。画像空間Sは、解析用画像G
2を含み、解析用画像G2の横方向を示すx軸および縦
方向を示すy軸、ならびに解析用画像G2に垂直な一方
向に、解析用画像G2の各画素の輝度を示す輝度軸Yを
3軸として形成される空間である。前記画像空間Sに
は、解析用画像G2の各画素の輝度が連なって形成され
る画像輝度面Dが存在する。本実施の形態において、前
記画像空間は、x軸方向、y軸方向および輝度軸Y方向
に格子間隔rで分割され、格子間隔rの初期値は、たと
えば解析用画像G2の画素間隔Δとする。
【0043】ステップa2では、画像空間Sにおいて格
子分割された1辺の長さがrの立方体の領域(ボック
ス)のうち、画像輝度面Dを含むボックスB2の数N
(r)をカウントして、ステップa3に進む。画像輝度
面Dを含むボックスB2の数N(r)をカウントするた
めには、画像輝度面DとボックスB2との交差状況を調
べる必要があるが、このような3次元探索は計算時間が
長くなるので、「電子情報通信学会論文誌Vol.J83-D-II
No.4 pp.1082-1089(2000年4月)」に掲載されて
いる方法を用いてN(r)を推測する。これによって3
次元探索を2次元的な処理として行うことができ、計算
時間を短縮することができる。以下にその詳細を述べ
る。
子分割された1辺の長さがrの立方体の領域(ボック
ス)のうち、画像輝度面Dを含むボックスB2の数N
(r)をカウントして、ステップa3に進む。画像輝度
面Dを含むボックスB2の数N(r)をカウントするた
めには、画像輝度面DとボックスB2との交差状況を調
べる必要があるが、このような3次元探索は計算時間が
長くなるので、「電子情報通信学会論文誌Vol.J83-D-II
No.4 pp.1082-1089(2000年4月)」に掲載されて
いる方法を用いてN(r)を推測する。これによって3
次元探索を2次元的な処理として行うことができ、計算
時間を短縮することができる。以下にその詳細を述べ
る。
【0044】まず図6に示すような、画像空間Sが格子
分割されたときの解析用画像G2における1辺の長さが
rの正方形の領域を、単位領域Aとする。ある単位領域
Aの輝度軸Y方向に存在し、画像輝度面Dを含むボック
スB2の数の推定値n(r)は、次式(4)で求められ
る。
分割されたときの解析用画像G2における1辺の長さが
rの正方形の領域を、単位領域Aとする。ある単位領域
Aの輝度軸Y方向に存在し、画像輝度面Dを含むボック
スB2の数の推定値n(r)は、次式(4)で求められ
る。
【0045】
【数3】
【0046】上式(4)において、Y1,Y2,Y3,Y4
は、単位領域A内に存在する単位領域Aの4個の角C
1,C2,C3,C4を含む各画素の輝度を表し、ma
xYjは、輝度Y1〜Y4のうちの最大の値を示し、mi
nYjは、輝度Y1〜Y4のうちの最小の値を示し、
[ ]は、ガウス記号を表す。
は、単位領域A内に存在する単位領域Aの4個の角C
1,C2,C3,C4を含む各画素の輝度を表し、ma
xYjは、輝度Y1〜Y4のうちの最大の値を示し、mi
nYjは、輝度Y1〜Y4のうちの最小の値を示し、
[ ]は、ガウス記号を表す。
【0047】解析用画像G2における全ての単位領域に
おいて、上述のようにしてn(r)を求め、その平均値
nave(r)を求める。このとき画像輝度面Dを含むボ
ックスB2の数N(r)は、次式(5)で求められる。
おいて、上述のようにしてn(r)を求め、その平均値
nave(r)を求める。このとき画像輝度面Dを含むボ
ックスB2の数N(r)は、次式(5)で求められる。
【0048】
【数4】
【0049】上式(5)において、SDは、画像輝度面
Dの面積である。このようにしてN(r)を求めること
によって、N(r)を求めるときの計算時間を短縮する
ことができる。
Dの面積である。このようにしてN(r)を求めること
によって、N(r)を求めるときの計算時間を短縮する
ことができる。
【0050】続いてステップa3では、格子間隔rに2
を乗じた値2rが、解析用画像G2の横方向の画素数P
および縦方向の画素数Qのいずれか小さい方の値min
(P,Q)未満であるか否かを判断し、2rがmin
(P,Q)未満である場合にはステップa4に進み、2
rがmin(P,Q)以上である場合にはステップa5
に進む。
を乗じた値2rが、解析用画像G2の横方向の画素数P
および縦方向の画素数Qのいずれか小さい方の値min
(P,Q)未満であるか否かを判断し、2rがmin
(P,Q)未満である場合にはステップa4に進み、2
rがmin(P,Q)以上である場合にはステップa5
に進む。
【0051】ステップa3において、2rがmin
(P,Q)未満であると判断されてステップa4に進む
と、ステップa4では、格子間隔rに2を乗じた値2r
を、新たな格子間隔rと設定して、ステップa2に戻
る。このように格子間隔rを、式(2)に示すように、
Δ,2Δ,4Δ,8Δ,16Δ,…,EΔと大きくしな
がら、2rがmin(P,Q)以上であると判断される
まで、ステップa2〜ステップa4を繰り返す。
(P,Q)未満であると判断されてステップa4に進む
と、ステップa4では、格子間隔rに2を乗じた値2r
を、新たな格子間隔rと設定して、ステップa2に戻
る。このように格子間隔rを、式(2)に示すように、
Δ,2Δ,4Δ,8Δ,16Δ,…,EΔと大きくしな
がら、2rがmin(P,Q)以上であると判断される
まで、ステップa2〜ステップa4を繰り返す。
【0052】ステップa3において、2rがmin
(P,Q)以上であると判断されてステップa5に進む
と、ステップa5では、各格子間隔rについて横軸にl
og rを、縦軸にlog N(r)とり、座標(log
r,log N(r))を、図5に示すようにプロット
して、ステップa6に進む。
(P,Q)以上であると判断されてステップa5に進む
と、ステップa5では、各格子間隔rについて横軸にl
og rを、縦軸にlog N(r)とり、座標(log
r,log N(r))を、図5に示すようにプロット
して、ステップa6に進む。
【0053】ステップa6では、ステップa5において
プロットされた座標(log r,log N(r))に
関して最小2乗法によって回帰直線を求め、回帰直線の
傾きからフラクタル次元Dimを求められると、ステッ
プa7に進み、解析工程の手順を終了して、図1に示す
画像処理方法のメインルーチンに復帰する。
プロットされた座標(log r,log N(r))に
関して最小2乗法によって回帰直線を求め、回帰直線の
傾きからフラクタル次元Dimを求められると、ステッ
プa7に進み、解析工程の手順を終了して、図1に示す
画像処理方法のメインルーチンに復帰する。
【0054】図7は、図1の画像処理方法の手順のメイ
ンルーチンにおけるステップs3のノイズパラメータ設
定工程のサブルーチンを示すフローチャートである。画
像処理方法の手順のメインルーチンにおけるステップs
3のノイズパラメータ設定工程は、種類決定工程、強度
決定工程および処理決定工程である。このノイズパラメ
ータ設定工程では、ステップs2の解析工程で求めたフ
ラクタル次元Dimに基づいて、入力画像を所定の画像
に変換するために入力画像に重畳するノイズの種類およ
びノイズの強さの最大値、ならびに重畳処理の必要度を
決定する。
ンルーチンにおけるステップs3のノイズパラメータ設
定工程のサブルーチンを示すフローチャートである。画
像処理方法の手順のメインルーチンにおけるステップs
3のノイズパラメータ設定工程は、種類決定工程、強度
決定工程および処理決定工程である。このノイズパラメ
ータ設定工程では、ステップs2の解析工程で求めたフ
ラクタル次元Dimに基づいて、入力画像を所定の画像
に変換するために入力画像に重畳するノイズの種類およ
びノイズの強さの最大値、ならびに重畳処理の必要度を
決定する。
【0055】入力画像が白黒の2値画像である場合に
は、ノイズを重畳しても視覚的にほとんど変化しなかっ
たり、劣化したりする恐れがあるため、以後、画像処理
方法の説明において、白黒濃淡画像である解析用画像を
扱うものとする。
は、ノイズを重畳しても視覚的にほとんど変化しなかっ
たり、劣化したりする恐れがあるため、以後、画像処理
方法の説明において、白黒濃淡画像である解析用画像を
扱うものとする。
【0056】図7に示すノイズパラメータ設定工程の手
順は、ステップb0で開始されてステップb1に進む。
ステップb0において、予め第1しきい値aおよび第2
しきい値bを設定する。第1しきい値aは、2.0以上
かつ第2しきい値b未満である。第2しきい値bは、第
1しきい値aより大きく、かつ3.0未満である。この
ように第1しきい値aおよび第2しきい値bには、次式
(6)の関係がある。 2.0≦a<b<3.0 …(6)
順は、ステップb0で開始されてステップb1に進む。
ステップb0において、予め第1しきい値aおよび第2
しきい値bを設定する。第1しきい値aは、2.0以上
かつ第2しきい値b未満である。第2しきい値bは、第
1しきい値aより大きく、かつ3.0未満である。この
ように第1しきい値aおよび第2しきい値bには、次式
(6)の関係がある。 2.0≦a<b<3.0 …(6)
【0057】ステップb1では、解析工程において求め
たフラクタル次元Dimが、2.0以上第1しきい値a
未満であるか否かを判断し、フラクタル次元Dimが
2.0以上第1しきい値a未満であると判断されると、
ステップb2に進み、フラクタル次元Dimが2.0以
上第1しきい値a未満でないと判断されると、ステップ
b4に進む。
たフラクタル次元Dimが、2.0以上第1しきい値a
未満であるか否かを判断し、フラクタル次元Dimが
2.0以上第1しきい値a未満であると判断されると、
ステップb2に進み、フラクタル次元Dimが2.0以
上第1しきい値a未満でないと判断されると、ステップ
b4に進む。
【0058】ステップb1においてフラクタル次元Di
mが2.0以上第1しきい値a未満であると判断されて
ステップb2に進むと、ステップb2では、フラクタル
次元Dimに基く入力画像に重畳するノイズの種類およ
びノイズの強さの最大値を含む第1ノイズパラメータが
設定されて、ステップb3に進み、ノイズパラメータ設
定工程の手順を終了し、図1に示す画像処理方法のメイ
ンルーチンに復帰する。
mが2.0以上第1しきい値a未満であると判断されて
ステップb2に進むと、ステップb2では、フラクタル
次元Dimに基く入力画像に重畳するノイズの種類およ
びノイズの強さの最大値を含む第1ノイズパラメータが
設定されて、ステップb3に進み、ノイズパラメータ設
定工程の手順を終了し、図1に示す画像処理方法のメイ
ンルーチンに復帰する。
【0059】ステップb1においてフラクタル次元Di
mが2.0以上第1しきい値a未満でないと判断されて
ステップb4に進むと、ステップb4では、求めたフラ
クタル次元Dimが、第1しきい値a以上第2しきい値
b未満であるか否かを判断し、フラクタル次元Dimが
第1しきい値a以上第2しきい値b未満であると判断さ
れると、ステップb5に進み、フラクタル次元Dimが
第1しきい値a以上第2しきい値b未満でないと判断さ
れると、ステップb6に進む。
mが2.0以上第1しきい値a未満でないと判断されて
ステップb4に進むと、ステップb4では、求めたフラ
クタル次元Dimが、第1しきい値a以上第2しきい値
b未満であるか否かを判断し、フラクタル次元Dimが
第1しきい値a以上第2しきい値b未満であると判断さ
れると、ステップb5に進み、フラクタル次元Dimが
第1しきい値a以上第2しきい値b未満でないと判断さ
れると、ステップb6に進む。
【0060】ステップb4においてフラクタル次元Di
mが第1しきい値a以上第2しきい値b未満であると判
断されてステップb5に進むと、ステップb5では、フ
ラクタル次元Dimに基く入力画像に重畳するノイズの
種類およびノイズの強さの最大値を含む第2ノイズパラ
メータが設定されて、ステップb3に進み、ノイズパラ
メータ設定工程の手順を終了し、図1に示す画像処理方
法のメインルーチンに復帰する。
mが第1しきい値a以上第2しきい値b未満であると判
断されてステップb5に進むと、ステップb5では、フ
ラクタル次元Dimに基く入力画像に重畳するノイズの
種類およびノイズの強さの最大値を含む第2ノイズパラ
メータが設定されて、ステップb3に進み、ノイズパラ
メータ設定工程の手順を終了し、図1に示す画像処理方
法のメインルーチンに復帰する。
【0061】ステップb4においてフラクタル次元Di
mが第1しきい値a以上第2しきい値b未満でない、換
言すれば、フラクタル次元Dimが第2しきい値以上
3.0未満であると判断されてステップb6に進むと、
ステップb6では、フラクタル次元Dimに基く入力画
像に重畳するノイズの種類およびノイズの強さの最大値
を含む第3ノイズパラメータが設定されて、ステップb
3に進み、ノイズパラメータ設定工程の手順を終了し、
図1に示す画像処理方法のメインルーチンに復帰する。
mが第1しきい値a以上第2しきい値b未満でない、換
言すれば、フラクタル次元Dimが第2しきい値以上
3.0未満であると判断されてステップb6に進むと、
ステップb6では、フラクタル次元Dimに基く入力画
像に重畳するノイズの種類およびノイズの強さの最大値
を含む第3ノイズパラメータが設定されて、ステップb
3に進み、ノイズパラメータ設定工程の手順を終了し、
図1に示す画像処理方法のメインルーチンに復帰する。
【0062】図8は、第1〜第3ノイズパラメータの設
定の第1設定例におけるフラクタル次元とノイズの強さ
との関係を示すグラフである。表1は、第1〜第3ノイ
ズパラメータの設定の第1設定例を示す表である。
定の第1設定例におけるフラクタル次元とノイズの強さ
との関係を示すグラフである。表1は、第1〜第3ノイ
ズパラメータの設定の第1設定例を示す表である。
【0063】
【表1】
【0064】図8および表1に示す第1〜第3ノイズパ
ラメータの設定の第1設定例において、ノイズの強さ
は、ノイズの強さの絶対値の最大値が1となるように規
格化している。このノイズの強さに、表1に示されるノ
イズの強さの最大値を乗算して、フラクタル次元Dim
に基いて、入力画像に重畳するノイズの強さを決定す
る。
ラメータの設定の第1設定例において、ノイズの強さ
は、ノイズの強さの絶対値の最大値が1となるように規
格化している。このノイズの強さに、表1に示されるノ
イズの強さの最大値を乗算して、フラクタル次元Dim
に基いて、入力画像に重畳するノイズの強さを決定す
る。
【0065】入力画像のフラクタル次元Dimが2.0
以上第1しきい値a未満であるときは、入力画像の複雑
さが小さいと考えられ、このような入力画像にノイズを
重畳すると、重畳したノイズが視覚的に目立ちやすくな
るので、重畳するノイズの種類を、視覚的に知覚し難い
ブルーノイズに決定し、ノイズの強さの最大値を、小さ
めの1以上3以下に決定する。
以上第1しきい値a未満であるときは、入力画像の複雑
さが小さいと考えられ、このような入力画像にノイズを
重畳すると、重畳したノイズが視覚的に目立ちやすくな
るので、重畳するノイズの種類を、視覚的に知覚し難い
ブルーノイズに決定し、ノイズの強さの最大値を、小さ
めの1以上3以下に決定する。
【0066】入力画像のフラクタル次元Dimが第1し
きい値a以上第2しきい値b未満であるときは、入力画
像の複雑さがある程度大きいと考えられるので、重畳す
るノイズの種類を、1/fノイズおよびブルーノイズの
いずれかに決定し、ノイズの強さの最大値を、5以上7
以下に決定する。ノイズの強さは、フラクタル次元に応
じて、徐々に大きくする。
きい値a以上第2しきい値b未満であるときは、入力画
像の複雑さがある程度大きいと考えられるので、重畳す
るノイズの種類を、1/fノイズおよびブルーノイズの
いずれかに決定し、ノイズの強さの最大値を、5以上7
以下に決定する。ノイズの強さは、フラクタル次元に応
じて、徐々に大きくする。
【0067】入力画像に画像処理を施した出力画像を記
録紙に画像形成する場合、たとえばインクジェット方式
の画像形成装置で普通紙に画像形成したり、電子写真方
式の画像形成装置で画像形成したりする場合には、入力
画像に1/fノイズを重畳する。ブルーノイズは、高周
波の空間周波数成分が強く、ブルーノイズを重畳するこ
とによる画像の変化は激しいものとなる。このためにブ
ルーノイズを重畳した入力画像を記録紙に画像形成する
ときに、ノイズの再現性を良好にするには、ドット再現
性の良好な画像形成装置を用いなければならない。この
ためドット再現性の低い画像形成装置を用いるときに
は、入力画像に1/fノイズを重畳する。画像形成する
ときに用いる画像形成装置に従って、ブルーノイズおよ
び1/fノイズのいずれかを予め選択しておき、選択さ
れたノイズの種類を入力画像に重畳するようにしてもよ
い。
録紙に画像形成する場合、たとえばインクジェット方式
の画像形成装置で普通紙に画像形成したり、電子写真方
式の画像形成装置で画像形成したりする場合には、入力
画像に1/fノイズを重畳する。ブルーノイズは、高周
波の空間周波数成分が強く、ブルーノイズを重畳するこ
とによる画像の変化は激しいものとなる。このためにブ
ルーノイズを重畳した入力画像を記録紙に画像形成する
ときに、ノイズの再現性を良好にするには、ドット再現
性の良好な画像形成装置を用いなければならない。この
ためドット再現性の低い画像形成装置を用いるときに
は、入力画像に1/fノイズを重畳する。画像形成する
ときに用いる画像形成装置に従って、ブルーノイズおよ
び1/fノイズのいずれかを予め選択しておき、選択さ
れたノイズの種類を入力画像に重畳するようにしてもよ
い。
【0068】入力画像のフラクタル次元Dimが第2し
きい値b以上3.0未満であるときは、入力画像の複雑
さが非常に大きいと考えられ、このような入力画像にノ
イズを重畳しても、視覚的にノイズが目立たないので、
ノイズを重畳しないようにする。すなわち重畳するノイ
ズは無しで、ノイズの強さの最大値は0とする。
きい値b以上3.0未満であるときは、入力画像の複雑
さが非常に大きいと考えられ、このような入力画像にノ
イズを重畳しても、視覚的にノイズが目立たないので、
ノイズを重畳しないようにする。すなわち重畳するノイ
ズは無しで、ノイズの強さの最大値は0とする。
【0069】またフラクタル次元Dimに基いて、入力
画像にノイズを重畳する重畳処理の必要度を決定する。
たとえば表1に示す第1設定例では、ノイズの強さの最
大値が大きくなるにつれて必要度を大きくするように決
定する。
画像にノイズを重畳する重畳処理の必要度を決定する。
たとえば表1に示す第1設定例では、ノイズの強さの最
大値が大きくなるにつれて必要度を大きくするように決
定する。
【0070】図9は、第1〜第3ノイズパラメータの設
定の第2設定例におけるフラクタル次元とノイズの強さ
との関係を示すグラフである。表2は、第1〜第3ノイ
ズパラメータの設定の第2設定例を示す表である。
定の第2設定例におけるフラクタル次元とノイズの強さ
との関係を示すグラフである。表2は、第1〜第3ノイ
ズパラメータの設定の第2設定例を示す表である。
【0071】
【表2】
【0072】図9および表2に示す第1〜第3ノイズパ
ラメータの設定の第2設定例において、ノイズの強さ
は、ノイズの強さの絶対値の最大値が1となるように規
格化している。このノイズの強さに、表2に示されるノ
イズの強さの最大値を乗算して、フラクタル次元Dim
に基いて、入力画像に重畳するノイズの強さを決定す
る。図9および表2のようにノイズの種類およびノイズ
の強さを決定して、入力画像にノイズを重畳することに
よって、効果的に画像に質感を持たせることができる。
ラメータの設定の第2設定例において、ノイズの強さ
は、ノイズの強さの絶対値の最大値が1となるように規
格化している。このノイズの強さに、表2に示されるノ
イズの強さの最大値を乗算して、フラクタル次元Dim
に基いて、入力画像に重畳するノイズの強さを決定す
る。図9および表2のようにノイズの種類およびノイズ
の強さを決定して、入力画像にノイズを重畳することに
よって、効果的に画像に質感を持たせることができる。
【0073】入力画像のフラクタル次元Dimが2.0
以上第1しきい値a未満であるときは、入力画像の複雑
さが小さいと考えられ、このような入力画像にノイズを
重畳すると、重畳したノイズが視覚的に目立ちやすくな
り、ノイズを重畳することによる入力画像の質感の向上
が期待できるので、重畳するノイズの種類を、1/fノ
イズに決定し、ノイズの強さの最大値を、大きめの5以
上7以下に決定する。
以上第1しきい値a未満であるときは、入力画像の複雑
さが小さいと考えられ、このような入力画像にノイズを
重畳すると、重畳したノイズが視覚的に目立ちやすくな
り、ノイズを重畳することによる入力画像の質感の向上
が期待できるので、重畳するノイズの種類を、1/fノ
イズに決定し、ノイズの強さの最大値を、大きめの5以
上7以下に決定する。
【0074】入力画像のフラクタル次元Dimが第1し
きい値a以上第2しきい値b未満であるときは、入力画
像の複雑さがある程度大きいと考えられるので、重畳す
るノイズの種類を、ブルーノイズに決定し、ノイズの強
さの最大値を、小さめの1以上3以下に決定する。
きい値a以上第2しきい値b未満であるときは、入力画
像の複雑さがある程度大きいと考えられるので、重畳す
るノイズの種類を、ブルーノイズに決定し、ノイズの強
さの最大値を、小さめの1以上3以下に決定する。
【0075】入力画像のフラクタル次元Dimが第2し
きい値b以上3.0未満であるときは、入力画像の複雑
さが非常に大きいと考えられ、このような入力画像にノ
イズを重畳しても、視覚的にノイズが目立たないので、
重畳するノイズの種類を、ブルーノイズに決定して、ノ
イズの強さの最大値を、1以上3以下に決定する場合
と、ノイズを重畳しないようにする場合とのいずれかに
決定する。このブルーノイズの重畳およびノイズ無しの
いずれかとする決定は、たとえば予め選択されているよ
うにしてもよい。
きい値b以上3.0未満であるときは、入力画像の複雑
さが非常に大きいと考えられ、このような入力画像にノ
イズを重畳しても、視覚的にノイズが目立たないので、
重畳するノイズの種類を、ブルーノイズに決定して、ノ
イズの強さの最大値を、1以上3以下に決定する場合
と、ノイズを重畳しないようにする場合とのいずれかに
決定する。このブルーノイズの重畳およびノイズ無しの
いずれかとする決定は、たとえば予め選択されているよ
うにしてもよい。
【0076】上述のような予め設定されている図8およ
び表1、ならびに図9および表2を用いたノイズの強さ
の決定は、各ノイズパラメータが設定された後に行われ
る。図8および図9のように、フラクタル次元Dimに
対するノイズの強さをノイズの強さの絶対値の最大値が
1となるように規格化することによって、表1および表
2のノイズの強さの最大値を図8および図9のグラフで
示される計算式に乗算するだけで、ノイズの強さを容易
に決定することができる。
び表1、ならびに図9および表2を用いたノイズの強さ
の決定は、各ノイズパラメータが設定された後に行われ
る。図8および図9のように、フラクタル次元Dimに
対するノイズの強さをノイズの強さの絶対値の最大値が
1となるように規格化することによって、表1および表
2のノイズの強さの最大値を図8および図9のグラフで
示される計算式に乗算するだけで、ノイズの強さを容易
に決定することができる。
【0077】図10は、図1の画像処理方法の手順のメ
インルーチンにおけるステップs4のノイズ生成工程の
サブルーチンを示すフローチャートである。画像処理方
法の手順のメインルーチンにおけるステップs4のノイ
ズ生成工程は、ステップs3のノイズパラメータ設定工
程で決定された種類および強さのノイズを生成する。図
10に示すノイズ生成工程の手順は、ステップc0で開
始されてステップc1に進む。
インルーチンにおけるステップs4のノイズ生成工程の
サブルーチンを示すフローチャートである。画像処理方
法の手順のメインルーチンにおけるステップs4のノイ
ズ生成工程は、ステップs3のノイズパラメータ設定工
程で決定された種類および強さのノイズを生成する。図
10に示すノイズ生成工程の手順は、ステップc0で開
始されてステップc1に進む。
【0078】図11は、ノイズマトリクスを示す図であ
り、図12は、周波数帯域の分割状態を示す図である。
ノイズマトリクスは、後述する画像処理方法のメインル
ーチンにおけるステップs5のノイズ重畳工程におい
て、入力画像にノイズを重畳するときに用いられる。ノ
イズマトリクスは、H個の列およびK個の行を有し、本
実施の形態においては、H=K=64の要素(h,k)
を有し、各要素(h,k)には、ノイズ値Noise
(h,k)が設定される。hは、0以上(H−1)以下
の値をとり、kは、0以上(K−1)以下の値をとる。
このノイズマトリクスの列の数Hおよび行の数Kは、予
めユーザに設定させるようにしてもよい。
り、図12は、周波数帯域の分割状態を示す図である。
ノイズマトリクスは、後述する画像処理方法のメインル
ーチンにおけるステップs5のノイズ重畳工程におい
て、入力画像にノイズを重畳するときに用いられる。ノ
イズマトリクスは、H個の列およびK個の行を有し、本
実施の形態においては、H=K=64の要素(h,k)
を有し、各要素(h,k)には、ノイズ値Noise
(h,k)が設定される。hは、0以上(H−1)以下
の値をとり、kは、0以上(K−1)以下の値をとる。
このノイズマトリクスの列の数Hおよび行の数Kは、予
めユーザに設定させるようにしてもよい。
【0079】ステップc1では、空間周波数帯域を互い
に重なり合わないよう複数の帯域に等分割し、パワース
ペクトルが空間周波数に逆比例するように、分割された
各帯域のパワースペクトルの値を設定し、ステップc2
に進む。ステップc1において分割される空間周波数帯
域は、入力画像にノイズを重畳して得られる出力画像の
解像度に依存する。たとえば横方向および縦方向の解像
度が600dpiの出力画像であるとすると、この出力
画像の空間周波数の範囲は、横方向および縦方向とも
に、−11.82[lines/mm]以上11.82
[lines/mm]以下である。
に重なり合わないよう複数の帯域に等分割し、パワース
ペクトルが空間周波数に逆比例するように、分割された
各帯域のパワースペクトルの値を設定し、ステップc2
に進む。ステップc1において分割される空間周波数帯
域は、入力画像にノイズを重畳して得られる出力画像の
解像度に依存する。たとえば横方向および縦方向の解像
度が600dpiの出力画像であるとすると、この出力
画像の空間周波数の範囲は、横方向および縦方向とも
に、−11.82[lines/mm]以上11.82
[lines/mm]以下である。
【0080】またフーリエ変換の性質から、パワースペ
クトルを設定する帯域の範囲は、画像形成装置の空間周
波数帯域の半分、すなわちナイキスト周波数でよい。本
実施の形態において、分割する周波数帯域は、次式
(7)で表す。 −μN≦μ≦μN,0≦ν≦νN …(7)
クトルを設定する帯域の範囲は、画像形成装置の空間周
波数帯域の半分、すなわちナイキスト周波数でよい。本
実施の形態において、分割する周波数帯域は、次式
(7)で表す。 −μN≦μ≦μN,0≦ν≦νN …(7)
【0081】上式(7)において、μは、横方向の空間
周波数を表し、μNは、横方向のナイキスト周波数を表
し、νは、縦方向の空間周波数を表し、νNは、縦方向
のナイキスト周波数を表す。上式(7)で表される周波
数帯域を、H×K/2個に等分割し、分割された各帯域
におけるパワースペクトルを設定する。
周波数を表し、μNは、横方向のナイキスト周波数を表
し、νは、縦方向の空間周波数を表し、νNは、縦方向
のナイキスト周波数を表す。上式(7)で表される周波
数帯域を、H×K/2個に等分割し、分割された各帯域
におけるパワースペクトルを設定する。
【0082】分割された帯域(m,n)におけるパワー
スペクトルF(m,n)は、表3に示されるように、入
力画像に重畳されるノイズの種類に対して予め設定され
るノイズ生成パラメータα,βを用いて、次式(8)で
表すように設定する。
スペクトルF(m,n)は、表3に示されるように、入
力画像に重畳されるノイズの種類に対して予め設定され
るノイズ生成パラメータα,βを用いて、次式(8)で
表すように設定する。
【0083】
【表3】
【0084】
【数5】
【0085】上式(8)において、mは、分割された帯
域の横方向の座標を表し、nは、分割された帯域の縦方
向の座標を示し、Δμは、分割された各帯域の横方向の
長さを表し、Δνは、分割された各帯域の縦方向の長さ
を表す。
域の横方向の座標を表し、nは、分割された帯域の縦方
向の座標を示し、Δμは、分割された各帯域の横方向の
長さを表し、Δνは、分割された各帯域の縦方向の長さ
を表す。
【0086】ステップc2では、ステップc1で分割さ
れた帯域(m,n)における位相φ(m,n)を次式
(9)で表されるように設定して、ステップc3に進
む。
れた帯域(m,n)における位相φ(m,n)を次式
(9)で表されるように設定して、ステップc3に進
む。
【0087】
【数6】
【0088】上式(9)において、RANDは、乱数を
表し、2πRANDは、0以上2π以下の範囲の乱数を
表す。上式(9)において、m=0かつn=0のときに
φ(m,n)を0とするのは、直流成分のノイズを重畳
することによって、画像データ全体の濃度値が変らない
ようにするためである。
表し、2πRANDは、0以上2π以下の範囲の乱数を
表す。上式(9)において、m=0かつn=0のときに
φ(m,n)を0とするのは、直流成分のノイズを重畳
することによって、画像データ全体の濃度値が変らない
ようにするためである。
【0089】ステップc3では、ノイズマトリクスを構
成する各要素(h,k)におけるノイズ値Noise
(h,k)を、次式(10)に基いて算出して、ノイズ
マトリクスを生成して、ステップc4に進む。
成する各要素(h,k)におけるノイズ値Noise
(h,k)を、次式(10)に基いて算出して、ノイズ
マトリクスを生成して、ステップc4に進む。
【0090】
【数7】
【0091】上式(10)において、W(m,n)は、
各帯域(m,n)の重み係数であり、次式(11)で表
される。
各帯域(m,n)の重み係数であり、次式(11)で表
される。
【0092】
【数8】
【0093】ステップc4では、ステップc3で算出し
たノイズマトリクスにおける各要素(h,k)における
ノイズ値Noise(h,k)を、−1以上1以下の範
囲に正規化して、ステップc5に進む。ステップc5で
は、ステップc4において正規化したノイズマトリクス
における各要素(h,k)におけるノイズ値Noise
(h,k)に、任意の値を乗算して、ノイズの増幅を行
い、ステップc6に進み、ノイズ生成工程の手順を終了
し、図1に示す画像処理方法のメインルーチンに復帰す
る。ステップc4においてノイズ値Noise(h,
k)を正規化することによって、ステップc5における
ノイズの増幅を、正規化したノイズ値に任意の値を乗算
するだけで容易に行うことができる。
たノイズマトリクスにおける各要素(h,k)における
ノイズ値Noise(h,k)を、−1以上1以下の範
囲に正規化して、ステップc5に進む。ステップc5で
は、ステップc4において正規化したノイズマトリクス
における各要素(h,k)におけるノイズ値Noise
(h,k)に、任意の値を乗算して、ノイズの増幅を行
い、ステップc6に進み、ノイズ生成工程の手順を終了
し、図1に示す画像処理方法のメインルーチンに復帰す
る。ステップc4においてノイズ値Noise(h,
k)を正規化することによって、ステップc5における
ノイズの増幅を、正規化したノイズ値に任意の値を乗算
するだけで容易に行うことができる。
【0094】画像処理方法のメインルーチンにおけるス
テップs5のノイズ重畳工程では、入力画像における処
理対象となる画素に対応するノイズ値を、図11に示す
ノイズマトリクスから読み出して、処理対象となる画素
にノイズ値Noise(h,k)を加算して、入力画像
にノイズを重畳し、ステップs6に進み、画像処理方法
の全ての手順を終了する。
テップs5のノイズ重畳工程では、入力画像における処
理対象となる画素に対応するノイズ値を、図11に示す
ノイズマトリクスから読み出して、処理対象となる画素
にノイズ値Noise(h,k)を加算して、入力画像
にノイズを重畳し、ステップs6に進み、画像処理方法
の全ての手順を終了する。
【0095】以上のように本実施の形態の画像処理方法
によれば、解析工程では、入力画像のフラクタル次元を
求め、ノイズパラメータ設定工程では、フラクタル次元
に基づいて、入力画像に重畳するノイズの種類およびノ
イズの強さを決定する。フラクタル次元は、入力画像の
複雑さを定量的に表すので、入力画像に重畳するノイズ
の種類およびノイズの強さを決定するために試行錯誤す
ることなく、入力画像の複雑さに適応するノイズの種類
およびノイズの強さを円滑に決定することができる。こ
のように決定された種類のノイズを決定された強さで入
力画像に重畳することで、入力画像を視覚的に好ましい
画像に変換することができる。
によれば、解析工程では、入力画像のフラクタル次元を
求め、ノイズパラメータ設定工程では、フラクタル次元
に基づいて、入力画像に重畳するノイズの種類およびノ
イズの強さを決定する。フラクタル次元は、入力画像の
複雑さを定量的に表すので、入力画像に重畳するノイズ
の種類およびノイズの強さを決定するために試行錯誤す
ることなく、入力画像の複雑さに適応するノイズの種類
およびノイズの強さを円滑に決定することができる。こ
のように決定された種類のノイズを決定された強さで入
力画像に重畳することで、入力画像を視覚的に好ましい
画像に変換することができる。
【0096】また本実施の形態の画像処理方法によれ
ば、まずフラクタル次元に基いて表1および表2のよう
に予め用意されているノイズの種類から入力画像の複雑
さに適する種類のノイズを段階的に決定し、その後、ノ
イズの強さを図8および図9に示されるようなグラフを
示す計算式に当てはめて無段階的に決定することで、ノ
イズの種類とノイズの強さとを対応させて無段階的に決
定する場合に比べて、計算量が極めて少なくすることが
できるとともに、計算式として表現しにくいノイズの種
類をできるだけ少ない種類に抑えて、ノイズの強さを無
段階的に変化させることで、入力画像に質感を持たせる
などの予め定める視覚効果が得られるようなノイズの種
類および強さを決定することができる。
ば、まずフラクタル次元に基いて表1および表2のよう
に予め用意されているノイズの種類から入力画像の複雑
さに適する種類のノイズを段階的に決定し、その後、ノ
イズの強さを図8および図9に示されるようなグラフを
示す計算式に当てはめて無段階的に決定することで、ノ
イズの種類とノイズの強さとを対応させて無段階的に決
定する場合に比べて、計算量が極めて少なくすることが
できるとともに、計算式として表現しにくいノイズの種
類をできるだけ少ない種類に抑えて、ノイズの強さを無
段階的に変化させることで、入力画像に質感を持たせる
などの予め定める視覚効果が得られるようなノイズの種
類および強さを決定することができる。
【0097】本実施の形態の画像処理方法において、図
1の画像処理方法のフローチャートにおけるステップs
2の解析工程の後に、フラクタル次元に基づいて、入力
画像にノイズを重畳する重畳処理の必要度を決定し、こ
の必要度に基づいて、重畳処理をするか否かを決定する
処理決定工程を含むようにしてもよい。
1の画像処理方法のフローチャートにおけるステップs
2の解析工程の後に、フラクタル次元に基づいて、入力
画像にノイズを重畳する重畳処理の必要度を決定し、こ
の必要度に基づいて、重畳処理をするか否かを決定する
処理決定工程を含むようにしてもよい。
【0098】これによって重畳処理の必要度が高い場
合、換言すれば、入力画像にノイズを重畳することが好
ましい場合には重畳処理を行い、重畳処理の必要度が低
い場合、換言すれば、入力画像にノイズを重畳しないほ
うが好ましい場合には重畳処理を行わないので、入力画
像を視覚的に好ましい画像に確実に変換することができ
る。
合、換言すれば、入力画像にノイズを重畳することが好
ましい場合には重畳処理を行い、重畳処理の必要度が低
い場合、換言すれば、入力画像にノイズを重畳しないほ
うが好ましい場合には重畳処理を行わないので、入力画
像を視覚的に好ましい画像に確実に変換することができ
る。
【0099】処理決定工程は、解析工程の後であれば、
他の工程に対する順序は限定されることはないが、ノイ
ズ重畳工程までの工程数を少なくするために、ノイズパ
ラメータ設定工程の前に処理決定工程を行うようにして
もよい。またこのような処理決定工程は、重畳処理の必
要度をユーザに報知し、ユーザに重畳処理をするか否か
を入力させるようにしてもよい。またたとえば必要度を
フラクタル次元として、フラクタル次元が第2しきい値
b以上、すなわち必要度が第2しきい値b以上であれ
ば、重畳処理を行わないとするように、必要度に対して
しきい値を設定して、必要度がしきい値を越えるか否か
によって、重畳処理をするか否かを決定するようにして
もよい。
他の工程に対する順序は限定されることはないが、ノイ
ズ重畳工程までの工程数を少なくするために、ノイズパ
ラメータ設定工程の前に処理決定工程を行うようにして
もよい。またこのような処理決定工程は、重畳処理の必
要度をユーザに報知し、ユーザに重畳処理をするか否か
を入力させるようにしてもよい。またたとえば必要度を
フラクタル次元として、フラクタル次元が第2しきい値
b以上、すなわち必要度が第2しきい値b以上であれ
ば、重畳処理を行わないとするように、必要度に対して
しきい値を設定して、必要度がしきい値を越えるか否か
によって、重畳処理をするか否かを決定するようにして
もよい。
【0100】また本実施の形態の画像処理方法におい
て、表1および表2に示される、各ノイズパラメータに
おける、ノイズの種類、およびノイズの強さの最大値
は、ユーザが任意に設定できるようにしてもよい。また
図8および図9に示される、フラクタル次元とノイズの
強さとの関係は、ユーザが任意に設定できるようにして
もよい。
て、表1および表2に示される、各ノイズパラメータに
おける、ノイズの種類、およびノイズの強さの最大値
は、ユーザが任意に設定できるようにしてもよい。また
図8および図9に示される、フラクタル次元とノイズの
強さとの関係は、ユーザが任意に設定できるようにして
もよい。
【0101】上述の画像処理方法は、所定のプログラム
言語によって記述して、このプログラムをコンピュータ
に実行させる。これによって画像処理方法の各工程を自
動的に行うことができる。またこのプログラムを、コン
ピュータ読取可能な記録媒体に記録することによって、
この記録媒体をコンピュータに読取らせて、記録媒体に
記録されるプログラムをコンピュータに実行させること
ができる。また記録媒体を介して、複数のコンピュータ
にプログラムを容易に供給することができる。
言語によって記述して、このプログラムをコンピュータ
に実行させる。これによって画像処理方法の各工程を自
動的に行うことができる。またこのプログラムを、コン
ピュータ読取可能な記録媒体に記録することによって、
この記録媒体をコンピュータに読取らせて、記録媒体に
記録されるプログラムをコンピュータに実行させること
ができる。また記録媒体を介して、複数のコンピュータ
にプログラムを容易に供給することができる。
【0102】記録媒体は、たとえばマスクROM、EP
ROM、EEPROMおよびフラッシュROMなどのデ
ータの記録および消去が可能な半導体メモリを有するメ
モリカード、フレキシブルディスクなどの磁気ディス
ク、CD−ROMおよびDVDなどの光ディスク、なら
びにMOなどの光磁気ディスクで実現される。
ROM、EEPROMおよびフラッシュROMなどのデ
ータの記録および消去が可能な半導体メモリを有するメ
モリカード、フレキシブルディスクなどの磁気ディス
ク、CD−ROMおよびDVDなどの光ディスク、なら
びにMOなどの光磁気ディスクで実現される。
【0103】またプログラムのコンピュータへの供給
は、記録媒体を介して行うだけでなく、コンピュータが
接続されるコンピュータネットワークを介して行っても
よい。この場合、コンピュータネットワークを介してコ
ンピュータに供給されたプログラムは、コンピュータに
備えられるハードディスクドライブなどの記憶装置に記
憶するようにしてもよい。
は、記録媒体を介して行うだけでなく、コンピュータが
接続されるコンピュータネットワークを介して行っても
よい。この場合、コンピュータネットワークを介してコ
ンピュータに供給されたプログラムは、コンピュータに
備えられるハードディスクドライブなどの記憶装置に記
憶するようにしてもよい。
【0104】コンピュータに画像処理方法を実行させる
ときの入力画像は、たとえばコンピュータに接続可能な
スキャナ装置およびデジタルカメラからコンピュータに
与えられるようにしてもよいし、コンピュータネットワ
ークを介してコンピュータに与えられるようにしてもよ
い。またノイズが重畳された入力画像は、たとえばコン
ピュータに接続される陰極線管を有する表示装置および
液晶表示装置などで実現される表示手段によって表示
し、コンピュータに接続されるインクジェット方式およ
び電子写真方式のプリンタ装置などによって記録紙に画
像形成するようにしてもよい。
ときの入力画像は、たとえばコンピュータに接続可能な
スキャナ装置およびデジタルカメラからコンピュータに
与えられるようにしてもよいし、コンピュータネットワ
ークを介してコンピュータに与えられるようにしてもよ
い。またノイズが重畳された入力画像は、たとえばコン
ピュータに接続される陰極線管を有する表示装置および
液晶表示装置などで実現される表示手段によって表示
し、コンピュータに接続されるインクジェット方式およ
び電子写真方式のプリンタ装置などによって記録紙に画
像形成するようにしてもよい。
【0105】前記表示手段は、重畳処理の必要度を表示
したり、ノイズパラメータ設定工程において決定された
ノイズの種類およびノイズの強さの最大値を表示したり
してもよい。またコンピュータに備えられるキーボード
およびマウスなどの入力手段から、ノイズの種類および
ノイズの強さの最大値を入力するようにしてもよい。
したり、ノイズパラメータ設定工程において決定された
ノイズの種類およびノイズの強さの最大値を表示したり
してもよい。またコンピュータに備えられるキーボード
およびマウスなどの入力手段から、ノイズの種類および
ノイズの強さの最大値を入力するようにしてもよい。
【0106】図13は、本発明の実施の一形態の画像処
理装置10を備える画像形成装置50の構成を示すブロ
ック図である。画像形成装置50は、画像処理装置1
0、操作パネル21、画像入力装置30および画像出力
装置40を含んで構成される。画像形成装置50は、画
像入力装置30から入力された入力画像に、画像処理装
置10によって入力画像のフラクタル次元に基いて決定
された種類および強さのノイズを重畳して、画像出力装
置40によってノイズが重畳された入力画像を記録紙に
画像形成する。
理装置10を備える画像形成装置50の構成を示すブロ
ック図である。画像形成装置50は、画像処理装置1
0、操作パネル21、画像入力装置30および画像出力
装置40を含んで構成される。画像形成装置50は、画
像入力装置30から入力された入力画像に、画像処理装
置10によって入力画像のフラクタル次元に基いて決定
された種類および強さのノイズを重畳して、画像出力装
置40によってノイズが重畳された入力画像を記録紙に
画像形成する。
【0107】画像入力装置30は、たとえば画像が形成
されている原稿に光を照射して、主走査方向に複数個並
ぶ光電変換素子(略称:CCD)を有するスキャナヘッ
ドを、副走査方向に変位させながら、原稿からの反射光
をRGBのアナログの反射率信号に変換して出力するス
キャナ装置で実現される。画像出力装置40は、たとえ
ば記録紙にインクを付着させて画像を形成するインクジ
ェット方式のプリンタ装置で実現される。
されている原稿に光を照射して、主走査方向に複数個並
ぶ光電変換素子(略称:CCD)を有するスキャナヘッ
ドを、副走査方向に変位させながら、原稿からの反射光
をRGBのアナログの反射率信号に変換して出力するス
キャナ装置で実現される。画像出力装置40は、たとえ
ば記録紙にインクを付着させて画像を形成するインクジ
ェット方式のプリンタ装置で実現される。
【0108】画像処理装置10は、A/D変換部11、
シェーディング補正部12、入力階調補正部13、フラ
クタル次元解析部14、色補正部15、像域分離処理部
16、墨生成下色処理部17、空間フィルタ処理部1
8、ノイズ重畳処理部19、中間調出力階調処理部20
および操作パネル21を含んで構成される。
シェーディング補正部12、入力階調補正部13、フラ
クタル次元解析部14、色補正部15、像域分離処理部
16、墨生成下色処理部17、空間フィルタ処理部1
8、ノイズ重畳処理部19、中間調出力階調処理部20
および操作パネル21を含んで構成される。
【0109】A/D変換部11は、画像入力装置30か
らの入力画像のアナログの反射率信号をデジタルの反射
率信号に変換して、シェーディング補正部12に与え
る。シェーディング補正部12は、A/D変換部11か
らの反射率信号に、シェーディング補正処理を施して、
入力階調補正部13に与える。シェーディング補正処理
は、画像入力装置30の照明系、結像系および撮像系の
構成に起因して、入力画像の反射率信号に生じる各種歪
みを取り除く。入力階調補正部13は、シェーディング
補正部12からの反射率信号に、入力階調補正処理を施
して出力する。入力階調補正処理は、反射率信号を、た
とえばRGBの各色の濃度を示すRGB濃度信号などの
画像処理に適した信号に変換する処理である。また入力
階調補正処理は、反射率信号に、さらにカラーバランス
処理を施すようにしてもよい。
らの入力画像のアナログの反射率信号をデジタルの反射
率信号に変換して、シェーディング補正部12に与え
る。シェーディング補正部12は、A/D変換部11か
らの反射率信号に、シェーディング補正処理を施して、
入力階調補正部13に与える。シェーディング補正処理
は、画像入力装置30の照明系、結像系および撮像系の
構成に起因して、入力画像の反射率信号に生じる各種歪
みを取り除く。入力階調補正部13は、シェーディング
補正部12からの反射率信号に、入力階調補正処理を施
して出力する。入力階調補正処理は、反射率信号を、た
とえばRGBの各色の濃度を示すRGB濃度信号などの
画像処理に適した信号に変換する処理である。また入力
階調補正処理は、反射率信号に、さらにカラーバランス
処理を施すようにしてもよい。
【0110】図14は、フラクタル次元解析部14の構
成を示すブロック図である。解析手段、種類決定手段、
強度決定手段および判定手段であるフラクタル次元解析
部14は、輝度値変換部141および解析部142を含
んで構成される。フラクタル次元解析部14は、入力階
調補正部13からのRGB濃度信号を後述する色補正部
15に与える。またフラクタル次元解析部14は、入力
階調補正部13からのRGB濃度信号から入力画像のフ
ラクタル次元を求め、フラクタル次元に基づいて、入力
画像を視覚的に好ましい画像に変換するために、入力画
像に重畳するノイズの種類を決定するとともに、フラク
タル次元に基づいて、入力画像に対するノイズによる変
換の度合いを示すノイズの強さを決定する。さらにフラ
クタル次元解析部14は、フラクタル次元に基いて、入
力画像にノイズを重畳する重畳処理の必要度を決定し、
入力画像のフラクタル次元、入力画像に重畳するノイズ
の種類、入力画像に重畳する種類のノイズの強さ、およ
び重畳処理の必要度を含む解析信号を後述するノイズ重
畳処理部19および操作パネル21に与える。
成を示すブロック図である。解析手段、種類決定手段、
強度決定手段および判定手段であるフラクタル次元解析
部14は、輝度値変換部141および解析部142を含
んで構成される。フラクタル次元解析部14は、入力階
調補正部13からのRGB濃度信号を後述する色補正部
15に与える。またフラクタル次元解析部14は、入力
階調補正部13からのRGB濃度信号から入力画像のフ
ラクタル次元を求め、フラクタル次元に基づいて、入力
画像を視覚的に好ましい画像に変換するために、入力画
像に重畳するノイズの種類を決定するとともに、フラク
タル次元に基づいて、入力画像に対するノイズによる変
換の度合いを示すノイズの強さを決定する。さらにフラ
クタル次元解析部14は、フラクタル次元に基いて、入
力画像にノイズを重畳する重畳処理の必要度を決定し、
入力画像のフラクタル次元、入力画像に重畳するノイズ
の種類、入力画像に重畳する種類のノイズの強さ、およ
び重畳処理の必要度を含む解析信号を後述するノイズ重
畳処理部19および操作パネル21に与える。
【0111】輝度値変換部141は、入力階調補正部1
3からのRGB濃度信号に示される各色の濃度値を、1
つの輝度値に変換することで、入力画像を白黒濃淡画像
に変換して、白黒濃淡画像となった入力画像を示す白黒
入力画像信号を出力する。輝度値変換部141におい
て、図1に示す画像処理方法のフローチャートにおける
ステップs1の白黒濃淡画像変換工程が行われる。解析
部142は、輝度値変換部141からの白黒入力画像信
号から、フラクタル次元を求め、フラクタル次元に基づ
いて、入力画像を視覚的に好ましい画像に変換するため
に、入力画像に重畳するノイズの種類を決定するととも
に、フラクタル次元に基づいてノイズの強さを決定す
る。また解析部142は、フラクタル次元に基いて、入
力画像にノイズを重畳する重畳処理の必要度を決定す
る。さらに解析部42は、入力画像のフラクタル次元、
入力画像に重畳するノイズの種類、入力画像に重畳する
種類のノイズの強さ、および重畳処理の必要度を含む解
析信号をノイズ重畳処理部19および操作パネル21に
与える。解析部142において、図1に示す画像処理方
法のフローチャートにおけるステップs2の解析工程、
およびステップs3のノイズパラメータ設定工程が行わ
れ、詳細には、図2および図7に示すフローチャートに
沿って行われる。
3からのRGB濃度信号に示される各色の濃度値を、1
つの輝度値に変換することで、入力画像を白黒濃淡画像
に変換して、白黒濃淡画像となった入力画像を示す白黒
入力画像信号を出力する。輝度値変換部141におい
て、図1に示す画像処理方法のフローチャートにおける
ステップs1の白黒濃淡画像変換工程が行われる。解析
部142は、輝度値変換部141からの白黒入力画像信
号から、フラクタル次元を求め、フラクタル次元に基づ
いて、入力画像を視覚的に好ましい画像に変換するため
に、入力画像に重畳するノイズの種類を決定するととも
に、フラクタル次元に基づいてノイズの強さを決定す
る。また解析部142は、フラクタル次元に基いて、入
力画像にノイズを重畳する重畳処理の必要度を決定す
る。さらに解析部42は、入力画像のフラクタル次元、
入力画像に重畳するノイズの種類、入力画像に重畳する
種類のノイズの強さ、および重畳処理の必要度を含む解
析信号をノイズ重畳処理部19および操作パネル21に
与える。解析部142において、図1に示す画像処理方
法のフローチャートにおけるステップs2の解析工程、
およびステップs3のノイズパラメータ設定工程が行わ
れ、詳細には、図2および図7に示すフローチャートに
沿って行われる。
【0112】色補正部15は、フラクタル次元解析部1
4からのRGB濃度信号を、シアン、マゼンダおよびイ
エローの濃度を示すCNY濃度信号に変換するととも
に、画像出力装置40において色再現が忠実に行われる
ようにするために、CMY濃度信号に色補正処理を施し
て、CMY濃度信号を墨生成下色処理部17および像域
分離処理部16に与える。色補正処理は、具体的には、
不要吸収成分をそれぞれ含むシアン、マゼンダおよびイ
エロー(CMY)のインクおよびトナーの分光特性に基
く色濁りを、CMY濃度信号から取り除く。
4からのRGB濃度信号を、シアン、マゼンダおよびイ
エローの濃度を示すCNY濃度信号に変換するととも
に、画像出力装置40において色再現が忠実に行われる
ようにするために、CMY濃度信号に色補正処理を施し
て、CMY濃度信号を墨生成下色処理部17および像域
分離処理部16に与える。色補正処理は、具体的には、
不要吸収成分をそれぞれ含むシアン、マゼンダおよびイ
エロー(CMY)のインクおよびトナーの分光特性に基
く色濁りを、CMY濃度信号から取り除く。
【0113】像域分離処理部16は、色補正部15から
のCMY濃度信号を、画素毎または複数の画素からなる
ブロック毎に、文字領域、網点領域、ならびに文字およ
び網点を除く領域に分離する領域分離処理を行い、その
分離結果である領域識別信号を、墨生成下色処理部1
7、空間フィルタ処理部18および中間調出力階調処理
部20に与える。
のCMY濃度信号を、画素毎または複数の画素からなる
ブロック毎に、文字領域、網点領域、ならびに文字およ
び網点を除く領域に分離する領域分離処理を行い、その
分離結果である領域識別信号を、墨生成下色処理部1
7、空間フィルタ処理部18および中間調出力階調処理
部20に与える。
【0114】墨生成下色処理部17は、色補正部15か
らのCMY濃度信号に含まれるCMY色信号に基いて、
黒色の色信号を生成する墨生成処理を行うとともに、C
MY色信号に対して、下色除去処理を施す。下色除去処
理は、CMY色信号から墨生成処理において生成された
黒色の色信号を差し引いて、新たなCMY色信号を得る
処理である。このように墨生成下色処理部17は、色補
正部15からのCMY濃度信号を、黒色の色信号と、黒
色の色信号を差し引いたCMY色信号とを含む、CMY
K色信号に変換して、空間フィルタ処理部18に与え
る。
らのCMY濃度信号に含まれるCMY色信号に基いて、
黒色の色信号を生成する墨生成処理を行うとともに、C
MY色信号に対して、下色除去処理を施す。下色除去処
理は、CMY色信号から墨生成処理において生成された
黒色の色信号を差し引いて、新たなCMY色信号を得る
処理である。このように墨生成下色処理部17は、色補
正部15からのCMY濃度信号を、黒色の色信号と、黒
色の色信号を差し引いたCMY色信号とを含む、CMY
K色信号に変換して、空間フィルタ処理部18に与え
る。
【0115】空間フィルタ処理部18は、墨生成下色処
理部17からの入力画像のCMYK色信号に、デジタル
フィルタを用いて空間フィルタ処理を施し、空間フィル
タ処理が施されたCMYK色信号をノイズ重畳処理部1
9に与える。これによって画像の空間周波数特性が補正
されるので、画像出力装置40が記録紙に画像形成した
ときに、形成された画像に、ぼやけおよび粒状性劣化が
生じることを防止することができる。空間フィルタ処理
は、像域分離処理部16からの領域識別信号に基いて行
うようにしてもよい。
理部17からの入力画像のCMYK色信号に、デジタル
フィルタを用いて空間フィルタ処理を施し、空間フィル
タ処理が施されたCMYK色信号をノイズ重畳処理部1
9に与える。これによって画像の空間周波数特性が補正
されるので、画像出力装置40が記録紙に画像形成した
ときに、形成された画像に、ぼやけおよび粒状性劣化が
生じることを防止することができる。空間フィルタ処理
は、像域分離処理部16からの領域識別信号に基いて行
うようにしてもよい。
【0116】図15は、ノイズ重畳処理部19の構成を
示すブロック図である。重畳処理手段であるノイズ重畳
処理部19は、制御部191、記憶部192、ノイズ生
成部193およびノイズ重畳部194を含んで構成され
る。ノイズ重畳処理部19は、フラクタル次元解析部1
4からの解析信号に含まれる、入力画像に重畳するノイ
ズの種類、および入力画像に重畳する種類のノイズの強
さ、ならびに操作パネル21からの制御信号に含まれる
処理情報に基いて、入力画像にノイズが重畳されるよう
に、空間フィルタ処理部18からのCMYK色信号に重
畳処理を施す。
示すブロック図である。重畳処理手段であるノイズ重畳
処理部19は、制御部191、記憶部192、ノイズ生
成部193およびノイズ重畳部194を含んで構成され
る。ノイズ重畳処理部19は、フラクタル次元解析部1
4からの解析信号に含まれる、入力画像に重畳するノイ
ズの種類、および入力画像に重畳する種類のノイズの強
さ、ならびに操作パネル21からの制御信号に含まれる
処理情報に基いて、入力画像にノイズが重畳されるよう
に、空間フィルタ処理部18からのCMYK色信号に重
畳処理を施す。
【0117】制御部191は、フラクタル次元解析部1
4からの解析信号に含まれる入力画像のフラクタル次元
および重畳処理の必要度、ならびに後述する操作パネル
21からの制御信号に含まれる処理情報に基いて、ノイ
ズ生成部193にノイズを生成させるか否かの生成制御
信号を与える。
4からの解析信号に含まれる入力画像のフラクタル次元
および重畳処理の必要度、ならびに後述する操作パネル
21からの制御信号に含まれる処理情報に基いて、ノイ
ズ生成部193にノイズを生成させるか否かの生成制御
信号を与える。
【0118】記憶部192は、フラクタル次元とノイズ
の強さとの関係を記憶する。具体的には、上述の画像処
理方法における図8および図9に示すグラフ、またはこ
のグラフに相当するルックアップテーブル(look up ta
ble;略称:LUT)として記憶される。
の強さとの関係を記憶する。具体的には、上述の画像処
理方法における図8および図9に示すグラフ、またはこ
のグラフに相当するルックアップテーブル(look up ta
ble;略称:LUT)として記憶される。
【0119】ノイズ生成部193は、制御部191を介
してフラクタル次元解析部14から与えられる解析信号
に含まれるノイズの種類およびノイズの強さの最大値
(表1および表2参照)、ならびに記憶部192に記憶
されるフラクタル次元とノイズの強さとの関係に基い
て、ブルーノイズ、ホワイトノイズおよび1/fノイズ
を制御部191からの生成制御信号に基いて生成し、ノ
イズを生成した場合には、ノイズを示す重畳ノイズ信号
をノイズ重畳部194に与える。
してフラクタル次元解析部14から与えられる解析信号
に含まれるノイズの種類およびノイズの強さの最大値
(表1および表2参照)、ならびに記憶部192に記憶
されるフラクタル次元とノイズの強さとの関係に基い
て、ブルーノイズ、ホワイトノイズおよび1/fノイズ
を制御部191からの生成制御信号に基いて生成し、ノ
イズを生成した場合には、ノイズを示す重畳ノイズ信号
をノイズ重畳部194に与える。
【0120】ノイズ重畳部194は、空間フィルタ処理
部18からの入力画像のCMYK色信号に、ノイズ生成
部193からの重畳ノイズ信号を付加することによっ
て、入力画像にノイズを重畳して、ノイズが重畳された
入力画像のCMYK色信号を、中間調出力階調処理部2
0に与える。
部18からの入力画像のCMYK色信号に、ノイズ生成
部193からの重畳ノイズ信号を付加することによっ
て、入力画像にノイズを重畳して、ノイズが重畳された
入力画像のCMYK色信号を、中間調出力階調処理部2
0に与える。
【0121】中間調出力階調処理部20は、ノイズ重畳
処理部19からのノイズが重畳された入力画像のCMY
K色信号に、階調補正処理および中間調生成処理を施し
て、画像出力装置40に与える。中間調生成処理は、ノ
イズが重畳された入力画像を複数の画素に分割して、階
調を再現できるようにする処理であり、2値および多値
のディザ法ならびに誤差拡散法などを用いることができ
る。また中間調出力階調処理部20は、入力画像のCM
YK色信号に含まれる濃度値を、画像出力装置40の特
性値である網点面積率に変換する処理を行ってもよい。
処理部19からのノイズが重畳された入力画像のCMY
K色信号に、階調補正処理および中間調生成処理を施し
て、画像出力装置40に与える。中間調生成処理は、ノ
イズが重畳された入力画像を複数の画素に分割して、階
調を再現できるようにする処理であり、2値および多値
のディザ法ならびに誤差拡散法などを用いることができ
る。また中間調出力階調処理部20は、入力画像のCM
YK色信号に含まれる濃度値を、画像出力装置40の特
性値である網点面積率に変換する処理を行ってもよい。
【0122】表示手段および入力手段である操作パネル
21は、たとえば液晶表示装置などの表示装置およびタ
ッチパネルなどの入力装置で実現される。操作パネル2
1は、フラクタル次元解析部14からの解析信号に含ま
れる入力画像のフラクタル次元、入力画像に重畳するノ
イズの種類、入力画像に重畳するノイズの強さ、および
重畳処理の必要度を表示するとともに、ユーザに入力画
像にノイズを重畳するか否かを問うなどの内容の文章を
表示する。操作パネル21に表示される内容は、ユーザ
にノイズの種類および強さを選択させるような内容でも
よいし、ユーザに対してノイズを重畳するか否かを報知
するような内容でもよい。また操作パネル21は、ユー
ザによって入力操作され、入力画像にノイズを重畳する
重畳処理を実行するか否かの処理情報が入力されると、
処理情報を含む制御信号がノイズ重畳処理部19に与え
られる。
21は、たとえば液晶表示装置などの表示装置およびタ
ッチパネルなどの入力装置で実現される。操作パネル2
1は、フラクタル次元解析部14からの解析信号に含ま
れる入力画像のフラクタル次元、入力画像に重畳するノ
イズの種類、入力画像に重畳するノイズの強さ、および
重畳処理の必要度を表示するとともに、ユーザに入力画
像にノイズを重畳するか否かを問うなどの内容の文章を
表示する。操作パネル21に表示される内容は、ユーザ
にノイズの種類および強さを選択させるような内容でも
よいし、ユーザに対してノイズを重畳するか否かを報知
するような内容でもよい。また操作パネル21は、ユー
ザによって入力操作され、入力画像にノイズを重畳する
重畳処理を実行するか否かの処理情報が入力されると、
処理情報を含む制御信号がノイズ重畳処理部19に与え
られる。
【0123】図16は、画像形成装置50における画像
処理の手順を示すフローチャートである。ステップt0
で画像処理の手順が開始されて、ステップt1に進む。
ステップt1では、操作パネル21に「ノイズ重畳処理
を行いますか?Yes/No」というメッセージを表示
する。ユーザによって操作パネル21が入力操作され、
重畳処理を行うか否かのモード選択が行われると、操作
パネル21は、重畳処理を行うか否かの処理情報を含む
制御信号をノイズ重畳処理部19に与え、ステップt2
に進む。ユーザが重畳処理を行わないというモードを選
択した場合には、重畳処理に関する手順は行われない。
処理の手順を示すフローチャートである。ステップt0
で画像処理の手順が開始されて、ステップt1に進む。
ステップt1では、操作パネル21に「ノイズ重畳処理
を行いますか?Yes/No」というメッセージを表示
する。ユーザによって操作パネル21が入力操作され、
重畳処理を行うか否かのモード選択が行われると、操作
パネル21は、重畳処理を行うか否かの処理情報を含む
制御信号をノイズ重畳処理部19に与え、ステップt2
に進む。ユーザが重畳処理を行わないというモードを選
択した場合には、重畳処理に関する手順は行われない。
【0124】ステップt1において、重畳処理がどのよ
うなものであるかの説明、および重畳処理前のサンプル
画像と重畳処理後のサンプル画像とを、操作パネル21
に表示するようにしてもよい。
うなものであるかの説明、および重畳処理前のサンプル
画像と重畳処理後のサンプル画像とを、操作パネル21
に表示するようにしてもよい。
【0125】ステップt2では、入力画像が複雑な画像
であるか否かを判断するために、画像入力装置30によ
る正式な入力画像の入力前に、画像入力装置30によっ
てプレスキャンを行い、ステップt3に進む。
であるか否かを判断するために、画像入力装置30によ
る正式な入力画像の入力前に、画像入力装置30によっ
てプレスキャンを行い、ステップt3に進む。
【0126】ステップt3では、ステップt2において
プレスキャンされた入力画像のフラクタル次元解析を行
い、ステップt4に進む。フラクタル次元解析は、フラ
クタル次元解析部14によって、図1に示す画像処理方
法のフローチャートにおけるステップs2の解析工程お
よびステップs3のノイズパラメータ設定工程と同様に
して行われるので、詳細な説明は省略する。
プレスキャンされた入力画像のフラクタル次元解析を行
い、ステップt4に進む。フラクタル次元解析は、フラ
クタル次元解析部14によって、図1に示す画像処理方
法のフローチャートにおけるステップs2の解析工程お
よびステップs3のノイズパラメータ設定工程と同様に
して行われるので、詳細な説明は省略する。
【0127】ステップt4では、ステップt3において
求められた入力画像のフラクタル次元、入力画像に重畳
するノイズの種類、入力画像に重畳するノイズの強さ、
および重畳処理の必要度を操作パネル21に表示すると
ともに、ユーザに入力画像にノイズを重畳するか否かを
問うなどの内容の文章を操作パネル21に表示して、ス
テップt5に進む。このように入力画像のフラクタル次
元、入力画像に重畳するノイズの種類、入力画像に重畳
するノイズの強さ、および重畳処理の必要度を表示する
ことによって、たとえば入力画像が非常に複雑な場合、
換言すればフラクタル次元が大きく3.0に近い値とな
る場合には、ノイズを重畳しても、視覚的に変化が見受
けられないことがあるために、操作パネル21に表示す
ることでユーザに報知し、重畳処理を行うか否かをユー
ザの判断に委ねることができる。
求められた入力画像のフラクタル次元、入力画像に重畳
するノイズの種類、入力画像に重畳するノイズの強さ、
および重畳処理の必要度を操作パネル21に表示すると
ともに、ユーザに入力画像にノイズを重畳するか否かを
問うなどの内容の文章を操作パネル21に表示して、ス
テップt5に進む。このように入力画像のフラクタル次
元、入力画像に重畳するノイズの種類、入力画像に重畳
するノイズの強さ、および重畳処理の必要度を表示する
ことによって、たとえば入力画像が非常に複雑な場合、
換言すればフラクタル次元が大きく3.0に近い値とな
る場合には、ノイズを重畳しても、視覚的に変化が見受
けられないことがあるために、操作パネル21に表示す
ることでユーザに報知し、重畳処理を行うか否かをユー
ザの判断に委ねることができる。
【0128】ステップt5では、ユーザは、入力画像に
ノイズを重畳するか否かを判断して、操作パネル21を
入力操作して重畳処理を行うか否かの処理情報を入力す
る。ユーザからの処理情報を含む制御信号は、ノイズ重
畳処理部19に与えられる。ノイズ重畳処理部19は、
処理情報に基いて、重畳処理を行うか否かを判断し、重
畳処理を行うと判断するときは、ステップt6に進み、
重畳処理を行わないと判断するときには、画像出力装置
40は、ノイズが重畳されていない入力画像を記録紙に
画像形成して、ステップt7に進み、全ての手順を終了
する。
ノイズを重畳するか否かを判断して、操作パネル21を
入力操作して重畳処理を行うか否かの処理情報を入力す
る。ユーザからの処理情報を含む制御信号は、ノイズ重
畳処理部19に与えられる。ノイズ重畳処理部19は、
処理情報に基いて、重畳処理を行うか否かを判断し、重
畳処理を行うと判断するときは、ステップt6に進み、
重畳処理を行わないと判断するときには、画像出力装置
40は、ノイズが重畳されていない入力画像を記録紙に
画像形成して、ステップt7に進み、全ての手順を終了
する。
【0129】ステップt5において重畳処理を行うと判
断されて、ステップt6に進むと、ステップt6では、
ノイズ重畳処理部20は、入力画像にノイズを重畳し
て、画像出力装置40は、入力画像にノイズを重畳した
出力画像を記録紙に画像形成して、ステップt7に進
み、全ての手順を終了する。
断されて、ステップt6に進むと、ステップt6では、
ノイズ重畳処理部20は、入力画像にノイズを重畳し
て、画像出力装置40は、入力画像にノイズを重畳した
出力画像を記録紙に画像形成して、ステップt7に進
み、全ての手順を終了する。
【0130】以上のように本実施の形態の画像処理装置
10によれば、フラクタル次元解析部14は、入力画像
のフラクタル次元を求め、そのフラクタル次元に基づい
て、入力画像を視覚的に好ましい画像に変換するために
入力画像に重畳するノイズの種類およびノイズの強さの
最大値を決定し、ノイズ重畳処理部19は、フラクタル
次元解析部14によって決定された種類のノイズを入力
画像に重畳する。フラクタル次元は、入力画像の複雑さ
を定量的に表すので、入力画像に重畳するノイズの種類
および強さを決定するために試行錯誤することなく、入
力画像の複雑さに適応するノイズの種類および強さを自
動的かつ円滑に決定することができる。このように決定
された種類および強さのノイズを入力画像に重畳するこ
とで、入力画像を視覚的に好ましい画像に変換すること
ができる。
10によれば、フラクタル次元解析部14は、入力画像
のフラクタル次元を求め、そのフラクタル次元に基づい
て、入力画像を視覚的に好ましい画像に変換するために
入力画像に重畳するノイズの種類およびノイズの強さの
最大値を決定し、ノイズ重畳処理部19は、フラクタル
次元解析部14によって決定された種類のノイズを入力
画像に重畳する。フラクタル次元は、入力画像の複雑さ
を定量的に表すので、入力画像に重畳するノイズの種類
および強さを決定するために試行錯誤することなく、入
力画像の複雑さに適応するノイズの種類および強さを自
動的かつ円滑に決定することができる。このように決定
された種類および強さのノイズを入力画像に重畳するこ
とで、入力画像を視覚的に好ましい画像に変換すること
ができる。
【0131】またフラクタル次元解析部14は、フラク
タル次元に基づいて、入力画像にノイズを重畳する重畳
処理の必要度を決定し、重畳処理の必要度は操作パネル
21に表示される。また重畳処理を実行するか否かの処
理情報は、操作パネル21からユーザの入力操作によっ
て入力され、ノイズ重畳処理部19は、操作パネル21
から重畳処理を実行する処理情報を含む制御信号が与え
られると、重畳処理をする。これによってユーザは、操
作パネル21に表示される重畳処理の必要度に応じて、
重畳処理を行うか否かを選択して、操作パネル21に処
理情報を入力することができる。
タル次元に基づいて、入力画像にノイズを重畳する重畳
処理の必要度を決定し、重畳処理の必要度は操作パネル
21に表示される。また重畳処理を実行するか否かの処
理情報は、操作パネル21からユーザの入力操作によっ
て入力され、ノイズ重畳処理部19は、操作パネル21
から重畳処理を実行する処理情報を含む制御信号が与え
られると、重畳処理をする。これによってユーザは、操
作パネル21に表示される重畳処理の必要度に応じて、
重畳処理を行うか否かを選択して、操作パネル21に処
理情報を入力することができる。
【0132】本実施の形態の画像処理装置10を備える
画像形成装置50によれば、上述のような作用および効
果を達成できる画像形成装置を実現することができる。
これによって入力画像を視覚的に好ましい画像に変換し
て、記録紙にその画像を形成することができる。
画像形成装置50によれば、上述のような作用および効
果を達成できる画像形成装置を実現することができる。
これによって入力画像を視覚的に好ましい画像に変換し
て、記録紙にその画像を形成することができる。
【0133】本実施の形態の画像形成装置50は、画像
入力装置30としてフラットベッドスキャナ、フィルム
スキャナおよびデジタルカメラを用い、画像出力装置4
0としてインクジェット方式のプリンタ装置および電子
写真方式のプリンタ装置を用い、表示手段および入力手
段である操作パネル21の代わりに、陰極線管を有する
表示装置および液晶表示装置などで実現される表示手段
と、キーボードおよびマウスなどの入力装置で実現され
る入力手段とを用いて、これらの装置が接続されるコン
ピュータシステムによって実現されてもよい。このよう
なコンピュータシステムには、コンピュータネットワー
クを介してサーバなどの他のコンピュータに接続するた
めの通信手段を備えるようにしてもよい。
入力装置30としてフラットベッドスキャナ、フィルム
スキャナおよびデジタルカメラを用い、画像出力装置4
0としてインクジェット方式のプリンタ装置および電子
写真方式のプリンタ装置を用い、表示手段および入力手
段である操作パネル21の代わりに、陰極線管を有する
表示装置および液晶表示装置などで実現される表示手段
と、キーボードおよびマウスなどの入力装置で実現され
る入力手段とを用いて、これらの装置が接続されるコン
ピュータシステムによって実現されてもよい。このよう
なコンピュータシステムには、コンピュータネットワー
クを介してサーバなどの他のコンピュータに接続するた
めの通信手段を備えるようにしてもよい。
【0134】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、入力画像
に重畳するノイズの種類を決定するために試行錯誤する
ことなく、入力画像の複雑さに適応するノイズの種類を
円滑に決定することができる。このように決定された種
類のノイズを入力画像に重畳することで、入力画像を視
覚的に好ましい画像に変換することができる。
に重畳するノイズの種類を決定するために試行錯誤する
ことなく、入力画像の複雑さに適応するノイズの種類を
円滑に決定することができる。このように決定された種
類のノイズを入力画像に重畳することで、入力画像を視
覚的に好ましい画像に変換することができる。
【0135】また本発明によれば、入力画像に重畳する
ノイズの強さを決定するために試行錯誤することなく、
入力画像の複雑さに適応するノイズの強さを円滑に決定
することができる。このように決定された強さでノイズ
を入力画像に重畳することで、入力画像を視覚的に好ま
しい画像に変換することができる。
ノイズの強さを決定するために試行錯誤することなく、
入力画像の複雑さに適応するノイズの強さを円滑に決定
することができる。このように決定された強さでノイズ
を入力画像に重畳することで、入力画像を視覚的に好ま
しい画像に変換することができる。
【0136】また本発明によれば、重畳処理の必要度が
高い場合、換言すれば、入力画像にノイズを重畳するこ
とが好ましい場合には重畳処理を行い、重畳処理の必要
度が低い場合、換言すれば、入力画像にノイズを重畳し
ないほうが好ましい場合には重畳処理を行わないので、
入力画像を視覚的に好ましい画像に確実に変換すること
ができる。
高い場合、換言すれば、入力画像にノイズを重畳するこ
とが好ましい場合には重畳処理を行い、重畳処理の必要
度が低い場合、換言すれば、入力画像にノイズを重畳し
ないほうが好ましい場合には重畳処理を行わないので、
入力画像を視覚的に好ましい画像に確実に変換すること
ができる。
【0137】また本発明によれば、コンピュータによっ
て、上述の効果を自動的に実現することができる。
て、上述の効果を自動的に実現することができる。
【0138】また本発明によれば、コンピュータに読取
らせて、記録されるプログラムを実行させて、上述の画
像処理方法を実行させることができる。また記録媒体を
介して、複数のコンピュータにプログラムを容易に供給
することができる。
らせて、記録されるプログラムを実行させて、上述の画
像処理方法を実行させることができる。また記録媒体を
介して、複数のコンピュータにプログラムを容易に供給
することができる。
【0139】また本発明によれば、入力画像に重畳する
ノイズの種類を決定するために試行錯誤することなく、
入力画像の複雑さに適応するノイズの種類を自動的かつ
円滑に決定することができる。このように決定された種
類のノイズを入力画像に重畳することで、入力画像を視
覚的に好ましい画像に変換することができる。
ノイズの種類を決定するために試行錯誤することなく、
入力画像の複雑さに適応するノイズの種類を自動的かつ
円滑に決定することができる。このように決定された種
類のノイズを入力画像に重畳することで、入力画像を視
覚的に好ましい画像に変換することができる。
【0140】また本発明によれば、入力画像に重畳する
ノイズの強さを決定するために試行錯誤することなく、
入力画像の複雑さに適応するノイズの強さを自動的かつ
円滑に決定することができる。このように決定された強
さでノイズを入力画像に重畳することで、入力画像を視
覚的に好ましい画像に変換することができる。
ノイズの強さを決定するために試行錯誤することなく、
入力画像の複雑さに適応するノイズの強さを自動的かつ
円滑に決定することができる。このように決定された強
さでノイズを入力画像に重畳することで、入力画像を視
覚的に好ましい画像に変換することができる。
【0141】また本発明によれば、ユーザは、表示手段
に表示される重畳処理の必要度に応じて、重畳処理を行
うか否かを選択して、入力手段に処理情報を入力するこ
とができる。
に表示される重畳処理の必要度に応じて、重畳処理を行
うか否かを選択して、入力手段に処理情報を入力するこ
とができる。
【0142】また本発明によれば、上述のような効果を
達成できる画像形成装置を実現することができる。これ
によって入力画像を視覚的に好ましい画像に変換して、
記録紙にその画像を形成することができる。
達成できる画像形成装置を実現することができる。これ
によって入力画像を視覚的に好ましい画像に変換して、
記録紙にその画像を形成することができる。
【図1】本発明の実施の一形態の画像処理方法の手順の
メインルーチンを示すフローチャートである。
メインルーチンを示すフローチャートである。
【図2】図1の画像処理方法の手順のメインルーチンに
おけるステップs2の解析工程のサブルーチンを示すフ
ローチャートである。
おけるステップs2の解析工程のサブルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図3】2値画像である解析用画像G1の一例を示す図
である。
である。
【図4】格子分割した解析用画像G1を示す図である。
【図5】log rとlog N(r)との関係および回
帰直線を示すグラフである。
帰直線を示すグラフである。
【図6】解析用画像G2を含む画像空間Sを示す図であ
る。
る。
【図7】図1の画像処理方法の手順のメインルーチンに
おけるステップs3のノイズパラメータ設定工程のサブ
ルーチンを示すフローチャートである。
おけるステップs3のノイズパラメータ設定工程のサブ
ルーチンを示すフローチャートである。
【図8】第1〜第3ノイズパラメータの設定の第1設定
例におけるフラクタル次元とノイズの強さとの関係を示
すグラフである。
例におけるフラクタル次元とノイズの強さとの関係を示
すグラフである。
【図9】第1〜第3ノイズパラメータの設定の第2設定
例におけるフラクタル次元とノイズの強さとの関係を示
すグラフである。
例におけるフラクタル次元とノイズの強さとの関係を示
すグラフである。
【図10】図1の画像処理方法の手順のメインルーチン
におけるステップs4のノイズ生成工程のサブルーチン
を示すフローチャートである。
におけるステップs4のノイズ生成工程のサブルーチン
を示すフローチャートである。
【図11】ノイズマトリクスを示す図である。
【図12】周波数帯域の分割状態を示す図である。
【図13】本発明の実施の一形態の画像処理装置10を
備える画像形成装置50の構成を示すブロック図であ
る。
備える画像形成装置50の構成を示すブロック図であ
る。
【図14】フラクタル次元解析部14の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図15】ノイズ重畳処理部19の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図16】画像形成装置50における画像処理の手順を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
10 画像処理装置
14 フラクタル次元解析部
19 ノイズ重畳処理部
21 操作パネル
50 画像形成装置
Claims (9)
- 【請求項1】 入力画像のフラクタル次元を求める解析
工程と、 求めたフラクタル次元に基づいて、入力画像に重畳する
ノイズの種類を決定する種類決定工程とを含むことを特
徴とする画像処理方法。 - 【請求項2】 種類決定工程の後に、フラクタル次元に
基づいて、入力画像に対するノイズによる変換の度合い
を示すノイズの強さを決定する強度決定工程を含むこと
を特徴とする請求項1記載の画像処理方法。 - 【請求項3】 解析工程の後に、フラクタル次元に基づ
いて、入力画像にノイズを重畳する重畳処理の必要度を
決定し、この必要度に基づいて、重畳処理をするか否か
を決定する処理決定工程を含むことを特徴とする請求項
1または2記載の画像処理方法。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の画像処
理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。 - 【請求項5】 請求項4記載のプログラムが記録される
コンピュータ読取り可能な記録媒体。 - 【請求項6】 入力画像のフラクタル次元を求める解析
手段と、 解析手段によって求められたフラクタル次元に基づい
て、入力画像に重畳するノイズの種類を決定する種類決
定手段と、 種類決定手段によって決定された種類のノイズを入力画
像に重畳する重畳処理手段とを含むことを特徴とする画
像処理装置。 - 【請求項7】 フラクタル次元に基づいて、入力画像に
対するノイズによる変換の度合いを示すノイズの強さを
決定する強度決定手段を含み、 重畳処理手段は、強度決定手段によって決定されたノイ
ズの強さで入力画像にノイズを重畳することを特徴とす
る請求項6記載の画像処理装置。 - 【請求項8】 フラクタル次元に基づいて、入力画像に
ノイズを重畳する重畳処理の必要度を決定する判定手段
を含み、 判定手段によって決定された重畳処理の必要度を表示手
段に表示し、 重畳処理を実行するか否かの処理情報を入力する入力手
段によって重畳処理を実行する処理情報が入力されたと
き、重畳処理手段は、重畳処理をすることを特徴とする
請求項6または7記載の画像処理装置。 - 【請求項9】 請求項6〜8のいずれかに記載の画像処
理装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001329689A JP2003132344A (ja) | 2001-10-26 | 2001-10-26 | 画像処理方法および画像処理装置、プログラムおよび記録媒体ならびに画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001329689A JP2003132344A (ja) | 2001-10-26 | 2001-10-26 | 画像処理方法および画像処理装置、プログラムおよび記録媒体ならびに画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003132344A true JP2003132344A (ja) | 2003-05-09 |
Family
ID=19145545
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001329689A Pending JP2003132344A (ja) | 2001-10-26 | 2001-10-26 | 画像処理方法および画像処理装置、プログラムおよび記録媒体ならびに画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003132344A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009163383A (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-23 | Juki Corp | 曲線物体輪郭線の特徴評価方法及び装置 |
| JP2009207113A (ja) * | 2008-02-01 | 2009-09-10 | Sony Corp | 階調変換装置、階調変換方法、及び、プログラム |
| US7692817B2 (en) | 2004-06-23 | 2010-04-06 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image processing method, image processing apparatus, image forming apparatus, computer program product and computer memory product for carrying out image processing by transforming image data to image data having spatial frequency components |
| JP2018182353A (ja) * | 2017-04-03 | 2018-11-15 | 日本電信電話株式会社 | 映像生成装置、映像生成方法、およびプログラム |
-
2001
- 2001-10-26 JP JP2001329689A patent/JP2003132344A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7692817B2 (en) | 2004-06-23 | 2010-04-06 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image processing method, image processing apparatus, image forming apparatus, computer program product and computer memory product for carrying out image processing by transforming image data to image data having spatial frequency components |
| JP2009163383A (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-23 | Juki Corp | 曲線物体輪郭線の特徴評価方法及び装置 |
| JP2009207113A (ja) * | 2008-02-01 | 2009-09-10 | Sony Corp | 階調変換装置、階調変換方法、及び、プログラム |
| US8295636B2 (en) | 2008-02-01 | 2012-10-23 | Sony Corporation | Gradation converting device, gradation converting method, and computer program |
| JP2018182353A (ja) * | 2017-04-03 | 2018-11-15 | 日本電信電話株式会社 | 映像生成装置、映像生成方法、およびプログラム |
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