JP2002248819A - プラテン、プラテンの支持機構、および前記プラテンの支持機構を備えた記録装置 - Google Patents
プラテン、プラテンの支持機構、および前記プラテンの支持機構を備えた記録装置Info
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- JP2002248819A JP2002248819A JP2001048424A JP2001048424A JP2002248819A JP 2002248819 A JP2002248819 A JP 2002248819A JP 2001048424 A JP2001048424 A JP 2001048424A JP 2001048424 A JP2001048424 A JP 2001048424A JP 2002248819 A JP2002248819 A JP 2002248819A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プラテンギャップの調整を極めて容易にし、
または不要とする。 【解決手段】 プラテン7は、記録ヘッド1と間隔をあ
けて対向配置される。プラテン7の記録ヘッド1と対向
する面には、記録用シート6を支持する複数のリブ7a
が設けられる。プラテン7の四隅部には、記録ヘッド1
のと対向する方向に向かって突出する突き当て部7bが
設けられる。各突き当て部7bの上方には、それぞれ調
整ねじ33が取り付けられたたステイ32が固定されて
いる。プラテン7は、その下方に配置された付勢ばね3
1によって、記録ヘッド1と対向する方向に付勢され、
付勢ばね31の付勢力によって、各突き当て部7bがそ
れぞれ調整ねじ33の先端に突き当てられている。
または不要とする。 【解決手段】 プラテン7は、記録ヘッド1と間隔をあ
けて対向配置される。プラテン7の記録ヘッド1と対向
する面には、記録用シート6を支持する複数のリブ7a
が設けられる。プラテン7の四隅部には、記録ヘッド1
のと対向する方向に向かって突出する突き当て部7bが
設けられる。各突き当て部7bの上方には、それぞれ調
整ねじ33が取り付けられたたステイ32が固定されて
いる。プラテン7は、その下方に配置された付勢ばね3
1によって、記録ヘッド1と対向する方向に付勢され、
付勢ばね31の付勢力によって、各突き当て部7bがそ
れぞれ調整ねじ33の先端に突き当てられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録ヘッドを用い
て記録用シート(一般記録紙、特殊紙、OHPフィルム
等を含む。また、シート状だけでなくロール状のものも
含むが、本明細書においては便宜上、シートという用語
を用いる)に文字や画像等を記録する記録装置に関し、
特に、記録ヘッドと記録用シートとの間隔を一定に保つ
ために、若しくは両者の間を非接触かつ記録方式(特に
インクジェット記録)に適した所定の間隔とするため
に、記録ヘッドと間隔をあけて対向配置されるプラテン
や、その支持機構および該支持機構を備えた記録装置に
関する。
て記録用シート(一般記録紙、特殊紙、OHPフィルム
等を含む。また、シート状だけでなくロール状のものも
含むが、本明細書においては便宜上、シートという用語
を用いる)に文字や画像等を記録する記録装置に関し、
特に、記録ヘッドと記録用シートとの間隔を一定に保つ
ために、若しくは両者の間を非接触かつ記録方式(特に
インクジェット記録)に適した所定の間隔とするため
に、記録ヘッドと間隔をあけて対向配置されるプラテン
や、その支持機構および該支持機構を備えた記録装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な記録装置は、記録ヘッドを搭載
しガイドシャフト等により主走査方向に移動可能に支持
されたキャリッジと、記録用シートを主走査方向と交差
する方向に搬送する搬送手段と、これらを制御するため
の制御手段とを備えている。このように、キャリッジを
移動させながら記録動作を行うものをシリアル型とい
う。一方、記録ヘッドを固定して支持し記録用シートの
搬送のみで記録動作を行うものをライン型という。
しガイドシャフト等により主走査方向に移動可能に支持
されたキャリッジと、記録用シートを主走査方向と交差
する方向に搬送する搬送手段と、これらを制御するため
の制御手段とを備えている。このように、キャリッジを
移動させながら記録動作を行うものをシリアル型とい
う。一方、記録ヘッドを固定して支持し記録用シートの
搬送のみで記録動作を行うものをライン型という。
【0003】シリアル型およびライン型のいずれの記録
装置においても、高品位の記録を行うためには、記録ヘ
ッドによる全ての記録領域において、記録ヘッドと記録
用シートとの距離(紙間距離)が重要であり、そのた
め、記録装置には、記録ヘッドによる記録領域で記録用
シートを支持するプラテンが設けられている。例えばイ
ンクジェット方式の記録装置においては、記録領域の一
端部と他端部とで紙間距離が異なると、記録ヘッドから
吐出されたインクが記録用シートに到達するまでの時間
に差が生じることから、結果的にインクの着弾位置がず
れてしまう。また、ワイヤードット方式の記録装置にお
いては、ピンによる、インクリボンを介しての記録用シ
ートへの加圧力に差が生じ、紙間距離の変化はドットの
濃淡として現れる。さらに、サーマル方式や熱転写方式
の記録装置においても、記録ヘッドを圧接した際の圧接
力に差が生じ、やはりドットの濃淡として現れる。
装置においても、高品位の記録を行うためには、記録ヘ
ッドによる全ての記録領域において、記録ヘッドと記録
用シートとの距離(紙間距離)が重要であり、そのた
め、記録装置には、記録ヘッドによる記録領域で記録用
シートを支持するプラテンが設けられている。例えばイ
ンクジェット方式の記録装置においては、記録領域の一
端部と他端部とで紙間距離が異なると、記録ヘッドから
吐出されたインクが記録用シートに到達するまでの時間
に差が生じることから、結果的にインクの着弾位置がず
れてしまう。また、ワイヤードット方式の記録装置にお
いては、ピンによる、インクリボンを介しての記録用シ
ートへの加圧力に差が生じ、紙間距離の変化はドットの
濃淡として現れる。さらに、サーマル方式や熱転写方式
の記録装置においても、記録ヘッドを圧接した際の圧接
力に差が生じ、やはりドットの濃淡として現れる。
【0004】従来のプラテンは、高い寸法精度が得ら
れ、かつ、形状の自由度が高いこと等から、樹脂により
一体成形されたものが多く、その表面の形状は、平滑な
平面、あるいは記録用シートの搬送方向と平行でかつ表
面が平滑な複数のリブを有する形状のものが多い。リブ
を有する場合、記録用シートはリブの上面で支持され
る。通常、プラテンは、記録装置のシャーシ等に取り付
けられ、記録ヘッドとの距離が所定の距離になるように
位置調整した後、固定される。つまり、紙間距離の調整
は、記録ヘッドと記録用シートとの実際の距離を調整す
るのではなく、記録ヘッドとプラテンの記録用シート支
持面との距離を調整することによって行われる。記録ヘ
ッドと記録用シート支持面との距離をプラテンギャップ
という。
れ、かつ、形状の自由度が高いこと等から、樹脂により
一体成形されたものが多く、その表面の形状は、平滑な
平面、あるいは記録用シートの搬送方向と平行でかつ表
面が平滑な複数のリブを有する形状のものが多い。リブ
を有する場合、記録用シートはリブの上面で支持され
る。通常、プラテンは、記録装置のシャーシ等に取り付
けられ、記録ヘッドとの距離が所定の距離になるように
位置調整した後、固定される。つまり、紙間距離の調整
は、記録ヘッドと記録用シートとの実際の距離を調整す
るのではなく、記録ヘッドとプラテンの記録用シート支
持面との距離を調整することによって行われる。記録ヘ
ッドと記録用シート支持面との距離をプラテンギャップ
という。
【0005】図8に、樹脂により成形された従来のプラ
テンの一例を示す。図8に示すプラテン100は、記録
ヘッドと対向する面である上面100aに、記録用シー
トの搬送方向Bと平行な複数のリブ101が一体に形成
されている。各リブ101の高さは等しく、記録用シー
トがリブ101の上面に接触しながらプラテン100上
を通過することで、記録領域において記録ヘッドと記録
用シートとの距離が一定に保たれ、高品位の記録が可能
となる。
テンの一例を示す。図8に示すプラテン100は、記録
ヘッドと対向する面である上面100aに、記録用シー
トの搬送方向Bと平行な複数のリブ101が一体に形成
されている。各リブ101の高さは等しく、記録用シー
トがリブ101の上面に接触しながらプラテン100上
を通過することで、記録領域において記録ヘッドと記録
用シートとの距離が一定に保たれ、高品位の記録が可能
となる。
【0006】一方、記録装置の中には、一般記録紙の他
に、厚紙や封筒など、厚みの厚い記録用シートへの記録
にも対応するものがある。上述したように、記録装置に
おいては紙間距離は非常に重要である。したがって、厚
みの異なる複数種の記録用シートに対応した記録装置に
は、プラテンギャップ設定機構が設けられており、記録
用シートの厚みが増加しても、その増加分だけプラテン
ギャップを大きくし、結果的に紙間距離が所定の間隔を
保てるようにしている。また、インクジェット記録装置
においては、記録用シートの種類によっては、記録用シ
ートがインクを吸収して膨潤し、記録用シート自体が波
打つ現象(コックリング)が生じる場合がある。このよ
うな場合に記録用シートと記録ヘッドとが干渉しないよ
うにするために、プラテンギャップを大きくとることも
ある。
に、厚紙や封筒など、厚みの厚い記録用シートへの記録
にも対応するものがある。上述したように、記録装置に
おいては紙間距離は非常に重要である。したがって、厚
みの異なる複数種の記録用シートに対応した記録装置に
は、プラテンギャップ設定機構が設けられており、記録
用シートの厚みが増加しても、その増加分だけプラテン
ギャップを大きくし、結果的に紙間距離が所定の間隔を
保てるようにしている。また、インクジェット記録装置
においては、記録用シートの種類によっては、記録用シ
ートがインクを吸収して膨潤し、記録用シート自体が波
打つ現象(コックリング)が生じる場合がある。このよ
うな場合に記録用シートと記録ヘッドとが干渉しないよ
うにするために、プラテンギャップを大きくとることも
ある。
【0007】従来のこの種のプラテンギャップ設定機構
としては、記録装置のシャーシに回転自在に支持された
偏心シャフトをキャリッジに通し、この偏心シャフトを
任意の角度だけ回転させ、キャリッジをプラテンに近づ
けたりプラテンから遠ざけることによって、プラテンギ
ャップを調整する構成が一般的に用いられている。
としては、記録装置のシャーシに回転自在に支持された
偏心シャフトをキャリッジに通し、この偏心シャフトを
任意の角度だけ回転させ、キャリッジをプラテンに近づ
けたりプラテンから遠ざけることによって、プラテンギ
ャップを調整する構成が一般的に用いられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高スル
ープット化を目的としてシリアル型の記録装置において
も多ドット化が進むと、記録ヘッドは記録用シートの搬
送方向の長さも長くなり、記録用シートの幅方向だけで
なく、搬送方向での紙間距離も記録品位に大きな影響を
与える。記録装置にとって紙間距離は非常に重要であ
り、記録ヘッドの多ドット化が進むと、記録ヘッドとプ
ラテンとの平行度を高精度に設定する必要が生じてく
る。
ープット化を目的としてシリアル型の記録装置において
も多ドット化が進むと、記録ヘッドは記録用シートの搬
送方向の長さも長くなり、記録用シートの幅方向だけで
なく、搬送方向での紙間距離も記録品位に大きな影響を
与える。記録装置にとって紙間距離は非常に重要であ
り、記録ヘッドの多ドット化が進むと、記録ヘッドとプ
ラテンとの平行度を高精度に設定する必要が生じてく
る。
【0009】記録ヘッドとプラテンとの平行度は、記録
ヘッドを保持するキャリッジと、プラテンを保持するシ
ャーシ構造との部品精度の積み重ねによって決定され
る。特にインクジェット方式の記録装置では紙間距離は
1mm程度であるため、部品精度だけで、記録ヘッドの
多ドット化によって広がった記録領域の全ての範囲にお
いてプラテンギャップを所定の寸法に収めるのは困難で
ある。したがって、記録装置の製造工程でプラテンギャ
ップの調整が必要となってくるが、上述したような、記
録ヘッドとプラテンとの平行度を高精度に設定しなけれ
ばならない状況においてはこの調整のための工数がかか
り、結果的に記録装置の製造コストの上昇につながって
しまう。
ヘッドを保持するキャリッジと、プラテンを保持するシ
ャーシ構造との部品精度の積み重ねによって決定され
る。特にインクジェット方式の記録装置では紙間距離は
1mm程度であるため、部品精度だけで、記録ヘッドの
多ドット化によって広がった記録領域の全ての範囲にお
いてプラテンギャップを所定の寸法に収めるのは困難で
ある。したがって、記録装置の製造工程でプラテンギャ
ップの調整が必要となってくるが、上述したような、記
録ヘッドとプラテンとの平行度を高精度に設定しなけれ
ばならない状況においてはこの調整のための工数がかか
り、結果的に記録装置の製造コストの上昇につながって
しまう。
【0010】一方、記録装置が平面上に設置されない
と、記録装置本体にねじれが生じ、これによりプラテン
ギャップが変動してしまうこともある。記録装置の物流
過程や運搬時において振動や落下等の外力が記録装置に
加わると、この外力によっても記録装置本体にねじれが
生じ、プラテンギャップが変動してしまうことがある。
このような場合には、ユーザがプラテンギャップを再調
整しなければならないが、ユーザがプラテンギャップを
調整するのは製造工程での調整よりもはるかに困難であ
る。特に、厚みの異なる記録用シートに応じてプラテン
ギャップを設定可能な記録装置においては、記録ヘッド
とプラテンとの平行度を維持しつつ、ユーザがプラテン
ギャップを変更するのは極めて困難である。
と、記録装置本体にねじれが生じ、これによりプラテン
ギャップが変動してしまうこともある。記録装置の物流
過程や運搬時において振動や落下等の外力が記録装置に
加わると、この外力によっても記録装置本体にねじれが
生じ、プラテンギャップが変動してしまうことがある。
このような場合には、ユーザがプラテンギャップを再調
整しなければならないが、ユーザがプラテンギャップを
調整するのは製造工程での調整よりもはるかに困難であ
る。特に、厚みの異なる記録用シートに応じてプラテン
ギャップを設定可能な記録装置においては、記録ヘッド
とプラテンとの平行度を維持しつつ、ユーザがプラテン
ギャップを変更するのは極めて困難である。
【0011】そこで本発明の目的は、製造工程等におい
てプラテンギャップの調整を極めて容易とするか、また
はなくすることである。
てプラテンギャップの調整を極めて容易とするか、また
はなくすることである。
【0012】本発明の他の目的は、記録ヘッドとプラテ
ンとの平行度を調整可能な構成としながらも、プラテン
ギャップの設定を容易に変更可能とすることである。
ンとの平行度を調整可能な構成としながらも、プラテン
ギャップの設定を容易に変更可能とすることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のプラテンは、一方向に搬送されつつ記録ヘッ
ドによって記録が行われる記録用シートを、前記記録ヘ
ッドと間隔をあけて支持するプラテンにおいて、前記記
録用シートを支持する支持部と、前記支持部に一体的に
設けられ、前記プラテンが付勢手段により前記記録ヘッ
ドに向けて付勢されることによって、前記プラテンの位
置を規制する規制手段に突き当てられる突き当て部とを
有し、前記支持部は、前記付勢手段で付勢されることで
前記突き当て部が前記規制手段から受ける反力によって
全体としてねじられるような剛性を有するフレーム構造
と、前記記録用シートを支持するために前記記録用シー
トの幅方向に間隔をあけて前記フレーム構造に設けら
れ、それぞれ前記フレーム構造のねじれに倣って変形可
能な複数の記録用シート支持部材とを有することを特徴
とする。
の本発明のプラテンは、一方向に搬送されつつ記録ヘッ
ドによって記録が行われる記録用シートを、前記記録ヘ
ッドと間隔をあけて支持するプラテンにおいて、前記記
録用シートを支持する支持部と、前記支持部に一体的に
設けられ、前記プラテンが付勢手段により前記記録ヘッ
ドに向けて付勢されることによって、前記プラテンの位
置を規制する規制手段に突き当てられる突き当て部とを
有し、前記支持部は、前記付勢手段で付勢されることで
前記突き当て部が前記規制手段から受ける反力によって
全体としてねじられるような剛性を有するフレーム構造
と、前記記録用シートを支持するために前記記録用シー
トの幅方向に間隔をあけて前記フレーム構造に設けら
れ、それぞれ前記フレーム構造のねじれに倣って変形可
能な複数の記録用シート支持部材とを有することを特徴
とする。
【0014】上記の発明によれば、プラテンには、プラ
テンの位置を規制する規制手段に突き当てられる突き当
て部が、記録用シートを支持する支持部に一体的に設け
られている。さらに、プラテンは、付勢手段によって、
記録ヘッドに向けて付勢されており、この付勢手段の付
勢力で突き当て部を規制手段に突き当てることによっ
て、プラテンの、記録ヘッドと対向する方向での位置が
規制され、結果的に、プラテンの記録用シート支持面と
記録ヘッドとの距離であるプラテンギャップが決められ
る。
テンの位置を規制する規制手段に突き当てられる突き当
て部が、記録用シートを支持する支持部に一体的に設け
られている。さらに、プラテンは、付勢手段によって、
記録ヘッドに向けて付勢されており、この付勢手段の付
勢力で突き当て部を規制手段に突き当てることによっ
て、プラテンの、記録ヘッドと対向する方向での位置が
規制され、結果的に、プラテンの記録用シート支持面と
記録ヘッドとの距離であるプラテンギャップが決められ
る。
【0015】特に、支持部を、付勢手段で付勢されるこ
とで突き当て部が規制手段から受ける反力によって全体
としてねじられるような剛性を有するフレーム構造と、
記録用シートを支持するために記録用シートの幅方向に
間隔をあけてフレーム構造に設けられ、それぞれフレー
ム構造のねじれに倣って変形可能な複数の記録用シート
支持部材とを有する構成とすることにより、例えばこの
プラテンを用いた記録装置が段差上に設置される等して
記録装置全体にねじれが生じ規制手段も記録装置本体の
ねじれの影響を受けた場合には、このねじれに伴ってフ
レーム構造にねじれが生じ、記録用シート支持部材はフ
レーム構造のねじれに倣って変形し、ねじれた状態で連
続した記録用シート支持面を形成する。これによって、
プラテンギャップが適正に保たれる。
とで突き当て部が規制手段から受ける反力によって全体
としてねじられるような剛性を有するフレーム構造と、
記録用シートを支持するために記録用シートの幅方向に
間隔をあけてフレーム構造に設けられ、それぞれフレー
ム構造のねじれに倣って変形可能な複数の記録用シート
支持部材とを有する構成とすることにより、例えばこの
プラテンを用いた記録装置が段差上に設置される等して
記録装置全体にねじれが生じ規制手段も記録装置本体の
ねじれの影響を受けた場合には、このねじれに伴ってフ
レーム構造にねじれが生じ、記録用シート支持部材はフ
レーム構造のねじれに倣って変形し、ねじれた状態で連
続した記録用シート支持面を形成する。これによって、
プラテンギャップが適正に保たれる。
【0016】本発明のプラテンの支持機構は、一方向に
搬送されつつ記録ヘッドによって記録が行われる記録用
シートを、前記記録ヘッドと間隔をあけて支持するプラ
テンの支持機構において、前記プラテンは、前記記録用
シートを支持する支持部と、前記支持部の前記記録用シ
ートが通過する領域の範囲外に前記支持部と一体的に設
けられた突き当て部とを備え、前記プラテンを前記記録
ヘッドに向けて付勢する付勢手段と、前記付勢手段で前
記プラテンが付勢されることによって前記突き当て部が
突き当てられ、かつ、前記突き当て部が突き当てられる
部分の、前記記録ヘッドと対向する方向の位置が可変で
ある規制手段とを有することを特徴とする。
搬送されつつ記録ヘッドによって記録が行われる記録用
シートを、前記記録ヘッドと間隔をあけて支持するプラ
テンの支持機構において、前記プラテンは、前記記録用
シートを支持する支持部と、前記支持部の前記記録用シ
ートが通過する領域の範囲外に前記支持部と一体的に設
けられた突き当て部とを備え、前記プラテンを前記記録
ヘッドに向けて付勢する付勢手段と、前記付勢手段で前
記プラテンが付勢されることによって前記突き当て部が
突き当てられ、かつ、前記突き当て部が突き当てられる
部分の、前記記録ヘッドと対向する方向の位置が可変で
ある規制手段とを有することを特徴とする。
【0017】これにより、前述したように、プラテンの
突き当て部が付勢手段の付勢力で規制手段に突き当てら
れることでプラテンギャップが決められる。さらに、規
制手段を、プラテンの突き当て部が突き当てられる部分
の、記録ヘッドと対向する方向の位置を可変とした構成
とすることで、プラテンギャップを製造工程等で任意に
調整可能となる。この場合、付勢手段による付勢力を解
除する手段と、プラテンの記録用シートを支持する面の
裏面側に配置された、解除手段によって付勢力が解除さ
れたときに自重によって降下したプラテンを支持するプ
ラテン受け部材とをさらに有することで、規制手段によ
りプラテンギャップを調整可能な構成としながらも、記
録用シートに応じてプラテンギャップを段階的に切り換
えることが可能となる。
突き当て部が付勢手段の付勢力で規制手段に突き当てら
れることでプラテンギャップが決められる。さらに、規
制手段を、プラテンの突き当て部が突き当てられる部分
の、記録ヘッドと対向する方向の位置を可変とした構成
とすることで、プラテンギャップを製造工程等で任意に
調整可能となる。この場合、付勢手段による付勢力を解
除する手段と、プラテンの記録用シートを支持する面の
裏面側に配置された、解除手段によって付勢力が解除さ
れたときに自重によって降下したプラテンを支持するプ
ラテン受け部材とをさらに有することで、規制手段によ
りプラテンギャップを調整可能な構成としながらも、記
録用シートに応じてプラテンギャップを段階的に切り換
えることが可能となる。
【0018】また、本発明のプラテンの支持機構は、一
方向に搬送されつつ記録ヘッドによって記録が行われる
記録用シートを前記記録ヘッドと間隔をあけて支持する
プラテンの支持機構において、前記プラテンを前記記録
ヘッドに向けて付勢する付勢手段と、前記付勢手段によ
る付勢力によって前記プラテンが突き当てられる規制手
段とを有し、前記プラテンは、前記規制手段に突き当て
られる突き当て部が一体的に設けられかつ前記突き当て
部が前記規制手段に突き当てられることで前記規制手段
から受ける反力によって全体としてねじられるような剛
性を有するフレーム構造と、前記記録用シートを支持す
るために前記記録用シートの幅方向に間隔をあけて前記
フレーム構造に設けられ、それぞれ前記フレーム構造の
ねじれに倣って変形可能な複数の記録用シート支持部材
とを有することを特徴とする。
方向に搬送されつつ記録ヘッドによって記録が行われる
記録用シートを前記記録ヘッドと間隔をあけて支持する
プラテンの支持機構において、前記プラテンを前記記録
ヘッドに向けて付勢する付勢手段と、前記付勢手段によ
る付勢力によって前記プラテンが突き当てられる規制手
段とを有し、前記プラテンは、前記規制手段に突き当て
られる突き当て部が一体的に設けられかつ前記突き当て
部が前記規制手段に突き当てられることで前記規制手段
から受ける反力によって全体としてねじられるような剛
性を有するフレーム構造と、前記記録用シートを支持す
るために前記記録用シートの幅方向に間隔をあけて前記
フレーム構造に設けられ、それぞれ前記フレーム構造の
ねじれに倣って変形可能な複数の記録用シート支持部材
とを有することを特徴とする。
【0019】これにより、前述したように、記録装置全
体にねじれが生じ規制手段も記録装置本体のねじれの影
響を受けた場合であっても、プラテンギャップが適正に
保たれる。特に、規制手段を、記録ヘッドに対して位置
が規定された部材とすることで、プラテンギャップの調
整が不要となる。
体にねじれが生じ規制手段も記録装置本体のねじれの影
響を受けた場合であっても、プラテンギャップが適正に
保たれる。特に、規制手段を、記録ヘッドに対して位置
が規定された部材とすることで、プラテンギャップの調
整が不要となる。
【0020】上述したプラテンおよびプラテンの支持機
構の各発明において、突き当て部は、支持部の記録用シ
ートが通過する領域外の、記録用シートの幅方向両側に
設けられることが好ましく、さらには、記録用シートの
搬送方向について支持部上での記録ヘッドによる記録可
能範囲よりも上流側および下流側に設けられることが好
ましい。この場合、規制手段は、突き当て部の位置に対
応して設けられる。これにより、記録の高スループット
化のために記録用シートの搬送方向についての記録可能
範囲を大きくした記録ヘッドを用いた場合であっても、
記録用シートの搬送方向の上流側および下流側でプラテ
ンギャップが適切に設定されるので、高品位な記録が可
能となる。
構の各発明において、突き当て部は、支持部の記録用シ
ートが通過する領域外の、記録用シートの幅方向両側に
設けられることが好ましく、さらには、記録用シートの
搬送方向について支持部上での記録ヘッドによる記録可
能範囲よりも上流側および下流側に設けられることが好
ましい。この場合、規制手段は、突き当て部の位置に対
応して設けられる。これにより、記録の高スループット
化のために記録用シートの搬送方向についての記録可能
範囲を大きくした記録ヘッドを用いた場合であっても、
記録用シートの搬送方向の上流側および下流側でプラテ
ンギャップが適切に設定されるので、高品位な記録が可
能となる。
【0021】また本発明は、記録ヘッドにより記録用シ
ートに文字や画像等を記録する記録装置を含むものであ
り、本発明の記録装置は、記録用シートを搬送する搬送
手段と、前記搬送手段で搬送される記録用シートに記録
を行う記録ヘッドを保持する保持手段と、前記記録用シ
ートを前記記録ヘッドと間隔をあけて支持する、上記本
発明のプラテンの支持機構とを有する。
ートに文字や画像等を記録する記録装置を含むものであ
り、本発明の記録装置は、記録用シートを搬送する搬送
手段と、前記搬送手段で搬送される記録用シートに記録
を行う記録ヘッドを保持する保持手段と、前記記録用シ
ートを前記記録ヘッドと間隔をあけて支持する、上記本
発明のプラテンの支持機構とを有する。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【0023】図1は、本発明の一実施形態によるインク
ジェット記録装置の主要部の構成を示す斜視図である。
図2は、図1に示すインクジェット記録装置を横から見
た概略断面図である。
ジェット記録装置の主要部の構成を示す斜視図である。
図2は、図1に示すインクジェット記録装置を横から見
た概略断面図である。
【0024】図に示した記録装置は、インクジェット記
録方式の中でも特に、インク(液体)を吐出するのに利
用されるエネルギーとして熱エネルギーを発生する手段
を備え、その熱エネルギーによってインクの状態変化を
生起させる方式の記録ヘッド1を搭載するものである。
この方式を用いることにより、記録する文字や画像等の
高密度化および高精細化を達成している。特に本実施形
態では、熱エネルギーを発生する手段として発熱抵抗素
子を用い、この発熱抵抗素子によりインクを加熱して膜
沸騰させ、このときに生じる気泡による圧力を利用して
インクを吐出しているが、インクを吐出させる方式とし
てはこれに限らず、ピエゾ素子といった電気機械変換体
素子を用い、インクに機械的な振動エネルギーを与え、
この振動による圧力を利用してインクを吐出する方式を
採用することもできる。
録方式の中でも特に、インク(液体)を吐出するのに利
用されるエネルギーとして熱エネルギーを発生する手段
を備え、その熱エネルギーによってインクの状態変化を
生起させる方式の記録ヘッド1を搭載するものである。
この方式を用いることにより、記録する文字や画像等の
高密度化および高精細化を達成している。特に本実施形
態では、熱エネルギーを発生する手段として発熱抵抗素
子を用い、この発熱抵抗素子によりインクを加熱して膜
沸騰させ、このときに生じる気泡による圧力を利用して
インクを吐出しているが、インクを吐出させる方式とし
てはこれに限らず、ピエゾ素子といった電気機械変換体
素子を用い、インクに機械的な振動エネルギーを与え、
この振動による圧力を利用してインクを吐出する方式を
採用することもできる。
【0025】記録ヘッド1は、カセット9より搬送され
てくる記録用シート6(図2参照)に向かってインクを
吐出する姿勢、すなわちインク吐出面を下方に向けた姿
勢でキャリッジ4に着脱可能に搭載されている。キャリ
ッジ4は、互いに平行に配置されたガイドシャフト12
およびサブシャフト13に摺動自在に支持されており、
不図示のキャリッジ駆動モータにより、ガイドシャフト
12およびサブシャフト13に沿って図1に示す矢印A
方向(主走査方向)に往復移動される構成となってい
る。ガイドシャフト12およびサブシャフト13の両端
部は、それぞれシャーシ17に固定された左側板18お
よび右側板19に固定されている。特にサブシャフト1
3は左側板18および右側板19にカシメにより固定さ
れ、これによって強いねじり剛性が得られている。
てくる記録用シート6(図2参照)に向かってインクを
吐出する姿勢、すなわちインク吐出面を下方に向けた姿
勢でキャリッジ4に着脱可能に搭載されている。キャリ
ッジ4は、互いに平行に配置されたガイドシャフト12
およびサブシャフト13に摺動自在に支持されており、
不図示のキャリッジ駆動モータにより、ガイドシャフト
12およびサブシャフト13に沿って図1に示す矢印A
方向(主走査方向)に往復移動される構成となってい
る。ガイドシャフト12およびサブシャフト13の両端
部は、それぞれシャーシ17に固定された左側板18お
よび右側板19に固定されている。特にサブシャフト1
3は左側板18および右側板19にカシメにより固定さ
れ、これによって強いねじり剛性が得られている。
【0026】記録ヘッド1にはそれぞれ異なる色のイン
クを吐出するための複数のノズル列が設けられている。
記録ヘッド1から吐出されるインクの色に対応して、複
数の独立したインクタンク2a〜2dが、インクタンク
部2に着脱交換可能に装着される。インクタンク部2と
記録ヘッド1とは、それぞれインクの色に対応した複数
本のチューブを結合したインクチューブ3によって接続
され、各インクタンク2a〜2dをインクタンク部2に
装着することで、各インクタンク2a〜2d内に収容さ
れたインクをそれぞれ、記録ヘッド1の各インク色に対
応するノズル列に独立して供給することが可能となる。
クを吐出するための複数のノズル列が設けられている。
記録ヘッド1から吐出されるインクの色に対応して、複
数の独立したインクタンク2a〜2dが、インクタンク
部2に着脱交換可能に装着される。インクタンク部2と
記録ヘッド1とは、それぞれインクの色に対応した複数
本のチューブを結合したインクチューブ3によって接続
され、各インクタンク2a〜2dをインクタンク部2に
装着することで、各インクタンク2a〜2d内に収容さ
れたインクをそれぞれ、記録ヘッド1の各インク色に対
応するノズル列に独立して供給することが可能となる。
【0027】記録用シート6はカセット9内に積載され
ており、不図示の分離機構により1枚ずつ分離されて、
Uターンローラ21とUターンガイド22とで形成され
るUターン搬送経路11へ送られる。Uターンローラ2
1は回転可能に支持されており、記録用シート6はUタ
ーン搬送経路11へ送られた記録用シート6は、Uター
ン搬送経路11によってUターンされて、不図示のフィ
ードモータによって回転駆動される搬送ローラ23とこ
れに従動して回転するピンチローラ24とに挟まれ、記
録ヘッド1のインク吐出面と対向する領域へ送られる。
ており、不図示の分離機構により1枚ずつ分離されて、
Uターンローラ21とUターンガイド22とで形成され
るUターン搬送経路11へ送られる。Uターンローラ2
1は回転可能に支持されており、記録用シート6はUタ
ーン搬送経路11へ送られた記録用シート6は、Uター
ン搬送経路11によってUターンされて、不図示のフィ
ードモータによって回転駆動される搬送ローラ23とこ
れに従動して回転するピンチローラ24とに挟まれ、記
録ヘッド1のインク吐出面と対向する領域へ送られる。
【0028】記録ヘッド1の下方にはプラテン7が記録
ヘッド1と所定の距離をおいて配置されている。記録ヘ
ッド1のインク吐出面と対向する領域へ送られた記録用
シート6は、このプラテン7に支持されつつ、キャリッ
ジ4の移動方向と交差する方向(本実施形態では直交す
る方向)である矢印B方向に搬送され、不図示の駆動源
により回転駆動される排紙ローラ25とこれに従動して
回転する拍車26との間に案内される。
ヘッド1と所定の距離をおいて配置されている。記録ヘ
ッド1のインク吐出面と対向する領域へ送られた記録用
シート6は、このプラテン7に支持されつつ、キャリッ
ジ4の移動方向と交差する方向(本実施形態では直交す
る方向)である矢印B方向に搬送され、不図示の駆動源
により回転駆動される排紙ローラ25とこれに従動して
回転する拍車26との間に案内される。
【0029】記録用シート6は、プラテン7上で、記録
ヘッド1からのインクの吐出による記録が行われる。記
録ヘッド1による記録を行い得る領域を記録領域とい
う。プラテン7は、この記録装置で使用される記録用シ
ート6の幅よりも広く、かつ記録用シート6の搬送方向
について記録ヘッド1のノズル列の形成されている領域
よりも長い範囲において記録用シート6を支持する大き
さとなっている。
ヘッド1からのインクの吐出による記録が行われる。記
録ヘッド1による記録を行い得る領域を記録領域とい
う。プラテン7は、この記録装置で使用される記録用シ
ート6の幅よりも広く、かつ記録用シート6の搬送方向
について記録ヘッド1のノズル列の形成されている領域
よりも長い範囲において記録用シート6を支持する大き
さとなっている。
【0030】プラテン7上で記録ヘッド1による記録が
終了した記録用シート6は、排紙ローラ25の回転によ
り更に矢印B方向に搬送され、不図示の排紙トレイ上に
排出される。
終了した記録用シート6は、排紙ローラ25の回転によ
り更に矢印B方向に搬送され、不図示の排紙トレイ上に
排出される。
【0031】記録ヘッド1の往復移動範囲内で、かつプ
ラテン7から外れた領域には、回復ユニット14が記録
ヘッド1のインク吐出面と対面するように配置されてい
る。回復ユニット14は、記録ヘッド1のインク吐出面
をキャッピングするためのキャップ部、インク吐出面を
キャッピングした状態で記録ヘッド1から強制的にイン
クを吸引してノズル内の残留気泡やインクの増粘物を除
去する吸引機構、およびインク吐出面の汚れを払拭する
ためのクリーニングブレード等を有する。
ラテン7から外れた領域には、回復ユニット14が記録
ヘッド1のインク吐出面と対面するように配置されてい
る。回復ユニット14は、記録ヘッド1のインク吐出面
をキャッピングするためのキャップ部、インク吐出面を
キャッピングした状態で記録ヘッド1から強制的にイン
クを吸引してノズル内の残留気泡やインクの増粘物を除
去する吸引機構、およびインク吐出面の汚れを払拭する
ためのクリーニングブレード等を有する。
【0032】ここで、プラテン7について図3および図
4を参照して詳細に説明する。
4を参照して詳細に説明する。
【0033】図3は、図1に示す記録装置に用いられる
プラテンの一例を、その周辺の構造とともに示す斜視図
である。図4は、図3に示すプラテンの、記録用シート
の搬送方向に沿った断面図である。
プラテンの一例を、その周辺の構造とともに示す斜視図
である。図4は、図3に示すプラテンの、記録用シート
の搬送方向に沿った断面図である。
【0034】プラテン7は、概ね板状の部材であり、そ
の一方の面には、記録用シート6の搬送方向に沿って形
成された複数のリブ7aが、プラテン7の幅方向(記録
ヘッド1(図1参照)の移動方向と平行な方向)に一定
の間隔をあけて一体的に設けられている。各リブ7aの
高さは等しく、これらリブ7aの上面で記録用シート6
を支持する。したがって、プラテン7の位置および姿勢
によって、記録ヘッド1と、プラテン7の記録用シート
支持面との距離、すなわちプラテンギャップGが決定さ
れる。
の一方の面には、記録用シート6の搬送方向に沿って形
成された複数のリブ7aが、プラテン7の幅方向(記録
ヘッド1(図1参照)の移動方向と平行な方向)に一定
の間隔をあけて一体的に設けられている。各リブ7aの
高さは等しく、これらリブ7aの上面で記録用シート6
を支持する。したがって、プラテン7の位置および姿勢
によって、記録ヘッド1と、プラテン7の記録用シート
支持面との距離、すなわちプラテンギャップGが決定さ
れる。
【0035】プラテン7の幅方向両端部の、記録用シー
ト6の搬送方向について上流側端部と下流側端部とに
は、記録ヘッド1と対向する方向に延びた突き当て部7
bがそれぞれ設けられている。つまり、突き当て部7b
は、記録領域の範囲外、具体的には、記録ヘッド1の移
動方向については記録用シート6が通過する領域の範囲
外で、かつ、記録用シート6の搬送方向については記録
ヘッド1からのインクの吐出可能範囲外である、プラテ
ン7の四隅部に設けられている。各突き当て部7bの上
端は平坦面となっている。
ト6の搬送方向について上流側端部と下流側端部とに
は、記録ヘッド1と対向する方向に延びた突き当て部7
bがそれぞれ設けられている。つまり、突き当て部7b
は、記録領域の範囲外、具体的には、記録ヘッド1の移
動方向については記録用シート6が通過する領域の範囲
外で、かつ、記録用シート6の搬送方向については記録
ヘッド1からのインクの吐出可能範囲外である、プラテ
ン7の四隅部に設けられている。各突き当て部7bの上
端は平坦面となっている。
【0036】プラテン7の幅方向両端部において、プラ
テン7の下方には付勢ばね31が設けられている。付勢
ばね31は、プラテンギャップGを小さくする向きにプ
ラテン7を常時付勢している。
テン7の下方には付勢ばね31が設けられている。付勢
ばね31は、プラテンギャップGを小さくする向きにプ
ラテン7を常時付勢している。
【0037】一方、シャーシ17、または右側板18お
よび左側板19(図1参照)の、プラテン7の各突き当
て部7bに対応する位置には、それぞれ突き当て部7b
の上方に延びる4つのステイ32が固定されている。各
ステイ32にはそれぞれ、ステイ32を上下方向に貫通
するねじ孔が形成されている。ねじ孔にはそれぞれ調整
ねじ33がねじ込まれている。調整ねじ33の長さはス
テイ32の厚みに比べて十分に長く、調整ねじ33がス
テイ32に完全にねじ込まれていない状態でも、調整ね
じ33の先端はステイ32から突出し、プラテン7の突
き当て部7bの上端面に当接する。
よび左側板19(図1参照)の、プラテン7の各突き当
て部7bに対応する位置には、それぞれ突き当て部7b
の上方に延びる4つのステイ32が固定されている。各
ステイ32にはそれぞれ、ステイ32を上下方向に貫通
するねじ孔が形成されている。ねじ孔にはそれぞれ調整
ねじ33がねじ込まれている。調整ねじ33の長さはス
テイ32の厚みに比べて十分に長く、調整ねじ33がス
テイ32に完全にねじ込まれていない状態でも、調整ね
じ33の先端はステイ32から突出し、プラテン7の突
き当て部7bの上端面に当接する。
【0038】以上説明した構成によれば、調整ねじ32
を回転させ、調整ねじ32の先端の、ステイ32の下面
からの突き出し量を変化させることでプラテン7の高さ
方向の位置を任意に調整することができる。すなわち、
調整ねじ32をねじ込む方向に回転させることによっ
て、調整ねじ32の先端は付勢ばね31の付勢力に抗し
て突き当て部7bを押し下げ、これによってプラテン7
は押し下げられる。逆に、調整ねじ32を緩める方向に
回転させることによって、調整ねじ32が上方に移動
し、これに伴って、突き当て部7bが調整ねじ32の先
端に押しつけられるように、付勢ばね31の付勢力によ
ってプラテン7が上方に移動する。
を回転させ、調整ねじ32の先端の、ステイ32の下面
からの突き出し量を変化させることでプラテン7の高さ
方向の位置を任意に調整することができる。すなわち、
調整ねじ32をねじ込む方向に回転させることによっ
て、調整ねじ32の先端は付勢ばね31の付勢力に抗し
て突き当て部7bを押し下げ、これによってプラテン7
は押し下げられる。逆に、調整ねじ32を緩める方向に
回転させることによって、調整ねじ32が上方に移動
し、これに伴って、突き当て部7bが調整ねじ32の先
端に押しつけられるように、付勢ばね31の付勢力によ
ってプラテン7が上方に移動する。
【0039】調整ばね32はプラテン7の四隅に対応し
て4カ所に設けられているので、記録ヘッド1の移動方
向の両端部、および記録用シート6の搬送方向の上流側
および下流側のそれぞれについてプラテンギャップGを
調整することができる。その結果、プラテン7による記
録用シート6の支持面と記録ヘッド1のインク吐出面と
の平行度を高精度に調整することができる。したがっ
て、幅広の記録用シート6に対応するために記録ヘッド
1の移動範囲が大きな場合や、高スループットのために
多ノズル化した記録ヘッド1を用いた場合であっても、
記録領域の全ての範囲でプラテンギャップが一定となる
ようにプラテン7の位置を調整することができ、その結
果、記録領域の全範囲で紙間距離が一定になり、インク
の着弾位置ずれが生じない高品位の記録が可能となる。
て4カ所に設けられているので、記録ヘッド1の移動方
向の両端部、および記録用シート6の搬送方向の上流側
および下流側のそれぞれについてプラテンギャップGを
調整することができる。その結果、プラテン7による記
録用シート6の支持面と記録ヘッド1のインク吐出面と
の平行度を高精度に調整することができる。したがっ
て、幅広の記録用シート6に対応するために記録ヘッド
1の移動範囲が大きな場合や、高スループットのために
多ノズル化した記録ヘッド1を用いた場合であっても、
記録領域の全ての範囲でプラテンギャップが一定となる
ようにプラテン7の位置を調整することができ、その結
果、記録領域の全範囲で紙間距離が一定になり、インク
の着弾位置ずれが生じない高品位の記録が可能となる。
【0040】上述したように、本実施形態によれば、プ
ラテン7を下方から上方に向けて付勢し、このプラテン
7に対して、上方から調整ねじ32によってプラテン7
の位置を規制して、プラテン7の高さ方向の位置および
プラテン7の姿勢(記録ヘッド1との平行度)を調整す
る構成となっている。したがって、これらの調整は、記
録装置の製造工程等において容易に行うことができる。
ラテン7を下方から上方に向けて付勢し、このプラテン
7に対して、上方から調整ねじ32によってプラテン7
の位置を規制して、プラテン7の高さ方向の位置および
プラテン7の姿勢(記録ヘッド1との平行度)を調整す
る構成となっている。したがって、これらの調整は、記
録装置の製造工程等において容易に行うことができる。
【0041】ところで、記録に最適な紙間距離は、記録
用シート6の種類によっても異なる。例えば、インクジ
ェット専用紙を用いて高精細な画像等を形成する場合、
インクジェット専用紙は前述したコックリング現象も発
生せず、しかもインクの着弾位置精度を高めるため、紙
間距離はできるだけ小さい方がよい。一方、普通紙に文
字等を形成する場合、普通紙はコックリング現象が発生
しやすく、しかもある程度のインクの着弾位置のばらつ
きは許容されるので、記録ヘッド1と記録用シート6と
の干渉をなくするためにも、紙間距離はある程度大きい
方がよい。そこで、本実施形態におけるプラテン7の調
整機構を、記録装置の使用目的に応じた紙間距離の調整
に利用することもできる。これにより、使用目的の異な
る記録装置で、プラテン7の調整に関わる機構を共通化
することができ、結果的に記録装置のコストダウンに貢
献することができる。
用シート6の種類によっても異なる。例えば、インクジ
ェット専用紙を用いて高精細な画像等を形成する場合、
インクジェット専用紙は前述したコックリング現象も発
生せず、しかもインクの着弾位置精度を高めるため、紙
間距離はできるだけ小さい方がよい。一方、普通紙に文
字等を形成する場合、普通紙はコックリング現象が発生
しやすく、しかもある程度のインクの着弾位置のばらつ
きは許容されるので、記録ヘッド1と記録用シート6と
の干渉をなくするためにも、紙間距離はある程度大きい
方がよい。そこで、本実施形態におけるプラテン7の調
整機構を、記録装置の使用目的に応じた紙間距離の調整
に利用することもできる。これにより、使用目的の異な
る記録装置で、プラテン7の調整に関わる機構を共通化
することができ、結果的に記録装置のコストダウンに貢
献することができる。
【0042】本実施形態においては、板状の部材にリブ
7aを設けたプラテン7を例に挙げて説明したが、記録
用シート6を記録領域全体で支持することができればプ
ラテンの形状はこれに限られるものではない。また、調
整ねじ32をぞれぞれ別々のステイ32に設けた例を示
したが、記録用シート6の上流側と下流側とで共通のス
テイを利用してもよいし、シャーシ17、または右側板
18および左側板19に、ステイの代用となる部分が存
在しれいれば、必ずしもステイは必要ない。さらに、記
録ヘッド1のノズル数が少なく、記録用シート6の搬送
方向について上流側と下流側とでのプラテンギャップの
違いによる記録品位への影響が小さい場合には、プラテ
ン7の幅方向両端部それぞれ1カ所ずつでプラテン7の
位置を調整する構成としてもよい。
7aを設けたプラテン7を例に挙げて説明したが、記録
用シート6を記録領域全体で支持することができればプ
ラテンの形状はこれに限られるものではない。また、調
整ねじ32をぞれぞれ別々のステイ32に設けた例を示
したが、記録用シート6の上流側と下流側とで共通のス
テイを利用してもよいし、シャーシ17、または右側板
18および左側板19に、ステイの代用となる部分が存
在しれいれば、必ずしもステイは必要ない。さらに、記
録ヘッド1のノズル数が少なく、記録用シート6の搬送
方向について上流側と下流側とでのプラテンギャップの
違いによる記録品位への影響が小さい場合には、プラテ
ン7の幅方向両端部それぞれ1カ所ずつでプラテン7の
位置を調整する構成としてもよい。
【0043】付勢ばね31については、図3および図4
では圧縮コイルばねが示されているが、プラテン7を上
方に付勢することができるものであれば、板ばねやねじ
りコイルばね等、任意の付勢手段を用いることができ
る。また、付勢手段によるプラテン7の付勢位置につい
ても特に限定されないが、記録ヘッド1との対向方向に
ついて突き当て部7bとの位置が大きく異なっている
と、プラテン7の構造や材質によっては付勢手段による
付勢力でプラテン7自身がたわみ、部分的に紙間距離が
小さくなってしまうことが懸念される。したがって、記
録ヘッド1との対向方向における、突き当て部7bの位
置と付勢手段による付勢位置とはできるだけ接近させる
のが好ましい。
では圧縮コイルばねが示されているが、プラテン7を上
方に付勢することができるものであれば、板ばねやねじ
りコイルばね等、任意の付勢手段を用いることができ
る。また、付勢手段によるプラテン7の付勢位置につい
ても特に限定されないが、記録ヘッド1との対向方向に
ついて突き当て部7bとの位置が大きく異なっている
と、プラテン7の構造や材質によっては付勢手段による
付勢力でプラテン7自身がたわみ、部分的に紙間距離が
小さくなってしまうことが懸念される。したがって、記
録ヘッド1との対向方向における、突き当て部7bの位
置と付勢手段による付勢位置とはできるだけ接近させる
のが好ましい。
【0044】また、本実施形態ではプラテン7の位置を
調整ねじ33で規制した例を示したが、プラテン7の位
置を規制する手段は調整ねじ33に限らず、各突き当て
部7bを独立して上下動させることができる任意のカム
機構やリンク機構等を用いることができる。
調整ねじ33で規制した例を示したが、プラテン7の位
置を規制する手段は調整ねじ33に限らず、各突き当て
部7bを独立して上下動させることができる任意のカム
機構やリンク機構等を用いることができる。
【0045】次に、本発明の他の実施形態について説明
する。
する。
【0046】図5は、本発明の他の実施形態によるプラ
テンの斜視図である。図5に示すプラテン40は、図1
および図2に示した記録装置のプラテン7の代わりに用
いることができるものであるので、以下の説明では、図
5に示すプラテン40を図1および図2に示す記録装置
に適用したものとして説明する。なお、図5では、プラ
テン40は記録用シートの搬送方向(矢印B方向)が図
1とは逆となる向きで示されている。
テンの斜視図である。図5に示すプラテン40は、図1
および図2に示した記録装置のプラテン7の代わりに用
いることができるものであるので、以下の説明では、図
5に示すプラテン40を図1および図2に示す記録装置
に適用したものとして説明する。なお、図5では、プラ
テン40は記録用シートの搬送方向(矢印B方向)が図
1とは逆となる向きで示されている。
【0047】プラテン40は、記録ヘッド1の移動方向
(矢印A方向)に沿って延び互いに平行となるように配
置された2本の幅方向部材41と、記録領域外でこれら
幅方向部材41の両端を強固に保持する側板部材43
と、記録ヘッド1の移動方向に一定の間隔で配列され、
記録用シート6の搬送方向と平行になるように各幅方向
部材41と一体化された複数の搬送ガイド部材42とを
有する。搬送ガイド部材42は図3に示したプラテン7
のリブ7bと同様の機能を果たすものであり、搬送ガイ
ド部材42の上面で記録用シート6を支持する。
(矢印A方向)に沿って延び互いに平行となるように配
置された2本の幅方向部材41と、記録領域外でこれら
幅方向部材41の両端を強固に保持する側板部材43
と、記録ヘッド1の移動方向に一定の間隔で配列され、
記録用シート6の搬送方向と平行になるように各幅方向
部材41と一体化された複数の搬送ガイド部材42とを
有する。搬送ガイド部材42は図3に示したプラテン7
のリブ7bと同様の機能を果たすものであり、搬送ガイ
ド部材42の上面で記録用シート6を支持する。
【0048】側板部材43は、記録用シート6の搬送方
向において搬送ガイド部材42よりも上流側および下流
側にそれぞれ延びた部分を有し、それらの部分の先端部
はそれぞれ、ガイドシャフト12およびサブシャフト1
3に突き当てられる突き当て部43a,43bとなって
いる。幅方向部材41および側板部材43は、各突き当
て部43a,43bの上面が、プラテン40単体すなわ
ちプラテン40に外力が加わっていない状態では同一平
面上にあるように設計され、組み立てられる。
向において搬送ガイド部材42よりも上流側および下流
側にそれぞれ延びた部分を有し、それらの部分の先端部
はそれぞれ、ガイドシャフト12およびサブシャフト1
3に突き当てられる突き当て部43a,43bとなって
いる。幅方向部材41および側板部材43は、各突き当
て部43a,43bの上面が、プラテン40単体すなわ
ちプラテン40に外力が加わっていない状態では同一平
面上にあるように設計され、組み立てられる。
【0049】各側板部材43の外側面にはそれぞれ突出
部43cが一体的に設けられている。各突出部43cの
下方には、それぞれ各突出部43cを上方に向けて付勢
する付勢ばね44が配置されており、付勢ばね44が突
出部43cを付勢することで、プラテン40全体が上方
に向けて付勢される。付勢ばね44としては、図5では
ねじりコイルばねを示したが、前述した実施例でプラテ
ンを付勢するのに用いられるものと同様のものが用いら
れる。
部43cが一体的に設けられている。各突出部43cの
下方には、それぞれ各突出部43cを上方に向けて付勢
する付勢ばね44が配置されており、付勢ばね44が突
出部43cを付勢することで、プラテン40全体が上方
に向けて付勢される。付勢ばね44としては、図5では
ねじりコイルばねを示したが、前述した実施例でプラテ
ンを付勢するのに用いられるものと同様のものが用いら
れる。
【0050】幅方向部材41および側板部材43は、記
録用シート6の搬送方向および記録ヘッド1と対向する
方向に反るような変形は生じないが、付勢ばね44によ
る付勢力で各突き当て部材43a,43bが突き当てら
れる部材から受ける反力によって全体としてねじれるこ
とができる程度の剛性を有するように、幅方向部材41
および側板部材43の材料、形状、両者の結合構造が選
択される。例えば、幅方向部材41および側板部材43
は、鉄またはアルミニウム製の、厚みが0.5〜1.2
mmの板材から形成するのが好ましい。
録用シート6の搬送方向および記録ヘッド1と対向する
方向に反るような変形は生じないが、付勢ばね44によ
る付勢力で各突き当て部材43a,43bが突き当てら
れる部材から受ける反力によって全体としてねじれるこ
とができる程度の剛性を有するように、幅方向部材41
および側板部材43の材料、形状、両者の結合構造が選
択される。例えば、幅方向部材41および側板部材43
は、鉄またはアルミニウム製の、厚みが0.5〜1.2
mmの板材から形成するのが好ましい。
【0051】本実施形態では、特に幅方向部材41は、
厚みが0.8mm、幅(プラテン自体の幅とは異なる)
が9.5mmの鉄またはアルミニウムからなる板部材
を、厚み方向が記録用シート6の搬送方向と平行になる
ようにして構成した。また、各突出部43cへの付勢力
はそれぞれ400gとした。
厚みが0.8mm、幅(プラテン自体の幅とは異なる)
が9.5mmの鉄またはアルミニウムからなる板部材
を、厚み方向が記録用シート6の搬送方向と平行になる
ようにして構成した。また、各突出部43cへの付勢力
はそれぞれ400gとした。
【0052】搬送ガイド部材42は、幅方向部材41と
側板部材43とで構成されるフレーム構造が上述のよう
にねじれた場合に、そのねじれに倣って容易に弾性変形
するように、幅方向部材41および側板部材43よりも
剛性の低い材料で構成される。このような性質を有する
搬送ガイド部材42は、好ましくは樹脂で構成される。
側板部材43とで構成されるフレーム構造が上述のよう
にねじれた場合に、そのねじれに倣って容易に弾性変形
するように、幅方向部材41および側板部材43よりも
剛性の低い材料で構成される。このような性質を有する
搬送ガイド部材42は、好ましくは樹脂で構成される。
【0053】本実施形態によれば、記録装置が平面上に
設置されている場合には、記録装置全体にねじれは生じ
ておらず、ガイドシャフト12とサブシャフト13とは
平行のままであるので、プラテン40も各突き当て部4
3a,43bがガイドシャフト12およびサブシャフト
13に均等に押圧され、ねじれは生じない。また、前述
したように、ガイドシャフト12およびサブシャフト1
3は、それぞれ左側板18および右側板19に固定され
るとともに、記録ヘッド1を搭載するキャリッジ4は、
ガイドシャフト12およびサブシャフト13に支持され
ており、記録ヘッド1に対してガイドシャフト12およ
びサブシャフト13の位置は規定されている。したがっ
て、プラテン40の位置調整を特に行わなくても、プラ
テン40は記録ヘッド1のインク吐出面に対して平行に
保持され、記録領域の全ての範囲についてプラテンギャ
ップが一定に保たれる。
設置されている場合には、記録装置全体にねじれは生じ
ておらず、ガイドシャフト12とサブシャフト13とは
平行のままであるので、プラテン40も各突き当て部4
3a,43bがガイドシャフト12およびサブシャフト
13に均等に押圧され、ねじれは生じない。また、前述
したように、ガイドシャフト12およびサブシャフト1
3は、それぞれ左側板18および右側板19に固定され
るとともに、記録ヘッド1を搭載するキャリッジ4は、
ガイドシャフト12およびサブシャフト13に支持され
ており、記録ヘッド1に対してガイドシャフト12およ
びサブシャフト13の位置は規定されている。したがっ
て、プラテン40の位置調整を特に行わなくても、プラ
テン40は記録ヘッド1のインク吐出面に対して平行に
保持され、記録領域の全ての範囲についてプラテンギャ
ップが一定に保たれる。
【0054】記録装置が段差上に設置されたり、あるい
は振動や落下等の外力が加わると、記録装置全体に、僅
かではあるがねじれが生じる場合がある。記録装置全体
にねじれが生じると、ガイドシャフト12とサブシャフ
ト13との相対的な位置関係にもねじれが生じ、記録ヘ
ッド1も、平行移動ではなくねじれながら移動すること
になる。
は振動や落下等の外力が加わると、記録装置全体に、僅
かではあるがねじれが生じる場合がある。記録装置全体
にねじれが生じると、ガイドシャフト12とサブシャフ
ト13との相対的な位置関係にもねじれが生じ、記録ヘ
ッド1も、平行移動ではなくねじれながら移動すること
になる。
【0055】しかし、プラテン40の各突き当て部43
a,43bは付勢部材によりガイドシャフト12および
サブシャフト13に押圧されているので、ガイドシャフ
ト12とサブシャフト13との相対位置関係にねじれが
生じると、プラテン40の上述したフレーム構造も、各
突き当て部43a,43bが確実にガイドシャフト12
およびサブシャフト13に突き当てられるような付勢力
が与えられていれば、ガイドシャフト12とサブシャフ
ト13とのねじれに伴ってこれらと同様にねじれる。そ
して、プラテン40のフレーム構造にねじれが生じる
と、搬送ガイド部材42もフレーム構造のねじれに倣っ
てねじれ、各搬送ガイド部材42の上面で形成される記
録用シート支持面も、ねじれた状態で連続した面を形成
する。
a,43bは付勢部材によりガイドシャフト12および
サブシャフト13に押圧されているので、ガイドシャフ
ト12とサブシャフト13との相対位置関係にねじれが
生じると、プラテン40の上述したフレーム構造も、各
突き当て部43a,43bが確実にガイドシャフト12
およびサブシャフト13に突き当てられるような付勢力
が与えられていれば、ガイドシャフト12とサブシャフ
ト13とのねじれに伴ってこれらと同様にねじれる。そ
して、プラテン40のフレーム構造にねじれが生じる
と、搬送ガイド部材42もフレーム構造のねじれに倣っ
てねじれ、各搬送ガイド部材42の上面で形成される記
録用シート支持面も、ねじれた状態で連続した面を形成
する。
【0056】以上述べたように、記録ヘッド1を搭載す
るキャリッジ4を支持しているガイドシャフト12およ
びサブシャフト13にプラテン40の突き当て部43
a,43bを突き当てる構造とすることで、ガイドシャ
フト12とサブシャフト13との相対位置関係に変化が
生じた場合でも、プラテン40はその変化に倣って変形
することが可能であるので、プラテンギャップは変化し
ない。しかも、プラテン40の位置基準は、キャリッジ
4を支持するガイドシャフト12およびサブシャフト1
3によって与えられ、記録ヘッド1からプラテン40ま
での間に介在する部品も最小限の部品だけである。した
がって、キャリッジ4やプラテン40の位置調整を行う
ことなく、記録ヘッド1に対するプラテン40の平行度
を高い精度で設定することができる。
るキャリッジ4を支持しているガイドシャフト12およ
びサブシャフト13にプラテン40の突き当て部43
a,43bを突き当てる構造とすることで、ガイドシャ
フト12とサブシャフト13との相対位置関係に変化が
生じた場合でも、プラテン40はその変化に倣って変形
することが可能であるので、プラテンギャップは変化し
ない。しかも、プラテン40の位置基準は、キャリッジ
4を支持するガイドシャフト12およびサブシャフト1
3によって与えられ、記録ヘッド1からプラテン40ま
での間に介在する部品も最小限の部品だけである。した
がって、キャリッジ4やプラテン40の位置調整を行う
ことなく、記録ヘッド1に対するプラテン40の平行度
を高い精度で設定することができる。
【0057】本実施形態では、キャリッジ4を支持する
部材としてガイドシャフト12およびサブシャフト13
を用いたが、シャフトの代わりに板部材を用いることも
できる。ただし、板部材とした場合は、プラテン40の
突き当て部43a,43bは板部材の裏面に突き当てら
れることになり、プラテンギャップは、この板部材の板
厚の公差分だけばらつくことになるので、プラテンギャ
ップの精度に関しては、キャリッジ4を支持する部材と
して板部材を用いるよりシャフトを用いた方が有利であ
る。
部材としてガイドシャフト12およびサブシャフト13
を用いたが、シャフトの代わりに板部材を用いることも
できる。ただし、板部材とした場合は、プラテン40の
突き当て部43a,43bは板部材の裏面に突き当てら
れることになり、プラテンギャップは、この板部材の板
厚の公差分だけばらつくことになるので、プラテンギャ
ップの精度に関しては、キャリッジ4を支持する部材と
して板部材を用いるよりシャフトを用いた方が有利であ
る。
【0058】また、本実施形態では、プラテン40の突
き当て部43a,43bをガイドシャフト12およびサ
ブシャフト13に突き当てる構成としたが、記録装置の
レイアウト上、こういった構成が困難な場合には、記録
用シート6の搬送方向を決定し、しかもプラテン40と
の距離も近い、搬送ローラ23のシャフトおよび排出ロ
ーラ25のシャフトに突き当てる構成としてもよい。ま
たは、前述の実施形態と同様に、右側板18および左側
板19にそれぞれステイを設け、これらステイに突き当
て部43a,43bを突き当てる構成としてもよい。
き当て部43a,43bをガイドシャフト12およびサ
ブシャフト13に突き当てる構成としたが、記録装置の
レイアウト上、こういった構成が困難な場合には、記録
用シート6の搬送方向を決定し、しかもプラテン40と
の距離も近い、搬送ローラ23のシャフトおよび排出ロ
ーラ25のシャフトに突き当てる構成としてもよい。ま
たは、前述の実施形態と同様に、右側板18および左側
板19にそれぞれステイを設け、これらステイに突き当
て部43a,43bを突き当てる構成としてもよい。
【0059】ステイに突き当て部43a,43bを突き
当てる構成とした場合は、図3に示した例と同様に、調
整ねじによりプラテン40の位置を調整する構成とする
ことができる。突き当て部43a,43bを調整ねじに
突き当てる構成とした場合は、プラテンギャップの調整
を、プラテン40が取り付けられていない状態のユニッ
トで行うことができる。これにより、記録装置が完成し
た状態でプラテンギャップの調整をする必要がなくなる
ので、調整が容易になる。また、プラテン40の位置を
調整ねじで調整できる構成とすることによって、キャリ
ッジ4の寸法精度による記録ヘッド1の位置誤差を調整
ねじで吸収することができるので、キャリッジ4の寸法
精度をラフに設定することができる。
当てる構成とした場合は、図3に示した例と同様に、調
整ねじによりプラテン40の位置を調整する構成とする
ことができる。突き当て部43a,43bを調整ねじに
突き当てる構成とした場合は、プラテンギャップの調整
を、プラテン40が取り付けられていない状態のユニッ
トで行うことができる。これにより、記録装置が完成し
た状態でプラテンギャップの調整をする必要がなくなる
ので、調整が容易になる。また、プラテン40の位置を
調整ねじで調整できる構成とすることによって、キャリ
ッジ4の寸法精度による記録ヘッド1の位置誤差を調整
ねじで吸収することができるので、キャリッジ4の寸法
精度をラフに設定することができる。
【0060】さらに、本実施形態では基本的にはプラテ
ンギャップの調整は不要であるので、調整ねじで調整で
きる構成とした場合には、記録用シート6の搬送方向に
ついて上流側および下流側の双方で調整できるようにす
る必要はなく、いずれか一方は、上述したシャフトまた
は板部材に突き当てられる構成としてもよい。
ンギャップの調整は不要であるので、調整ねじで調整で
きる構成とした場合には、記録用シート6の搬送方向に
ついて上流側および下流側の双方で調整できるようにす
る必要はなく、いずれか一方は、上述したシャフトまた
は板部材に突き当てられる構成としてもよい。
【0061】なお、本実施形態のように、プラテンギャ
ップの調整を不要とする構成においては、プラテン40
の突き当て部43a,43bが突き当てられる部材およ
びそれに関連する部材の寸法精度および剛性が重要であ
る。前述したように、サブシャフト13は左側板18お
よび右側板19にカシメられているが、例えば、突き当
て部43a,43bをガイドシャフト12およびサブシ
ャフト13に突き当てる構成とした場合、サブシャフト
13と同様に、ガイドシャフト12も左側板18および
右側板19にカシメることによって、更に高い剛性が得
られる。また、左側板18および右側板19を同一の部
品とすることで、基本的には両者の寸法を同一とするこ
とができるので、ガイドシャフト12とサブシャフト1
3との平行度の精度を上げつつ、剛性も確保できる構成
とすることが可能となる。
ップの調整を不要とする構成においては、プラテン40
の突き当て部43a,43bが突き当てられる部材およ
びそれに関連する部材の寸法精度および剛性が重要であ
る。前述したように、サブシャフト13は左側板18お
よび右側板19にカシメられているが、例えば、突き当
て部43a,43bをガイドシャフト12およびサブシ
ャフト13に突き当てる構成とした場合、サブシャフト
13と同様に、ガイドシャフト12も左側板18および
右側板19にカシメることによって、更に高い剛性が得
られる。また、左側板18および右側板19を同一の部
品とすることで、基本的には両者の寸法を同一とするこ
とができるので、ガイドシャフト12とサブシャフト1
3との平行度の精度を上げつつ、剛性も確保できる構成
とすることが可能となる。
【0062】図6は、本発明の更に他の実施形態による
プラテンを、その周辺の構造とともに示す斜視図であ
る。図6に示すプラテン57も、図5に示すものと同様
に、図1および図2に示した記録装置のプラテン7の代
わりに用いることができるものであるので、以下の説明
では、図6に示すプラテン57を図1および図2に示す
記録装置に適用したものとして説明する。
プラテンを、その周辺の構造とともに示す斜視図であ
る。図6に示すプラテン57も、図5に示すものと同様
に、図1および図2に示した記録装置のプラテン7の代
わりに用いることができるものであるので、以下の説明
では、図6に示すプラテン57を図1および図2に示す
記録装置に適用したものとして説明する。
【0063】プラテン57は、基本的には図3に示した
プラテンと同様の構造を有する。すなわち、板状の部材
の一方の面に複数のリブ57aを有するとともに、四隅
部にそれぞれ突き当て部57bを有しおり、付勢ばね6
1によりプラテン57を上方に付勢し、各突き当て部5
7bを調整ねじ63に突き当てさせることで、プラテン
57の高さ方向の位置および平行度を調整可能な構成と
なっている。なお、図6では示していないが、各調整ね
じ63は、図3と同様にステイに取り付けられている。
プラテンと同様の構造を有する。すなわち、板状の部材
の一方の面に複数のリブ57aを有するとともに、四隅
部にそれぞれ突き当て部57bを有しおり、付勢ばね6
1によりプラテン57を上方に付勢し、各突き当て部5
7bを調整ねじ63に突き当てさせることで、プラテン
57の高さ方向の位置および平行度を調整可能な構成と
なっている。なお、図6では示していないが、各調整ね
じ63は、図3と同様にステイに取り付けられている。
【0064】本実施形態は、更に、使用する記録用シー
ト6に応じてプラテンギャップを、図7(a)に示す第
1のプラテンギャップG1と、第1のプラテンギャップ
G1よりも大きい、図7(b)に示す第2のプラテンギ
ャップG2との2段階に切換可能としたものである。以
下、プラテンギャップの切換に関する部分の構成および
その動作を、図6および図7を参照して説明する。
ト6に応じてプラテンギャップを、図7(a)に示す第
1のプラテンギャップG1と、第1のプラテンギャップ
G1よりも大きい、図7(b)に示す第2のプラテンギ
ャップG2との2段階に切換可能としたものである。以
下、プラテンギャップの切換に関する部分の構成および
その動作を、図6および図7を参照して説明する。
【0065】本実施形態では、付勢ばね61としてねじ
りコイルばねを用いている。付勢ばね61は、そのコイ
ル状の部分をばね支持部材67に挿入することによって
支持されている。付勢ばね61の第1のアーム部61a
は、プラテン57の下方へ延びており、プラテン57の
下面に設けられた突起57cと当接可能となっている。
付勢ばね61の第2のアーム部61bは、ストッパ68
により、第1のプラテンギャップG1となっている通常
の状態では第1のアーム部61aが突起57cに押圧さ
れ、プラテン57を上方に付勢する力が作用するように
位置が規制されている。
りコイルばねを用いている。付勢ばね61は、そのコイ
ル状の部分をばね支持部材67に挿入することによって
支持されている。付勢ばね61の第1のアーム部61a
は、プラテン57の下方へ延びており、プラテン57の
下面に設けられた突起57cと当接可能となっている。
付勢ばね61の第2のアーム部61bは、ストッパ68
により、第1のプラテンギャップG1となっている通常
の状態では第1のアーム部61aが突起57cに押圧さ
れ、プラテン57を上方に付勢する力が作用するように
位置が規制されている。
【0066】付勢ばね61の、第1のアーム部61aの
突起57cとの当接部よりも根元側には、付勢ばね61
を、第1のアーム部61aが突起57cから離れるよう
に弾性変形させるためのリリース軸64が配置されてい
る。リリース軸64は、プラテン57の幅方向に沿っ
て、2つの付勢ばね61に跨って延びた軸であり、回転
自在に設けられている。また、リリース軸64は断面が
D字形状であり、外周面の一部が平坦面64aとなって
いる。リリース軸64の一端部には切換レバー65が結
合されており、この切換レバー65の操作により、リリ
ース軸64は図7(a)に示す位置と図7(b)に示す
位置との間で回転される。
突起57cとの当接部よりも根元側には、付勢ばね61
を、第1のアーム部61aが突起57cから離れるよう
に弾性変形させるためのリリース軸64が配置されてい
る。リリース軸64は、プラテン57の幅方向に沿っ
て、2つの付勢ばね61に跨って延びた軸であり、回転
自在に設けられている。また、リリース軸64は断面が
D字形状であり、外周面の一部が平坦面64aとなって
いる。リリース軸64の一端部には切換レバー65が結
合されており、この切換レバー65の操作により、リリ
ース軸64は図7(a)に示す位置と図7(b)に示す
位置との間で回転される。
【0067】プラテン57の下方、すなわち記録用シー
ト6を支持する面の裏面側にはプラテン受け66が配置
されている。プラテン受け66は、第2のプラテンギャ
ップG2としたときに、上面66aでプラテンを支持す
るものである。そのため、プラテン受け66の上面66
aは、プラテン66を載せた状態で、記録領域の全範囲
でプラテンギャップが第2のプラテンギャップG2とな
るように寸法が規定されている。
ト6を支持する面の裏面側にはプラテン受け66が配置
されている。プラテン受け66は、第2のプラテンギャ
ップG2としたときに、上面66aでプラテンを支持す
るものである。そのため、プラテン受け66の上面66
aは、プラテン66を載せた状態で、記録領域の全範囲
でプラテンギャップが第2のプラテンギャップG2とな
るように寸法が規定されている。
【0068】次に、本実施形態でのプラテンギャップの
切換について図7を参照して説明する。
切換について図7を参照して説明する。
【0069】図7(a)に示す状態では、リリース軸6
4の平坦面64aが付勢ばね61の第1のアーム部61
aと対面しており、リリース軸64と付勢ばね61とは
接触していない。したがって、プラテン57は付勢ばね
61により上方に付勢されて突き当て部57bが調整ね
じ63に当接し、これによってプラテンギャップが第1
のプラテンギャップG1とされる。
4の平坦面64aが付勢ばね61の第1のアーム部61
aと対面しており、リリース軸64と付勢ばね61とは
接触していない。したがって、プラテン57は付勢ばね
61により上方に付勢されて突き当て部57bが調整ね
じ63に当接し、これによってプラテンギャップが第1
のプラテンギャップG1とされる。
【0070】この状態から切換レバー65を回転させ、
図7(b)に示す状態とすると、リリース軸64の平坦
面64aの位置が変わることによりリリース軸64は付
勢ばね61の第1のアーム部61aを押し下げる。これ
によって、プラテン57に加わっていた付勢ばね61に
よる付勢力が解除されるので、プラテン57はその自重
により降下し、プラテン受け66上に支持される。その
結果、プラテンギャップが第2のプラテンギャップG2
となる。
図7(b)に示す状態とすると、リリース軸64の平坦
面64aの位置が変わることによりリリース軸64は付
勢ばね61の第1のアーム部61aを押し下げる。これ
によって、プラテン57に加わっていた付勢ばね61に
よる付勢力が解除されるので、プラテン57はその自重
により降下し、プラテン受け66上に支持される。その
結果、プラテンギャップが第2のプラテンギャップG2
となる。
【0071】以上説明したように、プラテン57を上方
に付勢する付勢力の付与と解除とを切り替える構成とす
ることで、プラテン57の高さ方向の位置および平行度
を調整可能な構成としながらも、記録用シート6に応じ
て容易にプラテンギャップを切り換えることができる。
に付勢する付勢力の付与と解除とを切り替える構成とす
ることで、プラテン57の高さ方向の位置および平行度
を調整可能な構成としながらも、記録用シート6に応じ
て容易にプラテンギャップを切り換えることができる。
【0072】以上、本発明について代表的な実施形態を
例に挙げて説明してきた。上述した実施形態ではシリア
ル型のインクジェット記録装置について説明したが、本
発明はライン型の記録装置に適用することもできるし、
また、プラテンギャップを必要とするものであれば、イ
ンクジェット方式に限らず種々の方式の記録装置に適用
することもできる。
例に挙げて説明してきた。上述した実施形態ではシリア
ル型のインクジェット記録装置について説明したが、本
発明はライン型の記録装置に適用することもできるし、
また、プラテンギャップを必要とするものであれば、イ
ンクジェット方式に限らず種々の方式の記録装置に適用
することもできる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、規
制手段に突き当てられる突き当て部をプラテンに設ける
ことで、プラテンを記録ヘッドに向けて付勢するだけで
プラテンギャップを設定することができる。また、突き
当て部を、支持部の記録用シートが通過する領域外の、
記録用シートの幅方向両側で、かつ記録用シートの搬送
方向について支持部上での記録ヘッドによる記録可能範
囲よりも上流側および下流側に設けることで、記録用シ
ートの搬送方向についての記録可能範囲を大きくした記
録ヘッドを用いた場合であっても、記録用シートの搬送
方向の上流側および下流側でプラテンギャップが適切に
設定されるので、記録ヘッドによる高品位な記録を実現
することができる。
制手段に突き当てられる突き当て部をプラテンに設ける
ことで、プラテンを記録ヘッドに向けて付勢するだけで
プラテンギャップを設定することができる。また、突き
当て部を、支持部の記録用シートが通過する領域外の、
記録用シートの幅方向両側で、かつ記録用シートの搬送
方向について支持部上での記録ヘッドによる記録可能範
囲よりも上流側および下流側に設けることで、記録用シ
ートの搬送方向についての記録可能範囲を大きくした記
録ヘッドを用いた場合であっても、記録用シートの搬送
方向の上流側および下流側でプラテンギャップが適切に
設定されるので、記録ヘッドによる高品位な記録を実現
することができる。
【0074】特に、プラテンにおいては、支持部を、前
述したような特定の剛性を有するフレーム構造と、それ
ぞれフレーム構造のねじれに倣って変形可能な複数の記
録用シート支持部材とを有する構成とすることで、この
プラテンを用いた記録装置が段差上に設置される等して
記録装置全体にねじれが生じた場合であっても、適正な
プラテンギャップを維持することができる。
述したような特定の剛性を有するフレーム構造と、それ
ぞれフレーム構造のねじれに倣って変形可能な複数の記
録用シート支持部材とを有する構成とすることで、この
プラテンを用いた記録装置が段差上に設置される等して
記録装置全体にねじれが生じた場合であっても、適正な
プラテンギャップを維持することができる。
【0075】一方、プラテンの支持機構においては、規
制手段を、プラテンの突き当て部が突き当てられる部分
の、記録ヘッドと対向する方向の位置を可変とした構成
とすることで、プラテンギャップを製造工程等で任意に
調整することができる。この場合、付勢手段による付勢
力を解除する手段と、プラテンの記録用シートを支持す
る面の裏面側に配置されたプラテン受け部材とをさらに
有することで、規制手段によりプラテンギャップを調整
可能な構成としながらも、記録用シートに応じてプラテ
ンギャップを段階的に切り換えることができる。
制手段を、プラテンの突き当て部が突き当てられる部分
の、記録ヘッドと対向する方向の位置を可変とした構成
とすることで、プラテンギャップを製造工程等で任意に
調整することができる。この場合、付勢手段による付勢
力を解除する手段と、プラテンの記録用シートを支持す
る面の裏面側に配置されたプラテン受け部材とをさらに
有することで、規制手段によりプラテンギャップを調整
可能な構成としながらも、記録用シートに応じてプラテ
ンギャップを段階的に切り換えることができる。
【0076】また、プラテンの支持機構において、プラ
テンを、前述したような特定の剛性を有するフレーム構
造と、それぞれフレーム構造のねじれに倣って変形可能
な複数の記録用シート支持部材とを有する構成とするこ
とで、記録装置全体にねじれが生じた場合であっても、
適正なプラテンギャップを維持することができる。特
に、規制手段を、記録ヘッドに対して位置が規定された
部材とすることで、プラテンギャップの調整を不要とす
ることができる。
テンを、前述したような特定の剛性を有するフレーム構
造と、それぞれフレーム構造のねじれに倣って変形可能
な複数の記録用シート支持部材とを有する構成とするこ
とで、記録装置全体にねじれが生じた場合であっても、
適正なプラテンギャップを維持することができる。特
に、規制手段を、記録ヘッドに対して位置が規定された
部材とすることで、プラテンギャップの調整を不要とす
ることができる。
【図1】本発明の一実施形態によるインクジェット記録
装置の主要部の構成を示す斜視図である。
装置の主要部の構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示すインクジェット記録装置を横から見
た概略断面図である。
た概略断面図である。
【図3】図1に示す記録装置に用いられるプラテンの一
例を、その周辺の構造とともに示す斜視図である。
例を、その周辺の構造とともに示す斜視図である。
【図4】図3に示すプラテンの、記録用シートの搬送方
向に沿った断面図である。
向に沿った断面図である。
【図5】本発明の他の実施形態によるプラテンの斜視図
である。
である。
【図6】本発明の他の実施形態によるプラテンを、その
周辺の構造とともに示す斜視図である。
周辺の構造とともに示す斜視図である。
【図7】図6に示すプラテンの動作を説明する、記録用
シートの搬送方向に沿った断面図である。
シートの搬送方向に沿った断面図である。
【図8】従来のプラテンの一例の斜視図である。
1 記録ヘッド 2 インクタンク部 2a,2b,2c,2d インクタンク 3 インクチューブ 4 キャリッジ 6 記録用シート 7,40,57 プラテン 7a,57a リブ 7b,43a,43b,57b 突き当て部 12 ガイドシャフト 13 サブシャフト 14 回復ユニット 17 シャーシ 18 左側板 19 右側板 23 搬送ローラ 24 ピンチローラ 25 排紙ローラ 26 拍車 31,61 付勢ばね 32 ステイ 33,63 調整ねじ 41 幅方向部材 42 搬送ガイド部材 43 側板部材 64 リリース軸 65 切換レバー 66 プラテン受け
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C058 AB05 AC07 AC11 AD01 AE09 AF04 AF08 AF20 AF23 AF54 AF63 DA03 DA11 DA28 DA32 DB26 DC09 DC22
Claims (17)
- 【請求項1】 一方向に搬送されつつ記録ヘッドによっ
て記録が行われる記録用シートを、前記記録ヘッドと間
隔をあけて支持するプラテンにおいて、 前記記録用シートを支持する支持部と、 前記支持部に一体的に設けられ、前記プラテンが付勢手
段により前記記録ヘッドに向けて付勢されることによっ
て、前記プラテンの位置を規制する規制手段に突き当て
られる突き当て部とを有し、 前記支持部は、前記付勢手段で付勢されることで前記突
き当て部が前記規制手段から受ける反力によって全体と
してねじられるような剛性を有するフレーム構造と、前
記記録用シートを支持するために前記記録用シートの幅
方向に間隔をあけて前記フレーム構造に設けられ、それ
ぞれ前記フレーム構造のねじれに倣って変形可能な複数
の記録用シート支持部材とを有することを特徴とするプ
ラテン。 - 【請求項2】 前記突き当て部は、前記支持部の前記記
録用シートが通過する領域外の、前記記録用シートの幅
方向両側に設けられている、請求項1に記載のプラテ
ン。 - 【請求項3】 前記突き当て部は、前記記録用シートの
搬送方向について前記支持部上での前記記録ヘッドによ
る記録可能範囲よりも上流側および下流側に設けられて
いる、請求項2に記載のプラテン。 - 【請求項4】 前記記録用シート支持部材の剛性は前記
フレーム構造の剛性よりも低い、請求項1ないし3のい
ずれか1項に記載のプラテン。 - 【請求項5】 前記フレーム構造は金属で構成される、
請求項1ないし4のいずれか1項に記載のプラテン。 - 【請求項6】 前記記録用シート支持部材は樹脂で構成
される、請求項1ないし5のいずれか1項に記載のプラ
テン。 - 【請求項7】 一方向に搬送されつつ記録ヘッドによっ
て記録が行われる記録用シートを、前記記録ヘッドと間
隔をあけて支持するプラテンの支持機構において、 前記プラテンは、前記記録用シートを支持する支持部
と、前記支持部の前記記録用シートが通過する領域の範
囲外に前記支持部と一体的に設けられた突き当て部とを
備え、 前記プラテンを前記記録ヘッドに向けて付勢する付勢手
段と、 前記付勢手段で前記プラテンが付勢されることによって
前記突き当て部が突き当てられ、かつ、前記突き当て部
が突き当てられる部分の、前記記録ヘッドと対向する方
向の位置が可変である規制手段とを有することを特徴と
するプラテンの支持機構。 - 【請求項8】 前記支持部は、前記付勢手段で付勢され
ることで前記突き当て部が前記規制手段から受ける反力
によって全体としてねじられるような剛性を有するフレ
ーム構造と、前記記録用シートを支持するために前記記
録用シートの幅方向に間隔をあけて前記フレーム構造に
設けられ、それぞれ前記フレーム構造のねじれに倣って
変形可能な複数の記録用シート支持部材とを有する、請
求項7に記載のプラテンの支持機構。 - 【請求項9】 前記付勢手段による付勢力を解除する解
除手段と、 前記プラテンの前記記録用シートを支持する面の裏面側
に配置され、前記解除手段によって前記付勢力が解除さ
れたとき、自重によって降下した前記プラテンを支持す
るプラテン受け部材とをさらに有する、請求項7に記載
のプラテンの支持機構。 - 【請求項10】 一方向に搬送されつつ記録ヘッドによ
って記録が行われる記録用シートを前記記録ヘッドと間
隔をあけて支持するプラテンの支持機構において、 前記プラテンを前記記録ヘッドに向けて付勢する付勢手
段と、 前記付勢手段による付勢力によって前記プラテンが突き
当てられる規制手段とを有し、 前記プラテンは、前記規制手段に突き当てられる突き当
て部が一体的に設けられかつ前記突き当て部が前記規制
手段に突き当てられることで前記規制手段から受ける反
力によって全体としてねじられるような剛性を有するフ
レーム構造と、前記記録用シートを支持するために前記
記録用シートの幅方向に間隔をあけて前記フレーム構造
に設けられ、それぞれ前記フレーム構造のねじれに倣っ
て変形可能な複数の記録用シート支持部材とを有するこ
とを特徴とするプラテンの支持機構。 - 【請求項11】 前記規制手段は、前記記録ヘッドに対
して位置が規定された部材である、請求項10に記載の
プラテンの支持機構。 - 【請求項12】 前記記録ヘッドに対して位置が規定さ
れた部材は、前記記録ヘッドを保持するための保持手段
を支持する部材である、請求項11に記載のプラテンの
支持機構。 - 【請求項13】 前記保持手段は前記記録ヘッドを着脱
可能に保持するキャリッジであり、前記保持手段を支持
する部材は、前記キャリッジを前記記録用シートの搬送
方向と交差する方向に移動可能に支持するガイド部材で
ある、請求項12に記載のプラテンの支持機構。 - 【請求項14】 前記突き当て部および前記規制手段
は、前記支持部の前記記録用シートが通過する領域外
の、前記記録用シートの幅方向両側に設けられている、
請求項7ないし13のいずれか1項に記載のプラテンの
支持機構。 - 【請求項15】 前記突き当て部および前記規制手段
は、前記記録用シートの搬送方向について前記支持部上
での前記記録ヘッドによる記録可能範囲よりも上流側お
よび下流側に設けられている、請求項14に記載のプラ
テンの支持機構。 - 【請求項16】 記録用シートを搬送する搬送手段と、 前記搬送手段で搬送される記録用シートに記録を行う記
録ヘッドを保持する保持手段と、 前記記録用シートを前記記録ヘッドと間隔をあけて支持
する、請求項7ないし15のいずれか1項に記載のプラ
テンの支持機構とを有する記録装置。 - 【請求項17】 前記記録ヘッドは、インクを吐出して
記録を行うインクジェット記録ヘッドである、請求項1
6に記載の記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001048424A JP2002248819A (ja) | 2001-02-23 | 2001-02-23 | プラテン、プラテンの支持機構、および前記プラテンの支持機構を備えた記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001048424A JP2002248819A (ja) | 2001-02-23 | 2001-02-23 | プラテン、プラテンの支持機構、および前記プラテンの支持機構を備えた記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002248819A true JP2002248819A (ja) | 2002-09-03 |
Family
ID=18909696
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001048424A Pending JP2002248819A (ja) | 2001-02-23 | 2001-02-23 | プラテン、プラテンの支持機構、および前記プラテンの支持機構を備えた記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002248819A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2001
- 2001-02-23 JP JP2001048424A patent/JP2002248819A/ja active Pending
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