JP7247744B2 - 操舵制御方法及び操舵制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、操舵制御方法及び操舵制御装置に関する。
特許文献1には、操向輪の実転舵角と目標転舵角との偏差を積分し、積分した偏差に応じて操向輪を転舵する転舵アクチュエータを駆動することにより、実転舵角と目標転舵角との偏差が減少するように操向輪の転舵角を制御する操舵装置が記載されている。
特開2013-100006号公報
複数の転舵アクチュエータを有する操舵装置において、実転舵角と目標転舵角との偏差の積分値に応じて転舵アクチュエータを駆動すると、転舵アクチュエータの異常発生時に異常な転舵アクチュエータの駆動を停止して正常な転舵アクチュエータのみを駆動しても、実転舵角が振動的になることがあった。
本発明は、操向輪の実転舵角と目標転舵角との偏差の積分成分に応じて複数の転舵アクチュエータを駆動する操舵制御において、異常が発生した転舵アクチュエータの駆動を停止して正常な転舵アクチュエータで転舵しようとする時の転舵角の挙動を改善することを目的とする。
本発明の一態様による操舵制御方法では、車両の操向輪の実転舵角を検出し、操向輪の目標転舵角を算出し、実転舵角と目標転舵角との角度偏差の積分成分を算出し、角度偏差が減少するように積分成分に応じて操向輪を転舵する複数のアクチュエータを駆動し、複数の転舵アクチュエータの各々の異常を検出し、複数の転舵アクチュエータのうちいずれかの転舵アクチュエータの異常が検出された場合には、いずれかの転舵アクチュエータの駆動を停止し、異常の検出時点における積分成分を予め定めた所定値以下に制限し、制限した積分成分に対して検出時点後からの角度偏差の積分成分を加えた補正積分成分に基づいて、複数の転舵アクチュエータのうち正常な転舵アクチュエータを駆動する。
本発明の一態様によれば、操向輪の実転舵角と目標転舵角との偏差の積分成分に応じて複数の転舵アクチュエータを駆動する操舵制御において、異常が発生した転舵アクチュエータの駆動を停止して正常な転舵アクチュエータで転舵しようとする時の転舵角の挙動が改善される。
実施形態の操舵装置の一例の概略構成図である。 転舵コントローラの操舵制御機能を示すブロック図である。 従来例における転舵アクチュエータの異常発生時の転舵角の挙動の説明図である。 実施形態の操舵装置における転舵アクチュエータの異常発生時の転舵角の挙動の説明図である。 実施形態の操舵制御方法の一例のフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付し、重複する説明を省略する。各図面は模式的なものであり、現実のものとは異なる場合が含まれる。以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、下記の実施形態に例示した装置や方法に特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
(構成)
図1は、実施形態の操舵装置の概略構成図である。
ステアリングホイール11は、ステアリングシャフト12に連結され、車輪(操向輪)13L及び13Rは、ナックルアーム14、タイロッド15、ラック軸16、及びピニヨンギヤ17を順に介して第1ピニヨンシャフト18に連結される。ステアリングシャフト12及び第1ピニヨンシャフト18は、クラッチ19を介して接続又は遮断の何れかに切替え可能な状態で連結されている。
ここで、クラッチ19の入力側に存在するステアリングホイール11、及びステアリングシャフト12は、運転者のステアリング操作によってステアリングシャフト12が回転する操舵入力機構StINである。また、クラッチ19の出力側に存在するナックルアーム14、タイロッド15、ラック軸16、ピニヨンギヤ17、及び第1ピニヨンシャフト18は、第1ピニヨンシャフト18の回転によって車輪13L及び13Rが転舵される転舵出力機構StOUTである。
したがって、クラッチ19を接続(締結)した状態では、ステアリングホイール11を回転させると、ステアリングシャフト12、クラッチ19、及び第1ピニヨンシャフト18が回転する。第1ピニヨンシャフト18の回転運動は、ラック軸16及びピニヨンギヤ17によってタイロッド15の進退運動に変換され、ナックルアーム14を介して車輪13L及び13Rが転舵される。
クラッチ19は、無励磁締結形の電磁クラッチからなる。すなわち、電磁コイルが無励磁のときに、例えばカムローラ機構により、入力軸のカム面と出力軸の外輪との間にローラが噛み合い、入力軸と出力軸とが締結される。一方、電磁コイルを励磁するときに、アーマチュアの吸引により、入力軸のカム面と出力軸の外輪との間でローラの噛み合いが解除され、入力軸と出力軸とが遮断される。
ラック軸16は、車体左右方向(車幅方向)に延在し、その一方側(ここでは車体右側)にラックギヤ(歯)31を形成してあり、このラックギヤ31にピニヨンギヤ17を噛合させている。ラックギヤ31とピニヨンギヤ17との噛合状態はリテーナ機構によって調整される。
第1ピニヨンシャフト18は、クラッチ側の入力軸と、ピニヨンギヤ側の出力軸とからなり、その出力軸には、例えばウォームギヤ32を介して第1転舵モータM1を連結してある。第1転舵モータM1には、モータ回転角を検出するレゾルバ33を設けてある。
ウォームギヤ32は、第1ピニヨンシャフト18に連結されたウォームホイールと、第1転舵モータM1に連結されたウォームとからなり、ウォーム軸をウォームホイール軸に対して斜交させている。これは第1ピニヨンシャフト18に対する軸直角方向のモジュールを小さくするためである。
ウォームギヤ32は、ウォームの回転によってウォームホイールが回転し、またウォームホイールの回転によってもウォームが回転するように、つまり逆駆動が可能となるように、ウォームのねじれ角を安息角(摩擦角)よりも大きくしてある。
第1ピニヨンシャフト18における入力軸と出力軸との間には、トルクセンサ34を設けている。
上記のピニヨンギヤ17、第1ピニヨンシャフト18の出力軸、ウォームギヤ32、第1転舵モータM1、レゾルバ33、及びトルクセンサ34は、第1転舵アクチュエータA1を形成する。第1転舵アクチュエータA1は、一体化した複合部品(アッセンブリ)であってよい。
第1転舵アクチュエータA1によれば、クラッチ19を遮断している状態で、第1転舵モータM1を駆動すると、ウォームギヤ32を介して第1ピニヨンシャフト18が回転するので、第1転舵モータM1の回転角に応じて車輪13L及び13Rの転舵角が変化する。したがって、クラッチ19を遮断しているときに、運転者のステアリング操作に応じて第1転舵モータM1を駆動制御することにより、ステアリングバイワイヤ機能として所望のステアリングコントロール特性が実現される。
さらに、クラッチ19を接続している状態で、第1転舵モータM1を駆動すると、ウォームギヤ32を介して第1ピニヨンシャフト18にモータトルクが伝達される。したがって、クラッチ19を接続しているときに、運転者のステアリング操作に応じて第1転舵モータM1を駆動制御することにより、運転者の操作負担を軽減する所望のアシスト特性が実現される。
ラック軸16の他方側(ここでは車体左側)には、ピニヨンギヤ35を介して第2ピニヨンシャフト36が連結されている。すなわち、ラック軸16の他方側(ここでは車体左側)にラックギヤ(歯)37を形成してあり、このラックギヤ37にピニヨンギヤ35を噛合させている。ラックギヤ37とピニヨンギヤ35との噛合状態はリテーナ機構によって調整される。
第2ピニヨンシャフト36には、例えばウォームギヤ38を介して第2転舵モータM2を連結してある。第2転舵モータM2は、第1転舵モータM1と同一型のモータである。第2転舵モータM2には、モータ回転角を検出するレゾルバ39を設けてある。
ウォームギヤ38は、第2ピニヨンシャフト36に連結されたウォームホイールと、第2転舵モータM2に連結されたウォームとからなり、ウォーム軸をウォームホイール軸に対して斜交させている。これは第2ピニヨンシャフト36に対する軸直角方向のモジュールを小さくするためである。
ウォームギヤ38は、ウォームの回転によってウォームホイールが回転し、またウォームホイールの回転によってもウォームが回転するように、つまり逆駆動が可能となるように、ウォームのねじれ角を安息角(摩擦角)よりも大きくしてある。
上記のピニヨンギヤ35、第2ピニヨンシャフト36の出力軸、ウォームギヤ38、第2転舵モータM2、及びレゾルバ39は、第2転舵アクチュエータA2を形成する。第2転舵アクチュエータA2は、一体化した複合部品(アッセンブリ)であってよい。
第2転舵アクチュエータA2によれば、クラッチ19を遮断している状態で、第2転舵モータM2を駆動すると、ウォームギヤ32を介して第2ピニヨンシャフト36が回転するので、第2転舵モータM2の回転角に応じて車輪13L及び13Rの転舵角が変化する。したがって、クラッチ19を遮断しているときに、運転者のステアリング操作に応じて第2転舵モータM2を駆動制御することにより、ステアリングバイワイヤ機能として所望のステアリングコントロール特性が実現される。
ステアリングシャフト12には、反力モータ51を連結してある。反力モータ51は、ステアリングシャフト12と共に回転するロータと、このロータに対向してハウジングに固定されるステータと、を備える。ロータは、周方向に等間隔に並べたマグネットを、例えばインサートモールドによってロータコアに固定して形成してある。ステータは、コイルを巻装した鉄心を周方向に等間隔に並べ、ハウジングに対して例えば焼き嵌めによって固定して形成してある。反力モータ51には、モータ回転角を検出するレゾルバ52を設けてある。
ステアリングシャフト12には、操舵角センサ53を設けてある。
反力モータ51によれば、クラッチ19を遮断している状態で、反力モータ51を駆動すると、ステアリングシャフト12にモータトルクが伝達される。したがって、クラッチ19を遮断してステアリングバイワイヤを実行しているときに、路面から受ける反力に応じて反力モータ51を駆動制御することにより、運転者のステアリング操作に対して操作反力を付与する所望の反力特性が実現される。
次に、制御系統の構成について説明する。
本実施形態では、第1転舵コントローラ(転舵ECU1)71と、第2転舵コントローラ(転舵ECU2)72と、反力コントローラ(反力ECU)73と、を備える。各コントローラは、例えばマイクロコンピュータからなる。
第1転舵コントローラ71と、第2転舵コントローラ72と、反力コントローラ73は、通信線74によって相互通信可能に接続されている。すなわち、例えばCSMA/CA方式の多重通信(CAN:Controller Area Network)やフレックスレイ(Flex Ray)等の車載通信ネットワーク(車載LAN)規格を用いた通信路を構築してある。
また、各コントローラは、通信線75によってクラッチ19に接続されている。この通信線75は、クラッチ19を接続又は遮断の何れかに切替え可能なクラッチ制御信号を出力する通信路である。
クラッチ制御信号は、クラッチ19を遮断するための信号であり、各コントローラがクラッチ制御信号を出力しているときに、クラッチ19が遮断され、何れかのコントローラがクラッチ制御信号の出力を停止すると、クラッチ19が接続される。
第1転舵コントローラ71は、レゾルバ33、トルクセンサ34、及び操舵角センサ53からの信号を入力し、駆動回路を介して第1転舵モータM1を駆動制御する。第2転舵コントローラ72は、レゾルバ39、及び操舵角センサ53からの信号を入力し、駆動回路を介して第2転舵モータM2を駆動制御する。反力コントローラ73は、レゾルバ52、及び操舵角センサ53からの信号を入力し、駆動回路を介して反力モータ51を駆動制御する。
レゾルバ33及び39、第1及び第2転舵アクチュエータA1及びA2、第1及び第2転舵コントローラ71及び72、並びに反力コントローラ73は、操舵制御装置を形成する。
他の構成例では、第1転舵コントローラ71、第2転舵コントローラ72及び反力コントローラ73は、同じ演算処理を実行する冗長システムを構成してもよい。
例えば、第1転舵コントローラ71、第2転舵コントローラ72及び反力コントローラ73は、レゾルバ33、39、52、トルクセンサ34、操舵角センサ53からの信号を通信線74で共有し、全てのコントローラ71~73の各々が、第1転舵モータM1、第2転舵モータM2及び反力モータ51の駆動制御に必要な演算処理を行ってよい。
第1転舵コントローラ71、第2転舵コントローラ72及び反力コントローラ73は、各々の演算結果を照合することにより相互に健全性を判断し、正常なコントローラのいずれか1つのコントローラの演算結果により、第1転舵モータM1、第2転舵モータM2及び反力モータ51を制御してよい。
なお、第1転舵コントローラ71、第2転舵コントローラ72及び反力コントローラ73を単一のコントローラとして構成してもよい。
レゾルバ33は、第1転舵モータM1のモータ回転角θm1を検出する。このレゾルバ33は、ステータコイルに励磁信号が入力されるときに、ロータの回転角に応じた検出信号をロータコイルから出力する。第1転舵コントローラ71は、信号処理回路により、励磁信号をステータコイルに出力すると共に、ロータコイルから入力される検出信号の振幅変調に基づいて第1転舵モータM1のモータ回転角θm1を判断する。なお、第1転舵コントローラ71は、右旋回を正の値として処理し、左旋回を負の値として処理する。
同様に、第2転舵モータM2のモータ回転角θm2については、レゾルバ39を介して第2転舵コントローラ72で検出し、反力モータ51のモータ回転角θrについては、レゾルバ52を介して反力コントローラ73で検出する。
トルクセンサ34は、第1ピニヨンシャフト18に入力されるトルクTsを検出する。このトルクセンサ34は、第1ピニヨンシャフト18の入力側と出力側との間に介在させたトーションバーの捩れ角を、例えばホール素子で検出し、多極磁石とヨークとの相対角度変位によって生じる磁束密度の変化を電気信号に変換して第1転舵コントローラ71に出力する。第1転舵コントローラ71は、入力された電気信号からトルクTsを判断する。なお、第1転舵コントローラ71は、運転者の右操舵を正の値として処理し、左操舵を負の値として処理する。
操舵角センサ53は、例えばロータリエンコーダからなり、ステアリングシャフト12の操舵角θs(実操舵角)を検出する。この操舵角センサ53は、ステアリングシャフト12と共に円板状のスケールが回転するときに、スケールのスリットを透過する光を二つのフォトトランジスタで検出し、ステアリングシャフト12の回転に伴うパルス信号を各コントローラに出力する。各コントローラは、入力されたパルス信号からステアリングシャフト12の操舵角θsを判断する。なお、各コントローラは、右旋回を正の値として処理し、左旋回を負の値として処理する。
以下、2つの転舵アクチュエータA1及びA2でステアリングバイワイヤ制御を実行する場合の各コントローラの機能について説明する。
この場合、クラッチ制御信号を出力してクラッチ19を遮断した状態で、第1転舵コントローラ71で第1転舵モータM1を駆動制御すると共に、第2転舵コントローラ72で第2転舵モータM2を駆動制御し、転舵角制御を実行する。すなわち、第1転舵モータM1及び第2転舵モータM2が協働し、必要とされる転舵力を分担して出力する。一方、反力コントローラ73で反力モータ51を駆動制御し、反力制御を実行する。これにより、ステアリングバイワイヤ機能として、所望のステアリング特性を実現し、且つ良好な操作フィーリングを実現する。
第1転舵コントローラ71及び第2転舵コントローラ72は、操舵角θsに対する車輪13L及び13Rの目標転舵角θtを設定すると共に、車輪13L及び13Rの実転舵角θwを推定する。そして、モータ回転角θm1及びθm2を入力し、目標転舵角θtに実転舵角θwが一致するように、例えばロバストモデルマッチング手法などを用いて第1転舵モータM1及び第2転舵モータM2を駆動制御する。
目標転舵角θtの設定は、例えば操舵角θsに対する目標転舵角θtの関係を予めマップとして記憶しておき、操舵角センサ53で検出された操舵角θsと記憶したマップを参照して目標転舵角θtを設定することができる。なお、操舵角θsに対する目標転舵角θtの関係を予め数式として記憶しておき、操舵角センサ53で検出された操舵角θsを予め数式に代入して目標転舵角θtを算出し、設定しても良い。また、操舵角θsに対する目標転舵角θtの関係は車速Vに応じて変更する。すなわち、据え切り時や低速走行時には、運転者の操作負担を軽減するために、小さな操舵角θsで大きな実転舵角θwが得られるように操舵角θsに対する目標転舵角θtの関係を変更する。また、高速走行時には、過敏な車両挙動を抑制し、走行安定性を確保するために、操舵角θsの変化に対する実転舵角θwの変化が抑制されるように目標転舵角θtを設定する。
実転舵角θwの推定は、操舵角θs、モータ回転角θm1、モータ回転角θm2等に基づいて行う。なお、ラック軸16の中立位置(直進状態での位置)からの移動量を検出するセンサを備え、センサで検出したラック軸16の中立位置からの移動量に基づいて実転舵角θwを推定しても良い。実転舵角θwの推定方法は適宜公知の手法に変更可能である。
反力コントローラ73は、ステアリング操作時に路面から受ける反力に相当する目標反力トルクTr*を設定し、この目標反力トルクTr*に反力モータ51のトルクが一致するように、反力モータ51を駆動制御する。
目標反力トルクTr*の設定は、例えば操舵角θs、第1転舵モータM1に流れる電流Im1、第2転舵モータM2に流れる電流Im2等に基づいて行う。あるいは操向輪にタイヤ横力を検出する横力センサを備え、操舵角θsと横力センサで検出したタイヤ横力に基づいて目標反力トルクTr*を設定しても良い。
図2は、第1及び第2転舵コントローラ71及び72の操舵制御機能を示すブロック図である。第1及び第2転舵コントローラ71及び72は、互いに同様の構成を備えており、目標転舵角算出部80と、フィードバック(FB)制御部81と、外乱オブザーバ82と、駆動回路83と、異常検出部84と、遮断器85と、積分値低減部86を備える。
目標転舵角算出部80は、操舵角θsと車速Vに応じて目標転舵角θtを算出する。
フィードバック制御部81は、実転舵角θwを目標転舵角θtに一致させるモータ電流指令値(すなわち実転舵角θwと目標転舵角θtとの角度偏差(θt-θw)を減少させるモータ電流指令値)を算出する。
例えば、第1転舵モータM1のモータ電流指令値は、第1転舵コントローラ71のフィードバック制御部81が算出し、第2転舵モータM2のモータ電流指令値は、第2転舵コントローラ72のフィードバック制御部81が算出する。
また、第1及び第2転舵コントローラ71及び72で冗長システムを構成する場合には、第1及び第2転舵コントローラ71及び72の各々で第1及び第2転舵モータM1及びM2のモータ電流指令値を算出してもよい。
例えばフィードバック制御部81は、ロバストモデルマッチング手法などを用いて、角度偏差(θt-θw)に所定のゲイン(係数)を乗じた比例値(比例成分)を含んだモータ電流指令値を算出する。
外乱オブザーバ82は、減算器90及び94と、ローパスフィルタ91及び92と、フィルタ93とを備えており、フィードバック制御部81によるフィードバック制御に加わる外乱を除去する。
フィードバック制御部81により算出されたモータ電流指令値は、減算器90を経た後にローパスフィルタ91に入力され、高周波成分が除去されて減算器94に入力される。
実転舵角θwは、ローパスフィルタ92により高周波成分が除去されてフィルタ93に入力される。フィルタ93は、転舵モータと転舵出力機構StOUTの伝達関数G(s)の逆関数G-1(s)を有するフィルタである。減算器94がフィルタ93の出力からモータ電流指令値を減じることで外乱の推定値が得られる。減算器90は、フィードバック制御部81により算出されたモータ電流指令値から外乱の推定値を減じることで、外乱の影響を除去する。
ここで、外乱オブザーバ82の減算器90→ローパスフィルタ91→減算器94→減算器90のループでは、フィードバック制御部81の出力であるモータ電流指令値を減算器94にてフィルタ93の出力から減じ、この差分(フィルタ93出力-モータ電流指令値)を減算器90にてモータ電流指令値から減じている。すなわち差分(モータ電流指令値-フィルタ93出力)を加えている。このため、外乱オブザーバ82のループではモータ電流指令値が積分されることになる。
上記の通り、モータ電流指令値は実転舵角θwと目標転舵角θtとの角度偏差(θt-θw)を含んでいる。このため、外乱オブザーバ82のループでは、角度偏差(θt-θw)の積分成分が算出されて、減算器90から出力される。
減算器90の出力は駆動回路83に入力され、駆動回路83は、外乱が予め除かれたモータ電流指令値に基づいて転舵モータを駆動するモータ電流を出力する。第1転舵モータM1のモータ電流は第1転舵コントローラ71の駆動回路83が出力し、第2転舵モータM2のモータ電流は第2転舵コントローラ72の駆動回路83を出力する。
異常検出部84は、第1及び第2転舵アクチュエータA1及びA2の各々に発生した異常を検出する。
例えば、第1転舵コントローラ71の異常検出部84は、第1転舵モータM1に流れるモータ電流の異常やレゾルバ33の自己診断信号に基づいて、第1転舵アクチュエータA1に発生した異常を検出する。また、第2転舵コントローラ72の異常検出部84は、第2転舵モータM2に流れるモータ電流の異常やレゾルバ39の自己診断信号に基づいて、第2転舵アクチュエータA2に発生した異常を検出する。
第1転舵コントローラ71の異常検出部84は、第2転舵コントローラ72による第2転舵アクチュエータA2の異常の検出結果を通信線74経由で受信し、第2転舵コントローラ72の異常検出部84は、第1転舵コントローラ71による第1転舵アクチュエータA1の異常の検出結果を通信線74経由で受信する。
第1転舵コントローラ71の異常検出部84は、第2転舵モータM2に流れるモータ電流の検出値やレゾルバ39の自己診断信号を第2転舵コントローラ72から通信線74を経由して受信して第2転舵アクチュエータA2に発生した異常を検出してもよい。
第2転舵コントローラ72の異常検出部84は、第1転舵モータM1に流れるモータ電流の検出値やレゾルバ33の自己診断信号を第1転舵コントローラ71から通信線74を経由して受信して第1転舵アクチュエータA1に発生した異常を検出してもよい。
第1転舵コントローラ71の異常検出部84は、第1転舵アクチュエータA1の異常を検出した場合に、駆動回路83から第1転舵モータM1へのモータ電流の出力を遮断器85によって遮断し、第1転舵アクチュエータA1の駆動を停止する。
第2転舵コントローラ72の異常検出部84は、第2転舵アクチュエータA2の異常を検出した場合に、駆動回路83から第2転舵モータM2へのモータ電流の出力を遮断器85によって遮断し、第2転舵アクチュエータA2の駆動を停止する。
このようにして、第1及び第2転舵アクチュエータA1及びA2のいずれかの転舵アクチュエータで異常が発生した場合には、異常な転舵アクチュエータの駆動を停止して、正常な転舵アクチュエータのみで転舵する。
しかしながら、いずれかの転舵アクチュエータで異常が発生してから、異常な転舵アクチュエータの駆動を停止するまでには時間差があるため、異常な転舵アクチュエータの駆動を停止した後の転舵角が振動的になることがある。その理由は以下のとおりである。
異常な転舵アクチュエータが正常な転舵アクチュエータと異なる動作をすると、正常な転舵アクチュエータの負荷となる。
このため、異常な転舵アクチュエータの駆動を停止するまで、実転舵角θwが目標転舵角θtに追従できずに、外乱オブザーバ82による角度偏差(θt-θw)の積分成分が蓄積する。
この結果、正常な転舵アクチュエータの出力トルクが増大するので、その後に異常な転舵アクチュエータの駆動を停止すると実転舵角θwのオーバシュートが発生する。
図3を参照して実転舵角θwのオーバシュートが発生する様子を説明する。細い実線はフィードバック制御部81の出力を示し、太い実線がローパスフィルタ91の出力を示し、破線が正常な転舵アクチュエータのモータ電流を示し、一点鎖線がモータ回転角をピニオン角に換算したピニオン角換算値を示す。図4においても同様である。
時刻t0で、いずれかの転舵アクチュエータで異常が発生すると、異常な転舵アクチュエータの出力トルクによりピニオン角換算値が負方向に変動する。これにより、角度偏差(θt-θw)が増加するため、フィードバック制御部81の出力が増加する。また、ローパスフィルタ91の出力には、角度偏差(θt-θw)の積分成分が蓄積される。この結果、正常な転舵アクチュエータのモータ電流が増加する。
時刻t1において異常な転舵アクチュエータの駆動を停止すると、異常な転舵アクチュエータによる負荷が無くなり、ラックギヤのバックラッシュによってピニオン角換算値が急変する。この急変によってフィードバック制御部81の出力は、時刻t1からt2の間で負方向に大きく振れ、その後は、角度偏差(θt-θw)の減少に伴い小さくなる。
しかしながら、外乱オブザーバ82のローパスフィルタ91には角度偏差(θt-θw)の積分成分が蓄積されているため、正常な転舵アクチュエータのモータ電流が過大になり、ピニオン角換算値すなわち実転舵角θwのオーバシュートが発生する。
そこで、図2の積分値低減部86は、正常な転舵アクチュエータのモータ電流指令値を算出する際に、転舵アクチュエータの異常の検出時点で外乱オブザーバ82に蓄積されている角度偏差(θt-θw)の積分成分を予め定めた所定値以下に制限する。積分値低減部86により制限された積分成分を「制限後積分成分」と表記することがある。例えば、積分値制限部86は積分成分をゼロに制限する(すなわち制限後積分成分をゼロに設定する)。
例えば積分値低減部86は、ローパスフィルタ91の出力を制限することにより、外乱オブザーバ82に蓄積されている角度偏差(θt-θw)の積分成分を制限する。例えば積分値低減部86は、ローパスフィルタ91の出力をゼロにリセットする。すなわち積分値低減部86は、ローパスフィルタ91の出力を予め定めた所定値であるゼロに制限する。
積分成分が制限された後、外乱オブザーバ82では、異常検出後の角度偏差(θt-θw)が積分されて制限後積分成分に加えられる。異常検出後の積分成分が制限後積分成分に加えられた積分成分を「補正積分成分」と表記する。
減算器90からは、補正積分成分を含んだモータ電流指令値が駆動回路83に出力され、このモータ電流指令値に基づいて正常な転舵アクチュエータが駆動される。
図4を参照して角度偏差(θt-θw)の積分成分をゼロにリセットした場合の、転舵角の挙動を説明する。
図3と同様に、時刻t0で、いずれかの転舵アクチュエータで異常が発生し、時刻t1において異常な転舵アクチュエータの駆動を停止する。このとき、ローパスフィルタ91の出力をゼロにする。
これにより、正常な転舵アクチュエータのモータ電流が過大になることが防止され、実転舵角θwのオーバシュートがなくなり、挙動が小さくなる。なお、上記においては第1及び第2転舵アクチュエータA1及びA2のいずれかの転舵アクチュエータで異常が発生した場合に、ローパスフィルタ91の出力を予め定めた所定値であるゼロに制限する例を示したが、予め定めた所定値はゼロに限定されない。例えば第1及び第2転舵アクチュエータA1及びA2のいずれかの転舵アクチュエータで異常が発生して異常な転舵アクチュエータの駆動を停止した場合に、正常な転舵アクチュエータのモータ電流が過大になることを防止できる程度に充分小さな正の値を予め実験等によって求めて設定しておき、ローパスフィルタ91の出力を予め設定した値に制限しても良い。本実施形態においては以下、第1及び第2転舵アクチュエータA1及びA2のいずれかの転舵アクチュエータで異常が発生した場合に、ローパスフィルタ91の出力をゼロに制限するものとして説明する。
なお、上記説明では、2つの転舵アクチュエータA1及びA2でステアリングバイワイヤ制御を実行している際に、いずれかの転舵アクチュエータに異常が発生し、残りの正常な転舵アクチュエータでステアリングバイワイヤ制御を実行する場合について説明したが、本発明は、操舵装置が電動パワーステアリング装置として動作する場合にも適用可能である。
例えば、2つの転舵アクチュエータA1及びA2でステアリングバイワイヤ制御を実行している際に、第2転舵アクチュエータA2に異常が発生し、正常な第1転舵アクチュエータA1で電動パワーステアリング制御を実行する場合にも適用可能である。
また、2つの転舵アクチュエータA1及びA2で電動パワーステアリング制御を実行している際に、いずれかの転舵アクチュエータに異常が発生し、残りの正常な転舵アクチュエータでステアリングバイワイヤ制御を実行する場合にも適用可能である。
また、2つの転舵アクチュエータA1及びA2で電動パワーステアリング制御を実行している際に、第2転舵アクチュエータA2に異常が発生し、正常な第1転舵アクチュエータA1で電動パワーステアリング制御を実行する場合にも適用可能である。
(動作)
次に図5を参照して、実施形態の操舵制御方法の一例を説明する。
ステップS1においてレゾルバ33、39、第1及び第2転舵コントローラ71及び72は、実転舵角θwを検出する。
ステップS2において第1及び第2転舵コントローラ71及び72は、目標転舵角θtを算出する。
ステップS3においてフィードバック制御部81及び外乱オブザーバ82は、第1及び第2転舵アクチュエータA1及びA2のモータ電流指令値を算出する。
ステップS4において異常検出部84は、第1及び第2転舵アクチュエータA1及びA2のいずれかに異常が発生したか否かを判定する。異常が発生した場合(ステップS4:Y)に処理はステップS6に進む。異常が発生しない場合(ステップS4:N)に処理はステップS5に進む。
ステップS5において駆動回路83は、ステップS3で算出したモータ電流指令値で第1及び第2転舵アクチュエータA1及びA2を駆動する。その後に処理は終了する。
ステップS6において異常検出部84は、異常が発生した転舵アクチュエータの駆動を停止する。
ステップS7において積分値低減部86は、外乱オブザーバ82のローパスフィルタ91の出力を低減することにより、モータ電流指令値に含まれる角度偏差(θt-θw)の積分成分を0に制限(予め定めた所定値以下に制限)する。
ステップS8において駆動回路83は、ステップS7で算出したモータ電流指令値で正常な転舵アクチュエータを駆動する。その後に処理は終了する。
(実施形態の効果)
(1)レゾルバ33、39、第1及び第2転舵コントローラ71及び72は、車両の操向輪13L及び13Rの実転舵角θwを検出する。第1及び第2転舵コントローラ71及び72は、操向輪13L及び13Rの目標転舵角θtを算出する。外乱オブザーバ82は、実転舵角θwと目標転舵角θtとの角度偏差(θt-θw)の積分成分を算出する。操向輪13L及び13Rを転舵する第1及び第2転舵アクチュエータA1及びA2は、積分成分に応じて、角度偏差(θt-θw)が減少するように駆動される。
異常検出部84は、第1及び第2転舵アクチュエータA1及びA2の各々の異常を検出する。第1及び第2転舵アクチュエータA1及びA2のうちいずれかの転舵アクチュエータの異常が検出された場合には、異常検出部84は、異常が検出された転舵アクチュエータの駆動を停止する。
積分値低減部86は、正常な転舵アクチュエータのモータ電流指令値の算出において、異常の検出時点における積分成分を予め定めた所定値以下に制限し、制限した積分成分に対して検出時点後から角度偏差(θt-θw)を積分して加えた補正積分成分に基づいて、正常な転舵アクチュエータを駆動する。
これにより、異常な転舵アクチュエータの駆動を停止するまでに蓄積した角度偏差(θt-θw)の積分成分によって正常な転舵アクチュエータのモータ電流が過大になることが防止される。この結果、実転舵角θwのオーバシュートがなくなり、実転舵角θwが振動的になるのを抑制できる。
(2)いずれかの転舵アクチュエータの異常が検出された場合に、積分値低減部86は、異常の検出時点における積分成分をゼロに設定(制限)する。これにより、蓄積した角度偏差(θt-θw)の積分成分を最小にできる。このため、実転舵角θwのオーバシュートを最小にできる。
(3)フィードバック制御部81は、角度偏差(θt-θw)に係数を乗算した比例値を算出する。フィードバック制御部81及び外乱オブザーバ82は、角度偏差(θt-θw)が減少するように積分成分と比例値とに応じて第1及び第2転舵アクチュエータA1及びA2を駆動する。第1及び第2転舵アクチュエータA1及びA2のうちいずれかの転舵アクチュエータの異常が検出された場合に、異常の検出時点における比例値及び積分成分のうち積分成分を予め定めた所定値以下に制限する。
これにより、異常な転舵アクチュエータの駆動を停止した後の角度偏差(θt-θw)に基づいて実操舵角θsが目標転舵角θtに一致するように制御する際に、異常な転舵アクチュエータの駆動を停止する前に蓄積した角度偏差(θt-θw)の積分成分の影響を抑制することができる。
11…ステアリングホイール,12…ステアリングシャフト,13L,13R…車輪(操向輪),14…ナックルアーム,15…タイロッド,16…ラック軸,17…ピニヨンギヤ,18…第1ピニヨンシャフト,19…クラッチ,31…ラックギヤ,32…ウォームギヤ,33…レゾルバ,34…トルクセンサ,35…ピニヨンギヤ,36…第2ピニヨンシャフト,37…ラックギヤ,38…ウォームギヤ,39…レゾルバ,51…反力モータ,52…レゾルバ,53…操舵角センサ,71…第1転舵コントローラ,72…第2転舵コントローラ,73…反力コントローラ,74,75…通信線,80…目標転舵角算出部,81…フィードバック制御部,82…外乱オブザーバ,83…駆動回路,84…異常検出部,85…遮断器,86…積分値低減部,90…減算器,91,92…ローパスフィルタ,93…フィルタ,94…減算器,A1…第1転舵アクチュエータ,A2…第2転舵アクチュエータ,M1…第1転舵モータ,M2…第2転舵モータ,StIN…操舵入力機構,StOUT…転舵出力機構

Claims (6)

  1. 車両の操向輪の実転舵角を検出し、
    前記操向輪の目標転舵角を算出し、
    前記実転舵角と前記目標転舵角との角度偏差の積分成分を算出し、
    前記角度偏差が減少するように前記積分成分に応じて前記操向輪を転舵する複数の転舵アクチュエータを駆動し、
    前記複数の転舵アクチュエータの各々の異常を検出し、
    前記複数の転舵アクチュエータのうちいずれかの転舵アクチュエータの異常が検出された場合には、前記いずれかの転舵アクチュエータの駆動を停止し、前記異常の検出時点における前記積分成分を予め定めた所定値以下に制限し、前記制限した積分成分に対して前記検出時点後からの前記角度偏差の積分成分を加えた補正積分成分に基づいて、前記複数の転舵アクチュエータのうち正常な転舵アクチュエータを駆動する、
    ことを特徴とする操舵制御方法。
  2. 前記いずれかの転舵アクチュエータの異常が検出された場合に、前記異常の検出時点における前記積分成分をゼロに設定することを特徴とする請求項1に記載の操舵制御方法。
  3. 前記角度偏差に係数を乗算した比例成分を算出し、
    前記角度偏差が減少するように前記積分成分と前記比例成分とに応じて前記複数の転舵アクチュエータを駆動し、
    前記いずれかの転舵アクチュエータの異常が検出された場合に、前記異常の検出時点における前記比例成分及び前記積分成分のうち前記積分成分を前記予め定めた所定値以下に制限する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の操舵制御方法。
  4. 車両の操向輪を転舵する複数の転舵アクチュエータと、
    車両の操向輪の実転舵角を検出する転舵角センサと、
    前記操向輪の目標転舵角を算出し、前記実転舵角と前記目標転舵角との角度偏差の積分成分を算出し、前記角度偏差が減少するように前記積分成分に応じて前記操向輪を転舵する前記複数の転舵アクチュエータを駆動する、少なくとも1つのコントローラと、
    を備え、
    前記少なくとも1つのコントローラは、
    前記複数の転舵アクチュエータの各々の異常を検出し、
    前記複数の転舵アクチュエータのうちいずれかの転舵アクチュエータの異常が検出された場合には、前記いずれかの転舵アクチュエータの駆動を停止し、前記異常の検出時点までに算出した前記積分成分を予め定めた所定値以下に制限し、前記制限した積分成分に対して前記検出時点後の前記角度偏差を積分成分を加えた補正積分成分に基づいて、前記複数の転舵アクチュエータのうち正常な転舵アクチュエータを駆動する、ことを特徴とする操舵制御装置。
  5. 前記少なくとも1つのコントローラは、
    前記いずれかの転舵アクチュエータの異常が検出された場合に、前記異常の検出時点における前記積分成分をゼロに設定することを特徴とする請求項4に記載の操舵制御装置。
  6. 前記少なくとも1つのコントローラは、
    前記角度偏差に係数を乗算した比例成分を算出し、
    前記角度偏差が減少するように前記積分成分と前記比例成分とに応じて前記複数の転舵アクチュエータを駆動し、
    前記いずれかの転舵アクチュエータの異常が検出された場合に、前記異常の検出時点における前記比例成分及び前記積分成分のうち前記積分成分を前記予め定めた所定値以下に制限する、
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の操舵制御装置。
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